虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

地獄!へ行く人々とは?

2011-04-07 10:58:28 | 宗教
表題だけ書いたブログが公開されていました。 ウッカリミスですね。失礼しました。

さて、4月に入り雪が降る日もありましたが、次第に暖かくなってきました。もう東京では桜が満開だとかw

ここ1週間ほど、スウェデンボルグの「霊界からの手記」ダイジェスト版を読んでいます。

何度か読んだのですが、ちょいと確認したいことがあったので、再読してるわけです。

その中で、地獄について説明している箇所があります。

少し、引用してみましょう。

「どんな者が地獄へいくかを一口にいうと、つまり霊に眼ざめず、霊界の存在が見えない精霊たちだ・・・。彼らは彼らの欲するところによって自ら地獄へいくに過ぎない。・・・地獄へいく精霊は、現世にあったとき、たとえば物質的欲望、色欲、世間的名誉欲とか支配欲などといった人間の外面的、表面的感覚を喜ばすことばかりに心を用い、本当の霊的な事柄を極端にないがしろにした者である。・・・彼らは自分の希望するところに従って、・・・地獄界へ入っていくのである。」(「霊界からの手記」p163~164)

ロバート・モンローも地獄とは言っていませんが、同じ見解に立っています。モンローが描写しているのは色欲の世界でしたが・・・。

結局、どういうことかと言いますと、現世において外面的・感覚的な物事に拘泥(こうでい:執着すること、ものごとにこだわること)しすぎると、それがその人の本質となり、あちらに行っても拘泥した事を好む霊たちと一緒に住むことになるということでしょう。

勿論、本人が望んでいることですから、それはそれは楽しいことでしょうし、楽しい場所のはずですw。

そいう訳で、私は<地獄>はない、天国だけですと、以前に書きました。

宗教的観念の中には、神(創造主)が人間を罰するというのがあります。神も仏も信じていないくせに、天罰みたいなことを放言する愚かな人がいます。
今回の天災・人災でもそいう放言をして、のちに訂正した愚か者がいますよね。

神(創造主)が人間を罰するという考えは、間違っていると思います。神がそのようなことをしなくても、天に唾すれば、戻ってくるだけですし、天災は自然の営みとして生じるだけです。

神が人間を罰するというのは、人間の願望にすぎません!

スウェデンボルグの説明からわかるように、人間(この場合は死んで霊となった者)が自ら好んで地獄的な場所にいくのであって、神が罰したことによった行くわけだはありません。

この世の行為=あの世の行為が自由に設定されているのです。貴方の自由、貴方が行きたいとこへ行けるのです。

こんな完璧な方法があるのですから、罰するなんて必要ないのですね。

最近、「世間的名誉欲とか支配欲などといった」欲に囚われた人々がたくさんマスコミに登場しています。お遍路さんをしたどこかの首相は、その典型でしょうか?

彼らにとって、国民はまったくどうでも良いようです。

被災地に物が届かなくても杓子定規に判断する官僚たち、危険であっても「安全だ」とデマを放言する政治家や学者、ジャーナリストたち、そして極め付けは”デマを流す”と情報統制をしようとしている腹黒い官僚たち。

彼らは、きっと彼らの望む”天国”へいけるでしょう。

そこはきっとパラダイス! 相手から搾りとれるパラダイス。相手を騙せるパラダイス。俺が一番だと放言できるパラダイス。

そんなステキなところです

ただ今、原発再臨界中!

また、お会いしましょう