雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

8/28 下北沢 CLUB 251

2007-08-29 | LIVE M
今月6本目のライヴ、3回目のシモキタ。
すっかり不良主婦、しかも今日は娘の誕生日…。(母のコトなど全然アテにもしてない娘は、大学のお友達とカラオケに行き、バイト先のシェフさんがプレゼントに作ってくださったケーキをいただいて来て自主的にパーティしてましたとさ。)

6年ぶりだかの月食の夜。でも、天気予報は…
実際、家を出るころには、空は厚い雲、響く遠雷。
傘持ってライヴ行くのって、イヤなんだけど、今日はもうしょうがない。折りたたみ傘だけは一応。

家を出たときにはまだ雨降ってなかったんだけど、新宿に着いたときにはもうかなりの雨。
人であふれかえる新宿駅…。小田急線も落雷の影響だかで電車が遅れ、地下のホームに降りきれない人が、改札口付近までぎっしり。
大丈夫かな~、これ。ちゃんと着けるのかな~、シモキタ。
ギューギュー詰めの小田急に乗ってる間も、すぐ近くで鳴り響いてたカミナリ、車窓に叩きつけるような雨。コ、コワイ…。
シモキタの駅にやっと辿り着いたのが、もう8時過ぎ。
駅前は雨宿りの人でいっぱい。歩道は軽い洪水。
それはもう、猛烈なドシャ降り。傘はさしてましたが、251まで歩いてる間に全身ずぶ濡れでびしょびしょ。本当に水も滴る状態…

平日のライヴだし、フロアもそんなには混みあってはいなかったんですが、なにしろ本気でヌレネズミ…。
他人様まで濡らしてしまいそうだったので、あんまり中までは入らずにバーカウンターの前で服を乾かしながらちょっとだけ聴けた、タニザワトモフミさんのライヴ。(やっと中に入ったときには、もうラストソング直前…)

入り口あたりに立ってるとね、外から戻っていらして本当にすぐ目の前を次々と通っていかれる、アキヤマさんに、ショーキチさんに、ショータローさんに…。みなさん本当に背が高くて(同じ高さの床の上に立ってると、本当に)ステージの下にいるときも、とても素敵ですよ。

まだ全然、服も乾かないうちに「村松ショータローとニューインディアンデスロック」
そのまま、後ろの方でゆっくり見てたけど(前回は、正直近すぎたので。あんまりにも臨場感ありすぎて、ちゃんと曲を味わってる余裕さえなかったし。それはそれで楽しいんですけれど…。)、やっぱりスゴイなあ、本当に楽しい。
今日は少し冷静に、ショータローさんの歌声の包容力の素晴らしさをたっぷりと堪能。(セトリはその経過も含めて、オフィシャルに詳しいので省略。)
でも、もう本当に対バンじゃ持ち時間が短すぎる。すぐに終っちゃうだもん…。楽しすぎて…。

「……シズカデスネ…。」マイクに小声で囁く、ショーキチさん。
平日だしね、このお天気だしね~。来たくても来られない人も、多かったんだと思う。前回、6月のSATイベントに比べちゃうと、かなーり密度に余裕のあった251。
そっか、もう来週にはSATのVol.2もあるんだしね。2週続きは無理、って人もいるよね…

「ニューインディアンデスッッ、ロックですっ!」
「噛んだ!」「今、噛んだ!」すかさずツッこむ身内に苦笑いのショータローさん。
「ちゃんと言えた事無いなぁ…、自分のバンドの名前なのになー。今日はいっぱい告知とかあるのに、今ので忘れた…
とにかく!石田ショーキチ、ソロアルバム来月発売!おめでとう!」
「ねー、この歳で初のソロデビュー。よくもまあ、そんなレコード会社があったもんだ。ありがとうキングレコードさん。」
「来て無いじゃん、キングレコード。」
「なぁー、だぁ~れも来ないんだよ、キングレコード。どゆコトだよ。ま、今日ね、ソコ(出入り口の通路ね)にポスター貼ってあるんで…。良かったら帰りに見てって下さい。キレイだから。今日はそのキレイなジャケットデザイン、やってくれたデザイナーの黒田君も来てくれて…。」
「で、その黒田デザイナーが同じくジャケットデザインしてくれた、「ニューインディアンデスロック」ファーストCDも本日、20枚限定、限定で持ってきてますから。まだ持ってない人はぜひ、もう持ってる人は、…神棚に供える用とかに、ね。」と、しっかりショータローさんのセールスプロモーション。
「あと、残り少ない白Tシャツも。今日持って帰るの、もうイヤなんで。よろしくー。」

「でも、俺らって、ホント雨バンドじゃね?また雨降ったね、今日も。宇都宮まで降られたからな~。もしくは、いっつも見に来てくれる人の中に、すっげ雨男か雨女がいるとか…。」とショーキチさん。

6月に続いて2回目に聴く「終らない夜」。本当に素敵な曲、早くCDにならないかなぁ。
2番の歌詞、「友達に子供が~」から「親バカ全開~」ぐらいまで、ショータローさんは歌いながら完全に後ろ向き。その視線を避けるように軽く首を振りながら、恥ずかしそうな照れ笑いをかくし切れなかった幸山さん。
本当にお幸せそうで、すっかり貫禄も出て…。あれは世帯主の落ち着き?やんちゃなプレイスタイルの印象が強かったんですけど、今日はとってもスリムでCOOLなプレイ!カッコよかったです。

