limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
たまに、写真も掲載中。本日、天気晴朗ナレドモ波高シ

何故このタイミングなのか

2017年02月14日 23時45分40秒 | 日記
何故、このタイミングでフリン氏は「親衛隊」を辞することになったのか?あまりにも不可解であり、疑問符は尽きない。彼の身辺に何があったのか?単なる「確執」ではあるまい。現地からの報道を見て行こう。

アメリカ帝国のホワイトハウスは、安全保障政策を担当するフリン大統領補佐官が、ロシアの駐米大使とロシアへの制裁をめぐって協議したことを隠していたことを事実上認めて謝罪し、辞任したことを明らかにした。フリン氏は補佐官就任前の去年12月、ロシアの駐米大使と電話で会談し、この中でロシアに対する制裁をめぐって協議したかどうかについて、当初、協議していないと説明し、ペンス副大統領も擁護していた。しかし、アメリカ帝国メディアは実際には制裁をめぐる協議が行われていたと伝え、事実を隠していたなどとして、ジョーカー総統がフリン氏に対する不満を募らせていると報じていた。フリン氏は公開された辞表の中で、「私はロシアの駐米大使との電話会談について軽率にも不完全な情報をペンス氏などに報告した。私はジョーカー総統とペンス副総統に謝罪し、総統らも受け入れた」と、辞任の理由を説明した。フリン氏は、国防情報局の長官も務めたアメリカ陸軍の退役中将で、去年の選挙戦争では早くからジョーカー総統を支持し、側近の1人とされ、日米首脳会談などにも同席していただけに、ジョーカー総統政権にとっては大きな打撃となる。

何となく、きな臭いものを感じる報道だ。「軽率にも不完全な情報を副総統に報告した」とあるが、実際は「表向き」の内容で、裏には別の「理由」が埋もれている可能性、いや表立って言えない別の「理由」があると感じた。改めて辞表の内容を見てみよう。

公表された辞表
「私は、総統補佐官に就任するにあたって、多くの外国の閣僚や大使らと電話で会談した。そうした電話は政権移行を円滑に行い、総統と外国の指導者たちとの間に必要な関係を築き始めるためのものだった。そうした電話は政権移行では一般的な慣習だ。しかし、不幸にも、めまぐるしく事態が進行するなかで、私はロシア大使との電話会談について、うかつにも副総統らに不完全な情報を報告してしまった。私は総統と副総統に心より謝罪し、受け入れられた。私は辞表を提出する。私は、ジョーカー総統政権がアメリカ帝国を再び偉大にするために取り組み、アメリカ帝国国民によく尽くすであろうことを確信している」

取ってつけたような「作文」であり、辞任に当たって当面差し障りのない内容となっているが、彼の「本心」を表しているとは、とても思えない内容だ。フリン氏はこうした「虚偽」の作文までして、何故「親衛隊」から去るのか?考えられる可能性は3つ。
1.ジョーカー総統の信認を失った可能性。
  選挙戦争からいち早く「支持」を表明し「簒奪の功労者」でもあるフリン氏が、信認を失うとすれば「国家の存亡にかか
  わる大失態」でもやらない限りありえない。
2.自身の保身の為
  ロシア側と接触を繰り返す中で、ロシアが握っているとされる「ジョーカー総統のご乱行」に関する映像を目にするか、
  何らかの「取引」を持ちかけられてしまった可能性。知り過ぎた故に、何かの折に粛清される前に「先手を打って失態を
  でっち上げ」辞任して身の安全を担保した。この線は確率的に十分あり得る話になる。功労者故に優遇はされたが、身辺
  に「危険」を察知しての逃亡はありえることだ。
3.Xデーの予告・弾劾証言のため
  ジョーカー総統暗殺計画の知らせが「軍・CIA」から届き、大急ぎで失態を演じて「親衛隊」を離脱した。元々は、反
  ジョーカー派が送り込んだ「内部工作員」であったため、暗殺に乗じて始末される前に辞職し、後のジョーカーに対する
  「弾劾証言」を行うために、身を隠す必要があった。側近の中でも「懐刀」であったフリン氏。選挙戦争中も含めて、
  ジョーカー総統の悪事を証言出来うる人物は少ない。Xデーが迫る中、早期のホワイトハウス脱出は必須だった。ある
  種、茶番劇ではあったが、総統に疑われぬ今のうちに「隔離」される必要があったと見てもおかしくはない。

