…なんとか、行って来ました。クアトロ!
もうねー、日曜日の休暇収得は難航に次ぐ難航で。一日丸ごと全休じゃなくていいんで、なんとか早帰り認めてください、マネージャー!
この秋に所属部門で2人の退職者が出ちゃったんで、忙しいと人手不足は深刻。新しく入ってくれた学生バイトさんは、まだ慣れてなくて一人では放って置けないし…。
5時半からのライヴに行きたくて4時半には帰りたい私と、ベテランのバイト君が出勤する5時まで残ってくれと言うマネージャー。
ギリギリの交渉の結果、間を取って4時45分までの勤務。間に合うかな~、クアトロ。ホントにギリギリじゃん。
お給料日明けの日曜日、前日台風接近による天候不良で客足が伸び悩んだ反動もあってか、夕方になっても忙しかった売り場。
接客の隙を突いて、5時少し前にやっと退勤。大急ぎで渋谷まで。
混み合う日曜日の渋谷駅前。漫ろ歩く人の波に逆らい、掻き分けるようにスクランブルからセンター街へともう必死!
クアトロパルコの前に着いたのがもう5時半少し過ぎ、クラブクアトロに入れたのは10分過ぎぐらい。会社の制服まで突っ込んである仕事鞄も持ったまま。
でも、スタートも少し押してたみたいで、なんとか間に合いました、ライヴ。良かった~!もうここまでで、くたびれちゃってヘロヘロでした、私。
クアトロのフロアは程よい感じに満員。
遅くに入ったし鞄も持ってるし、入り口に近い後ろの方のフロアでそのままゆっくり見る事に。まぁ、Queの本当に手を伸ばしたら届いちゃうぐらいの距離感に比べたらずいぶんとステージは遠いけど、たっぷりとステキな曲をかみしめるのにはこれもなかなかいい感じ。
本当に本当に、素敵な素晴らしいライヴでした~もうね、くたくたにくたびれてるのも忘れちゃうぐらい!
間に合ってよかった、来れて良かった~、本当に!
ほぼ2時間のライヴの間、ずーっと夢見てるようにシアワセだったもん
もちろんライヴは最初からもう最高!余裕と貫禄のすばらしいグレード。ただただ、ぼーっと見惚れて聴き惚れて…。本当に素敵だったなぁ、コレクターズ。
わりとライヴの早い頃(相変わらず、セトリを覚えるのは苦手なんです、私。)には、先日のライヴで「ファンキーパンキー」で聴いたばかりの「グレートアメリカ」も。今日は本家versionでね~
「今日もいっぱいだね、ありがとう。嬉しいよ。ねぇ、まだ日曜の5時半。飲み出すにはまだ早いだろ?コータロー君?」とリーダー。
「いや、いつもならもう飲んでるよ。」とコータローさん。
発売日も待ち遠しい新しいアルバムのイカしたタイトルチューン「東京虫BUGS」、リーダーによれば「B’z」に歌わせたい曲らしい。
「もうさ、新曲はね、B’z意識して書いてるからさー。」
「あー、じゃ俺も今日はB’z意識して…」と笑うコータローさん。
「君は永遠の「高見沢」だろ?コータロー君。じゃ次もB’zに歌わせたい新曲だよ。」と新曲「ツイスター」
カッコいい~やっぱり、B’zよりもコレクターズで聴く方が素敵だってー、絶対!
