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江戸川橋から水道橋

2015-02-06 | 都内散歩

山ちゃんと栃木の佐野宿を歩くことにしていたが、昨日の雪の予報で都内に変更、江戸川橋から水道橋を歩くことにした。ここは2年前に歩いたことがあると山ちゃん。前のガイドブックで歩いたことあるが江戸川(神田川)沿いは何度歩いても気分の良い所。椿山荘や関口芭蕉庵、野間記念館など見応えのある場所をユックリぶらついた。昼飯も土地柄に合わせ豪華でした。

今日のコースは「神田・日本橋に飲用水を供給した神田上水の跡をたどる」というサブタイトルだが、神田川と神田上水の違いが分かるまで、かなり二人の頭の中が混乱した。

江戸川橋駅→江戸川公園→関口大洗堰→椿山荘→野間記念館→関口芭蕉庵→神田上水跡→北野神社→水道橋駅

地下鉄江戸川橋駅を出て橋を渡ると江戸川橋公園。昔、神田川を江戸川と称したらしい。千葉と県境の江戸川は何時名前が付けられたのだろうか?

公園内を少し歩くと関口大洗堰の遺構。ここから神田上水を引き込み神田や日本橋に飲料水を供給したそうだ。神田川は井之頭公園が水源で玉川上水ができるまで江戸町民には重要な水源だった。

神田川は今でも外堀を流れているが神田上水は明治30年代に廃止され、上水跡は水道道路という道になっている。

公園には紅梅、白梅の梅が咲いていた。行ってみたい曽我梅林は咲き出しているかな?

椿山荘の庭園に入る。無料で良い庭園です。

御神木の椎の木。しめ縄が締められた立派な木です。樹齢500年!

色々な椿が植わっていて、ボチボチ咲いているが花はこれからかな? この地は椿が群生していてツバキヤマと称していたらしい。山形有朋が別邸を建て椿山荘と名付けたそうだ。

有名な三重塔。良い光景です。

福の亀。作り物と思ったが、説明文によると山梨の山中で、このままの形で見つかったとか?

椿山荘を出て隣の講談社を創立した野間記念館に。著名な日本画家の絵と入館料が500円と安かったので久し振りに絵を鑑賞してきた。

山ちゃんにいわせると有名な画家ばかりだそうだが、聞いたことがあるのは横山大観、鏑木清方、伊藤深水、川端龍子、川合玉堂ぐらい。これも都内散歩中の解説で覚えた。色々な富士山の絵が見られました。

今日は椿山荘の庭園を歩き、ユックリと日本画を眺め、かなりリッチな気分になったので、何時ものコンビニおにぎりは止め、隣の野菜倶楽部oto no ha Cafeに入り旬野菜カレー。

カリカリ音のする生野菜ばかり。コーヒー付1300円で美味しかったですよ!女性客ばかりでした。

神田川に向けて細川家の永青文庫前を通るが今回も入館せず。山ちゃん一度来たことがあるそうだ。

関口芭蕉庵が開いていたので覗いた。公共施設でなく個人の家だそうだ。無料。この後、深川の芭蕉庵に転居?

かつて松尾芭蕉神田上水の改修工事に携わった際に住んでいた住居跡が元になっている。敷地内は芭蕉堂や庭園などからなっている。

夏目漱石の菩提寺だった本法寺。「坊ちゃん」の清の墓はここらしい?

徳川慶喜終焉の場所。仏教学大学院となっていた。

この説明文で神田川と神田上水の違いが分かった。上水はゴミが入らないように暗渠にして江戸町内に引いた水道。この辺りは水道町と今でも称している。

牛天神・北野神社。2月1日から25日まで紅梅まつりだそうだ。狛犬でなく阿吽の狛牛?

境内に歌人・中島歌子の記念碑があり、近くの安藤坂に樋口一葉が通った萩の舎があったそうだ。

この後、水道橋駅まで歩いたが、駅近くで神田上水が神田川を懸樋で越えた跡があるようだ。水道橋の名前の由来?

今回は寄らなかったが小石川後楽園も近くにあり、このルートは良い散歩道だと思う。

山ちゃんもかなりヒザが回復したようで安心して歩いている。

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