本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
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マレスケの虹

2020年08月12日 | 児童書
8月、今月は原爆の日や終戦記念日など、戦争に関する様々な話題があります。

戦後75年。

この前読み終えた本、1941年からの数年のハワイでの日々が描かれていました。
「マレスケの虹」 森川成美

    

日系二世の14歳の少年マレスケ・コニシが主人公。

日系一世の祖父と兄と姉とで暮らしているマレスケ。

明るくてのんびりしたハワイ人気質のマレスケ。
でも根底には日本人としてのなにかがあるんですよね。

戦争により敵国となってしまった日本。

アメリカからは疑われ、日本からは裏切られ…。
自分はいったい何者なのか。

戦時中の日系人の苦悩がヒシヒシと伝わってきました。
アメリカ人だから、日本人だから、何々人だからって、枠にはめるってばからしい。

この本でいい言葉に出合いましたよ。

    

No Rain No Rainbow
ノーレイン ノーレインボウ
雨が降らなければ虹も出ない。

「どんなに辛いことがあっても、その後には良いことがあるはず」
励ましの意味だそうです。
ハワイらしい素敵な言葉ですね。

コロナ禍で世界中が大変なことになっていますが、いつかはきっと良くなる。

No Rain No Rainbow

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