Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

星の王子さま

2018-07-12 21:07:45 | 読書
(内容)
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。
それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。
最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。


恥ずかしながら初読み。

新潮文庫の100冊にあったので、気になって書店で購入。

色々と考えさせられる内容ではあったけど、少し冷めた感覚で読んでいる自分がいた。

さすがに年齢を積み重ね過ぎたか?

我が子には是非勧めたい作品。

将来、心に残る一冊になればいいと思う。



★★★☆☆

ラッシュライフ

2018-07-12 19:17:02 | 読書
(内容)
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。
父に自殺された青年は神に憧れる。
女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。
職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。
幕間には歩くバラバラ死体登場ー。
並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。
不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。
巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。


伊坂作品の完読まで残り10作品を切ってる。

まとめて読もうと思えば読めなくはないが、少しずつ焦らしながら読んで行きたいと思ってる。

デビュー2作目の作品。

めちゃくちゃ伊坂幸太郎らしい作品。

5つの異なるストーリーが後半になって絡み合って来る。

このパズルを解くような展開が伊坂作品の真骨頂だと思う。

伊坂作品を数多く読んで来てる者としては少し物足りなさも感じるが、いい意味で安定してて安心して読むことが出来た。

伊坂作品の楽しみの一つは作品毎に登場人物がリンクしてるところ。

黒澤はかなりの作品で登場してる。

最後の豊田の選択にこの小説の伝えたいことが含まれてると思う。



★★★★☆