ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

「Zoo Society 」から「Savanna Field」へのトランスフォーム!

2019-06-28 09:52:58 | コラム


私自身、長年サラリーマン(組織に雇用されて働くスタイル)をやってきて、定年満了後に社会で活動し始めてみると、様々な気づきと思いが沸き起こっています。

私の場合、定年を迎えるまでに3社に雇用していただき「サラリーマン」をしました。

最初は日本の銀行で20年、2社目は外資系証券会社で4年、最後がデジタルエンタテインメント会社で13年、通算37年の「サラリーマン」でした。
それぞれ会社風土は異なり、サラリーマン経験の中での大変さはありましたが、幸にも、経済的安定性や不慮の事態へのセーフティネットもあり、暮らしの安定感はありました。

例えて言うなら「Zoo Society 」という感覚です。Societyには様々な住人が暮らし仕事をしていますが、セーフティネットも無い外界や外敵からは守られており 安心安全な場所でした。

「雇用」を卒業して「自営」するステージとなると、経済的安定性は保障されない世界となります。
もちろん「年金」を受給できる年齢になると、ある程度の生活基盤の足しにはなりますが、「金融庁レポート」が示した事は現実となります。
一部の方々は「備える=貯蓄」を奨励し、投資術を身につけて「暮らしの安定性」を謳われていますが、私は、誰もが「生涯社会活動」に携われ、活動の対価を適正に受け取れるシステムや仕組みを構築してゆく努力も大切だと思っています。

でも、組織を離れた「社会活動」とは、純粋ボランティア活動で社会貢献してゆくものと、自身で工夫しながら経済活動(対価を頂く活動)を行なってゆくものがあります。

後者の場合、「Zoo Society 」で慣れ親しんできていると、いきなり「Savanna 」に出て野生の暮らしをする事は簡単ではありません。

私は今「Savanna Society 」での活動を始めています。
日々の活動を続けてゆかなければ、燃料の循環が途絶えてしまう大変さはありますが、日々、とてもわくわくしながら楽しんで「Savanna 」の景色と開放感を満喫しています。
ただ、私の場合「Savanna 」に適応してゆく身体と意識つくり、そしてネットワークつくりに約5年間の準備期間を設けました。
慣らしの1年目が終わり、いよいよ大自然のサファリツアーが始まります。

来週からロンドンです。旧友との再会を楽しみにしながら「Savanna Field 」での挑戦に胸が高まっている朝です。^_^

「食」で幸福未来を創造する「場」つくり!

2019-06-27 12:47:08 | コラム

私がデジタルエンタテインメント企業で仕事をしていた時に、お世話になった三井物産と米国アラマークとの合弁企業「エームサービス 」という食の文化創造企業があります。

ビジネス・ダイニング(社員食堂・キャンティーン)、ヘルスケア・キャンパス(病院食堂、介護施設食堂)スポーツ&エンタテインメント・パーク(ボールパークやイベントでの食)、そしてリフレッシュメント・フィールドでの「食」をプロデュースしている会社です。

私は、職場でのワークプレイスに「食場」をプロデュースした時に意識していたこと!

私にとっての『信念』があります。

「食」は生きる源!

「食」は健康の源!

「食」は価値創造活動のエネルギー源

「食」はわくわくの源!

そして

「食」こそ幸福の源!

職場に「食場」をプロデュースする意味は、「福利厚生」だけではありません。
また、価値を生まないコストでもありません。

そこで働かれている人たちの「心身の健康」を支え、「リフレッシュメント&リラックス」時空間は、集中仕事へのモード変換をサポートします。

そして「美味しい」は心の栄養にもなり、活気ある わいがや組織を作りだし、一人ひとりの「Happy Working 」意識が、ヒトの「価値創造力」を高めてゆくはず!

との信念です。

もちろん、投資と効果のバランスをとりながらプロデュースしてゆくことは当然のことです。少ない投資で最大の効果を発揮するプロデュース術が求められます。

私のわがままなリクエストと、無理難題を聞き入れてくれながら「職場」にわくわく「食場」を一緒に創り上げて運営してくれたのが「エームサービス」です。

「食」は豊かな「場」を演出してゆく大切な要素です。
「職場」は、働く場所だけではなく、暮らしの場所でもあります。
組織勤めの方々にとって、普通の勤務パターンであれば、職場で一度は食事をします。

その「食」がおざなりにされている現実にスポットを当て、「フードテイメント」「エンタテインメント・ダイニング」そして「美味しいのプロデュース」を今 HLD Labで取り組んでいます。

『職場』で『食場創り』!
「場」の力は企業価値を高めてゆくパワーがあります。

企業が利益を上げ発展してゆける「食場」のプロデュース。
総務プロのみなさん、この活動をご一緒しませんか。^_^

『和顔愛語』で『和顔施』の場つくり

2019-06-25 09:46:39 | コラム


「笑」は人の心を豊かにまた楽しくしてくれます。

「笑う門には福来る」、

「笑いは百薬の長」

日常の言葉からも「笑」の力は誰もが知っているつもりでいます。

でも仕事で「笑」は不謹慎?と思われことも。

勿論、会議中に「笑」えという訳ではありません。

「知の場」を攪拌させて、イノベーションが沸き起こるキッカケを創り出す触媒の一つがが「笑」です。

「笑顔」は、仲間との信頼(心頼)を醸し出します。

「笑声」は、淀んだ場の空気を浄化します。

抱腹絶倒の「大笑」は、ストレスを発散します。

そして、「心笑」はわくわく感の栄養素となります。

『和顔施』という生き方は「心の福」を感じられるようになります。

「和顔施」を意識した「場」つくり!
総務プロとしての心得の一つです。

ホスピタリティ&ワクワク組織のプロデュースを目指して!

