「趣味は人それぞれ。やりたいことをすればいいんだ。」と、この本を読むまでは思っていました。
ジム・レーヤー著「メンタル・タフネス」という書籍です。
本の内容について、長く語ると、逆に誤解を生みそうなので、一言で内容を書きますと、
「ストレスとの付き合い方」が書かれた本だと思います。
ストレスというと、一昔前なら、一流のビジネスマンがかかえるものでしたが、
最近では、どの大人も含め、子どもすらかかえるようになってきたと、感じます。
ストレスをかかえると、人は自然とそれを発散させようと、色々しますが、
そういったストレス発散方法によっては、そのことに依存してしまい、
余計にストレスを生むような結果なってしまうようです。
それが、タイトルのような「自分にマイナスになる趣味」です。
具体的には、(大人向けですが)タバコを吸ったり、お酒などを飲み続けたり、
食べ物を多く食べたり、買い物などをたくさんしようとします。
もちろん、全く悪いわけではありませんが、これらのことが行き過ぎれば、
タバコ依存症、アルコール依存症、買い物依存症、など、行為に「依存」してしまいます。
では、逆に「自分にプラスになる趣味」とは、どのようなものでしょうか。
それは、例えば、運動です。または、絵を描いたり、文を書いたり、曲を演奏したり、
料理をしたり、などです。
これらは、総じて「なにかを生み出すこと」と言えます。
そういった趣味を行うと、充実感のようなものが得られているのではないでしょうか。
「マイナスになる趣味」では、逆に、充実感は得られず、
やればやるほどやり続けたくなります。また、やめると余計にイライラし始めます。
「マイナスになる趣味」は、上記で大人向けを紹介しましたが、
子ども向けで代表的なことは、(わたしが思うのは)テレビゲームです。
なぜかというと、なかなかやめられない、やめても、すぐにやりだそうとする、
ということで「マイナスになる趣味」と一致するからです。
では、子どもたちが、「プラスになる趣味」を行うには、どうしたらよいのでしょうか。
子どもたちが、「プラスになる趣味」を行うには、どうしたらよいの
でしょうか。
その前にプラスになる趣味、マイナスになる趣味について、改めてまとめますと、
「プラスになる趣味」は、「生産的」「能動的」「活動的」な趣味を指します。
一方で、「受動的」な趣味が、プラスでも、マイナスでもない、
ニュートラルな趣味です。(でもやりすぎは禁物!)
「受動的」な趣味とは、例えば、テレビを見たり、音楽を聴いたり、と、
すでにあるものを受け入れるような趣味をここでは指します。
また、プラスとも言えなくはないのですが、本を読むことや、絵画を鑑賞することも受動的とも言えます。
さらに、「消費的」な趣味が、マイナスになる趣味となります。
「消費的」な趣味は、前述いたしました通り、買い物をしたり、お菓子を食べたり、
お酒を飲んだりと、「(自分の外にある)何かを使う」ことが中心の趣味になります。
さて、ここで「プラスになる趣味」について、詳しく書きます。
「生産的」「能動的」「活動的」な趣味とは、学校の教科で例えますと、
「体育」「美術」「音楽」「技術(図工)」「家庭」や「国語」「総合学習」などに関係することとなります。
「体育」は、スポーツです。これは「活動的」に当たります。
小さい子(小学低学年やそれより年下)なら、自分で勝手にはしゃぎまわって運動していますね。
小学高学年くらいからは、はしゃぎまわることは少なくなりますので、
本人がやりたいスポーツがあれば、どんどんやらせることをお勧めします。
また、親御様がスポーツの趣味を持っていれば、一緒にやってみるのもいいですね。
「美術」では、絵を描くなどです。「生産的」に当たります。
これも、小さい子なら紙と書く物があれば、自分で勝手にやっていますね。
親御様に絵を描く趣味があれば、小学高学年以降から、画き方など、
教えることをお勧めします。
こちらも親御様が、そういった趣味を持っていれば、一緒にやってみることがお勧めです。
「音楽」は、楽器を演奏することです。「能動的」に当たります。
中学生・高校生の特に男子は、特にギターなどの
楽器演奏に興味を持ち始めます。音で迷惑にならないくらいに、
また、「買うことで満足する」だけにならないよう気をつければ、どんどんやって欲しいと思います。
