蒼太くんと右脚側行進の練習をしています。
通常、訓練では犬を左側につけて歩くのが「脚側行進」(Heel Work)と言われています。
なので、右側を歩くことを「右脚側」と言ってます。
前回までは「右脚側停座」のキューの聞き分けまで、動画をUPしました。
少しですが歩けるようになってきました。
蒼太が、かざした右手に鼻を持っていってるのは、
「手のひらに鼻をつける」ということを別に教えています。
それを利用して、右脚側停座を教える最初の段階で顔の位置の固定に使いました。
左の脚側を教えた時にここを丁寧にしなかったことで、
後々「顔の向き」が安定しないことに悩む結果になった。
犬は、横を歩くからと言って上を向くわけではなかった。
上を向くってことはアイコンタクトとも違う。
競技では、私の視線は進む方向を見て、犬を見ていないから。
以前、ドイツ人のUweさんの講習で
「犬を見すぎるので、犬がプレッシャーに感じている」って言われてしまいました。
そんな失敗も踏まえて。。。
具体的には、蒼太が私の横で私のかざした手の位置に鼻を向ける、
いや、向けたい、どうしても向けたいと思う、その意識が大事だと気づきました。
蒼太がそれを自分で選んで行動した時に、
確実にご褒美を与えてもらえるという安心感も大切。
ご褒美にオヤツだけをクリックの後に無言で与えて、行動を安定させたり、
蒼太の行動に対する意識の高さによって、おやつの種類や、
遊び方の強弱、ボールの種類でこちらの感情を伝えるようにしています。
不思議だけど左脚側行進もすごく良くなってきた。
今までの教え方が間違ってたんじゃなくて、
ピースをつなぐチェーンが細かったり錆びてしまってるだけなんだと思った。
今は、メンテナンス中〜
そう思って蒼太くんとコツコツ修理しています。