仕事休みでマチネで観劇。
（関係ないけど、11月11日は「ポッキー・プリッツ」の日だとか。私「サラダ・プリッツ」が好きです～）
新大久保の東京グローブ座「昭和島ウォーカー」
主演は、あの！Ｖ６の井ノ原快彦さん。
…でも私、残念ながらジャニーズ系にはそれほど興味なくて。
大好きなのは「ヨーロッパ企画」のほう！
この舞台の作・演出を手がけられるのは、ヨーロッパ企画の主宰、上田誠さん。お馴染みヨーロッパメンバーの俳優さん達がたくさん出演されてます。
他にも、新感線の粟根まことさんに、阿佐スパの中山祐一朗さんに、福田転球さんに…！
これは観にいかなくては！
グローブ座、しかもジャニーズ主演、ってコトでＳ席が8500円…。今月はイタイ出費が嵩みますよ。
馬蹄形（って言うんだっけ？）の客席を持つグローブ座。今回の席は１階をぐるりと囲むちょっと高くなってる場所。
少し舞台を横から眺める感じになるけど、ステージにはとても近い場所だったので役者さん達の表情も肉眼でハッキリ！
チケット、頑張ったかいがありました～！
平日の昼間、主演が井ノ原さん、ってこともあってか、女性客が多くてお客さんの年齢もちょっと高め？客席、落ち着いた感じでした。
ちょっとだけ、近未来。
工業化、ロボットの実用化も進んだ社会に、時代に取り残され大企業「ユニバーサル」の下請け工場として、下町・昭和島でほそぼそと操業を続ける小さな街工場「アサヒロボット」
雑然と散らかった工場内、あんまりやる気もなさそうな工員達、効率の悪い作業工程…。
かつて二足歩行ロボットの実用化（自立移動式の自動販売機！）に成功し、華々しい業績を残していたこの工場も、その後に制定された「ロボット３原則」法の施行により、一気に業績が悪化…
開発・設計の天才だった先代社長は失意の投身自殺を遂げ、当時の優秀な開発スタッフ達は、今や工場のお荷物工員。
先代から工場を引き継いだマネージャーは、工場を維持するのでやっと。親会社のユニバーサル社の社員に土下座をくりかえして、やっと日々の操業を続けている。
そんな日々の続くある日、世界を放浪していたどーしようもない先代の息子・コテツが突然にアサヒロボットに舞い戻る。
徹底的に役立たずで機械オンチのコテツ。
次々と工機を壊したり、作業を失敗したり…。
でも、まるで悪びれることのないコテツを、仕方なくフォローしていくうちに、どうしようもなく行き詰まっていた町工場に、少しずつ変化が起きて行く…
やっぱり私、上田さんの書く脚本とお芝居に漂うあの優しい温度が大好きだな～！
本当に良いお話でした～
最初から最後まで、くすくす笑いが止まらないー！でも、最後にちょっとだけ涙が滲んじゃうような…。
観終わった後に、気持ちが楽しくなるし優しくなる。
感動の大作！ってのじゃないんだけど、なんとも心地良い満足感。
一刻も早く次回公演、観たいもの～！ヨーロッパ企画！（次は来年６月かなぁ？）
理系・工学部出身の、演出家としてはちょっと変り種の上田さんの書かれるお芝居。いつも空間と時間軸の動かし方の上手さに感動します。
最初、ひどくごちゃごちゃと雑然と散らかっている舞台が、いくつかのエピソードによって、ラストシーンの舞台に組み上げ直されて行く。
最後にわかる、そのタネあかしの、あまりの壮大さとくだらなさ！もう涙こぼしながらの失笑～！最高～
やっぱりヨーロッパメンバーならではの、あのユルくて楽しい空気感。
いい舞台でしたね～！
もちろん、主演の井ノ原さんも良かったですよ～！ちょっとお疲れだったのかな？テレビで見るのよりも、声がハスキーだった気がしたけども。