「技術(図工)」は、日曜大工のように物を作ることです。「生産的」に当たります。
小さい子なら、積み木やブロック遊びなどに当たります。
小学高学年以降なら、興味がありそうなら、近くのDIY店などで、木材や釘やプラスチック板などの材料を買い与えて、勝手になにかを作らせるものいいかも知れません。
パソコンに興味がある場合は、プログラムなどをやらせるのもいいと思います。
「家庭」は、料理を作ることや、裁縫をす
ることです。プランターなどで植物を育てることもいいですね。
これらも「生産的」に当たります。掃除なども活動的でいいですね。
「国語」は、特に女子に多い、日記をつけたり、小説を書いたりなどです。
あるいは、俳句や川柳を作るのも良い思います。これも「生産的」に当たります。
「総合学習」は、何かを観察したり、調べたりすることです。
これは「能動的」に当たります。科学者タイプの方は、小さい頃からそうったことをする傾向があるようですね。
以上、挙げましたことの大きな共通点は、
●子どもは、自分から自然に「プラスになる趣味」をやろうとする
ことです。また、
●親御様(や大人・年上)がやっている趣味を真似をしようとする、
●親御様(や大人・年上)と一緒にやりたいと思い、色々と教えてもらいたいと思う、
ということも、大きな特徴です。
一方で、小学高学年生以降から、消費的なこと(お金を使う、物を手に入れる)に興味を持ち始めますので、
お金を使うこと、買い与えることには、「○○円まで」といったルールをしっかりと、子どもに徹底させることも大事です。
つまり、子どもが、大人になっても「プラスの趣味」を持ち続けることとは、
●やりたい遊びを自由にやらせる。(危険なこと以外)
●お金を使ったり、物を消費中心の遊び・趣味や、なかなかやめられない遊びにはルールを作る。
●親がなるべく「プラスになる趣味」を持つ。
といっただと思われます。
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ジム・レーヤー著「メンタル・タフネス」という書籍です。
本の内容について、長く語ると、逆に誤解を生みそうなので、一言で内容を書きますと、
「ストレスとの付き合い方」が書かれた本だと思います。
ストレスというと、一昔前なら、一流のビジネスマンがかかえるものでしたが、
最近では、どの大人も含め、子どもすらかかえるようになってきたと、感じます。
ストレスをかかえると、人は自然とそれを発散させようと、色々しますが、
そういったストレス発散方法によっては、そのことに依存してしまい、
余計にストレスを生むような結果なってしまうようです。
それが、タイトルのような「自分にマイナスになる趣味」です。
具体的には、(大人向けですが)タバコを吸ったり、お酒などを飲み続けたり、
食べ物を多く食べたり、買い物などをたくさんしようとします。
もちろん、全く悪いわけではありませんが、これらのことが行き過ぎれば、
タバコ依存症、アルコール依存症、買い物依存症、など、行為に「依存」してしまいます。
では、逆に「自分にプラスになる趣味」とは、どのようなものでしょうか。
それは、例えば、運動です。または、絵を描いたり、文を書いたり、曲を演奏したり、
料理をしたり、などです。
これらは、総じて「なにかを生み出すこと」と言えます。
そういった趣味を行うと、充実感のようなものが得られているのではないでしょうか。
「マイナスになる趣味」では、逆に、充実感は得られず、
やればやるほどやり続けたくなります。また、やめると余計にイライラし始めます。
「マイナスになる趣味」は、上記で大人向けを紹介しましたが、
子ども向けで代表的なことは、(わたしが思うのは)テレビゲームです。
なぜかというと、なかなかやめられない、やめても、すぐにやりだそうとする、
ということで「マイナスになる趣味」と一致するからです。
では、子どもたちが、「プラスになる趣味」を行うには、どうしたらよいのでしょうか。
子どもたちが、「プラスになる趣味」を行うには、どうしたらよいの
でしょうか。
その前にプラスになる趣味、マイナスになる趣味について、改めてまとめますと、
「プラスになる趣味」は、「生産的」「能動的」「活動的」な趣味を指します。
一方で、「受動的」な趣味が、プラスでも、マイナスでもない、
ニュートラルな趣味です。(でもやりすぎは禁物!)