「でもさ、コータロー君は結構、さり気なく白いシャツとか着こなしちゃって、東京生まれ、東京育ちアピールしてるよね。そのいちばん上のダブルボタン、開けちゃうところとか…。」
「ああ、もう暑くってさ。もっとこう、たくさんボタン開けたいんだけどさー。それってオリ君の特許だからねー。」とタオルで汗を拭いながら笑うコータローさん。
反対方向を振り返って見るリーダーの視線の先では、小里さんが密かにニヤリ
クアトロだと距離があるんで、まあ、アレだけど、Queで見ちゃうとねー、スゴいからね、小里さんの全開ぶりすでにシャツにボタンの付いてる意味さえ見失いそうになるもん。でも、素敵なのよ、ソコもね~。ふふふ~
「今日はね、ちょっと普段着で来ちゃったから、俺。実はねー、先日、「騒音寺」ってバンドと対バンしてね…。フリフリのヴォーカル、ってのは見ててあんまり良いもんじゃないなー、って気が付いてね。今日は牛乳を配達するようなカッコで。「騒音寺」って若い、いや、彼らも若くは無いんだけど、俺らよりはずいぶん年下じゃん。見てるといろいろ勉強になるよね~。」とか言いながら、今日もやっぱり充分におしゃれで素敵な加藤さん。
「このひと月ぐらいでいちばん衝撃だったのって、アレだなー。あの名前入れるとその人の一か月をwebが勝手にカレンダーにしてくれるヤツ、知ってる?それにさ、「古市コータロー」って入れると、もう毎日「飲み会」「飲み会」「飲み会」…って。で、最後の31日に「結婚式」。なんだよ~、それ。そのめでたいのはさ~。もう、古市コータローになりたいぐらいだよなー。
それでねー、それに「小里誠」って入れると、「合コン」「合コン」「H」、「合コン」「合コン」「H」って出てくるんだよ。」
「…なんで知ってるんだろうね。」と小里さんがニヤリ
「俺なんかさー、「加藤ひさし」って入れると、ずーっと毎日「英会話」「英会話」「英会話」「英会話」…。…31日だけが大きい字で「病院」…。赤字で「病院」…。なんで?
今日は何日?28日?…今日張り切りすぎると、…ヤバいかな。」
笑いの絶えない面白いMCに、「…この曲は大事にしたいんだよ。」と、ひと呼吸おいて、美しく煌めく照明の中で静かに始まった新曲。
「…この恋は罪」、心を射抜かれる切ない大人のラブバラード、初めて聴いた「スターズ・オブ・バルコニー」
そして、そのあとに続いた「あての無い船」
本当に涙が出るほど素敵で切なくて、震えるぐらいの感動を味わえた瞬間。
ああ、早く新しいアルバム、聴きたいなぁ…
「せっかく生まれたんだから、少しは「エリカ様」みたいに生きてみたいよねー。」とリーダー。
それを聞いて楽しそうに笑い出すコータローさん。「あなた、ずいぶん「エリカ」だったじゃん。デビューした頃とかさ。」
「えー?君だろ?「エリカ様」だったのは。」
「そんなこと無いって。すごい「エリカ」だったよ、あなたは。俺は、…「亀田」だったかな。」
「ああ、うん、そう、亀田ね、亀田。あのさー、…テレビ見ててさ、何にビックリしたって、俺よりずいぶん年下なんだよー、亀田父。」(!)
「ああ、そうだよ。俺よりも下だもん、亀田父。あのジムの会長が俺といっしょだもん、確か。もうすぐ誕生日で43になるんだよ、あのジムの会長。俺、ジム、亀田父の順番だよ。」
「そうか…。ショックだよなー、俺よりそんなに若いなんて…。テレビみててテロップに「亀田父(42)」とか書いてあるとさ。ええー?42?って…」
「たぶん、アレでも(世間一般と比べて)若い方なんだよ、亀田の親父とかは。俺の同級生とか、たまに会っても(老け過ぎで)誰だかわかんないもん。ホントに。」
「そうそう!あのね、コータロー君が、同級生と池袋の駅前とかで会ったりするでしょ。そうするとね、友達がねー、シャツの裾をズボンの中に入れてんだって!それで、コータロー君、「まだ早い!まだ早いー!」って…。」と、楽しそうに笑いながら、シャツの裾をベルトから引っ張り出す仕草を繰り返すリーダー。
「でもね、そのまま飲みに行くじゃん。トイレから戻ってくるとまたシャツが「イン」してんの!」とコータローさんも大笑い。
「あー、お腹、冷えちゃうもんね~。」とリーダー。