雰囲気を和ませる佇まいをお持ちの井ノ原さん。ヨーロッパメンバーとの息もぴったり。優しい笑顔が素敵。
粟根さんはともかく、役柄上、中川さんを「おじさん」と呼んでるのに笑っちゃった！中川さん、ホントは井ノ原さんよりも年下なのにね！
マネージャー役の粟根さんは、もうさすが！
この座組みだと、実質上の座長さんみたいな感じ。存在感抜群～！
いつも、なんとなく子分キャラのイメージのある祐一朗さんは、今回は年嵩の工場長役。周りが若い役者さんばかりだし、すごくしっくりと落ち着いてハマってました。
転球さんは、松本まりかちゃんと共に、ものすごい意外性のある役どころ！これをバラしちゃうワケにいかないんで書けないけど、もうホント面白いのよ～、これが！今日も、たっぷり笑わしてもらいました！
京野ことみちゃんは、何度か舞台拝見してるけども、やっぱり細くて可愛らしいな～。
ヨーロッパメンバーは、みんな「いかにも！」のキャスティング。似合うな～、ツナギ！楽しかったな～！
ただ１人、真っ白なスーツも素敵にまぶしい酒井さん。…でも、面白かったです～！
角田さんとかが参加されてないのがちょっとだけ残念だった。
でも、本当に楽しい舞台でした～
（関係ないけど、11月11日は「ポッキー・プリッツ」の日だとか。私「サラダ・プリッツ」が好きです～）
新大久保の東京グローブ座「昭和島ウォーカー」
主演は、あの！Ｖ６の井ノ原快彦さん。
…でも私、残念ながらジャニーズ系にはそれほど興味なくて。
大好きなのは「ヨーロッパ企画」のほう！
この舞台の作・演出を手がけられるのは、ヨーロッパ企画の主宰、上田誠さん。お馴染みヨーロッパメンバーの俳優さん達がたくさん出演されてます。
他にも、新感線の粟根まことさんに、阿佐スパの中山祐一朗さんに、福田転球さんに…！
これは観にいかなくては！
グローブ座、しかもジャニーズ主演、ってコトでＳ席が8500円…。今月はイタイ出費が嵩みますよ。
馬蹄形（って言うんだっけ？）の客席を持つグローブ座。今回の席は１階をぐるりと囲むちょっと高くなってる場所。
少し舞台を横から眺める感じになるけど、ステージにはとても近い場所だったので役者さん達の表情も肉眼でハッキリ！
チケット、頑張ったかいがありました～！
平日の昼間、主演が井ノ原さん、ってこともあってか、女性客が多くてお客さんの年齢もちょっと高め？客席、落ち着いた感じでした。
ちょっとだけ、近未来。
工業化、ロボットの実用化も進んだ社会に、時代に取り残され大企業「ユニバーサル」の下請け工場として、下町・昭和島でほそぼそと操業を続ける小さな街工場「アサヒロボット」
雑然と散らかった工場内、あんまりやる気もなさそうな工員達、効率の悪い作業工程…。
かつて二足歩行ロボットの実用化（自立移動式の自動販売機！）に成功し、華々しい業績を残していたこの工場も、その後に制定された「ロボット３原則」法の施行により、一気に業績が悪化…
開発・設計の天才だった先代社長は失意の投身自殺を遂げ、当時の優秀な開発スタッフ達は、今や工場のお荷物工員。
先代から工場を引き継いだマネージャーは、工場を維持するのでやっと。親会社のユニバーサル社の社員に土下座をくりかえして、やっと日々の操業を続けている。
そんな日々の続くある日、世界を放浪していたどーしようもない先代の息子・コテツが突然にアサヒロボットに舞い戻る。
徹底的に役立たずで機械オンチのコテツ。
次々と工機を壊したり、作業を失敗したり…。
でも、まるで悪びれることのないコテツを、仕方なくフォローしていくうちに、どうしようもなく行き詰まっていた町工場に、少しずつ変化が起きて行く…
