ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

6月からのコロナ対応実戦手法 オフィス内コントロールと組織対応の具体策 その1

2020-05-31 22:55:00 | 日記


日本社会は、6/1から徐々に「バック・トゥー・ザ・オフィス」が始まります。
先ずは、出社率30%程度から始めてゆく組織が多いのではないでしょうか。

受け入れる組織側からの視点と、働く従業員一人ひとりの安心安全をプロデュースしてゆく、総務人事FM部門が行うべき!実戦的対策をお伝えします。

以下は、明日からの最低限の実務対応プログラムです。

1.BCPと業務内容に即して、出社の要否判定と対象部門並びに個別従業員(社員、派遣、業務委託等)への指示内容を準備

2.ソーシャル・ディスタンス(SD)環境の構築
→CADシュミレーションによる、オフィス空間のブロッキング&レイアウトプランの策定と実施準備

3.従業員等出社時のコンディション確認と、来訪者のコンディション確認
・体温状態→ サーモグラフィーカメラ設置とチェック
 37.5度以上の対象者を別誘導し、SD確保のルール(策定が必要)に従い隔離業務または帰宅指示。
・罹患リスクのある従業員を確認した場合の、対応フロー
保健所や感染病院との連携並びに隔離プロセスの確認

4.オフィス内空間「場」の利活用ルール再設計と、運用方針の策定及び実運用
→ ミーティングルームの使用制限とコンバージョン、社員食堂の運営方法と衛生マネジメントの具体的ルール策定。
喫煙所閉鎖、リフレッシュルーム運用の工夫、共用部エリアの利用ルール策定と徹底

5.設備・装置・機器、ツール等による執務環境マネジメントの実戦対応

・空調コントロール 
 換気に代替するサーキュレーション 頻度設定

・開放不能のビル窓を前提とした「換気」対策

・マスク調達と運用ルール策定

・排煙装置稼働の可否

・次亜塩素酸噴霧等の消毒ルーティン確立

・タッチレスでの機器操作ガイドライン
 ドアノブやPCキーボード、複合機などタッチ
 リスクのある機器等の利用ルールとガイドライ
 ンを用意

・リモートミーティングシステムのデザイン
 情報システム部門と連携しながら、リモートワ
 ーク基盤の設計とデザイン

〈リモート・コミュニケーションプラットフォーム〉
 Zoom,
    Google meet,Hangout,
   Teams,Skype for Business , 
   Whereby
   Ding Talk

〈コミュニケーション・チャットツール〉
   Slack
   Line
   Chatwork 
   Track
   SFA
   WhatsApp

〈ナレッジ・エンハンスツール〉
   SparkUp
   Miro
   Goggle
   MuraL
   Remo
   G Suites

ネットワークシステム上のセキュリティ制約や、システム構築の諸事情を考慮しながら、現場で使いこなせる仕事支援環境をデザイン。

6.働き方変質に伴う、従業員のソーシャル&マインドケアプログラムの策定と運用

7. エレベーター運用ルール

8.通勤手当ルール

9. 感染対策を講じながら、リモートワーク用のコ・ワーキングプレイスの用意

10.オフィスの在り方見直し

などが待ち受けています。

いよいよwith コロナ環境での仕事が始まります。

【コロナが変える社会】その10 『ニューノーマル時代』の『健幸社会』創造 の気構えとは!

2020-05-30 09:08:00 | 日記


コロナ我慢の箍(たが→木樽を整えている金枠)が外れ、多くの人々が社会場に戻ってきました。
まぁ、箍がはめられていてもどこ吹く風で、呑み歩いていたアイドルタレントが、今度は活動自粛を余儀なくされているのも世の常です。

やりたい事への我慢!
我慢のレベルがマックスに近づいてくると、人間誰もが、イライラとストレスが募ってきて、我慢出来なくなるもの。
コロナ緊急事態宣言解除のタイミングも、そろそろ「社会我慢」が飽和点に達する時期でもあり、一旦、我慢圧を減圧させる事も必要!との判断ではないでしょうか。

社会の我慢後解放感は、一時的な幸福時間を紡ぎだし、心は喜びに溢れて「羽目を外す」事になりがちです。
羽目を外してしまうと、より戻しがある事も必然です。
でも、我慢圧と窒息寸前の経済活動を放置する事は出来ません。
この微妙で繊細な『人間社会バランス』を如何に「ウェル・ビーング」させてゆくかは、
政府や自治体だけの責務ではなく、私たち国民・県民・市町村民一人ひとりの自律的な行動や自覚意識の責務でもあります。

一部の地域で、コロナ第二波が報道され始めました。首都圏も明日は我が事になる可能性が高いと言われています。
私たちは、今回減圧された我慢の気持ちを、解放しっ放しにするのではなく、次に向けて「我慢バルブ」の調整ができるようにしておきたいものです。
「ニューノーマル社会」の「健幸社会」創りの気構えでもあります。

【コロナが変える社会】その9 『ソーシャル・ワーカー』の活躍場が増えてくる社会!