2019-06-21 08:22:09 | コラム


組織経営にとって最も重要な要素とは!

私は、組織社会に関与する「従業員」が、価値創造活動たる「仕事」にワクワクして取り組める「環境」を整える事!と思っています。

日本社会では大半の組織が、社長・理事長等トップマネジメントを頂点としたヒエラルキー型の組織体系であり、社員・従業員は組織に雇われた「労働者」としての見られ方が一般的です。

労働者は、組織の意思や意向、つまりビジョンに沿った方針に基づき「雇用(働か)される」事を前提として、「働き方」を模索しているのが今の「働き方改革」と呼ばれる取組のように感じられます。

私は、「労働者」として働く人たち、特に知識労働者は、これからの時代 もっと自律的かつ自主的裁量を持ちながら、「雇用」という形態ではなく「パートナー」としての立場で組織側と「協働」する時代になると思っています。

プロフェッショナルとしての個々の「暗黙知」を、「形式知」化して組織社会の価値創造活動に貢献してゆくスタイル!

貢献の対価として報酬を受け取る関係は、組織と個が上下関係ではなく対等の関係に基づく価値創造活動といえるものです。

組織に頼らず個人が成長してゆく仕組みは、「場」つくりにあります。

「場」つくりとは、感動やワクワクを演出し、ホスピタリティマインドを持ってホラクラシー的集団(信頼の絆を相互にクロッシングさせたパートナーシップコミュニティ)や組織をプロデュースしてゆく活動です。

HLD Labの『ワクワク「場」つくりパートナーシップ』の輪が広がってきており嬉しい限りです。

今日も大阪,京都で活動します。

CVO (チーフバリューオフィサー)の役割 「経営総務」の在り方を想う!

2019-06-20 08:30:35 | コラム

株式会社組織の「機関設計」と「経営体制」をつくる場合、一般的には「経営企画部門」が代表取締役と取締役会の意向や方針を受けて「企画立案」します。

「機関設計」上の会社法云々の話はさておき、「経営体制」ついて私の思うところを綴ってみました。

組織は「経営側」と「従業員側」で成り立っています。経営の執行については「最高責任者CEO 」が(通常代表取締役社長(会長)が担います)価値創造活動として「事業」の責任者となります。

CEO の権限は大きい反面、責任の重みと孤独感は、その立場を経験した本人しか分からないものです。
私も、かつて小規模組織の「社長CEO」を務め、結果、経営責任を負う経験をしてみると、その重みは半端無いものでした。

大企業のCEOの多くは、組織の中で「優秀さ」と「人望」、そして「運」を味方に出世競争に勝ち残られたトップエリートであり、尊敬に値する方々です。

そうした方々でも「偉く」なり経営側に身を置かれるようになると、「現場の息づかい」や「社員の心の体温」、そして、様々な「想いの渦」の状況が見えにくくなってくるものです。

CEOは、事業の状況や、人事、財務、リスク管理、コンプライアンス..etc は担当役員から適時報告を受けて把握されている事になっています。

でも、価値創造の源である「人=社員等従業員」の事は「人事」というカテゴリーの範囲で、「統制」を目的とした情報や、コンプライアンス視点からの「複利厚生」の考慮が主体となり、「人」の「幸福」などは経営の範疇外!と考えているCEOも少なからずいる組織社会。

「全ては結果だ!」「数字至上経営」を標榜し、多くの企業戦士の努力してきた結果、今の日本があります。
反面、人間や社会の「心の歪み」が露呈し始め「働き方改革」なるスローガンを唱えられている社会となりました、

時代は「金銭資本主義」社会から、人を資本と考える「人本資本主義」社会に変わりつつあります。

働く人々の「想い」を汲みながら、社員の「幸福」をも経営指針の軸とする組織が登場し始めています。
大企業は、歴史を経て確固たる文化や風土が確立されており、いきなり「幸福経営」への舵取りは簡単ではありませんが、CEOはその「兆し」を仕掛けてゆく意識も大切だと思ぃす。

誰が仕掛けてゆくのか!

私が考える「CVO チーフバリューオフィサー」の職務は、価値創造の主体である「人」の価値を最大化してゆく「場」つくりオフィサーです。

CVOとは「経営総務」とも言えます。
今こそ、「現場の体温」を知り、ウェル・ビーング バランスに配慮した「場」つくりができる 総務プロが「経営」に必要とされている時代!と思う朝です。