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ぱぷあ日記

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

大根畑

2009-04-21 21:08:38 | 植物
収穫の終わった大根畑。ポツリポツリと収穫を残した株に花が咲いている。
その後ろには、収穫をしなかった畑が見える。



今花が真っ盛り。生き物は、予期しない楽園を手に入れた。

タンポポの秘密

2009-04-16 21:05:04 | 植物
秘密と言う言葉は、ちょっと興味をそそられる。子供にとっている科学雑誌には、ザリガニの秘密とかカブトムシの秘密とか書いてある。子供は、そそられるのかもしれない。僕などは、怪しいネットを見ていて、○○の秘密などと見ると危ないとは知りつつも、クリックしてみたくなる。まあ理性で抑えるが。
さて、今日は、タンポポの秘密。
写真を見て、その秘密が分かった人いただろうか?
これは、ニホンタンポポである。総ほうと呼ばれるガク片の外側が反り返っていないことから外来種と区別できるらしい。僕のフィールドで最近見つけた場所がある。こちらでは、圧倒的にニホンタンポポの個体数が多い。
ニホンタンポポは、Taraxacum platycarpum Dahlst(カントウ、トウカイ、カンサイ等呼ばれるものがあるが、地域変異のようで、種としては、platycarpumに含めるのが多いらしい。)



これだけ、帰化種、在来種が入り乱れ自生しているのだから、交雑も容易に怒りうるのだろうと思う。調べてみたら、こんなページを見つけた。セイヨウタンポポは3倍体らしい。通常植物は、2nで、卵はn、花粉はnとなり卵と花粉が合体し2nとなり子供を作る。3倍体は、3nとなり、減数分裂をしたとき上手くnの倍数に分かれないため、卵、花粉が死んでしまうのである。n+2nと器用に分けられないらしい。(卵、花粉は、n、2n、2nとnの倍数に分かれないと死んでしまうのである。

セイヨウタンポポは、器用に3nの種子を作るらしい。だから種子で増殖しても、単為生殖するらしい。
それなら、生殖できる花粉はできないのかと思えば、それができるらしい。
簡単に言えば2倍体の植物と変わらない、しかも、単為生殖もできる。すごいやつなのである。これで増えないわけは無い。セイヨウタンポポの世界制覇は、時間の問題なのかもしれない。

秘密と言うやつ、聞く前は、やたらにそそられるが、聞いてしまうと、意外とつまらないものである。

野良植物

2009-04-10 18:16:58 | 植物
こちらは、ムスカリ。どこで見つけたかと言うと道路の中央分離帯。どこからやってきたのか判らないが、栽培品がエスケープしたものに違いない。恐らく近くに花壇があったのだと思う。帰化植物、まさに野良植物である。



僕が住んでいるとこは田舎なので、車で走っていると道の周りは、林が広がっている。そんな林を見ているとたくさん桜が咲いている。
ふと考えてみると、この桜、最初からここの生えていたのか考えてしまう。注意深く見ていると、どの桜も個体差があり、花の色、葉の出る時期などさまざまである。昨日、ソメイヨシノのクローンについて書いたが、ソメイヨシノを実生で増やすとこのように個体差が出てくるはずである。僕が考えるに、これらの桜は、ソメイヨシノの実を食べた鳥が、あちこちに種子をばら撒いた結果ではないかと思う。これこそ野良桜と言ったらいいのかもしれない。野良植物は、帰化植物だけとは限らないようである。




ソメイヨシノ

2009-04-09 22:13:56 | 植物
桜といえば、ソメイヨシノである。この桜は、一番有名な品種であろう。
時期が来ると、一斉に開花し、桜並木は、桜一色になる。
ソメイヨシノは、種は取れない。厳密に言うと、種は取れるが、ソメイヨシノの形質を持った種は、取れないのである。ソメイヨシノは、その昔、誰かが実生で生えた桜から選別したもので(まあ見つけ出したと言った方がいいかもしれない。)それを増やした。1代雑種なので、さっきも書いたが、種をまいてもソメイヨシノの形質を持った桜は、出てこない。どうして増やしたかと言うと、接木である。
接木、挿し木を専門用語で、栄養繁殖と呼ばれるが、この方法であれば、同一遺伝子を持った個体を簡単に増やす事ができるのである。今の言葉に置き換えると、クローンなのである。まさに最近流行のバイオテクノロジー技術を駆使したのである。だから、桜並木は、一斉開花するのである。クローンなので、花の色など全てキャラが同じものが咲く。だからソメイヨシノの桜並木は、とても美しいのである。



昨日のハエは、今日は死んでいた。完全に菌にやられたと言う感じである。
オマケ

エアープランツ

2008-09-14 15:03:57 | 植物
エアープランツというのをご存知だろうか?水も殆どやらず、その辺に転がしておけば育つ植物である。専門的に言うとチランドシア属に属する植物の一群である。イメージ的には、パイナップル、アナナスの近縁種である。
昔は、このエアープランツの一種が、電線に沢山ついていた。結構面白いのだが、電気屋さんには困った存在で、かなりこれの除去に労力を使っていたらしい。沢山つくと電線が緩み事もあった。
最近はあまり見かけないし、ついていてもしょぼい。
昨日、僕らの送別会があり中華レストランに行った。窓からいい位置にこの植物がついていたので撮る事にした。しかもカミナリが光っていたのでかなりいい絵になった。稲妻が走らなかったのがとても残念である。




ゴンゴラ

2008-04-25 12:14:24 | 植物
昨日は、山に誘われついていったが、日頃の運動不足がたたりヘロヘロになった。久しぶりにブログをさぼった。
今日の写真は、ゴンゴラと言うランの花。これに近いコリアンテスというランは、バケツランなど呼ばれ非常に面白い受粉システムを持っている。これももしやと思い調べてみたがあまり面白くはなかった。高いとこに咲いていたので梯子を使い撮ったのだがかなり怖かった。それでも花は面白いので自然の姿を見ることが出来たのは嬉しかった。




ヘゴ狩り

2008-02-22 13:56:51 | 植物
今日、山にヘゴを採りに出かけた。ヘゴとは、木性羊歯のの事でランを植えるのに使う。生きているのを切るのは抵抗があるので、枯死した株を探しそれを集めたのである。まあ、ヘゴ狩りのほうは順調だったのだが、車が壊れた。仕方がないので引き返すことにした。危ないので途中民家の庭を借り、ついでに工具も借り修理をする事になった。



運の良い事にこの家の木に樹液が出ておりチョウがたくさん集まっていた。少し高いところなので上手く撮れなかった。さてこの写真何匹のチョウがいるでしょう?

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燃えろ、燃えろ燃えろー、燃えろ燃えろ燃えろ、炎のようーーにー。