ほかの複数の側近にも不満か
ホワイトハウスのスパイサー報道官については、ジョーカー総統が報道対応をめぐって時折、不満を表明しているとしている。また、ホワイトハウスで実務を取りしきるプリーバス大統領首席補佐官についてもジョーカー総統は疑問を持ち始め、総統の側近が後任の人選を始めたと伝えていて、ジョーカー総統政権内では発足から3週間余りで早くも不協和音が生じている可能性が高い。

反ジョーカー「市民革命」が聞いたら大喜びに沸くであろう失態ぶりは、早くも「宦官」対「外戚」の泥沼の権力闘争が「親衛隊」内部で勃発していると見て間違いはない。理由はどうあれ、フリン氏の脱出は、反ジョーカー派に有利をもたらし、総統政権は更に弱体化したと見ていいだろう。どうやら、アメリカ帝国の内部崩壊は、当初の予測より早く訪れるやも知れない。ジョーカー総統暗殺のXデーは、目前にせまっているのではなかろうか。

ジョーカー総統暗殺

2017年02月14日 15時26分04秒 | 日記
暗殺の序曲、それは「合衆国簒奪式」当日1月20日から始まっている。翌21日、首都ワシントンで50万人、全米で300万人規模となった反ジョーカーのデモが行われた。一方で「合衆国簒奪式」に参加したのは20万人ほどで、しかも白人ばかりで「簒奪演説」のマイクに会場からの抗議の声が紛れ込むという醜態ぶり。後にジョーカー総統は「簒奪式にはもっと大勢が居た」と虚勢を張ったが、大恥をかいてしまったのは間違いない。親衛隊の幹部が「お前達は黙っていろ!」とマスコミ批判の恫喝に及ぶほどに、総統政権は脆弱さを解消できていない。閣僚の議会承認の遅れや官僚機構の整備の遅延。連邦議会での「総統演説」すら、今もって実現していない。何もかもが「中途半端」な今こそ反ジョーカーの「市民革命」を推進する好機である。しかも総統命令の「入国禁止令」が司法の手で止まっている。全米で300万人を動員できた反ジョーカーの市民は、以前にも増して気勢を上げて総統政権と対立を強めるだろう。総統も「新たな総統命令」の用意があるようだが、一寸先は闇の熾烈な闘争と混乱が進行するだろう。この先、アメリカ帝国はどこへ向うのか?政治のと言うか「総統がばら撒く不安の種」を巡って、帝国国民はジョーカー支持と不支持の真っ二つに割れて争うことになるだろう。

米帝国の分断は解消することはできない。むしろこれから益々深刻化していく一方だろう。ジョーカー支持の白人保守層は、全米帝国に根強く広範囲におり、強固な信念(思い込み)を持っており、マスコミがどれだけ醜聞を暴いても動じようとはしない。むしろ既存のマスコミを敵視し反発する生理を持っている。ジョーカー総統が発するツイッターこそが真実だと信じて疑わない。彼らの要求は、安定した生活と雇用、移民問題の解決である。そこに焦点を定めてジョーカー総統は選挙戦争を勝ち抜いた。故に移民問題と言うキーワードは、単に地域の低所得白人層の雇用を奪うとか賃金を引き下げられると言うだけに留まらず、麻薬問題の恐怖とも繋がってしまった。「ジョーカーの長城」と言う一見馬鹿げた公約には、不法移民の流入だけでなく麻薬をも阻止する防壁をも意味する事となったのだ。

こうした現状に耐えられなくなった白人達が、これまでのタブーを破り捨て「本音」を公約に掲げたジョーカー総統に共鳴した。反ジョーカー側が民主主義と人権の正論で押しまくるほどに、露骨な保護主義に偏り反発を強めた。こうした事は、米国民主主義の歴史が築き上げて来た倫理的な前提、すなわち米国社会の規範と秩序を破壊していくことに繋がってしまった。ジョーカー総統の登場は、米国が自由と民主主義の理念を掲げ先導する偉大な国家ではなくなった事を意味し、米国の威厳と説得力を失墜させたことを意味する。「自由世界の崩壊」と言ってもいいだろう。女性スキャンダルで名誉毀損の訴えを起されるような総統では、まるでお話にならない。途上国の政治のようである。こうした米国帝国の劣化は、土台である社会の劣化の反映であり、国家社会が毒素に侵され腐っていて、悲鳴を上げている証明であり、もがき苦しみ痙攣している病人そのものである。

