コーポレート視点で シェアハウスやコ・ハビテーション!
キーとなる共通コンセプトワードは「共同生活」と「相互信頼」、そして「面白さ」と「好奇心」
コ・ワーキングスペースや、各種コミュニティや組織における『コミュニティマネジャー&コンシェルジュ』にとって最も大切な視点は、その「場」に集う人たちの『心』の触れ合いと繋ぎ合せです。
仕事に関連する「情報」や「興味」、そしてコミュニケーションの誘発を仕掛けてゆく各種イベント企画や、コンシェルジュサポートは「コミュニティマネジャー」の必須科目です。
よくある問題として、こうしたコミュニティマネジャーのサービスが、「無関心利用者」や「気おくれするシャイな利用者」、さらには「所属組織への守秘義務に縛られた利用者」に対する、配慮と深慮が十分できていないのでは!と感じる事があります。
どうすれば良いのでしょうか。
利用者にとって心地よく「心理的安全性」を感じられる「想いの場」をプロデュースする事です。
組織に寄り添う、「理性場」つくりではなく、人(利用者)に寄り添う「感性場」つくりです。
コ・ワーキングスペースを利用される方々は、会社看板を背負いながら「仕事」のミッションを持っています。
「成果」を求められている方々にとっては、心にも鎧を着て「戦い」のモードになるものです。
それでは、敵味方の意識に縛られて「オープン・コミュニケーション」など出来る訳がありません。
コミュニティマネジャー&コンシェルジュの役割は、利用者同士が、敵味方では無く、「意識を通わせられる同居人」あるいは「人間繋がり」の関係性を築けるサポートを、「さりげなく」行う事です。
「シェアハウス型」「コ・ハビテーション型」のコ、ワーキングスペースのプロデュースのコンセプトです。
このコンセプトを社会実装している「共同独身寮」運営をしている「月島荘」*などの事例があります。
発想は同じところにあります。
http://www.tsukishima-sou.com/
「コ・ワーキング」とは、「コ・リビング&ワーキング」の視点が大切です。
次回は、具体的に「心を繋ぎ合せてゆくプログラム」についてお話ししたいと思います。
-続く-