to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

負担の少ないリードでの誘導を心がける

2011年10月14日 | Agility

昨日の記事の中でも書きましたが、私は、犬に何かを教えるときに、

必ずリードでの誘導を使います。

人によって教え方が違うので、リードで誘導せずに、オヤツを使って誘導したり、

誘導は行わずに、偶然を利用して正解に近付けていく方法もあります。

 

では何故、私はリードを使うのか、と申しますと、

オヤツやボールで誘導すると、ウチのワン達はこれらがとっておきのご褒美になるように

欲付けしているために目の前に欲しいものを出されると、

「欲しい!」が頭の中いっぱいになってしまうんですね。

結局、何をしているのか全く考えてない状態になってしまいます。

オヤツやオモチャで釣って何かをさせると、次に必ずオヤツやオモチャがなくてもできるを

目指す段階がやってきます。

その時に全く考えていない状態だと、スムーズにできてたものができなくなり、

ハンドラーにしてみれば、「何で??」って気持ちになるわけです。

もう一度教え直しするか、プレッシャーをかけてやらせようとするかどちらかですよね。

犬にしてみれば、プレッシャーをかけられても何をしたらいいのか学習していないので、

「なんでだよ。どうしたいんだよ。」っていや~な気分になる。。。

だからやる気のない犬、つまんなそうな犬ができちゃうんですよね。

服従訓練で犬がどよ~んとしてしまうのは、こんなボタンの掛け違いからなんですよ。

 

そこでウチでは、リードを使って誘導し、正解を先に教えてあげてそれに対してご褒美を出す。

 

リードの誘導を使用する際に注意していることは、引っ張らない、首をつらない。

誘導の段階で、やらない、できないことに対して、リードショックを使わない。

犬は初めてやらされることをわかっていません。

口で説明してわかってくれたら苦労はないんですが。。。

リードを短く持って、ハンドラーの身体や手足を利用して補助をしたり、助けたりしながら、

教えたい正解に誘導します。

上手く誘導できずに、犬が抵抗して身体に力を入れるようだったら、

誘導の方向を変えたり補助を増やすなど工夫をして、無理に引っ張らないように策を練ります。

正解に導いたら、その状態を1秒でもいいので維持させて、静かに褒める。

そしてご褒美をあげるときは、状態を解除して、自信を持たせるように

「すごい、すごいっ!!」とか声をかけて超ハイテンションで褒める。

 

この段階は、時間をかけてじっくり取り組みます。

リードで誘導しなくても大丈夫になるまで、繰り返します。

 

リードやご褒美の使い方を間違ってしまうと、犬たちを責めてしまうことになるので、

本当に気をつけないといけないなぁと思っています。

犬たちが楽しく学習できるように、創意工夫、思考錯誤する日々であります。

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