このように、悪性の中毒にかかってしまったアメリカ帝国のジョーカー総統後は、何が来るのだろうか?自由と民主主義を復元して、本来の国家理念の体現を実現できる世界からも信頼と尊敬を得られる姿になるのだろうか。かなり難しいことになるが、ここまで「分断」が進行した国家を建て直すには「戦争の発動」しかないと思う。東西か南北かの「内戦」の勃発がちらついて来る。テレビで頻繁に目にするようになった「ラストベルト」を象徴する錆びて朽ち果てた工場の建物の絵は、米国帝国の「自由と民主主義の理念」の現在の姿そのものである。内実を失い疎外感と倒錯感となった米国帝国の「理念」が、ジョーカー総統の治世として目の前で現実となってうごめいている。ソビエト崩壊を思わせる悪夢だ。ソビエトは70年で役目を終えた。アメリカは230年続いているが、そろそろ金属疲労の蓄積が限界を超えて、破局の道を歩むかもしれない。中華王朝でも260年前後が命脈を保った限界である。壮麗で虚飾に満ち溢れた「簒奪式」は何だったのか。ソビエト末期の矛盾と欺瞞にそっくりだ。総統の親衛隊には、危険な思想にかぶれた「宦官」と「外戚」と言う名の身内が揃っているだけだ。ジョーカー総統の治世の今後を考えた時、思い浮かぶのは「内戦」と「第三次世界大戦」と「核兵器の使用と言う悪夢」と「暗殺」の2文字の予感である。

軍かCIAが首尾よくジョーカー総統を始末し、証拠を捏造して「IS」のテロリストの仕業としたり、ヒスパニックの凶徒の計画的犯行にして冤罪事件化するのは、決して非現実的な話ではない。軍にもCIAにも反ジョーカー派は存在するはず。彼らがジョーカー総統を「暗殺」し誰かのせいにしさえすれば、分断を埋めて国内を結束させて修復することは充分に可能だ。「米国の敵」を仕立てあげて戦争に持込めば、国内の危機「内戦」は回避する事ができる。「第三次世界大戦」と「核兵器の使用と言う悪夢」からも当面は逃れられる。今年の春からの欧州の選挙で極右が台頭して、ジョーカー総統に追い風が吹き、強権独裁政治に加速がかかってはマズイのだ。共和党としても「党是に反する政策」を振り回すジョーカー総統の意のままにされては面目が丸潰れだ。どこかで誰かが動き出している可能性は否定できない。ジョーカー総統は民主党でも共和党でもなく、軍人でもなく、ワシントンに利害と人脈と派閥がない。そこが支持者に対するアピールポイントだった。しかし、バックに庇護者の組織とネットワークがないこと、軽薄で口の悪い独裁者であること、そうしたことを考えるとワシントンの権力構造によって常に命を狙われる位置と境遇にあるのは間違いない。彼は「暗殺」の2文字から逃れられないのだ。

結局のところどうするの

2017年02月14日 09時44分50秒 | 日記
土壌汚染問題で「移転棚上げ」になっている豊洲市場の問題。環境基準の数十倍の汚染物質が検出され、建物の地下にも「あるはずの無い地下空間」があるなど、次から次へと「ありえない事」が明らかになっているが、結局のところ「どうするんですか?」小池さん。築地から移転できないのなら、築地へ梃入れをしないといけませんよね。老朽化対策をやらないと持ちませんし、業者に「保障費用」を補填してあげないと「反乱」が起こりますよ。経緯はどうあれ「使えない」のならば、壮大な「血税のムダ使い」の象徴として「廃墟」にするしかありませんよね。土壌の浄化対策にまた血税を垂れ流すのでは、都民の理解というか国民全体の非難を浴びますよ。そもそも、何で「汚染された土地」に市場を建てたのか?というところからしっかりと説明が無いと、誰も信用しませんね。都政そのものに。なまじお金があるから、都庁の職員もダラケるんです。様々な報道を見ていても「責任逃れのたらい回し」の繰り返しじゃないですか。「あるはずの無い地下空間」を造った張本人も不明のままだし、土地の購入経緯だって「曖昧」な部分が多過ぎます。どうして行政は「箱物」が好きなんですかね?数千億円をかけて建設しても「手抜き工事」だったり「汚染されたまま」だったり、誰も仔細は確認していないと言う話ですよね。そんなことやっている一方で「税金」だけはキッチリと搾り取るのでは勘定が合わないでしょ!ズルズルと結論を先送りするだけじゃなくて「築地延命」の手立てを早く示すべきですよ。豊洲がダメである以上、市場は動かせないのですから、きちんと説明してすみやかに豊洲は「廃墟」にしましょう。「血税ムダ使いの象徴」として後世に伝えればいいんです。後は、弛緩しきった・腐敗の温床となっている都の職員達を粛清しましょう。それこそ「税金泥棒」じゃないですか。豊洲に関わった職員は、全員粛清ですね。そうでもしなくては都民が国民が納得しませんよ。