2020-05-29 09:51:00 | 日記

皆さんは、「ソーシャル・ワーカー」というプロフェッショナルの存在をご存知でしょうか。

福祉関連の仕事ですから、日頃は自身や家族の方が直接関係されていない場合は、ご存知ない方も多いかもしれません。

『ソーシャル、ワーカー』とは、国家資格として「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく社会福祉士(Certified Social Worker)と、「精神保健福祉士法」に基づく精神保健福祉士(Psychiatric Social Worker)を総称するプロフェッショナルです。

コロナ禍の状況では、先ずは「罹患予防」の対策や対応が最優先されていますが、これから長丁場となるコロナとの共存『ニューノーマル時代』では、働き方の変質と共に「ソーシャル・ワーカー」の役割が重要になってきます。

『社会福祉士』や『精神保健福祉士』というと重い響きがありますが、要は、これからの新しい暮らしスタイルの指南役であり、人生のソーシャルメンターとして『Happy LivingWork Style』実現のファシリテーターと言えるプロ士業です。

私は、最近素晴らしい「ソーシャル・ワーカー」との出会いがありました。
株式会社KUMUの代表者でもある小林裕一郎さんです。

「人と社会をくむ」

人の想いを「汲み」、組織側の事情にも寄り添いながら、最適バランスを「組んで」でゆくプロファシリテーターです。

子育てし「ながら」働く

介護をし「ながら」働く

働き「ながら」社会奉仕をする

難病と戦い「ながら」幸せ人生を創りだす

仕事をし「ながら」人生を楽しむ

定年後も社会と繋がり「ながら」ライフシフトしてゆく100年人生!

.....etc

誰もが「ながら」人生を経験するもの。
でも、一人で解決できないことが少なからずあるのが人生です。
そうした時に、人生に寄り添い、メンターとして、また心理療法のプロとして、私たちの人生をリデザインサポートしてくれるのが『ソーシャル・ワーカー』です。

組織社会では、既に産業医制度やEAPプログラムなどが整備されていますが、こうした既存の制度に加えて、『ニューノーマル時代』には、プロフェッショナル・ソーシャル・ワーカーの役割がとても大切になってくると思います。

HLD Lab が取り組んでいる『幸福社会創造』、『わくわく場つくり』のプロデュースには欠くべからざるプロフェッショナルの方々です。

久しぶりのリアルオフィスでの打ち合わせに『ホッと』!

2020-05-28 22:28:00 | 日記
今日は久しぶりに青山オフィスで打ち合わせ!
6月からは、2日/週程度をリアル場での活動をしてゆく予定です。

この機会にバーチャル&リアルのハイブリッド・ワークスタイルに移行してゆくつもりです。

途中、銀座に立ち寄ったのですが、まだクローズされていました!










『エイジレス・ライフデザインイ』の心得ノート その36 『サービス工学』と『コンカレントエンジニアリング』を知ること

2020-05-28 09:28:00 | 日記


『サービス工学』( Service Engineering ) とは、サービスがもたらす価値や顧客満足を高め、またそのコストを低減する工学的手法を整備することにより、サービス産業に限らず、広義の人工物を製造する産業全体にとっての付加価値を増大することを目指す新しい実学領域、とされています(公益社団法人 精密工学会)

「感性工学」「人間工学」「認知工学」そして「サービス工学」、これからの人間中心の「場」つくりに大切なエンジニアリングです。中でも、私が注目し期待する領域では、「人間センシング」のテクノロジーの進化です。

私たちの暮らしのログや健康のチェックアンドフィードバック、そして幸福意識の自覚化をファシリテートできる「センシング」、少々硬い言葉で言えば、「観測技術分野」は、サービス現場や働く「場」における人の行動や環境の変化のセンシングを行うことです。

そして、「場」つくりや、各種事業の初期には、センシングの意味や注目すべき側面について前提を立てるための初期仮説策定の技術も重要になります。
初期仮説策定においては、 私が取り組んでいる『感性・五感メソッド』でも取り入れている心理学的・生理学的な手法を駆使して人を観察する技法が有効です。

最近では、CCE(Cognitive Chrono-Ethnography)やビジネスエスノグラフィ等の研究開発も広がりを見せており、期待しているところです。

また、モデリング技術においては、多くの業種でベイジアンネットワーク等によるモデル 化の実用化事例が増えることで、推定精度の向上が見込まれています。

人間を中心としたモデルに加え、環境とのインタラクションや物理的条件まで含めたシミュレーショ ン用の大規模モデルの実用化研究を、社会場つくりに応用してゆければ、必ずや「幸福社会」の実現に寄与するものと思っています。

私自身、エンジニアではないので、あくまでも、コンセプト話ししかできないのですが、だいたいの流れのイメージは以下のような感じです!

1. 観測:顧客のニーズ・満足度・ロイヤルティ調査技法、行動測定・記録技術 

2. 分析:データマイニング技術

3. 設計:集団行動シミュレータ、プロセス可視化

4. 適用:ライフログの実用化技術、従業員の作業評価支援

「センシング」は応用範囲も広く、未来社会に実装してゆく取組は、これからのサービス工学の重要な役割だと思っています。

雑学の一つとしてサービス工学とコンカレントエンジニアリングの情報を!

https://algorithm.joho.info/zatsugaku/concurrent-engineering/

「ニューノーマル時代」に有用な知識情報の一つです。