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検疫の書類

2017年06月21日 | オビディエンス世界大会

検疫の書類に関して、大まかに分けて日本を出国する際に必要な書類、

日本に戻ってくるときに必要な書類がそれぞれいくつかあります。

日本に戻ってくる際に即日解放してもらうには

輸出国の証明書というのが必要になってきます。

通常、FormA/Cという4枚ほどの書類にベルギーの獣医師による

サインと公印が必要になります。

こちらの「Health Certificate of Dog」という書類はそれに代わるものです。

 

当初、15日のHealth Checkの際に公印が押してもらえるという予定でした。

ところが当日そこにいた獣医師はこの公印を持っている

政府機関公認の獣医師ではありませんでした。

 

翌16日、近所に印鑑を持っている獣医師がいるということで、その病院へ行くことになりました。

この日、一人を除き日本の選手の3人は競技がありました。

2人が競技を終えていました。

私は午後からだったので時間に余裕はあるものの競技会場を離れることは

かなり抵抗がありました。

それでも帰国時の係留を即日解放にするためには必要なことなので行くことにしました。

 

ところが、この獣医師も公印を持っていませんでした。

(上に押してある黒い印鑑をここでもらいました)

 

実は、ベルギーではこの公印が近年ほとんど使われたことのないものでした。

ヨーロッパの選手たちは「ドッグパスポート」というのを携帯していました。

EU圏外の選手もこの公印が必要なんじゃない?って思いましたが、

いまどき必要な国はないそうです。

日本だけのようです。

 

17日、通訳の方々が私たちの犬のために公印を持っている獣医を探してくれて、

なんとか公印をもらうことができました。

 

 

この書類を日本の検疫に写メでメールして確認してもらいます。

すぐに確認していただけるように通訳のMさんが日本の検疫に電話してくれました。

この公印がダメだってことになったら獣医に再交渉しなくてはいけません。

しかし、所詮はお役所仕事。。。すぐは無理との回答。

そこをなんとか。。。とMさんが頼み込んでくれて

1時間ほどで回答してもらえることになりました。

そして1時間後OKがもらえました。

 

検疫の書類はとてもたくさんありました。

そのほとんどが日本を出て日本に入るために必要な書類でした。

ベルギーのブリュッセル空港に到着して、蒼太を受け取るとそのまま出口へ。

あんなに気を使って細かく書いた「EU Form」は全く見せる場所さえありませんでした。

 

検疫の書類は、渡航先の国によって確認が必要な項目もいくつかあります。

ベルギーへ行く場合、荷受人の住所をどこにするか?と、

検疫に必要なワクチン接種など大使館に確認してくれと検疫から何度も言われました。

 

ベルギー大使館に確認しようと連絡を何度も取りましたが、

電話ではなくてメールでと言われ、メールを送ったが返答がなかったり、

何度もメールを送ったらこちらではないと言われ、電話してくれと元の番号を言われたり。。。

もう一度電話するとまたメールでと言う事務的な返答に

これまでの経緯をまくしたてるように説明すると、

やっと大使館内線に繋いでくれましたが、ここでもメールでと。。。

再度経緯を説明すると、メールは届いてないと。。。

そしてやはりメールで回答したいと言うことで、断られ。。。

その後、回答がメールで来たものの「こちら」が添付されてただけ。

事前にチェック済みのHPだったので、特別にワクチン等は必要ないのかなぁと

再確認にはなったけど。

荷受人住所に関しては何も回答がなかったので、ホテルにしておきました。

結局、チェックなしだったから必要なかったんですが。。。

渡航前に無駄な緊張と無駄な時間を使ってしまったーorz

 

今回ウチは初めての海外遠征だったし、手続きも手配も何もかも全て初めてだった。

海外遠征の際に少しでも参考になればいいなぁと思います。

 

蒼太くん、無事帰国、検疫も通過できました。

やれやれ。。。 


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1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
公印について (haiji)
2018-01-26 11:22:45
返信遅くなってすみません。

公印について質問がありましたので、FormC3/3を小さくですが添付させていただきました。
クリックすると拡大できると思います。

とても文字が小さいのと癖があって、私には解読不可能でした(^^;
こちらの書類でわかればいいのですが。。。

確かブルージュのDr.だったと思います。
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