「受動的」な趣味とは、例えば、テレビを見たり、音楽を聴いたり、と、
すでにあるものを受け入れるような趣味をここでは指します。
また、プラスとも言えなくはないのですが、本を読むことや、絵画を鑑賞することも受動的とも言えます。
さらに、「消費的」な趣味が、マイナスになる趣味となります。
「消費的」な趣味は、前述いたしました通り、買い物をしたり、お菓子を食べたり、
お酒を飲んだりと、「(自分の外にある)何かを使う」ことが中心の趣味になります。
さて、ここで「プラスになる趣味」について、詳しく書きます。
「生産的」「能動的」「活動的」な趣味とは、学校の教科で例えますと、
「体育」「美術」「音楽」「技術(図工)」「家庭」や「国語」「総合学習」などに関係することとなります。
「体育」は、スポーツです。これは「活動的」に当たります。
小さい子(小学低学年やそれより年下)なら、自分で勝手にはしゃぎまわって運動していますね。
小学高学年くらいからは、はしゃぎまわることは少なくなりますので、
本人がやりたいスポーツがあれば、どんどんやらせることをお勧めします。
また、親御様がスポーツの趣味を持っていれば、一緒にやってみるのもいいですね。
「美術」では、絵を描くなどです。「生産的」に当たります。
これも、小さい子なら紙と書く物があれば、自分で勝手にやっていますね。
親御様に絵を描く趣味があれば、小学高学年以降から、画き方など、
教えることをお勧めします。
こちらも親御様が、そういった趣味を持っていれば、一緒にやってみることがお勧めです。
「音楽」は、楽器を演奏することです。「能動的」に当たります。
中学生・高校生の特に男子は、特にギターなどの
楽器演奏に興味を持ち始めます。音で迷惑にならないくらいに、
また、「買うことで満足する」だけにならないよう気をつければ、どんどんやって欲しいと思います。
「技術(図工)」は、日曜大工のように物を作ることです。「生産的」に当たります。
小さい子なら、積み木やブロック遊びなどに当たります。
小学高学年以降なら、興味がありそうなら、近くのDIY店などで、木材や釘やプラスチック板などの材料を買い与えて、勝手になにかを作らせるものいいかも知れません。
パソコンに興味がある場合は、プログラムなどをやらせるのもいいと思います。
「家庭」は、料理を作ることや、裁縫をす
ることです。プランターなどで植物を育てることもいいですね。
これらも「生産的」に当たります。掃除なども活動的でいいですね。
「国語」は、特に女子に多い、日記をつけたり、小説を書いたりなどです。
あるいは、俳句や川柳を作るのも良い思います。これも「生産的」に当たります。
「総合学習」は、何かを観察したり、調べたりすることです。
これは「能動的」に当たります。科学者タイプの方は、小さい頃からそうったことをする傾向があるようですね。
以上、挙げましたことの大きな共通点は、
●子どもは、自分から自然に「プラスになる趣味」をやろうとする
ことです。また、
●親御様(や大人・年上)がやっている趣味を真似をしようとする、
●親御様(や大人・年上)と一緒にやりたいと思い、色々と教えてもらいたいと思う、
ということも、大きな特徴です。
一方で、小学高学年生以降から、消費的なこと(お金を使う、物を手に入れる)に興味を持ち始めますので、
お金を使うこと、買い与えることには、「○○円まで」といったルールをしっかりと、子どもに徹底させることも大事です。
つまり、子どもが、大人になっても「プラスの趣味」を持ち続けることとは、
●やりたい遊びを自由にやらせる。(危険なこと以外)
●お金を使ったり、物を消費中心の遊び・趣味や、なかなかやめられない遊びにはルールを作る。
●親がなるべく「プラスになる趣味」を持つ。
といっただと思われます。
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