挙動不審なれど取り敢えず・・・

2017年02月14日 09時42分52秒 | 日記
取り敢えず「両国間の懸案は棚上げ」にして、地域の安定を優先したと見るべきなのだろうか?強硬な物言いが目立った「ジョーカー総統」にしては、珍しい安倍総理に対する優遇ぶりは「異例」尽くしに映った。北の「ミサイル小僧」が会談に合わせるかのように、ミサイルをぶっ放しても「終始冷静」を保ち、共同で北朝鮮を非難した。翻ってアメリカ帝国の足元を見れば、閣僚人事の議会承認が終わっていないし、例の「入国禁止令」で司法と真っ向からの対立。この上、東アジアで安全保障上の問題が生じれば、総統としても「落ち着いて椅子に座っている」事が困難になる。日米関係がこれ以上「こじれる」のは避けたかったのだろう。現実問題、日本企業による雇用を失ってしまっては、面目が丸潰れ・・・。親衛隊だけでは、帝国は動いていかない。司法当局とも折り合いを付け、連邦議会とも是々非々の「取引」を付けねばならない。言わば「片足立ち」の政権状況下を何とかしなくては「世界に君臨するアメリカ帝国」になれない。日本と同じように「お友達」を増やしていかなくては、国内外の火事を消すのも容易ではなくなる。英国やオーストラリアと「喧嘩」してしまった以上、頼れるのは日本しかなかったとも言える。

総理が訪米した事によって、アメリカ帝国の市民生活の一端も報じられたが、驚いたのは「made in USA」の商品が皆無に等しいと言う現状だった。日本でも外国製の商品は溢れ返っているが、そうは言っても「安心の日本製」の商品は少なくはない。だが、アメリカ帝国で店頭に並んでいるあらゆる商品の殆どが「外国製」で、選ぼうにも「選択の余地がない」と答えていた帝国市民の表情は滑稽だった。総統は「帝国製品を買おう」と言っているが、現実問題として「それは無理です」と答えるしかない。もし、帝国製に拘るとしたら「丸裸同然」で居なくてはならない事になる。総統のスーツだって帝国製品なのかも怪しい。恐ろしいまでの「空洞化」を見せつけられて、アメリカ帝国の国内産業の復興が「如何に困難か」を実感した次第。もしも、仮に帝国内での「生活用品の生産再開」を総統が言い出したとすれば、猛烈なインフレを招くだけだろう。どう少なく見積もっても3割から4割の価格上昇は避けられないし、ツケは帝国国民へ全てが跳ね返るからだ。白人層の生活レベルの向上と雇用確保と言う公約を反故にされたら、支持者とて黙ってはおるまい。中国に対して「報復関税」をかけるべく貿易当局は動いているようだが、米中に「関税戦争」が勃発すれば、巡り巡って帝国国民の生活を脅かす「一大消耗戦」になりかねない。この当りの事情は、早急に総統の「ブラックボックス」へインプットしておいた方がいい。余計な「ツイート」から国家衰亡の危機では目も当てられない。

ともかく、東アジア情勢は日本に「フルサービス」をしたことで当面の間は、急速に悪化する事はないだろう。唯一の懸念は「北のミサイル小僧」だが、中国に対しても書簡を送り、国連決議も採択されれば「公然と処断を下す」事ができる。総統は従前の策を継承せず、独自の「圧力や軍事力の行使」に踏み切る可能性がある。マティス国防長官からも情報はインプットされているはずなので、艦船の派遣などの「目に見える力の行使」も視野に入れているだろう。中国との軋轢も一時「棚上げ」に出来そうなので、まずは帝国内の「火事」を消しにかからなくてはなるまい。悪評の高い「入国禁止令」に替わる新たな「総統命令」への署名も囁かれている中、閣僚人事を早期に完了させて連邦議会で簒奪後の初演説を噛まさないといけない。「大型減税策」の発表も目前に控えている。しばらくは帝国内部の体制整備を図らないと、これからの対外政策にも影響が出る。ツイートは相変らずだろうが、日本対しての「刺激的発言・ツイート」は少なくなるだろう。お手盛りで総理が訪米したのだから、トーンダウンしてもらわなくては困る。足元が固まったところで「冷静な二国間交渉」のテーブルについて貰いたいものだ。