ああ、わかるなー、世間一般の40代ってそんなもん、本当に。コレクターズの方が若すぎるだけ。
「19の時からモッズひと筋で、未だにこんなだから…」って言ってたけど、加藤さん。本当にびっくりするぐらいに若くて、いつまでたっても素敵だもん。
ミュージシャンって、何か秘密のアンチエイジングの方法とか、知ってるんですかね~?ホントにそっと教えてくれないかなー。
…でも、気にも留めてなかった亀田父の年齢を知って、フロアの片隅で思わぬショックに打ちひしがれてたのは、この私です。マジでコレクターズとは同世代なので…
「コータロー君ね、「新人類」だもんね。」
「そう。俺の歳でギリギリ「新人類」って呼ばれたの。東京オリンピックを境に……、」と、若いファンを置き去りに進むMC。
「マジソンバッグ、集めてんでしょ?コータロー君。まだ残ってるの?あれ。」
「うん、あるんだよ。あるんだけどさー、すっげー高いんだよ、今。」
へー、中学生の頃、みんな体操着入れに使ってたのにね、マジソンバッグ。ふちに付いてるビニールのチューブみたいなのが、ぶちぶち割れてはみ出してきてねー。懐かしいなぁ…
「マジソンバッグかぁ。俺は対抗して「グルービーケース」(!)でも集めるかなー。」と更に懐かしい方向に話しを進めるリーダー。
「持ってたよ、あれ。紙袋のとかもあったよね。」とQちゃん。
「ああ、うん。アメフト(NFL)のヤツねー。」
…大丈夫かな、この話。ちゃんとお客さんに通じてるのかしら?まあ、結構なお歳に見えるファンの方も多いけど、若いファンは知らないんじゃないかな?グルービーケースとか言われても…
昔ね、大流行したんだけど…。私の通ってた小学校は「グルービーケース」で通学するのは通常の授業の日は禁止されて、「始業式」とか「お楽しみ集会」とか、教科書持って行かなくてもいい日しか使えなかった。もっぱら英語塾に行くのに使ってたっけ。
何故かNFLの柄のが流行って、「カーボーイズ」「ドルフィンズ」とか人気のチームのは、いつも売り切れでなかなか買えなくて…
もう、30年も前の話。懐かしさで涙出るぐらいだわ~、本当に。
「この前さ、お腹空いちゃって「吉野家」に行ったのね。」とコータローさん。
「またぁ?」と小声で答えるリーダー。
「聞いてよ、この話はさ!でー、吉野家の中になんか変な客がいてさ、「あーだ、こーだ。」騒いでで。店の前にお巡りさんが立ってて中に入れなかったの。しばらく前で待ってたんだけど、なかなか入れてもらえなくて…。「ねー、お巡りさん。まだ入っちゃダメ?お腹空いちゃったんだけど。」って言ったら、「もうちょっと待って。」って言われて…。」
「そりゃー、またずいぶんと甘えたねー、コータロー君。お巡りさんに。それで?」
「それでね、またしばらく待ってたんだけど、やっぱり入れてもらえなくて…。お巡りさんに「ねー、まだダメなの?」って聞いたら、そのお巡りさん、「「すきや」じゃ、ダメ?」って!」
「…ホントかよ、それ。ちょっと作ったろ?話。」
「ホントだって!ホント!ホントに言ったんだよー、「すきや」じゃダメ?って。」
「オモシロ過ぎだよ~。コータロー君。君の人生、よくそんなことばっかりあるよねー。分けて欲しいよ、ホントに。」
こんなに面白いMC聞かせてくれるのに、本当は寡黙だと言い張る加藤さんとコータローさん。2人で飲みに行くと、本当に無口で喋らないそう。
「たまーに、ぽつりと、「………、ねぇ、加藤君、ブルース、…って、どう?」ってぐらいだもんな。」本当に?
「ブルース、って原田真二がデビューした時「てぃーんず ぶるーす」ってなんだよー、って思わなかった?」とまた懐かしい話題をふってくる、リーダー。
「ああ、ねー、ひらがなだし。あの丸文字がまたねー。」と普通に答えるコータローさん。よく、ジャケットまで覚えてるなぁ~。
「頼れる男」では、もちろんあのコール。
「じゃぁ、行くぞ!お前の、お前の、お前の彼氏は頼れるか?」
さすがにクアトロ!ちょっと今日はまとまりあるレスポンスだった感じだけど、まだまだお気に召さないらしいリーダー。
「なんだ、ぜんぜんダメじゃん!B’zがあそこで、あのー、千葉のさー、えーとどこだっけ?あの野球場?千葉マリンスタジアム?あそこでコールしたらさー、もう市川まで揺れるぜ~!
