りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『柳家三三 わきのしま寄席&こいずみ寄席』(どろいどさんからの投稿)

2012-11-28 15:41:53 | 落語会レポ(投稿)

歩いていける落語会『柳家三三 わきのしま寄席』
平成24年11月23日(金・祝) 14:00〜
脇之島公民館(岐阜県多治見市)

「道灌」
「浮世床」
仲入り
「五貫裁き」

朝方まで降ってた雨。あがったような、またポツポツきそうなビミョーな感じ。
今年3月、多治見市での『白酒・三三 二人会』の会場で販売してたチケット。
あれから8ヶ月。長かった、、、。
初めての場所だったので、早めにということで1時間前に到着。
キレイに整備された住宅街の奥にありました。もう待ってる方が。
曇り空。150席ほどの会場はほぼ満席。
館長さんのあいさつからスタート。
脇之島公民館での三三師匠の会は3回目。
天気予報では雨だったので、心配してテルテル坊主を作ったとのこと。
ポケットから出して披露。かわいらしいテルテル坊主でした。

三三師匠も3月の会の時、ドシャ降りだった話などから、「道灌」へ。
雨具を貸りにきた時の断り方。こう雨でつなげるんだ、ナルホド。
柳家一門では最初に教わる噺で、前座の頃うけなくてトラウマになる噺だそう。

「浮世床」、始まった時、9月の『三三らくごin桑名 Vol.1』で聴いたなぁと。
でも内容違ってました。
将棋を指す二人に仕掛けるイタズラ。
駒が消えたり、2本のキセルに細工をして、雁首と雁首、吸い口と吸い口とに。
いつまでたっても二人とも煙草が吸えず、あたふたする様子。面白かったぁ。

仲入り後は、「五貫裁き」。
三三師匠の武家はカッコイイですが、この噺は大家さんかな。
大岡越前よりも策士の大家。困りはてた番頭と徳力屋。
その後善行に目覚めた徳力屋が、「何ぃ、3月の『喬太郎・三三 二人会』だぁ」、
「千枚でも二千枚でも持って来い」には会場中から拍手。

2時間で終了。
緞帳が降りてから、三三師匠がマイクで静かに「お気をつけてお帰りください」と。
公民館で「歩いていける落語会」って、いいコンセプトですよね。
地元民じゃないですが、続けてほしいです。


歩いていける落語会『柳家三三 こいずみ寄席』
平成24年11月24日(土) 14:00〜
小泉公民館(岐阜県多治見市)

「権助提灯」
「高砂や」
仲入り
「萬金丹」

昨日
とは打って変わり晴れ。でも日陰に入るとやはり寒い。
2日連続の三三師匠。
今日も初めての会場なので、早めにと思ったら1時間以上前に到着。
でもすでに待ってる方が5〜6人。みなさんお好きですねぇ。
受付後、スリッパに履き替え会場へ。
公民館の方のあいさつから。
三師匠は、プロの落語家さんをもうならせる実力が、、、」との紹介。
ハードル上がっちゃいました。

三三師匠、満席の会場を見て「小泉地区は泥棒入り放題ですねぇ」とうれしそう。
「権助提灯」、本妻とお妾さん共に「あっちに行ってあげて」と言われ右往左往。
権助の「お帰りだぁ。宿六じゃねぇ、宿無しだぁ」との言い様に爆笑。

「高砂や」では、仲人として「高砂」を謡うハメになった八五郎。
練習では都々逸や浪曲になったりと、三三師匠今回いろいろやってくれました。
豆腐屋の「とーふーぅ」の売り声も低音で渋く。何度も何度も。

仲入り後の「萬金丹」は、柳亭左龍師匠に教わった噺だと聞いた覚えが。
怪しげな読経、「いろはにほへと」から「昔、昔、ある所におじいさんと、、、」って。
音の響きとリズムがイイですね。楽しめました。

2時間弱。おもしろかったぁ。
3つとも楽しく、会場の雰囲気に合ってる噺だったと想いました。
明日11月25日(日)は、豊川市で『音羽寄席〜柳家三三独演会』とのこと。
さすがに3日連続は行けないです。仕事があるので。
休みだったら、行ってたかなぁ。ちょっと残念。

「萬金丹」の袋に書いてあるという言葉、調べてみました。
「官許 伊勢朝熊 霊法 萬金丹」って、へぇーそうなんだ。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、どろいどさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

三三師匠、追いかけたくなりますよね。

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