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政務活動調査

2024-02-01 13:17:14 | 日記

【2月1日(木)】

 

早いもので1月も終わってしまいました。

能登半島での大地震から1ヶ月。

日数がたつにつれて報道等により被害の大きさが判明してきました。

また、半島ゆえの地理的条件から救援活動がままならないことが歯がゆささを感じます。

 

亡くなられた方に対しお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

地域住民の方に対し、1日も早い復旧と復興をご祈念申し上げます。

 

さて、先月になりますが1月23日(火)、24日(水)に函館市にある「垣ノ島遺跡」と「大船遺跡」に会派で政務活動調査を行いました。

北秋田市には世界遺産登録された【北海道・北東北の縄文遺跡群】のうちの一つである「伊勢堂岱遺跡」がありますが、

遺跡の保存性質上、冬期間の公開を見合わせている状況ですが、

同じ【北海道・北東北の縄文遺跡群】である函館市にある2つの遺跡は冬期間も公開されているとのことだったので、

どのような公開をされているのか今回、函館市議会事務局を通じて函館市教育委員会に調査依頼をし受け入れていただいたものです。

 

調査初日の23日は報道等にもあった、東北・北陸・上越の各新幹線が広い範囲で長時間にわたって運転を見合わせたトラブルのあった日であり、

新青森駅から新幹線を利用して函館に向かう日程である我々も乗り継ぐ前の列車の中で慌ただしい動きを余儀なくされてしまいました。

結果は乗車予定の新幹線も動いてはいたものの、新青森には大幅に到着時間が遅れるとの情報があり、

さらに調べるとその前の新幹線に間に合うことが判り、急遽乗り込んで新函館北斗駅に向かうことができたのでした。

 

そして、新函館北斗駅に到着してからは、予約していたジャンボタクシーで函館市南茅部(みなみかやべ)地区に移動し、

「垣ノ島遺跡」に隣接されている【函館市縄文文化交流センター】には予定時刻に到着できました。

 

定刻(午後2時30分)から始まった調査では、まず最初に「垣ノ島遺跡」と「大船遺跡」の概要説明と事前に通達しておいた「質問項目」についての答弁があり、

その後に【函館市縄文文化交流センター】を実際収納品を見て廻り、次に現地に出向いて「垣ノ島遺跡」と「大船遺跡」を見学をしました。

 

両遺跡とも2日前に降った大雪で真っ白な状態でしたが、冬期間にもかかわらず見学通路は除雪してあり、

「垣ノ島遺跡」は大型モニターとタブレット端末によるデジタルコンテンツで遺跡の様子を知ることができました。

また、「大船遺跡」は駐車場と遺跡までは少し離れていましたが、遺跡までの通路は除雪してあり、

遺跡内にある全面復元・構造復元された竪穴住居を見学することが可能でした。

 

除雪作業の大変なところがありますが、工夫を凝らし冬期間でも実際に遺跡内に立ち寄り見学できることは、

来場者にとって価値あるものだと感じることができました。

今後の遺跡の運営の仕方に参考になりました。

暗くなるまで予定時刻より押して説明をしてくださった函館市教育委員会生涯学習部文化財課の方々には感謝申し上げます。

 

次の日の24日(水)は函館山の麓にある「市立函館博物館」で収蔵資料展「函館の円筒土器文化」を見学しました。

2日間にわたり有意義な政務活動調査になったことを報告します。