ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

体系的「場」つくり理論シリーズ. その23 クリエイティブ・コミュニケーションを創造力に変換してゆく「場」つくり手法 -組織ナレッジと「記憶」の活用法-

2022-08-30 09:15:00 | 日記


「組織」とは、合目的的な「人間集団」です。多くの付加価値創造は人間の「頭脳」から生み出されてきます。

人が集まり、人が持つ知恵と力を合わせて価値を生み出してゆく過程と経験が「組織」に『記憶』と『価値創造力』を蓄積させてゆきます。
「組織」は過去の経験から学習しますが、学習のスピードには組織風土・文化や産業、業種、官民等で違いがあります。
「組織」も人と同様に、経験を蓄積するほど作業効率や生産性が高まる傾向はありまが、組織内で、部門横断的に活発な情報交換や共有がされる"風通し"の良否によるところが大です。

『組織の記憶力』とは、個々のナレッジワーカーの暗黙知たる「個知」を形式的たる「組織知」に変移させた上で、「組織知」の二次利用や共有化をシステマチックに実践する「場」を意味します。
『組織の記憶力』を飛躍的に伸ばすためには、組織のメンバーの「誰が何を知っているか」を知っておくという「トランザクティブ・メモリー」を活用することが重要です。

例えば、A社のX部門で開発した技術(ここではAIを使ったロボティクスとしましょう) は、X部門でその開発に直接関わった個人やチームは、当然のことながらその存在を知っていますが、他の部署、部門やプロジェクトチームには、わかりません。
専門的な情報の場合、直接その内容をA社内に詳細公開したとしても、理解出来る人やチームがなければ、意味がありませんが、要は「X部門は"ロボティクス技術"に関しての情報と技術を持つ部門で、その中で○○さんが最先端研究に携わっている」といったような"情報"を組織の中で「知れる仕組み」言い換えれば知の「場」を作る事が大切なのです。

「組織」を漫然と放置すると、意識知のサイロ化を助長し、記憶機能不全症候群に陥るリスクがあります。 
「組織活性化」とは、こうした状態にならないための「場」つくりともいえます。
「組織の中で誰が何を知っているか」を自然に日頃から意識できる組織、「トランザクティブメモリー」の場つくりは、クリエイティブ総務のミッションとして意識すべきです。

《参考》
トランザクティブ・メモリーに関する研究成果です
(1)ダニエル・ウェグナー教授がコンセプト化(1987年)

・組織の記憶力に重要なことは、組織全体が何を覚えているかではなく、組織のメンバーの「誰が何を知っているか」を知っておくことである。
「What」ではなく「Who knows what」である。

・組織の記憶力を飛躍的に伸ばすためには、「トランザクティブ・メモリー」を活用することが重要である。

・人は交流を深めれば「トランザクション・メモリー」を形成するが、強制的にゆがめれば組織全体の記憶効率が低下する可能性がある。

(2)ジョン・オースティン教授(2003年)

・「トランザクティブ・メモリー」は、グループのパフォーマンスにプラスの影響をもたらし、その中でも「専門性」と「正確性」が重要である。

・「トランザクティブ・メモリー」が効果的に働くためには、組織のメンバーそれぞれが専門性を高めていること、そして相手が「何を知っているか」を正しく把握していることが重要である。

体系的「場」つくり理論シリーズ その22「場」の気流を意識化する「占いの科学」

2022-08-29 09:47:00 | 日記


皆さまは「占い」を信じますか?

私は、今まであまり関心がなかったのですが、ある方との出会いにより、「占い」世界を勉強してみると「場」の演出要素の一つとして考慮してゆく大切なジャンルと思い始めています。

私の拙い「占い」の知識は、「易学」や「風水・開運」「九星気学」「四柱推命」「手相」などの言葉を聞いたことがある程度でしたが、科学信奉の時代以前に「人類の知恵」として生み出された『自然崇拝』と『宇宙の気』の流れを体系化した占星術などの占いの世界は奥深く興味のある領域と感じています。

私自身、改めて日頃の生活の中に意識を向けてみると、寒川神社で「八方除け」のお祓いをしてもらったり「おみくじ」を引いて「大吉」に喜び、「凶」にがっかり、更には、TV番組などで「今日の運勢」や「星座占い」に意識を向けている自分をあらためて発見します。
さまざまな本を読んでみると「これは何か面白い世界があるのでは!」との好奇心が沸き起こるものです。

元々、Beyond Science の世界や、Something Greatの宇宙観には関心があるのですが、「ビジネス」に於いては,こうした領域の話題は御法度とされる社会風潮もあり、私のHLD Labの「幸福社会創造活動」や「場」つくり活動では、「マインドフルネス」「瞑想」的な話はしていますが、その先の第7感的スピリチュアル世界には触れることは控えてきました。

人類史を紐解きながら勉強を続けてゆくうちに、「何か」はわかりませんが、自然・宇宙に生かされてきた人類の「人智を超えた何か」があっても不思議ではないかも!との「好奇的知識心」が掻き立てられてきました。

物理学者でノーベル物理学賞を受賞したロジャー・ペンローズやスティーヴン・ホーキング本を読んでみても、人類の叡智が生み出してきた『科学』を超える世界の存在や、量子力学や素粒子論のもっと先にある「波動理論」などへの示唆!
興味津々の世界が満載です。

社会「場」つくりを演出することは、宇宙視点での地球自然を意識し、そこで生かされてきた人類の叡智を尊重しながら、現代の科学に依拠し過ぎずに「謙虚心」を持って、物事の本質を問いかけてゆくこと!
と思います。

「占い」の世界を問いかけた理由でもあります^_^

SDGsとESG!

2022-08-28 18:19:00 | 日記
ESG を知ることにより、大企業のソーシャルインパクト投資機会を誘発することができるかもしれません!

資金調達に苦労しているソーシャルアクティビストの方々、ESG に注目です😃

上場企業の経営陣にとっては株価の上昇(企業価値向上)が至上命題です。
機関投資家の投資対象銘柄とならない企業には投資が回りません。
ESG のスコアリング要素とは何かを深く理解することがヒントとなります









知的エンタテイメントの時空間

2022-08-28 07:56:00 | 日記
日本文化研究の第一人者で「編集工学」の創始者松岡正剛氏が館長である『角川武蔵野ミュージアム』のライブラリーに身を置いてみると、不思議な時空に誘われます。

「場」の演出要素である「知のエンタテイメント」が盛りだくさん!

想像する。連想する。空想する。

感じる。楽しむ。考える。

まさにわくわく時空間です。
皆さんもこの空間に浸ってみてください😃

https://kadcul.com/museum/message









クリエイティブ総務!

2022-08-26 18:34:00 | 日記
JBPressのオンラインコラムで、私流「クリエイティブ総務」のお話をさせていただきました。
わくわく「場」つくりを進めてきた背景とその理由、そして未来社会を「幸福な世界」にトランスフォームさせてゆくクリエイティブな総務FMプロの役割をお伝えしています。

お時間あるときにご一読ください🙂