及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

予算特別委員会4日目(3/13)

2019-03-13 20:27:05 | 日記


今日は民生費の途中から。児童福祉費。

まず、保育所入所費について31年度の保育所整備予定は2園なのに財政フレーム

では31年から4園分の運営費が組み込まれている問題について、おかしいのでは

ないかと指摘があり、結局2園分に修正してフレームを出しなおすことになりま

した。全くおかしな話です。市長のお詫びもありました。

児童扶養手当が11月から奇数月の支給になります。

幼児教育無償化で市への影響については、今は3才以上の子どもはほとんど保育

園か幼稚園に通っているので、幼稚園から保育園にかわる子どもが増えるのでは

ないかと想定しているそうです。財政負担についてはまだ確定していませんが、

先日議論があったように大きな負担増にはならないようです。

虐待防止についてはいろいろな質疑、意見がありました。

子どもたちが相談しやすいようにするにはどうしたら良いか、関係機関との連携

は必要だが、どこかが中心的な役割を担わないといけない等々。

私からは、子どもの保護は必要だが、それよりも加害者の再発防止プムグラムと

してのマイツリーペアレントプログラムやアフターケアプログラムが必要で小平

児相でもそういう取り組みをやって欲しいと要望しました。

その後も、保育士宿舎借り上げ支援事業、3才からの連携園、病児・病後児保育、

ひとり親家庭、義務教育就学時医療費、しんまち保育園の民営化などについて質

疑がありました。

私からは、12月議会で問題になったもとまち保育園の保護者会説明会の資料に基

づいていくつか質問しました。その資料によると12月議会で0才児の定員を6名か

ら8名にする。さらに定員増に努めてという附帯決議をつけて議会が議決したのに

もかかわらず、1月の説明会でもまだ決まったわけではない、2月の説明会でも保

育士が確保できたら8名にするなどと市が保護者に説明していたことに驚愕しまし

た。最終的に保育士は確保できたようですが、去年の9月の説明会で0才児は9名か

ら6名になりそのかわり1才児が10名になるとの説明で一次に申し込まなかった方

もかなりいたようで、こんなに不誠実な説明会に驚き、市がいかに保護者に寄り

沿っていないかがはっきりとわかりました。0才から無理して預けることはない、

とはびっくりです。それぞれの人生があり、保育園に入れるか入れないかで人生

が変わりかねないことに全く気づいていないわけで、がっかりしました。

こんなやり方では次の民営化には賛成できないと強く訴えました。

副市長から今回のことを市として重く受け止めしんまち保育園の民営化については

しっかり検証して議案を提出すると答弁がありました。

その後、学童保育所、生活保護の質疑があり、今日は民生費まで終わりました。

学童保育は4年~6年までに拡大することになっていますが、どの程度の希望がある

かの質問にすぐに答えられず、時間をとっての答えが通年希望は30.2%という答え

でしたが、議員の指摘で、三季休業中(夏休み、冬休み、春休み)の希望を含めると

72%ということもわかりました。そのことについてどう考えるかについても答弁

できないという有り様でした。

明日もどうなることやら・・。