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溶融施設

2010-11-23 09:56:00 | ノンジャンル
【11月23日(火)】

昨日の22日はブログでもお知らせした通り、「秋田市総合環境センター」に秋田市議会事務局を通じ見学してきました。

ここの施設の特徴はなんと言っても「溶融施設」。

ゴミ処理場というと思い浮かべるのは「燃やす」。

しかし、ここは「溶かす」なのです。

ゴミを溶かして、スラグとメタルに分けます。(どちらも資材として活用)

幾分残灰が出るそうですが、「燃やす」のと比べると1/10しか発生しないそうです。

そして下の画像で確認できますが、熱を利用して「発電」をします。

施設内で電気を利用し、余った電機は東北電力に売電しているそうです。

その金額は年間約2億円!

2万世帯の電気を賄えるそうです。

建設費は約200億円とかなり高額ですが、秋田市で導入した一番の決め手は、「最終処分場」の必要性がかなり少なくなると言うこと。

ほとんどのゴミが燃やせる(溶かせる)ため、ゴミを埋め立てる必要性がなくなるのです。

ゴミ処理場の確保は環境の悪化の為、各自治体で苦慮しています。

その問題を解決するには「溶融施設」が良いと判断されたそうです。

「溶融施設」を導入している北東北の自治体は、ここの「秋田市」と岩手県の「滝沢村」だけ。

「秋田市」の「溶融施設」の1/4の施設だという「滝沢村」の施設もこの目で確かめて見たいと思いました。

秋田市議会事務局並びに環境センターのスタッフの皆さん、ありがとうございました。


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