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一般質問

2017-07-03 15:54:00 | 北秋田市議会
【7月3日(月)】


今日も梅雨空です。

雨が強いので、このまま続くと河川の氾濫など少し心配になってきました。

前に話したように6月定例会で話した『一般質問』の内容(抜粋)を掲載したいと思います。

以下の通りです。(市長の答弁は、主に市のホームページから掲載しております。)


市長の政治姿勢について

①観光振興について
1)LCC(格安航空会社)の早期就航実現を。

問、
市長の選挙公約にも掲げられていたが、大館能代空港にLCCの早期就業実現に向けて、県を含め関係諸団体と連携を強化し是非とも達成を。

特に以前就航していた大館能代⇔大阪間は関西国際空港との運行が実現すれば、ビジネス客や海外も含めた(インバウンド)観光客を優位に取り込める可能性が高くなると思われるが。

答、
大館能代空港の利用状況については、ここ数年利用者が増加しており、平成28年度の利用者は13万1千517人と昨年度より7千744人増加しています。

当市が加盟している大館能代空港利用促進協議会では、搭乗率60パーセント以上の達成に向け、県や関係機関と連携して旅行商品の造成などさらなる利用者増加につなげる取り組みを行っており、昨年度は、国内チャーター便の誘致活動による就航実績もあり、今後も定期便の利用促進と空港利用の増大を図っていきます。

また、今年度は、「(仮称)あきた北空港インターチェンジ」の供用により、観光面のみならず企業活動などの様々な面からも大きな期待が寄せられていることから、休止となっている大阪便の再開と、新規LCCの就航などに期待を寄せているところです。

今後も大館能代空港利用者の増加に向けて、当市のPRを行うとともに、県や関係機関と連携を図りながら就航の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。



②農業振興について
1)ブランド強化と特産品開発を。

問、
米や比内地鶏のプレミアブランドを創立し、品質向上と合わせ高く売れる努力を。その結果、生産者や組合、法人の収益性が良くなり事業拡大につながるのではないか。また第2の「バター餅」になるような特産品(特にご当地グルメ)開発を今以上に力を入れるべき。

具体的な例として、B1グランプリにも出場できる、昔からなじみのある『馬肉うどん』はどうか。

特産品開発としては、知名度の高い比内地鶏を使った『比内地鶏餃子』はどうか。

答、
農産物等のブランド強化については、当市で生産された米や比内地鶏がプレミアムブランドとなるように各種事業を展開していますが、現段階ではそこまでに至っていないと考えています。

ブランドには、希少価値を売りとした農産物等もあり、広域的な産地をブランド化する場合もありますが、どちらにしても高い品質を維持しながら販売され、それが世間に広く知られることで初めてブランドと言えるものと考えています。

米については、流通が多様化する中で、JAが独自の販売戦略のもとブランド化を図っており、生産者自らがブランド化を図り、直接販売をしているケースもあります。

JAによる販路拡大策や生産者の直接販売を支援する「推奨品目販売促進事業」により、実際に販売する方への助成を行い、北秋田市産の農産物等が高いブランド力を持てるような支援策を展開していきたいと考えています。

また、特産品開発について小笠原議員からいただいた提言は、貴重な意見として参考にさせていただきます。

昔からある食材を使用したB級グルメによる地域おこしや、特産の比内地鶏を用いた商品開発は、市内の生産者や販売者にとって大変ありがたい話であると思うし、新たな地域おこしに繋がることを期待するものです。


③生活環境整備について

問、
1)少子高齢化の中で、今後除排雪の問題が今まで以上に深刻な問題になると思われる。特にドーナッツ現象となっている鷹巣地区市街地の高齢化が著しい。近隣の人が自由に投げられるように、町内会などに冬期間除雪場として提供して頂ける土地に対し、固定資産税の減免措置を行い促すことはできないか。(秋田市、青森市、盛岡市の事例を報告)

答、
高齢者にとって除雪作業は、大変な重労働であり、敷地内の除雪した雪を寄せる場所がない市街地に暮らす方にとっては、さらに大きな負担が伴います。

また、雪捨てに関わる近隣トラブルから、地域のコミュニティ活動の停滞化も懸念されているところです。

空き家対策の観点からも、小笠原議員の提案を、どのような制度設計が効果的なのかを研究しながら、具現化に向けて取り組んでいきたいと考えています。


以上、一般質問の主な内容です。

何かご意見のある方はご連絡、メールを頂けたらありがたいです。

宜しくお願い致します。



子どもの貧困について

2017-07-02 10:17:00 | ノンジャンル
【7月2日(日)】


ここ数日は梅雨らしい天気の連続です。

気持ちも何となくうっとうしくなってしまいます。


さて、先週、6月27日(火)に6月定例会が終了しました。

今回は補正予算が主でしたので、各常任委員会が全て『全会一致で可決すべき』と決され、本会議でも簡易採決となり、議案は承認されました。

市民福祉常任委員会の主な議案については、来月発行される「議会だより」に掲載されますのでご覧いただきたいと思います。

また、北秋田市のホームページには載っていますが、機会があれば私の一般質問の内容も、質問中心にこのブログに載せたいと思いますので宜しくお願い致します。


そして、話は変わって、

先月の24日(土)に、北秋田市交流センターで秋田県北女性の会(風の会)主催の「子ども・地域の未來を考える」と題してフォーラムがありました。

秋田県健康福祉部職員や秋田県議会議員、横手市議会議員の方々から、秋田の子どもの現状や、議員自らの体験をもとにしてディスカッションが行われました。

主な内容としては「子どもの貧困について」。

貧困の種類には「絶対的貧困」=生きるために必要なものが足りない。「相対的貧困」=社会で普通とされる生活が難しい。の二種類があり、今の現代では周囲からは見えない「相対的貧困」が問題視されるとの事。

親の収入が少ないと、十分な教育が受けられなく、進学・就職で不利になり収入の高い職に就けなくなってしまい、子ども世代も貧困になるという【貧困の連鎖】が起きてしまうそうです。

特に一人親世代の場合はどうしても収入が少なくなってしまい、子どもに十分な教育が受けさせられなくなってしまい、この現象が起きてしまうとの事。

子どもが平等に教育が受けられなく、就学に差がついてしまうことは、やはり社会的に問題があると思います。

北秋田市では、一人親世代の貧困をなくすために一定額の収入以下の方には、「児童扶養手」、「児童手当」、「福祉医療助成制度(マル福)」、「就学援助(学費援助)」、「ひとり親家庭等就学祝い金」、「母子家庭自立支援給付金」、「資金貸付」などの助成制度を設けています。

子どもの相対的貧困を無くすためにも、恥ずかしがらないで制度を利用できる方は相談を受けて頂ければと思います。