地方創生

【11月14日（土）】


久々の書き込みになります。

昨日は秋田県内の市議会議員が一同に集まる、「秋田県市議会議員研修会」がありました。

毎年、年１回行われる研修会です。

昨日の研修は、日本の大半の自治体は将来消滅する可能性があると発表したことで、一躍有名になった「日本創生会議」座長の増田寛也さんをお招きしての講演でした。

演目は、≪地方創生≫　～人口減少社会での地域が果たすべき役割～


講演の中で増田氏は、具体的なグラフを示しながら、東京一極集中を変え、「出さない」、「戻す」、「ひきつける」といった魅力ある地方都市を目指さなければいけないと話されました。

北秋田市は全国的に見ると低い出生率の秋田県（全国38位）1.34人の中では比較的高い出生率を保っていますが（全県7位）1.48人、若い人を中心に流出する社会減の影響度が高いとされています。

北秋田市は早急に雇用、結婚・出産・子育て環境の充実を図るための施策を考えるべき、とおっしゃっていました。

生涯独身の女性が2割にも達するようになった今日、子育て環境を整えやすい地方は魅力あるものになる。とも話されていました。

都会では片道1時間以上かけて通勤を行い、子どもが風邪をひいても職場からも戻れない。

自治体で待機児童の解消として保育園を建設しようとしても反対運動が起こり建設できない。（赤ちゃん、幼児の声がうるさいといって（騒音扱い）反対が起こるそうだそうです。）

地方では考えられない理由が子育てが出来ない環境になっているのが驚きでした。

高齢者を含めた働き場を確保し、東京一極集中から地方へ流れる仕組みを構築することが地方創生のヒントとなりそうです。

10年後にどうする、20年後にどうなる。といった将来を見据えた施策を考えることが、我々の与えられた使命だと思います。

皆さんの意見を頂戴しながら、地方創生を考えていきたいと思います。


さて、本日は北秋田市社会福祉大会、北秋田市体育協会創立10周年記念式典があり出席します。

来週以降は市民福祉常任委員会で管外所管調査（逗子市、所沢市）、秋田県森林・林業・林産業活性化推進議員連盟連絡協議会の総会に理事として出席します。

行事が目白押しですが、スムーズにこなしていきたいと思います。