(内容)
ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのかー。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!
初読みの作家。
「ユリゴコロ」ってどういう意味かと気になっていたが、一般的な言葉ではなく、この小説で作られた言葉である。
なんとなくイヤミスを想像していたが、イヤミスっぽさほほとんどない。
前半はかなりホラー色が強くタイトル通りの感じを受けながら読み進めた。
「ユリゴコロ」と題されたノートの謎の解明と行方不明になった恋人の行方と大きく二本の話がシンクロしている。
それは繋がっていて最後に一つになるという展開。
なかなか面白かったし、読みやすかった。
読後の感じもなんとなくスッキリした。
他の作品もいずれ読んでみたいと思う。
★★★★☆
ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのかー。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!
初読みの作家。
「ユリゴコロ」ってどういう意味かと気になっていたが、一般的な言葉ではなく、この小説で作られた言葉である。
なんとなくイヤミスを想像していたが、イヤミスっぽさほほとんどない。
前半はかなりホラー色が強くタイトル通りの感じを受けながら読み進めた。
「ユリゴコロ」と題されたノートの謎の解明と行方不明になった恋人の行方と大きく二本の話がシンクロしている。
それは繋がっていて最後に一つになるという展開。
なかなか面白かったし、読みやすかった。
読後の感じもなんとなくスッキリした。
他の作品もいずれ読んでみたいと思う。
★★★★☆