及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

TRC(図書館流通センター)セミナーに行って来ました(1/29)

2020-01-31 09:57:32 | 日記

1月29日(水)図書館流通センターのセミナー「まちの課題を解決する図書館」

に行って来ました。

数年前から行われていて、連続講座であったり単発であったりしていますが、

参加者と議論したりする形のセミナーです。都合があえば参加するようにして

います。

今回は「2020年地方自治体の政策課題」自治体行革と持続性確保への次なる

一手がテーマでした。

講師は宮脇淳北海道大学法学研究科・公共政策大学院教授です。

まず、行政経営問題で1.人的資源問題です。

大量退職と新人採用の困難化=現在の職員構成は高齢層と若年層が多くて

40代の中間管理職が少ないそうです。また一般職を減らして専門職を増やして

いるので専門職でも組織マネジメントをやっています。また、正規・非正規の

問題もあり、単に非正規というだけで給与を下げてはいけなくてきちんと役割

分担されていないとダメです。4月から会計年度任用職員制度が始まります

ので、注視していく必要があります。

新人採用は人数を確保しようとするとどうしても質が落ちます。また、10年以内

に他自治体に移動する人も増えていて流動化しています。

また、技術職やIT関係の職員採用も困難になっています。

これらの課題を解決するためには、人的資源の共有化が必要で自治体間での

共同機関の設置などが有効です。

勤務実態は上のグラフです。

横軸が残業時間で右に行くほど多い、縦軸が有給休暇取得率で上に行くほど休み

が多いということです。これを見ると右下の小さな丸が財政課でブラック。その右

斜め上が保育課、

左の線の少し下の大きな丸が住民課で残業は少ないけどルーティンで仕事をして

いるので休みはとりにくいということです。一番左上で残業も少なく休みも多いのは

公園管理課だそうです。なかなか面白いですね。

残業時間だけでなく有給休暇の取得率もあわせて考えないといけないですね。

組織的な問題としては、中間管理職の疲弊とOJTを含めた研修機能の劣化や

管理職への意欲低下、女性管理職比率と昇格制度、職員意識のギャップなど

があげられました。

仕事量は増えるばかりですが、国から下りてくる調査を断るというのも確かにあり

かなと思いました。またライフスタイルが変わってきていてダブルインカムだと

管理職より一般社員の方が生涯賃金が高くなるそうです。

働き方改革も言われていますが、労働投入量(職員数×労働時間)の把握も

必要です。

ICTやAIも活用の前提があります。業務の棚卸と業務プロセスをフローチャート

化して、定型業務、準定型業務、非定型業務を分類して、定型で時間数の多い

ものからAI化するのが良いそうです。

テレワークとモバイルワークの話もありました。先生の勤めている北海道大学

ではテレワークも進んでいて、自宅のパソコンで資料を見られるし、生徒の成績

もつけられるそうです。またそのデータはすべて大学におくられて先生のパソコン

には残らないそうです。

財政問題、アウトソーシング、個人情報の取り扱い方の話もありました。

estatというデータベースがあることも知りました。外国人人口が地図になって

すぐわかる優れものです。活用している自治体は数パーセントとか。

内部統制問題や公会計制度についても話がありました。ポイントは日々仕訳です。

町田市の他にも小さな町などでもやっているところがあります。

最後に質疑応答がありました。指定管理の議案で協定書も仕様書もだしてい

ない自治体があり驚きました。それでどうやって審査するのか大いなる疑問です。

 

 


総務委員会がありました(1/28)

2020-01-30 15:40:26 | 日記

1月28日(火)閉会中の総務委員会がありました。

調査事項は行政改革について。今回はキャッシュレス決済についてでした。

現在国分寺市では納付書での支払い=住民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、

国民健康保険税でクレジットカード決済とコード決済を行っていますが、それぞれ2億

2728万円とと2478万円で全体の249億円の1%程度です。

自治体におけるキャッシュレス利用はこの納付書支払いと使用料・手数料支払いの2種類

があります。多摩26市では小平市が市民課、納税課での使用料・手数料を電子マネー

決済=ICカードやスマホのアプリを専用端末にかざして支払う方法を唯一導入しています。

その他茨城県の日立市でも施設利用料に電子マネー決済を導入していますが、まだまだ

少ないようです。

また、納付書支払いでは羽村市とあきる野市がPayサービスを導入しています。最近はや

りの〇〇Payです。

国もキャッシュレス決済を推進していくように言ってますし、市民の利便性向上と業務の

効率化を図るためには必然かとも考えますが、くれぐれもセキュリティー対策は万全を

期していただきたいと思います。

神奈川県のHDD(ハードディスクドライブ)が廃棄する会社から転売されていた事件も

おこっています。国分寺市でもこれまで個人情報の流出事件はいろいろとありました。

導入費用はあまりかからないようですが、手数料の一部は市が払っているそうなので、

費用対効果も考えて進めていただきたいと思います。

報告事項の主なものは新しい人口ビジョン(第2版)でした。

これによると国分寺の人口は2019年1月1日現在123689人で、今後も増加を続け

2020年までは大規模開発による人口増とその後は微増傾向でピークは2030年(令和

12年)の128271人だそうです。

その後長期的には減少傾向となり2060年(令和42年)には116954人になるそうです。

平成27年に策定した第1期の人口ビジョンでは大規模開発を見込んでいなかったため、

推計よりも人口が増加していました。今回は大規模開発を見込んだため大きなかい離は

生じないと思いますが、すべての施策のベースに人口推計はあるので、そういい場合は

柔軟に見直した方が良いと意見を言いました。

 

