近々病院のお世話になるが、退院後のリハビリなどを考えると今年最後の山になりそうだ。後遺症が残れば来年以降も分からない。という訳で最後の山に八ヶ岳を選んだ。
赤岳は9年前にGOさんに連れて行ってもらったが、岩稜で有名な横岳を歩いたことがなく心残り。横岳は硫黄岳と赤岳の間にあり、年寄りには厳しいコースということで不安もあったが至仏山の勢いでサンコウさんを誘いチャレンジすることにした。
このコースは普通なら山小屋一泊のコースだが、ユックリと赤岳鉱泉と赤岳展望荘の二泊で歩くことにした。この二つの山小屋はTVでよく紹介されるが泊まったことがないのでこれも楽しみ。今日は美濃戸口から赤岳鉱泉まで3時間のコース。
美濃戸口11:20→美濃戸12:20→堰堤広場13:20/30→赤岳鉱泉14:50
標高:美濃戸口1500、美濃戸1720、赤岳鉱泉2220
YAMAP:7.0㎞、787/59m
美濃戸口の八ヶ岳山荘。今年はコロナの関係でバスは盆時期を除き土日祝のみ、今日は金曜なので茅野駅からタクシーを使った。6040円。ここの食堂でカレーライスの昼食。
昼食後スタート。右は歩いたことないが御小屋尾根で阿弥陀岳に向かうそうだ。美濃戸は左に。
沢に沿って歩いていく。
時々車道を離れショートカットの登山道に。サンコウさんはよく道を知っている。
ここは荒れているが旧車道だったようだ。左側に新たな車道がある。
車道に出る。
美濃戸口から一時間歩いて美濃戸に着く。マイカーならここまで車を入れられ、1時間はカットできる。
今日は金曜だが車も多く入山者はかなり多そうだ。
南沢と北沢の分岐。赤岳鉱泉は左の北沢を歩き、帰りは右の南沢から下りてくる。GOさんの時は南沢を往復したので、北沢の道は今回初めて。
砂利の林道が続くが、ここでも車道を離れショートカットで登山道に入る。
八ヶ岳は苔が美しい。
北沢に沿った車道に出る。
この車は赤岳鉱泉の車だとか。一般車はここまで入れない。
堰堤広場に着く。ここでしばし休憩。
ここから登山道になる。沢沿いに登って行く。
昨年の台風でかなり橋がやられた様だ。新しく鉄パイプなどで補強されている。
ここも登山道が新しく付け替えられている。崩壊が激しいが赤岳鉱泉が必死に直しているのかな?
昔は沢を渡渉したようだが、今は橋や木道が整備されていて渡渉することがなくなったという。凄い石が流されてくるね~!
結構な登り坂が続く。気持ちの良い休憩場所かな?
何度も右岸、左岸を繰り返し渡る。
ダテカンバの林が美しい。
橋が鉄砲水で流されていても良いように片側に太いワイヤーが結ばれている。黒部源流の薬師沢の木橋もそうだった
トリカブトが咲き誇っていた。
気持ちの良い苔の道だが息が上がってきた。サンコウさんに付いていくのがキツイ。
ここから赤岳が見えるようだが雲がかかっている。午後はガスが出やすい。
緩斜面になってきた。山小屋は近いかな~?
美濃戸から2時間半掛かって赤岳鉱泉に着いた。テントが多い。
赤岳鉱泉の風呂用ドラム缶と煙突。定員300名の大きな山小屋だった。
冬はここに鉄骨で氷壁を作りアイスクライミングがこの小屋の人気だという。テントはソロ用が多いね。
今日は蒸し暑く、着いた直後の冷たいコーラが旨かった。沢水の水温は10℃かな、かなり冷たい。
泊まりはコロナで強制的に個室に。個室料5000円。定員300名の所、予約は100名に絞っているという。
個室の廊下。ホテルのような感じ。サンコウさんが言うには、冬の氷壁がヒットして宿泊客が一気に増えたという。
中庭も新設されて星空観察にはよい場所のようだ。
夕食は豚のステーキ。予想以上に厚く200gはありそうかな~?
こちらは朝食。生卵を期待したが半熟卵でした。
食堂は遮蔽板でテーブルもかなり減らしているという。いつもならギッチリで後ろも通れない程だという。
赤岳鉱泉の道は2000m前後で涼しいが、何故か息が上がる。復活したと思ったが、サンコウさんに付いていくのがキツク明日からが心配。高度の関係かな~?
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