たわ言寝言

日々のことをさりげなく…

ネコの話…知らんかった

2008-04-29 | ねこ
       ぼちぼち高齢になって来た我が家のねこ。記憶に残しておくために。。。



さて、気候もどんどん良くなり、ネコも過ごし易くなったようだ。

ペット禁止のわび住まいに居る以上
ネコには鈴の付いた黄色い首輪を付け、
外出時は紐を結んで ある範囲しか行動できない状況を作る。

かわいそうだが 苦肉の策。

壁やら何やらに傷を・・・と思ったが実は
この時の住まいは お洒落に言えばコンクリート打放し。
平たく言うと外壁=内壁と言う 誠にお粗末な造り。
築ン十年の間に取っ払ってしまったようだ。
お陰で夏暑く冬寒い、四季を肌で感じる住まい…

でも建具などに何かあったら
寝覚めが悪い。

私の掌に乗ったから仕方ないんだよ~と
ブツブツ言い聞かせながら
トイレ砂と食器の傍に括りつける。

ゲージ飼いも考えたけど
小さすぎてゲージの隙間から自由に出てくるので×。
猫は三次元の動きが出来る方が好きらしいし…

この様子を相方は何度も何度も哀れんでいた。


しかし括ったお陰で様子を見易くなった。

そんな中、突然激しく首を振り何か口にしている。
何も食料は無いはずなので何かしら?と近づく。
・・・虫とか喰ったのか?・・・

カツっと乾いた音がして 何か硬い物が床に…

なんと


歯!


乳歯から永久歯に生え変わっていた。
普通に考えればあたりまえの事なのだが 
それまでネコの歯が生え変わるとは思いもしなかった。

時期を同じくして 後姿にも異変が…
後ろ足の付け根、尻尾の下に なんだか立派な
まるいものが。。。。ふたっつ。

毛で出来たポンポンみたいなんだけど…
「あれって玉々ちゃうん?」と確認すると
「あ。ほんまや。オスやってんなぁ」おぃおぃ。。。今頃かい!

ポンポンが出現からスプレー行為をする様になった。

信じ難い程高い位置に
強烈な臭いの噴射を発見。
どうやったら、ココに・・・?
ジャンプしたのか?と戸惑う程の位置。

男として忍び無いと言う反対もあり
しばらくは様子を見ていたら
下階でこれも内緒で飼われている
メスネコが 毎晩やって来て
ドア越しに 愛を奏で始めた。

下階のネコは餅の様に太ったおばさん猫で
太っているくせに身軽に動き、廊下に面した小窓から
ヒョイっと出入りしてたようだ。

マルを奥に閉じ込めてから
ドアを開け、そ~っとおばさん餅猫を抱えて
下の階に行き窓に押し込んで返却。

始めこそ、そんなコトをやっていたが
部屋中に広がる臭いに負けて
あえなく 虚勢。


ごりっぱな玉々は無くなった。

スプレー行為も無くなった♪♪



彼は 大人の階段を登りそこなった。



翌年、下階のおばさん餅猫は 時期になったら訪ねて来た。
消臭スプレーかなり撒いたので臭いは取れたと思っていたのに…
恐るべし ネコ臭
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする