gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

議会改革特別委員会

2012-05-17 08:12:00 | 北秋田市議会
【5月17日(木)】

5月15日に今年度の第一回臨時議会があり、原案通り全会一致で可決された。

今後、4月3日から4日にかけて暴風で被害に遭われた方の復旧に、迅速な対応で処置を行って欲しいと思います。


さて、臨時議会が終わった後に『北秋田市森林・林業・林産業活性化議員連盟』の総会があり、また昼食を挟み『第4回議会改革特別委員会』が行われたので傍聴した。

委員会では各会派から、「制定」に向けてどのような手順を踏んで進めていくべきか、といった意見を述べてもらい、その後話しあいを行ったのだが、統一性を見いだせず、

最終的に、すでに制定している秋田県内の「O市」の「基本条例」を参考に2~3章ごとに会派で詳細のチェックをして委員会でまとめていくことになった。


あくまで個人的な意見だが、できあがった他市の「基本条例」をチェックして、北秋田市に当てはまるように作り上げるのはいかがなものかと思ってしまう。

参考にするのは決して悪いことではないのだが、まずは

①なぜ北秋田市議会に基本条例が必要なのか。

②選挙で選ばれた市議会議員が市民との関わりをいかように持つか。(意見交換・報告)

③行政への関わり方。

④議員の立場。

このようなことを念頭において、専門家の意見を聞いたり、他市の「基本条例」を参考にして北秋田市のオリジナルの「基本条例」を作り上げるべきではないかと思う。

他市の基本条例をそのままチェックして使用するのであれば、使われた市に対し失礼なことになると思うし、北秋田市民に対しても市議会の「思い」が伝わりにくくなるのではないだろうか。

『冷めた目』で見られるのが心配だ。


我々の会派『きらり』、『公明党』、『みどりの風』ではオリジナルの基本条例を作ろうとし、先ほど述べた要素を配慮し、条例に盛り込むべきキーワードをフラットな立場から、今まで『議会改革』に関して行ってきた勉強会や、制定されている他市に訪れ意見交換や頂いてきた資料などを参考に下記に示している項目を明記すべきとした。

①基本理念(目的)
②活動原則(議会の透明性の確保、会派の規定)
③住民参加(請願および陳情者の意見陳述)
④情報公開(情報の発信)
⑤説明責任(議会報告会)
⑥自由討議(合意形成の手法、委員会の活動)
⑦政策立案(政策提言の協議)
⑧監視機能(市長に対する情報の開示請求)
⑨政治倫理

このことを踏まえ、『基本条例』の目次は(カッコ内は項目の番号)、

第一章 総則(①基本理念)
第二章 議会および議員の活動原則(②活動原則)
第三章 議会と行政との関係(⑧監視機能)
第四章 市民と議会との関係(③住民参加、④情報公開、⑤説明責任)
第五章 議会の運営(⑥自由討議)
第六章 議会の機能強化(⑦政策立案)
第七章 政治倫理(⑨政治倫理)
第八章 最高規範性と見直し手続き

これらを明記した書類を特別委員会に提出し、代表で出席している「大森光信委員」に説明してもらったのだが、通らなかったのが残念です。

今まで「議会改革」に関しては会派で勉強して時間を割いてきたつもりだったのに・・・。

しかしながら今後も「議会改革」に関し邁進していきたいと思います。



臨時議会

2012-05-10 08:00:00 | ノンジャンル
【5月10日(木)】

ゴールデンウィークも終わり、初夏の雰囲気が漂い始めてきました。

ゴールデンウィークの期間は2日に「米内沢診療所開所式」があっただけで比較的ゆっくりできました。こんなにノンビリできたゴールデンウィークは久しぶりではないでしょうか。

さて、一昨日の8日に会派「きらり」、「みどりの風」、「公明党」で『議員基本条例』に向けての打ち合わせを行いました。

打合せの中で、「前文(主旨にあたる部分)」と「章(大項目、全部で8章)」にあたる部分を決めて、「決算特別委員会」に提出することとしました。

グループでは、基本条例の制定済みのどこかの市町村の条文を鵜呑みにするのではなく、なぜ「基本条例」が必要なのか、また行政と議会と市民の関係を明確にするためにはどのような行動を行うべきか、を検証して文面を考えるべきと決めました。

今後、「章」が決定次第、細項目について話し合いを行い、「条文」を決めることとなります。

一歩、一歩、基本条例制定に向けて進んでいると思います。

また、今月の15日には「臨時議会」があります。

「専決処分」が多いのですが、専決処分以外のものに先月の暴風により被害を被った農業施設の復旧支援事業の一般会計予算への計上があります。

きちんと精査して議会に向いたいと思います。