及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

大学のオンライン授業が酷い。

2020-07-29 15:23:58 | 日記

緊急事態宣言が解除され、小中学校、高校と徐々に再開されましたが、大学だけは

いまだにオンライン授業が中心でほとんどの大学生が大学に行けていません。

文科省の調査では6月1日現在でオンラインのみの大学は6割、オンラインと面接の

併用が3割、面接が1割でした。今もほとんど変わっていないと思います。

うちも大学3年の娘と大学1年の息子がいて、オンライン授業にどっぷりはまってい

ます。息子は入学式もなく1日も大学に行っていません。娘はそれでも緊急事態宣言

明けから週1回大学に行っています。

オンライン授業はすべての学校が休業中の時は良かったですが、とにかくパソコン

を長時間見なくてはいけないし、何と言っても課題とレポートがすごく多くて二人とも

辟易しています。やってもやっても終わらないと言って、締切に追われる作家(よく

知りませんが)のようになっています。

今は前期の追い込みで膨大な課題が出ているようです。

聞くところによると後期もオンライン授業のみの大学が多いようで、このままでは

子どもたちの心身が持たないのではないか心配です。

オンライン授業は確かに良い面もたくさんありますが、大学関係者の皆さんには

悪い面にもぜひ目をむけていただきたいです。このまま子どもたちが疲弊していく

姿を親としてだまって見ているわけにはいきません。

最近になってようやく新聞に投書も載っています(写真)。一人で泣いている娘さん

もいると読み、胸が詰まりました。

ツイッターで「♯大学生の日常も大事だ」がトレンドしているそうですが、厳しいコメ

ントも多いようです。考えてみると困っているのは大学生とその保護者位なので

対象者が少ないのとみんな我慢強いのでなかなか不満のエネルギーが拡大せ

ず、一般の方の理解を得られないようです。

大学生はオンライン授業ができて良いわね。などと羨ましがられたりします。

私が思うに、このままずるずるとオンライン授業だけ続ける大学は、三蜜対策を

とらない怠慢な組織だということです。感染防止には学生を来させないことが

一番簡単だからです。何の対策もいりませんから。

今はどこでも三蜜対策に頭を悩ませみんな必死でウィズコロナで日常の活動を

模索しながらおこなっています。

大学だけが感染拡大防止のためいつまでも学生を構内にいれないのであれば

怠慢と言われても仕方ありませんし、使っていないのだから施設費などの返還

はもちろん授業料も何割か返還してしかるべきです。

高い授業料を払って子どもたちが苦しめられては何のための大学かわかりません。

いずれにしてもこれまで経験したことのないウィルス対応で正解はだれにもわか

りませんが、大学関係者の皆さんには学生の声に耳を傾け、学生の立場にたっ

た授業をしていただきたいと切に望みます。