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ぱぷあ日記

海外生活はもう引退。これからは、日本に腰を落ち着けようと思います。第二の人生を切り開く様を書いていこうかと

男の顔

2025-04-17 22:47:26 | 


こちらの写真は、バルブスヤエのオス正面顔である。
顔にヤリたいと書いてある、いやらしい男の顔である。
コイ科の特徴である、追い星がしっかりと出ている。
まさに繁殖期のオスである。

人間であれば、ここまで顔にヤリたいと書いている奴はいない。
ここまであからさまだと変質者と思われると思う。



こちらは正常時?の顔、あっさりとしている。

ストロボの話し

2025-04-15 22:45:52 | 写真


バルブス ヤエ幼魚

カメラの絞りを絞って水槽の魚を撮ってみると真っ黒で何も写らない。
光が足りないので補助光を使うといい。
一番良く使われるのは、ストロボだろう。

真っ黒だった写真に何か写っていると思う。
これは、100%ストロボの光である。

ストロボの閃光時間というのは非常に短い。
機種にもよるが、数万分の1秒(1/250秒~1/80000秒など)となる。
小型ストロボだとよけいに短い。

ストロボだけの光で写すと言う事は、シャッタースピード(SS)、イコール ストロボの閃光時間となる。
高速のSSであれば手振れはない。

野外でも絞ってストロボを使えばマクロ写真でぶれる事も少なくなる。
ストロボは、手振れ防止に効果的なのである。

食虫植物は虫を食べなくても生きていけるか?

2025-03-30 23:00:28 | 植物


食虫植物は、虫を食って生きている。
では虫を食わないと死んでしまうのか?
動物は、従属栄養生物と言う事で自分で無機物を有機物に換える能力はない。
なので食べ物が無いと生きていけない。

それに対し、植物は、独立栄養生物と言われ、無機物を有機物に換える能力がある。
光合成により自分で生きていく事ができるので、食わなくても生きていく事ができる。

なので正解は虫を食わなくても生きていける。
しかし、虫を食う事でかなりの栄養分の吸収があるようである。

以前、大型のうつぼかずらを育てていた。
庭にネズミの死骸を見つけたので試しに袋に入れてみた。
生育速度は、かなり上がり大きくなった。

夏場で外においておいたのでよかった。
これがとても臭い。部屋の中におけるものではない。

前から室内で栽培していたドロセラ君育ちが悪く困っていた。
ウツボカズラのことを思い出し、コバエのうじが沢山いたので葉につけると
一気に生育速度が上がり大きくなった。

食虫植物にエサをやるペット感覚で面白いかもしれない。

写真か、動画か

2025-03-18 22:35:43 | 写真


写真と動画を比べた場合、動画のほうが、圧倒的に情報量が多い。
情報量が多ければ、沢山の事を見た人に伝えられる。

では、写真は動画より劣るものなのか?
そんな事は無いと思う。
一瞬を絵にする、それはそれで面白い。
目に見えない一瞬を表現する事は動画では難しい。
(動画にもスローという業もあるが)

アインシュタイン博士の舌を出した写真が有名である。
ほとんどの人は、その写真を見て、博士はひょうきんな性格では?と想像する。
それは誤解で、とても寡黙な人らしい。
写真というのはそんな力がある。




U氏のピンギキュラ

2025-03-16 23:02:17 | 植物


U氏は園芸界のレジェンドとも言える方で特にラン科植物については、造詣が深い。
私にとって師匠とも言える方である。
しかし、昨年ご逝去されてしまった。とても悲しい事である。
U氏には、栽培方法というより園芸に対する哲学、日本の園芸界の歴史、特にランの歴史
など沢山の事を私に教えてくれた。これは私にとって大きな財産でもある。

初めて温室にうかがった時は、沢山の見たこともないランが咲き誇っており
まるでパラダイスのようであった。
ランを探しに南米をお供させて頂いた事もある。
丁度その頃は、氏の集大成でもあるマスデバリアの本の制作中であった。
沢山の思い出がある。

悲報を聞きお線香を上げさせていただくためご自宅を訪問させて頂いた。
後年は、園芸も引退され温室はもう見る影も無くボロボロであった。

折角なので温室を見せて頂く事にした。
ご家族の方に訊くと何もありませんよとおっしゃっていたが、数株のピンギキュラを見つけた。
何年も水をやっていないし、これ生きているのですかと訊かれたが
何とかなりそうなのでいただいて帰ることにした。
その株が今日の写真、元気になり花を咲かせるまでになった。

ピンギキュラの生命力には驚くばかりである。