ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

コミュニティマネジャーのスキルアップ講座 第3回 コミュニティの運営手法の秘訣 『シェアハウス方式』&『コ・ハビテーション』方式

2019-09-25 09:13:47 | コラム


コーポレート視点で シェアハウスやコ・ハビテーション!

キーとなる共通コンセプトワードは「共同生活」と「相互信頼」、そして「面白さ」と「好奇心」

コ・ワーキングスペースや、各種コミュニティや組織における『コミュニティマネジャー&コンシェルジュ』にとって最も大切な視点は、その「場」に集う人たちの『心』の触れ合いと繋ぎ合せです。

仕事に関連する「情報」や「興味」、そしてコミュニケーションの誘発を仕掛けてゆく各種イベント企画や、コンシェルジュサポートは「コミュニティマネジャー」の必須科目です。

よくある問題として、こうしたコミュニティマネジャーのサービスが、「無関心利用者」や「気おくれするシャイな利用者」、さらには「所属組織への守秘義務に縛られた利用者」に対する、配慮と深慮が十分できていないのでは!と感じる事があります。

どうすれば良いのでしょうか。

利用者にとって心地よく「心理的安全性」を感じられる「想いの場」をプロデュースする事です。
組織に寄り添う、「理性場」つくりではなく、人(利用者)に寄り添う「感性場」つくりです。

コ・ワーキングスペースを利用される方々は、会社看板を背負いながら「仕事」のミッションを持っています。
「成果」を求められている方々にとっては、心にも鎧を着て「戦い」のモードになるものです。
それでは、敵味方の意識に縛られて「オープン・コミュニケーション」など出来る訳がありません。

コミュニティマネジャー&コンシェルジュの役割は、利用者同士が、敵味方では無く、「意識を通わせられる同居人」あるいは「人間繋がり」の関係性を築けるサポートを、「さりげなく」行う事です。

「シェアハウス型」「コ・ハビテーション型」のコ、ワーキングスペースのプロデュースのコンセプトです。

このコンセプトを社会実装している「共同独身寮」運営をしている「月島荘」*などの事例があります。
発想は同じところにあります。

http://www.tsukishima-sou.com/

「コ・ワーキング」とは、「コ・リビング&ワーキング」の視点が大切です。

次回は、具体的に「心を繋ぎ合せてゆくプログラム」についてお話ししたいと思います。

-続く-

「アーバン・スマートワーク」のトライアル

2019-09-24 15:54:01 | コラム


三連休最終日は、アーバン・ワーケーションスタイルを試してみました。

プレゼン原稿作成や執筆活動、そしてこれからの社会活動の構想を考えながら、ゆったりと過ごす時間は、クリエイティブマインドへの栄養補給になりました。

いつもいつもは無理ですが、たまには、こういう非日常も悪くないないかも...







コミュニティマネジャーのスキルアップ講座 第1回 「共感」と「感動」を演出する幸福マネジメントの実践!

2019-09-20 06:49:02 | コラム


このシリーズでは、コミュニティマネジャーを目指す方々にとって必要な実践知識とノウハウをお話ししてゆきます。

まずは、コミュニティと組織の違いを整理しておきましょう。
コミュニティは、それぞれの想いや思惑を持って集まっている人間集団です。
組織とは、明確な目的と責任を持つ人間集団です。

組織はミッションを持ち、集団統制のガバナンスの枠組みがあります。そして、風土や文化を醸し出し、そこに帰属する人は「仲間」意識を持ちながら、合目的的な活動を行なってゆく「人間集団」と言えます。

一方、コミュニティは、組織のような枠もなく、ゆるい目的や想いを持つ人間の「集合体」的な「人間集団」です。

今、コ・ワーキングオフィスが流行りですが、そこに集う人たちの繋がりを演出する「ファシリテーター」役の『コミュニティマネジャー』のスキルの巧拙が「コワーキング・コミュニティ価値」を決定します。

