えぇぇぇぇぇ、そりゃないよ!!!
というのが感想ですな。
以上。
というのもアレなんでね。
以下、超ネタバレあり!!!!!
そうかー、そういう作りかー。
ってコトですよ。
結局最後まで真相分からんままっていう。
そりゃないですぜ。
小学校6年生が、小学校低学年の連続誘拐殺人事件にどう関わってるのか。
部屋から被害者の親たちの名刺と、凶器と思しき拳銃、1件目の事件で使われたぽい夜光塗料、等々が見つかってはいるんだけど。
主犯なのか。
ホントに彼が4人の小さな子どもを殺したのか。
気になるじゃん。
知りたいじゃん。
でも最後まで父ちゃんの想像だけで終わるんだよねぇ。
作りが上手いから 『今度こそ真実か』 と何度も思わされ。
さすがにディズニーランドのくだりはおかしかったけど。
6年生が犯した(かもしれない)凶悪犯罪っていうテーマにそそられただけに、読後の 『そらないわー』 感は大きかった。
何度も叫んじゃった(笑)
何も分かってないし解決もしてないので、読後の爽快感はないんですが。
消化不良感もあるんですが。
読んでる間は楽しかった。
特にしょっぱなの想像は緊張感たっぷりで、ぐいぐい読まされます。
こういうのもあるんだなー、って感じでした。
くそぅ、なんか悔しいぜぃ。
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世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫) |
歌野 晶午 | |
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