Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

店長がバカすぎて

2019-10-28 20:28:42 | 読書
(内容)
「幸せになりたいから働いているんだ」
谷原京子、28歳。独身。とにかく本が好き。
現在、〈武蔵野書店〉吉祥寺本店の契約社員。
山本猛(たける)という名前ばかり勇ましい、「非」敏腕店長の元、
文芸書の担当として、次から次へとトラブルに遭いながらも、
日々忙しく働いている。
あこがれの先輩書店員小柳真理さんの存在が心の支えだ。
そんなある日、小柳さんに、店を辞めることになったと言われ……。



早見和真作品は3作目。

以前に読んだのがミステリーの「イノセント・デイズ」と青春スポーツ小説の「ひゃくはち」。

なので、どんな作品なのか全く予想出来なかった。

内容は書店を舞台にしたコメディ。

かなり読みやすい構成になっていたし、後半に少しミステリーっぽい謎の展開もあって、興味をそそられながら読み進めることが出来た。

しかし、何かが欠けている感じは否めない。

それが何かはわからない。

読了後もなんとなくスッキリしない。

主人公の谷原京子にも感情移入出来なかった。

面白くないわけではないが、もっと痛快なストーリーをイメージしてただけに少し残念。



★★★☆☆