to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

方向転換を伴う持来

2014年05月07日 | 訓練(蒼太)

先日の競技会ではリングに入った途端、アジリティーモードになってしまった蒼太くんでした。

アジリティーではルング内に入り、ハードルを跳んで次へ走ると興奮から聞く耳はあるけど自分の欲求を満たす意欲が先に立ってしまうという問題が解決できず。。。

オビもそこを解決していないから結果的に同じ問題で行き詰まってしまった。

オビ3の課目に「方向転換を伴う持来」がある。

蒼太はダンベルを見ると異常に興奮する。

今までCD2でもダンベルは鬼門だった。

やってみると方向転換はあっという間にできるようになった。

だけど、「三角コーンまで前進」してそのあと方向転換して持来しなければいけない。

ここで苦戦。。。

「三角コーンまで前進」もダンベルを置かなければすぐてきるようになった。

ところが2つを組み合わせると全く制御が効かないのだ。

ダンベル見てよだれダラダラで勝手に決め込んだダンベルに突っ込んでく。

 

何度か「違う!」と強く言えば少しづつ落ち着いてできるようになるものの、それでは競技にならない。

それよりも許せないのは私との作業よりも欲を優先している蒼太の姿勢だ。

なんとか伝えようと頑張った。

頑張れば頑張るほどアジリティーでの苦い経験が蘇ってくる。

結局私は蒼太の欲に勝てないんじゃないか。。。

そう思うと悔しくて涙が出た。

またダメなんじゃないかと思うと本当に悔しい。

そんな私を心配するオットともついイライラをぶつけて口論になった。

 

アジリティーでもあれだけ伝えようと努力しても伝わったという実感がなかった。

オットが「だったらやめちゃえば」って売り言葉に買い言葉で吐き捨てた。

 

じっくり考えてみた。

伝えることをやめようと思った。

結局今までは意地のぶつかり合いみたいになってた。

やめちゃおう!

そしたら今までよりも速く蒼太の興奮が引いてくるのを感じた。

ほんの少しだけどわずかな光を感じた。

長い長い夜が明けてくれることを信じたい。

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