斯かる重要ミッションを持つ「コミュニティマネジャー」は、「感動・共感の場つくり」の演出術を、身に付けておく事が大切です。

私たちは、喜びを感じられる仕事、面白い仕事、ワクワクする瞬間を楽しめる仕事ができると、達成感や満足感を感じるものです。

そして、働く人々の多くが充実感や満足感、更には達成感や幸福感を味わえる頻度を高め、働く人々同士が共感し、働ける喜びや誇りを感じられる時間・空間を創り出す事!
それが「感動・共感マネジメント」とも言える幸福「場」つくりのスタイル!と私は考えています。

「感動」とは、情動を揺り動かす心の現象であるとともに、期待や予測していたことを越えた何か!言い方をかえると、予想外価値を与えてもらった時に感じる「サービス価値」でもあります。

「えっ、うそー!こんな事して貰っていいの?」といったものです。
予想外価値は、当事者に対する能動的なサービスから生まれるものであり、この「感動」を与えられるサービスを提供するには、対象者の望みを知るだけではなく、対象者の「気持ち」を掴み取る事が必要です。

対話の中から望みを知り、さらに個性を観察しながら「心」を読む事で感動を与えられるサービスが提供できます。

感動体験をした人は、予想外サービスをしてくれる企業や組織に対しブランド価値を感じ「ここで働きたい」「もっと貢献したい」「○○さんの為に頑張りたい」....といった思いを持ってくれる可能性が高くなります。

そして、「共感」とは、他者と喜怒哀楽の感情を共有することです。
「共感」という感情は、通常、人間特有の本能であり、健常者であれば誰にでも備わっているものです。「共感」は人同士の絆を繋いでくれるものです。
共感性は友情を生み出し、人間の心の距離を近づけてくれます。

コミュニティの中で「共感」を演出し、「感動」を呼び起こす事により、メンバー間の心の絆が醸成されて、コミュニティが活気を持ち始め躍動するようなります。
コミュニティマネジャーが推進主体となり実践する事 が大切です。

このミッションを担う場合、コミュニティマネジャーは、人間社会やコミュニティ社会に対する「洞察力」と集団行動に対するエスノグラフィックリサーチ力とも言える「観察眼」を養っておく事が求められます。

言うまでも無い事ですが、コミュニティは、会社ではありません。謂わば、他人集団です。

人には他者を寄せ付けない「自己領域」がありますが、趣味や話題に話の合う集団、利害理念が一致する職業的な集団、恋人や夫婦あるいは本能的な欲望や快感といった自己領域を共有する事が出来る(と思い込める)他者に対しては、自己領域の境界が薄れ、心を通じ合わせたり信頼感が生まれてきます。

このように他者意識を緩和し「触媒」となり得る仕掛けの具体例として、イベント開催やシェアハウス型暮らし時間の演出を行うのが有効です。

コワーキングスペースで過ごす人たちが、「他人顔」ではない「人間顔」をお互いに「知る」機会を創出するのです。

お互いを知れば「情」が生まれます。

「情」を感じるようなれば、心の「絆」ができる素地が醸成されてきます。

そして、その「絆」を育てる栄養素が「共感」であり「感動」です。

「絆」が広がりを持つと他人同士の中に「連帯感」が生まれ、連帯感は「仲間意識」をつくりだします。
そして、「仲間意識」が結集する事で「コミュニティ価値」が高まってゆきます。

次回は、イベント開催の仕掛け方とシェアハウス型暮らし時間の演出術についてお話しします。

-続く–

人間の「怒り」をコントロールする「アンガーマネジメント」を学ぶ

2019-09-18 16:52:34 | コラム


最近、煽り運転で信じられないような映像がメディアから流れています。

先日の、高速道路での暴力ドライバー!
鬼の形相で襲ってくると姿は、恐怖そのもの。 新たな事件は、盗難車を乗り回し、チョットと気に障ったら煽りかさながらエアガンで攻撃!

