虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

プルトニウムが飛んだ? 何をいまさら・・・呆れる!

2011-10-03 13:00:23 | 社会
ここ2~3日模様で、うっとうしい気分です。気温も下がり、もうストーブを焚(た)いてます。
母猫や子猫(7月21~22日に生まれました!)もヌクヌクとストーブにあたっています。
春に生まれた子猫は、5匹がもらわれ、1匹が我が家の正式な飼い猫となりました。真っ白な猫で、放射能のために(嘘です!)すでに巨大化しています。ネバー・エンディング・ストーリーの龍の名前からとって”ファルコン”と名付けました。
ファルコンの母親は、今いる母猫を嫌い、家出してしまいました
実は、この母猫が我が家の正式な飼い猫第1号だったのですが、どこにいるやら? 時々、私が歩いていると突然現れてついてきます。これから寒くなるのでとても心配です。”家に入りなさい”というと、家に入るのですが、他の母猫を見ると”嫌だ!”とばかり、すぐ出ていきます。
今いる母猫は、ファルコンを除くと他の猫たちみんなに嫌われています。
多分、”スリスリ”してうっとうしいのだと思います。
今、我が家に関連する猫たちは、皆、同じ母猫(野良ですが・・・)から生まれた兄弟なのです。
外回り担当のキレ君、ファルコンの母で家出中のツッチーちゃん、そして1年間馴れなかった現在の母猫、ナレンが3匹の子持ちで家を占領しています。
というわけで、猫の話を書くと尽きないのでやめます。

さてさて、今日、あちこちのブログなどを見ていたら、↓のような記事を発見しました。
何をいまさら、こんなことを書いてるのか!と呆れるばかりです。


『「猛毒プルトニウム」拡散していた!忍び寄る発がんの恐怖
2011.10.01 夕刊フジ
 福島第1原発事故で放出されたとみられる猛毒の放射性物質プルトニウムが、原発から約45キロ離れた福島県飯舘村など6地点の土壌から検出された。プルトニウムが原発敷地外で検出されたのは初めて。国や東京電力はこれまで、重い元素で飛散しづらいとし、広域汚染に否定的だった。
 文部科学省の放射線量などの分布マップ作成で、主査を務める中村尚司東北大名誉教授(放射線防護学)は9月30日の記者会見で、「プルトニウムがちりなどに付着し、風に乗って遠方まで飛んだ可能性がある」と述べた。
 下道国・藤田保健衛生大客員教授(環境放射線学)は「放射性セシウムが数百キロにわたって拡散していることを考えれば、(重さの比較から)数十キロの地点でプルトニウムが検出されても不思議ではない」と指摘した。
 プルトニウムのほか、ストロンチウムも広域に拡散しており、日本原子力研究開発機構・原子力基礎工学研究部門の茅野政道氏は「事故発生直後の3月の爆発に伴って、大量拡散したとは限らない」と指摘。原子炉の温度などに応じて異なる種類の放射性物質が放出されることもあるとし、「原子炉の状態も、併せて解析する必要がある」と話した。
 プルトニウムは半減期が極めて長く、呼吸などで体内に入ると強い発がん性を帯びる。文科省は「検出されたのはごく微量で、核実験で残存するプルトニウムと同程度。人体に影響を及ぼすような数値ではない」とはいうが、政府を信頼していいのか?』


プルトニウムが放出されたことは、原子力安全・保安院(本当は、”原子力危険・保安しない院”とすべき!)が堂々と発表しています。6月6日のことですね。保安院の出した資料・表5には各原発毎にプルトニウムの放出量が記載されています。 

http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110606008/20110606008-2.pdf(「東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に係る1号機、2号機及び3号機の炉心の状態に関する評価について」原子力安全・保安院・平成23年6月6日)

この資料をもとに、週刊誌のアエラが記事を書いたわけです。
そんなことは、ず~~と前に皆さんにお知らせしました。

また、プルトニウムが飛ぶことも、小学生でもわかるように説明しておきました。
ですから、皆さんは、プルトニウムが”重くて飛ばない”なんていうことは信用しないでくださいね。
原発から放出されるプルトニウムは、微細であるため、空に浮かぶ雲の1個の雨粒より軽いのです。
そんなことは簡単に計算できますし、小学生でもちゃんと説明すれば理解できる程度のことです。

にも関わらず、記事では『下道国・藤田保健衛生大客員教授(環境放射線学)は「放射性セシウムが数百キロにわたって拡散していることを考えれば、(重さの比較から)数十キロの地点でプルトニウムが検出されても不思議ではない」と指摘した。』などと、非科学的なコメントを寄せています。

アメリカで確認されたものが、”数十キロの地点”なわけないでしょう!
日本全国、津々浦々に飛び散ったと考えてよいのです。

こんな低能な偽先生に教えられる生徒は可哀相ですね。
授業料など払う必要がありません!

また、『日本原子力研究開発機構・原子力基礎工学研究部門の茅野政道氏は「事故発生直後の3月の爆発に伴って、大量拡散したとは限らない」と指摘。』というコメントもありますが、保安院は”嘘の資料”を出したと言っているのですね。

専門家と称する人間が、証拠もないのにデタラメなことを話し、それを記事に書くというどうしょうもない新聞やジャーナリズムの姿がここにあります。
一見、記事をみる人々に警告を発したようにも見えますが、私からみるとレベルの低い、とんでも記事です。

もう一度、言います。
ジャンボ機だって空を飛びます! アメリカにも飛んで行きます!
ジャンボ機は”重くて飛びません!”か?

プルトニウムは、同じ大きさの水と比べれば約20倍の重さだそうですが、小さくなれば飛ぶんです!
原発から放出されるプルトニウムの大きさはμ(ミクロン)級の大きさですから、どこへでも飛びます!
そんなでかいものが、呼吸によって鼻から入りますか?
そんなにでかくて、重いものが呼吸によって吸い込まれ、肺に入りますか?

常識で考えてもわかりそうなものですが、偉そうな学者先生が、”重いから飛びません!”と言えば常識的判断がそこで打ち消されるのです。

自分の頭で考えてみましょう!

そして、正しいか、正しくないかを自分自身で判断しましょう!

「奴隷はいつでもじぶんの主人の頭でものを考える!」中々鋭い洞察です。

多くの日本人が”奴隷”から解放されることを望みます。

では、またお会いしましょう

一刀斎は、すべての原発の即時停止と即時廃止を支持します!



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