やっぱり私、上田さんの書く脚本とお芝居に漂うあの優しい温度が大好きだな～！
本当に良いお話でした～
最初から最後まで、くすくす笑いが止まらないー！でも、最後にちょっとだけ涙が滲んじゃうような…。
観終わった後に、気持ちが楽しくなるし優しくなる。
感動の大作！ってのじゃないんだけど、なんとも心地良い満足感。
一刻も早く次回公演、観たいもの～！ヨーロッパ企画！（次は来年６月かなぁ？）
理系・工学部出身の、演出家としてはちょっと変り種の上田さんの書かれるお芝居。いつも空間と時間軸の動かし方の上手さに感動します。
最初、ひどくごちゃごちゃと雑然と散らかっている舞台が、いくつかのエピソードによって、ラストシーンの舞台に組み上げ直されて行く。
最後にわかる、そのタネあかしの、あまりの壮大さとくだらなさ！もう涙こぼしながらの失笑～！最高～
やっぱりヨーロッパメンバーならではの、あのユルくて楽しい空気感。
いい舞台でしたね～！
もちろん、主演の井ノ原さんも良かったですよ～！ちょっとお疲れだったのかな？テレビで見るのよりも、声がハスキーだった気がしたけども。
雰囲気を和ませる佇まいをお持ちの井ノ原さん。ヨーロッパメンバーとの息もぴったり。優しい笑顔が素敵。
粟根さんはともかく、役柄上、中川さんを「おじさん」と呼んでるのに笑っちゃった！中川さん、ホントは井ノ原さんよりも年下なのにね！
マネージャー役の粟根さんは、もうさすが！
この座組みだと、実質上の座長さんみたいな感じ。存在感抜群～！
いつも、なんとなく子分キャラのイメージのある祐一朗さんは、今回は年嵩の工場長役。周りが若い役者さんばかりだし、すごくしっくりと落ち着いてハマってました。
転球さんは、松本まりかちゃんと共に、ものすごい意外性のある役どころ！これをバラしちゃうワケにいかないんで書けないけど、もうホント面白いのよ～、これが！今日も、たっぷり笑わしてもらいました！
京野ことみちゃんは、何度か舞台拝見してるけども、やっぱり細くて可愛らしいな～。
ヨーロッパメンバーは、みんな「いかにも！」のキャスティング。似合うな～、ツナギ！楽しかったな～！
ただ１人、真っ白なスーツも素敵にまぶしい酒井さん。…でも、面白かったです～！
角田さんとかが参加されてないのがちょっとだけ残念だった。
でも、本当に楽しい舞台でした～
＞上田さんの書く脚本とお芝居に漂うあの優しい温度が大好きだな～！
＞理系・工学部出身の、演出家としてはちょっと変り種の上田さんの書かれるお芝居。いつも空間と時間軸の動かし方の上手さに感動します。
本当にそうですね！
ヨーロッパ企画のコメディー＆ファンタジーな世界って素晴らしい！と思います。
内容的にも、工場の色んな専門用語が取り入れられていて「工夫されてるな～」「面白いな～」って思って見てました。
ラストシーンは壮大で、なんだか温かみがあって、、「えっ！」と驚くサプライズも楽しめましたよね。
舞台がガシャーン、ガシャーンって動いた錯覚を与えてくれます。。
次回公演もホント、楽しみですね。ＴＢさせてもらいました♪
コメント＆ＴＢ、ありがとうございます！
面白かったですよね～、「昭和島ウォーカー」！
ヨーロッパ企画のほのぼの優しい感じって、見てて本当に楽しい気分になります。大好きです～！
「ゴーレム」の時もそうでしたけど、ラストシーンを見終えた後のあの気持ちが晴れて行くような心地良さ、ホントに素敵でした！
次回の公演では、何を見せて感じさせていただけるのか、私も本当に楽しみです