この事件以外にも、煽り運転は後を絶ちません。

なぜこんな事になるのでしょうか。

車の運転は、その人の「本性」が現れると言われます。一見、穏やかな人がハンドルを握ると、チョットしたことで「オオカミ」になったりする事は多々あります。

報道されているのはほんの氷山の一角だと思われます。

今朝は、社会生活をしている中での「アンガーマネジメント」知識を共有したいと思います。

そもそも「怒り」とは!

そして、「怒り」のコントロールの仕方を認識しておく事が大切です。

参考になるサイトを共有します。
時間のあるときにご覧にください。


https://www.angermanagement.co.jp/


ポイントは、

・「怒り」は人間の自然な感情
・「怒り」を押し込めてしまうと「やる気」が低下することも!
・「怒り」はコントロールする意識が大切
・カッときたら6秒かけて深呼吸
・ストレスマネジメントと合わせて実践する事
...etc

BCPとLCP(Living Contingency plan)

2019-09-18 16:50:44 | コラム

台風25号による千葉県の被害は、日を追うごとに深刻さが露呈してきています。

農林水産業への被害総額は400億円を超えるとのこと!
千葉は首都圏への食供給の重要県!
手塩にかけて育ててきた野菜や養殖魚が壊滅的になってしまいました。
関係者の皆様の無念を察すると共にお見舞い申し上げます。

さて、今日は「暮らしの危機管理」について考えてみたいと思います。
総務仕事では馴染みのあるBCP!ならぬ、LCP(Living Contingency Plan)の在り方と、日頃の心掛けを綴ってみました。

リスク対策.comの中澤編集長は、「危機管理あれこれ 個人、企業、行政全てに共通する台風15号の課題 想定の甘さと被害状況の確認」として危機管理の甘さを指摘しています。

https://www.risktaisaku.com/articles/-/19908

危機管理のプロとして、もっともなご指摘をされているのですが、「危機管理への盤石の備え」はどれほど実現性のあるものか?
を総務経験者の立場から考えさせられてしまいます。

3.11の津波も想定外でした!

三重県の豪雨 1時間に120mmの雨も想定外でした!

そして、今回千葉県に、吹き荒れた風速57メートルの風も想定外でした!

結果、送電線の鉄塔が倒壊し、一か月以上も電気の無い生活を余儀なくされる事態となっています。

危機対応と想定の甘さ!はその通りでしょう。でも、想定レベルをどこまでにすればよかったのか!は後の祭り。
言っても元には戻りません。

仮に、風速60メートルに耐えられる鉄塔や電信柱に設置変えするとすれば、いかほどのお金と時間労力がかかるのでしょうか。

また、小池知事が言われている送電線の地下敷設をするのも同じ課題があるはず。

勿論、経験した自然災害の大きさに合わせ、対策を講じることは大切ですが、もっと基本的な備え、Living Contingency Plan (LCP)を日頃から意識しておくことが大切です。

でも、LCPといっても、どうすれば良いのか! 誰もがわかりませんよね。

以下は私流のせいぜいの対策!

・当たり前の「電気」が無い生活をシュミレーションしておく

→ 防災仕事を通して模擬訓練の経験をした事がきっかけ。
今の生活はほとんどが「電気」に支えられています。例えば、冬場にストーブをつけるのもファンヒーター!電気が必要です。
そこで、昔タイプのブルーファイヤーを購入しました!

・照明は防災ライトを備蓄 ロウソクも

・水は40リットル(夫婦2人)備蓄

・ラジオに乾電池、手動ダイナモで携帯の充電

・自宅の周辺の海抜メートルを把握

・風で飛ばされそうなものをの固定

・食の確保
などなどです。

たいしたことはできません!
電気が止まった生活は想像を超える不便さと命にかかわる重大なこと影響もあります。

発電機やエネファームを入れれば良いかもしれませんが、なかなかそうもゆかず...ですよね。

LCP は私にとって大きなテーマです。