じゃあ、俺は頼れるかい?」
もちろん、クアトロのオーディエンスはみんなで拳上げて「YES!!」
楽しかったな~
そして、本編のラストソングは夢のように美しい「世界をとめて」
ああ、なんて素敵な曲なんだろう…。本当に夢のようなライヴでした。
「クアトロで見たことは、お前ら、誰にも言うなよ。夢だと思って忘れろ!」って言ったたけどもね、リーダー。
もちろん、熱いアンコールは、絶対になくてはならない曲が続く。これがねー、もうたまらない、本当に
クアトロを埋め尽くして彩る、リグレイの嵐~!楽しい~!
…って盛り上がってたら、Qちゃんのペダルが壊れちゃうアクシデント。
「はい、ペダル壊れました~。ドラムってのはね~、こうバスドラがあって…。」とリーダーの時間繋ぎのにわかドラム講座。
慌ててステージ上を動き回るスタッフさん達と、意外と余裕の表情でペダルを直すQちゃん。
「…回して、外して、取り替えて…。えーと、これってもっと時間かかるのかな~?…、君はどーでもいいことは喋るクセに、こう言うピンチの時はなんでなんにも喋らないの?コータロー君?」
コータローさんは、ギターを爪弾きながら、ステージの上をふらふらと結構楽しそうな表情。
やっとQちゃんからGOサイン!
「OK!Let’Go!コレクターズ!」リーダーのコールでラストはもちろん「僕はコレクター」!
あー、楽しかった~!
場内は「頼れる男」のBGM。メンバーのいつものご挨拶に拍手…、と思ったらなんだか様子が…
コータローさんの肩を掴んで、その耳元に何ごとか叫んでるリーダー。こちらに背中を向けたまま大きくうなずいてるコータローさんは、再びギターを持ち直してる。
リーダーの合図で消えたBGM。期待に盛り上がるオーディエンス!
「今さー、ペダル壊れちゃって、みんな待たせちゃって迷惑かけちゃったもんねー。ピザーラだったら、もう無料になってるよね。
今日はもう1曲なっ!」
本当のラストは「僕の時間機械」!!
なんて素敵!最高!本当に最高のライヴ!
楽しかった~
もう仕事帰りでくたくたなのに、楽し過ぎ、はしゃぎ過ぎでヘロヘロ~。帰りのクアトロの階段で膝がワラッちゃってました、私…
12月も行く!絶対に行く!なんとかして行くー!クアトロ!
だってー、こんなに楽しいんだもん
もうねー、日曜日の休暇収得は難航に次ぐ難航で。一日丸ごと全休じゃなくていいんで、なんとか早帰り認めてください、マネージャー!
この秋に所属部門で2人の退職者が出ちゃったんで、忙しいと人手不足は深刻。新しく入ってくれた学生バイトさんは、まだ慣れてなくて一人では放って置けないし…。
5時半からのライヴに行きたくて4時半には帰りたい私と、ベテランのバイト君が出勤する5時まで残ってくれと言うマネージャー。
ギリギリの交渉の結果、間を取って4時45分までの勤務。間に合うかな~、クアトロ。ホントにギリギリじゃん。
お給料日明けの日曜日、前日台風接近による天候不良で客足が伸び悩んだ反動もあってか、夕方になっても忙しかった売り場。
接客の隙を突いて、5時少し前にやっと退勤。大急ぎで渋谷まで。
混み合う日曜日の渋谷駅前。漫ろ歩く人の波に逆らい、掻き分けるようにスクランブルからセンター街へともう必死!
クアトロパルコの前に着いたのがもう5時半少し過ぎ、クラブクアトロに入れたのは10分過ぎぐらい。会社の制服まで突っ込んである仕事鞄も持ったまま。
でも、スタートも少し押してたみたいで、なんとか間に合いました、ライヴ。良かった~!もうここまでで、くたびれちゃってヘロヘロでした、私。
クアトロのフロアは程よい感じに満員。
遅くに入ったし鞄も持ってるし、入り口に近い後ろの方のフロアでそのままゆっくり見る事に。まぁ、Queの本当に手を伸ばしたら届いちゃうぐらいの距離感に比べたらずいぶんとステージは遠いけど、たっぷりとステキな曲をかみしめるのにはこれもなかなかいい感じ。
本当に本当に、素敵な素晴らしいライヴでした~もうね、くたくたにくたびれてるのも忘れちゃうぐらい!
間に合ってよかった、来れて良かった~、本当に!
