蒼太くん、16歳になりました〜。
今年の夏は暑いので、無事お誕生日を迎えられるか?とても心配でした。
お誕生日までの毎日を私はドキドキして過ごしました。
ジャ〜ン!!
素敵なケーキも用意しました。
壁もお誕生日の飾り付けをして端午くんも一緒にお祝いです。
蒼太との16年間は競技なくしては語れません。
アジリティーをやりたくて蒼太を迎えたけど、なかなか上手くいかず苦い思いばかりだった。
同時進行で取り組んでいた「CD2」と言う競技では、蒼太の性格がネックになりなかなか芽が出なかった。
私も形にとらわれすぎていて、蒼太の性格や気持ちに対するケアの必要性に気づいてなかった。
それでも蒼太はついてきてくれて、CD2では何度も1席を取らせてくれた。
そしてアジリティーを諦めて失意の中取り組んだ「オビディエンス」では、2年足らずで世界大会へ連れてってくれた。
蒼太は私にオビディエンスで競技する楽しさを教えにきてくれた子だったんだと思います。
競技の楽しさは他者と競うことが目的のように見えますが、実は自分との戦いです。
他者を意識した時には、私の場合ほとんどうまくいったことはないです(苦笑)
自分を見失って犬を導くことはできない。
常に意識は自分にある状態を保つことです。
自分を信じること、そしてパートナーである犬を信じること。
そうは言っても信じきれない弱さがある。
自分の弱さとの戦いなんです。
私は本当に弱虫で人前に出ることも苦手です。
そんな私が自信を持って競技に参加すること自体も難しく、ここぞと言う時に力を発揮できないことばかりでした。
「犬はいいのにね」と言う言葉が周りで囁かれることも。
蒼太がいてくれたので、少しづつ少しづつ強くなっていきました。
同時に犬の素晴らしさ、犬の能力の高さを蒼太に教えてもらい、息を合わせて競技をする楽しさにもハマっていった。
蒼太との競技人生は、私をとても成長させてくれた。
蒼太は私にとって最高のパートナードッグです。