五感で

静修さんが送ってくれた「五感ではぐくむ　子どものこころ」
読み始めました。
著者”岩倉　政城”さんは、歯科博士なのです。
最初の章は、口に関することです。
「動物の進化と口の役割」と　図入りで”膣腸（こうちょう）動物”
（海に棲んでいるイソギンチャクの仲間）の口の発生から・・・・・
ついには、エサを効率よく探す鼻がついた魚類に進化し、さらに
鼻が口に開いて行きも吸える両生類が誕生しました。最後には、
上顎がドームのように閉じて、鼻は　のどの置くのほうで口とは
別に呼吸できるようになり　　哺乳類、人間へと進化してきました。

■羊水ドランカー
　～～前略～～けなげにも胎児は羊水のお掃除を自分でしてくれて
いたのです。それだけでは、ありません。
飲んだ羊水に混じっていた剥けた皮などの固形成分は腸の下部まで
行って留めておきます。そして出産した後、赤子はもう子宮を汚さない
とほっと安心して最初の真っ黒なウンチ”胎便”を出します。
　ですから、お母さんは、「私が腹を痛めて産んだ子なのに、なんで
言うこと聞けないの！」と、子どもを叱ったりしないようにしましょう。
子どもだって胎児だったときに羊水を飲んであなたに必死に協力して
くれていたのですから。

＜手から学ぶ前に　口から学ぶ＞
私たちの体で一番敏感な場所がどこにあるか確認しておきましょう。
ベスト１が舌の先、２が唇、３が鼻の頭、ようやくベスト４が指の先。
”子どもは口から学び取る”　これが正しい。

カバー絵が静修さんが言っていた、梅原　龍　さんの布絵です。
お母さんとは違うファンタジーなと、著者岩倉さんも言っています。

薄日が差しています。
今日も暑くなりそうです。週の始め　ガンバです。

そうそう、おっちーちゃんも　この本を買ったのでしたか。
子育て中のお母さんには、違った角度の本でとても良いかも
知れませんね。