ほぼ2時間のライヴの間、ずーっと夢見てるようにシアワセだったもん
もちろんライヴは最初からもう最高!余裕と貫禄のすばらしいグレード。ただただ、ぼーっと見惚れて聴き惚れて…。本当に素敵だったなぁ、コレクターズ。
わりとライヴの早い頃(相変わらず、セトリを覚えるのは苦手なんです、私。)には、先日のライヴで「ファンキーパンキー」で聴いたばかりの「グレートアメリカ」も。今日は本家versionでね~
「今日もいっぱいだね、ありがとう。嬉しいよ。ねぇ、まだ日曜の5時半。飲み出すにはまだ早いだろ?コータロー君?」とリーダー。
「いや、いつもならもう飲んでるよ。」とコータローさん。
発売日も待ち遠しい新しいアルバムのイカしたタイトルチューン「東京虫BUGS」、リーダーによれば「B’z」に歌わせたい曲らしい。
「もうさ、新曲はね、B’z意識して書いてるからさー。」
「あー、じゃ俺も今日はB’z意識して…」と笑うコータローさん。
「君は永遠の「高見沢」だろ?コータロー君。じゃ次もB’zに歌わせたい新曲だよ。」と新曲「ツイスター」
カッコいい~やっぱり、B’zよりもコレクターズで聴く方が素敵だってー、絶対!
「でもさ、コータロー君は結構、さり気なく白いシャツとか着こなしちゃって、東京生まれ、東京育ちアピールしてるよね。そのいちばん上のダブルボタン、開けちゃうところとか…。」
「ああ、もう暑くってさ。もっとこう、たくさんボタン開けたいんだけどさー。それってオリ君の特許だからねー。」とタオルで汗を拭いながら笑うコータローさん。
反対方向を振り返って見るリーダーの視線の先では、小里さんが密かにニヤリ
クアトロだと距離があるんで、まあ、アレだけど、Queで見ちゃうとねー、スゴいからね、小里さんの全開ぶりすでにシャツにボタンの付いてる意味さえ見失いそうになるもん。でも、素敵なのよ、ソコもね~。ふふふ~
「今日はね、ちょっと普段着で来ちゃったから、俺。実はねー、先日、「騒音寺」ってバンドと対バンしてね…。フリフリのヴォーカル、ってのは見ててあんまり良いもんじゃないなー、って気が付いてね。今日は牛乳を配達するようなカッコで。「騒音寺」って若い、いや、彼らも若くは無いんだけど、俺らよりはずいぶん年下じゃん。見てるといろいろ勉強になるよね~。」とか言いながら、今日もやっぱり充分におしゃれで素敵な加藤さん。
「このひと月ぐらいでいちばん衝撃だったのって、アレだなー。あの名前入れるとその人の一か月をwebが勝手にカレンダーにしてくれるヤツ、知ってる?それにさ、「古市コータロー」って入れると、もう毎日「飲み会」「飲み会」「飲み会」…って。で、最後の31日に「結婚式」。なんだよ~、それ。そのめでたいのはさ~。もう、古市コータローになりたいぐらいだよなー。
それでねー、それに「小里誠」って入れると、「合コン」「合コン」「H」、「合コン」「合コン」「H」って出てくるんだよ。」
「…なんで知ってるんだろうね。」と小里さんがニヤリ
「俺なんかさー、「加藤ひさし」って入れると、ずーっと毎日「英会話」「英会話」「英会話」「英会話」…。…31日だけが大きい字で「病院」…。赤字で「病院」…。なんで?
今日は何日?28日?…今日張り切りすぎると、…ヤバいかな。」
笑いの絶えない面白いMCに、「…この曲は大事にしたいんだよ。」と、ひと呼吸おいて、美しく煌めく照明の中で静かに始まった新曲。
「…この恋は罪」、心を射抜かれる切ない大人のラブバラード、初めて聴いた「スターズ・オブ・バルコニー」
そして、そのあとに続いた「あての無い船」
本当に涙が出るほど素敵で切なくて、震えるぐらいの感動を味わえた瞬間。
ああ、早く新しいアルバム、聴きたいなぁ…
「せっかく生まれたんだから、少しは「エリカ様」みたいに生きてみたいよねー。」とリーダー。
それを聞いて楽しそうに笑い出すコータローさん。「あなた、ずいぶん「エリカ」だったじゃん。デビューした頃とかさ。」
「えー?君だろ?「エリカ様」だったのは。」
「そんなこと無いって。すごい「エリカ」だったよ、あなたは。俺は、…「亀田」だったかな。」
「ああ、うん、そう、亀田ね、亀田。あのさー、…テレビ見ててさ、何にビックリしたって、俺よりずいぶん年下なんだよー、亀田父。」(!)
