Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

陸王

2016-07-26 12:36:48 | 読書
(内容)
勝利を、信じろ――。
足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。
といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。
そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。
長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。
社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。
しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。
チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか?

今、最も好きな作家は間違いなく池井戸潤である。

その最新刊。

いつもは図書館本やけど、コレは買わない訳にはいかない。

今回の内容は「下町ロケット」にスポーツを融合した感じ。

いつもながらの読みやすさと面白さにどんどん引き込まれて、ずっと読んでいたい感覚に陥ったほど。

しいていえば、最後のマラソンの感動部分がもう少し詳細に描かれていればよかったかなあ…ということぐらい。

進化した「下町ロケット」が読めた感じがする。

もう、文句なしの満点!



★★★★★


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