
記念すべきG1昇格1回目のフェブラリーSも今日と同じ不良馬場。
先行有利の流れでしたが、今日はどうなるのか・・・?
1997年 2月16日 東京競馬場
第14回 フェブラリーステークス(G1)ダート1600m 不良 16頭
1着8シンコウウインディ 牡5(56岡部)1:36.0 6人気 36.1
2着11ストーンステッパー 牡5(56熊沢)クビ 1人気 36.4
3着7バトルライン 牡5(56横山典)3馬身 2人気 37.0
4着9ビコーペガサス 牡7(57武豊)1馬身3/4 5人気 36.9
5着13ビッグショウリ 牡7(57蛯名正)1馬身3/4 10人気 37.0
単勝1,190 馬連1,570
番組改変でG1に昇格して初めてのフェブラリーステークス。前年は土曜日のG2で、雪の中、ホクトベガが早め先頭の競馬で圧勝していました。
天候は晴れに回復したものの、それまでの雨量でダートは不良。後方からの馬には出番はなく、逃げたバトルライン、2番手のストーンステッパー、4~5番手にいたシンコウインディで決着。
シンコウウインディは平安ステークス(同着)、ストーンステッパーはガーネットステークス、バトルラインはオープン特別の銀嶺ステークス(東京ダート1400m)という主要ステップレースの1着馬が上位を独占。人気どおりの順当な結果でした。
シンコウラブリイ、シンコウキング、シンコウフォレストなどのG1馬がいる「シンコウ」の真っ黒い勝負服は懐かしい。「パッとサイデリア♪@小林亜星」のCMのシンコウ産業でしたが、馬主登録を抹消して、現在は見ることができません。
レース中に他馬に噛み付きにいく、というほど闘争心むき出しのシンコウウインディ。この後はアンタレスステークス、帝王賞などで人気になりましたが、これが最後の勝利となりました。
シンコウウインディ 牡 1993年 4月14日生 栗毛 田中清隆厩舎
父:デュラブ
母:ローズコマンダー(母父:ダストコマンダー)
17戦5勝
主な勝ち鞍:フェブラリーS(1997年=G1)、平安S(1997年=G3)、ユニコーンS(1996年=G3)