「ああ、そうだよ。俺よりも下だもん、亀田父。あのジムの会長が俺といっしょだもん、確か。もうすぐ誕生日で43になるんだよ、あのジムの会長。俺、ジム、亀田父の順番だよ。」
「そうか…。ショックだよなー、俺よりそんなに若いなんて…。テレビみててテロップに「亀田父(42)」とか書いてあるとさ。ええー?42?って…」
「たぶん、アレでも(世間一般と比べて)若い方なんだよ、亀田の親父とかは。俺の同級生とか、たまに会っても(老け過ぎで)誰だかわかんないもん。ホントに。」
「そうそう!あのね、コータロー君が、同級生と池袋の駅前とかで会ったりするでしょ。そうするとね、友達がねー、シャツの裾をズボンの中に入れてんだって!それで、コータロー君、「まだ早い!まだ早いー!」って…。」と、楽しそうに笑いながら、シャツの裾をベルトから引っ張り出す仕草を繰り返すリーダー。
「でもね、そのまま飲みに行くじゃん。トイレから戻ってくるとまたシャツが「イン」してんの!」とコータローさんも大笑い。
「あー、お腹、冷えちゃうもんね~。」とリーダー。
ああ、わかるなー、世間一般の40代ってそんなもん、本当に。コレクターズの方が若すぎるだけ。
「19の時からモッズひと筋で、未だにこんなだから…」って言ってたけど、加藤さん。本当にびっくりするぐらいに若くて、いつまでたっても素敵だもん。
ミュージシャンって、何か秘密のアンチエイジングの方法とか、知ってるんですかね~?ホントにそっと教えてくれないかなー。
…でも、気にも留めてなかった亀田父の年齢を知って、フロアの片隅で思わぬショックに打ちひしがれてたのは、この私です。マジでコレクターズとは同世代なので…
「コータロー君ね、「新人類」だもんね。」
「そう。俺の歳でギリギリ「新人類」って呼ばれたの。東京オリンピックを境に……、」と、若いファンを置き去りに進むMC。
「マジソンバッグ、集めてんでしょ?コータロー君。まだ残ってるの?あれ。」
「うん、あるんだよ。あるんだけどさー、すっげー高いんだよ、今。」
へー、中学生の頃、みんな体操着入れに使ってたのにね、マジソンバッグ。ふちに付いてるビニールのチューブみたいなのが、ぶちぶち割れてはみ出してきてねー。懐かしいなぁ…
「マジソンバッグかぁ。俺は対抗して「グルービーケース」(!)でも集めるかなー。」と更に懐かしい方向に話しを進めるリーダー。
「持ってたよ、あれ。紙袋のとかもあったよね。」とQちゃん。
「ああ、うん。アメフト(NFL)のヤツねー。」
…大丈夫かな、この話。ちゃんとお客さんに通じてるのかしら?まあ、結構なお歳に見えるファンの方も多いけど、若いファンは知らないんじゃないかな?グルービーケースとか言われても…
昔ね、大流行したんだけど…。私の通ってた小学校は「グルービーケース」で通学するのは通常の授業の日は禁止されて、「始業式」とか「お楽しみ集会」とか、教科書持って行かなくてもいい日しか使えなかった。もっぱら英語塾に行くのに使ってたっけ。
何故かNFLの柄のが流行って、「カーボーイズ」「ドルフィンズ」とか人気のチームのは、いつも売り切れでなかなか買えなくて…
もう、30年も前の話。懐かしさで涙出るぐらいだわ~、本当に。
「この前さ、お腹空いちゃって「吉野家」に行ったのね。」とコータローさん。
「またぁ?」と小声で答えるリーダー。
「聞いてよ、この話はさ!でー、吉野家の中になんか変な客がいてさ、「あーだ、こーだ。」騒いでで。店の前にお巡りさんが立ってて中に入れなかったの。しばらく前で待ってたんだけど、なかなか入れてもらえなくて…。「ねー、お巡りさん。まだ入っちゃダメ?お腹空いちゃったんだけど。」って言ったら、「もうちょっと待って。」って言われて…。」
「そりゃー、またずいぶんと甘えたねー、コータロー君。お巡りさんに。それで?」
「それでね、またしばらく待ってたんだけど、やっぱり入れてもらえなくて…。お巡りさんに「ねー、まだダメなの?」って聞いたら、そのお巡りさん、「「すきや」じゃ、ダメ?」って!」
「…ホントかよ、それ。ちょっと作ったろ?話。」
「ホントだって!ホント!ホントに言ったんだよー、「すきや」じゃダメ?って。」
「オモシロ過ぎだよ~。コータロー君。君の人生、よくそんなことばっかりあるよねー。分けて欲しいよ、ホントに。」
こんなに面白いMC聞かせてくれるのに、本当は寡黙だと言い張る加藤さんとコータローさん。2人で飲みに行くと、本当に無口で喋らないそう。
「たまーに、ぽつりと、「………、ねぇ、加藤君、ブルース、…って、どう?」ってぐらいだもんな。」本当に?