 

 


末松義規衆議院議員と一緒に活動しています(1/27)

2020-01-28 14:15:47 | 日記

1月27日(月)朝7時から8時半まで西国分寺駅北口駅頭で末松義規衆議院議員

と一緒にビラを配りながら朝の挨拶をしました。

私はワイヤレスのマイクが壊れて今年になって駅頭をやっていなかったので、久し

ぶりに皆さまにごあいさつできて良かったです。暖冬なのでいつもの年より寒さが

そんなに厳しくありません。いつもは靴下を2枚履いて靴用カイロをしておなかにも

カイロをしてもまだ寒いくらいです。昨日は靴下は1枚でカイロもしませんでした。

私は庁舎の移転、4月からの燃やせるごみの日野での焼却、ペットボトルの7月

からの無料の戸別収集、西国分寺駅北口の再開発などについて話しました。

ビラもいつもより多くの方に受け取っていただけたようでした。ありがとうございま

した。

お昼から都連の拡大会議に行き、その後は末松さんの後援会の新年会でご挨拶

させていただきました。

12月からの国民民主党と立憲民主党の合流話は1月21日でいったん取りやめ

になりました。ただ、国会では会派を組んで活動していますし、そこでの実績や

協力が続けばまた今後どうなるかわかりません。

市議会でも私は国民民主党ですが立憲民主党と社民党、無所属の方と会派を

組んでいて、5人で第2会派です。個人でも議会活動はできますが、考えが近い

人たちと会派を組むことでいろいろと相談したり意見交換して議員としての力を

つけることができると思います。

19区ではもちろん末松義規衆議院議員とこれまでどおり一緒に活動していきます

ので、よろしくお願いします。

 

 

 


石田慎吾前品川区議の結婚式に行って来ました(1/26)

2020-01-27 15:41:37 | 日記

1月26日(日)、目黒の雅叙園で石田慎吾前品川区議会議員の結婚式がありました。

目黒雅叙園と言えば昭和3年=1928年に創業された日本初の総合結婚式場として

有名で、当時の芸術家による壁画や天井画、彫刻などで埋め尽くされた豪華なところ

です。

招きの大門と庭園です。

参加者は250名以上いて、政治関係者が100名近くいて総決起集会のような

披露宴でした。

冒頭、本人のラップの映像が流されて奥様に対する深い愛情が披露されました。

続いて新郎が挨拶するという進行で、変わった披露宴でした。

主賓の挨拶は、新郎が昔秘書だった松原仁衆議院議員、玉木雄一郎国民民主党

代表、田中良杉並区長でした。

乾杯の挨拶は川合たかのり党都連会長でした。

政治関係者が多く、さながら決起集会のようでしたが、旧民主党関係者がほとんど

だったので、同窓会のような感じでした。

皆さん、新年会で忙しい中、やりくりして来ていたのは、新郎の人柄のたまものだ

と思いました。

お幸せに♡

 


建設環境委員会がありました(1/22)

2020-01-23 11:01:18 | 日記

1月22日(水)閉会中の建設環境委員会がありました。

閉会中なので議案はありません。

調査事項は、「都市マスタープランに掲げる土地利用計画の見直しについて」と

「まちづくり条例の見直しについて」です。

都市マスの方は史跡武蔵国分寺(史跡周辺)エリア、第一種低層住居専用地域

指定(一低層)エリア、大規模な緑地を有する大規模敷地(大規模敷地)エリア、

東恋ヶ窪(指定用途かい離)エリア、恋ヶ窪駅周辺エリアについてそれぞれ検討

しています。

用途地域を指定しているとたとえば一低層では住宅しか建てられないし、建ぺい率

や容積率などが決まっていて、高さや日影なども規制されています。

過去に工場があって、今は住宅地になっていても工業地域であれば遊戯施設など

建てることができるため周辺の住民から苦情がでたりしています。

そういったものを今回まとめて見直しをしようというものです。

史跡周辺エリアではトイレと店舗を作るようですが、店舗の制限が地区計画に適合

すると市長が認めるものというのは漠然といしていてあいまいですね。臭気、騒音、

交通負荷、夜間営業について周辺住環境に配慮する、ではよくわかりませんね。

市は指導すると答弁していましたが、基準を設けることになりました。

報告事項では先日報道された水道水における有機フッ素化合物について報告が

ありました。

東京都のホームページではやはり東恋ヶ窪浄水所の数値が31ナノグラムで、府中

武蔵台33、国分寺北町第二20、国立中23が突出していてあとはほとんど5未満

ですね。米軍基地からじゃないかと共産党が防衛省に抗議に行ったと言ってましたが

原因は不明のようです。

国分寺には飲料ではありませんが昔の井戸があるので、その調査をするべきだと

の意見も出されました。昔の井戸はもちろん水質検査はしていますが、有機フッ素は

調べていないそうです。他にも民間の井戸などありますが、調査しているかどうか

市では把握していないようです。

ペットボトルの戸別収集についても報告がありました。

今年の7月から無料で戸別収集を開始して、拠点はやめるそうです。

2月中にペットボトルとごみ分別の説明会(11回)、5月にもペットボトルの説明会

(11回)をするそうです。

説明会で市民の皆さんの意見をよく聞くそうです。