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北沢峠・こもれび山荘

2015-08-09 | 日記

甲斐駒は中央線の車窓などから何時も見られる身近で憧れの山。昨年仙丈ケ岳に登ったが、その時に見た甲斐駒は堂々としていていて存在感のある素晴しい姿を見せてくれた。

帰りのバスで隣に座った女性は甲斐駒と仙丈を登ってきたそうだが、仙丈に登れるなら甲斐駒は問題ないといわれ、次は甲斐駒に登ってみたいなという思いが強まった。

連日都内では猛暑が続き、このような時には甲斐駒にでも登ってみようかと北沢峠に出掛けた。今日の宿は昨年満員で断られたこもれび山荘(旧長衛荘)。

昨年9月、小仙丈ケ岳から見た甲斐駒。山の団十郎と言った人がいたようだが見れば見るほど立派な山。

昨年5月、アルコの山行で日向山から見た甲斐駒。この時も感動した。

甲府発11時のバスに乗ったが100リットル近いザックの学生がワンサカ。大学のワンゲル部で仙丈、甲斐駒に4泊5日で登るそうだ。羨ましい!

広河原のコミュニティーセンター2階の山岳救助隊に登山届を提出。毎日ヘリが飛び回っているそうだ。山で捻挫や熱中症などで歩けなくてもヘリが出動。特にヘリが近付けない所ではここから隊員が出動するので大変という話。決して無理をしないで欲しいといわれた。

今日の北岳は山頂に雲が被っている。

13時半にこもれび山荘に到着。この山荘前は下山した人達が常にタムロしている。さて17時の夕食まで何をするか?

ここは標高2000mで気温22度。爽やかな高原で本を読ませてもらったが虫除けは必要。今日の本は図書館で借りた有川浩の「明日の子供たち」。有川浩(ありかわひろ)は「図書館戦争」、「空飛ぶ広報室」などの軽く、読みやすい小説を書く女流作家。

「明日の子供たち」は児童養護施設に住む子供たちと先生の交流を描いた作品。重い題材にも拘らず軽いタッチで書かれていて、往復の電車とこの山荘で一気に読み上げてしまった。「施設の子供たちを可哀相と思って欲しくない」とか印象に残る内容もあるが、施設を出た後で、親の支援を受けられない子供たちのサポートが最大の問題と理解。

以前、日の出山に登った時、山頂で偶然出会った子供たちに負けじとバス道路をかなり歩いたことがある。バスの中で何処から来たのかと先生に聞いたら某市の児童養護施設から来たと聞いて一瞬言葉に詰まった。後でカミサンに「子供たちには何処から来たかと安易に聞いてはいけない」と言われたのが強く印象に残っている。

http://blog.goo.ne.jp/o-kei77/e/b22afdbaa221b4ab8b93c6ff68b45626

今日の寝床。2,3階にも部屋があり定員110名。個々の布団に沿ってカーテンレールで仕切られているので定員以上は受け入れられない感じ。大平小屋や仙水小屋も予約者以外お断りと出ているので北沢峠の山小屋は予約なしの飛び込みは難しそうだ。手前のテーブルは食卓。

受付、売店とメニュー。缶ビール500円。

夕食はコロッケ。白馬山荘のハンバーグよりは旨かった。

明日の甲斐駒に向けて早々に就寝。夜中に目が覚めて困ったが…?

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