「ブルース、って原田真二がデビューした時「てぃーんず ぶるーす」ってなんだよー、って思わなかった?」とまた懐かしい話題をふってくる、リーダー。
「ああ、ねー、ひらがなだし。あの丸文字がまたねー。」と普通に答えるコータローさん。よく、ジャケットまで覚えてるなぁ~。
「頼れる男」では、もちろんあのコール。
「じゃぁ、行くぞ!お前の、お前の、お前の彼氏は頼れるか?」
さすがにクアトロ!ちょっと今日はまとまりあるレスポンスだった感じだけど、まだまだお気に召さないらしいリーダー。
「なんだ、ぜんぜんダメじゃん!B’zがあそこで、あのー、千葉のさー、えーとどこだっけ?あの野球場?千葉マリンスタジアム?あそこでコールしたらさー、もう市川まで揺れるぜ~!
じゃあ、俺は頼れるかい?」
もちろん、クアトロのオーディエンスはみんなで拳上げて「YES!!」
楽しかったな~
そして、本編のラストソングは夢のように美しい「世界をとめて」
ああ、なんて素敵な曲なんだろう…。本当に夢のようなライヴでした。
「クアトロで見たことは、お前ら、誰にも言うなよ。夢だと思って忘れろ!」って言ったたけどもね、リーダー。
もちろん、熱いアンコールは、絶対になくてはならない曲が続く。これがねー、もうたまらない、本当に
クアトロを埋め尽くして彩る、リグレイの嵐~!楽しい~!
…って盛り上がってたら、Qちゃんのペダルが壊れちゃうアクシデント。
「はい、ペダル壊れました~。ドラムってのはね~、こうバスドラがあって…。」とリーダーの時間繋ぎのにわかドラム講座。
慌ててステージ上を動き回るスタッフさん達と、意外と余裕の表情でペダルを直すQちゃん。
「…回して、外して、取り替えて…。えーと、これってもっと時間かかるのかな~?…、君はどーでもいいことは喋るクセに、こう言うピンチの時はなんでなんにも喋らないの?コータロー君?」
コータローさんは、ギターを爪弾きながら、ステージの上をふらふらと結構楽しそうな表情。
やっとQちゃんからGOサイン!
「OK!Let’Go!コレクターズ!」リーダーのコールでラストはもちろん「僕はコレクター」!
あー、楽しかった~!
場内は「頼れる男」のBGM。メンバーのいつものご挨拶に拍手…、と思ったらなんだか様子が…
コータローさんの肩を掴んで、その耳元に何ごとか叫んでるリーダー。こちらに背中を向けたまま大きくうなずいてるコータローさんは、再びギターを持ち直してる。
リーダーの合図で消えたBGM。期待に盛り上がるオーディエンス!
「今さー、ペダル壊れちゃって、みんな待たせちゃって迷惑かけちゃったもんねー。ピザーラだったら、もう無料になってるよね。
今日はもう1曲なっ!」
本当のラストは「僕の時間機械」!!
なんて素敵!最高!本当に最高のライヴ!
楽しかった~
もう仕事帰りでくたくたなのに、楽し過ぎ、はしゃぎ過ぎでヘロヘロ~。帰りのクアトロの階段で膝がワラッちゃってました、私…
12月も行く!絶対に行く!なんとかして行くー!クアトロ!
だってー、こんなに楽しいんだもん