MCではひたすら告知。いつもの黒地の紙を、お客さんにセトリが見えないように苦労して折り曲げながら。(こういうトコは、ショータローさんの気遣いの細やかな所。ショーキチさんはあんまり気にされてる様子ないみたいだから。)
デスロックの次のライヴに、9月8日のSATイベントの「歌正」に、いろいろと…
「あと、石田ショーキチソロツアー、チケットWeb予約本日開始、と。これ言っとかないと今日のギャラ出なくなるんで…。コイツも一緒に行くんで、もうすっかり「ズ」にのってるんです、最近。」
ショータローさんに指差されても、マキオさんは相変わらずニコニコ。(そう言えば、今日は「マキオにぁ~!」聞かなかったような気がする…。私の気のせいかなぁ?)

後半は必殺のライヴキラーチューンが続く!あ~、楽しー!やっぱり、ライヴはこうじゃないと!
「すべりどめの人生」は何回聴いても!やっぱり!ショータローさんの歌声の持つ説得力のスゴさ。圧倒的なリアリティ。本当にいつも、気持ちの深いところを揺さぶられる曲。
デスロックのライヴはいつでも、楽しくて、素敵で、本当にカッコいい!今日も、たっぷり楽しませていただきました。

本日のトリは「alcana」
詳しく知っているわけでもないんだけど、3人ともキャリア豊富なミュージシャン。とても無口な感じのヴォーカルさんも、歌いだすとスゴい。
やっぱり、(デスロックもそうだけど、)実力と経験のあるバンドのライヴには、思わず惹きつけられる。
女性サポートベースは、かわいい、と言うよりもキレイ系。(すいません。メンバーとか、よくお名前がわかりません。)バンドの音圧に負けない、結構骨太のベース。
楽曲もルックスもグルーヴも、なんて言うのかな~、とっても「メジャー」の雰囲気を感じました。非常に聴き応えのある、センスの良い上手さ。
アンコールまで、楽しませていただいてきました。

終演後結局、またCD購入。もちろん「ニューインディアンデスロック」神棚用…。(ウチに神棚、無いんだけど…)
ライヴ行くたびに買ってきちゃうんで(誰か私を止めて下さい!)。
もちろん、前に買ってきたCDにもサイン入れていただいてあるので、何度もお手を煩わすのも申し訳ない気がしてたんですけどね…、またサインしていただいてきました!
そりゃー、バンドリーダーにしてカリスマヴォーカリストに直接、「サインいれますか?」って聞いていただいて、「いりません!」って答えるファンがいたら、そっちの方がお目にかかりたいってもんですよね?ねぇ…

しっかり握手していただいて、すっかり舞い上がっての帰路。
もう外はさっきの豪雨がウソだったかのように、歩道も乾きだしていて…
駅まで歩きながら、携帯でショーキチさんのツアーチケットの予約。まだ握手していただいたショーキチさんの体温が残ってたような気がする右手で。(ただの勘違い。わかってますとも。携帯をずっとサイトにつなげてたから、携帯が微妙に熱持ってただけだって事ぐらいは…。)
舞い上がり過ぎて、危うく仙台のチケットまで取りそうになった…。(だってー、1番上に出て来るんだもん。)
シモキタ、宇都宮(!)、渋谷の3公演分。
メガネビジョンさんにも、「今度は宇都宮行く!」って、もう言っちゃったからな~。
土曜日だけど、なんとか仕事休まないと。(いっつも、こんなことばっかりだな~。)

来週土曜は、また251。行きますとも~、vol.2。
今度こそ仕事は休めません、早帰りも無理。忙しくて。
スタートには間に合いません。残念ながら。
でも、もう行けるだけでいい。楽しみです~

でもね、本当に早く次のCD、リリースして欲しいな。これ以上、同じCDを買い増やしちゃうのもねー
それとも心置きなく増やせる様に、家にCDラック代わりの神棚でも作ろうかしら、もういっそのこと…


8/26 “Lazy Sunday Afternoon Show ” THE COLLECTORS

2007-08-28 | LIVE M
本当にライヴ見に行きたいんですけどね、コレクターズ。
渋谷のクアトロでは、ほぼ1か月おきにライヴやってるんですけど…
…、私は仕事してるんだもん、Sunday Afternoon!
平日なら結構融通も利くんですけど、土日祝日は休めない接客販売業。日曜の17:30スタートって、私にとっては「来るな!」って言われてるような時間設定…。
ああ、悲しい

でも、ファンの年齢層も上がり社会人が主流になれば、その方が行きやすい人も多いんだろうな。早い時間に終演すれば、遠くから来てる人も帰りやすいしね。
しかたないか…

今月もすっかり諦めてたんですが、例年よりも仕事がずれ込んで、思わぬ夏休みが取れちゃった今週。(それでも、土曜日だけは休めずに出勤したけど)
このチャンスは逃せない!
行って来ましたとも!渋谷CLUB QUATTRO!
もー、夢見てるような、ワンマンライヴ!最高に素敵な夜!

まだまだお昼の日差しがキビシイ、17時過ぎ。ひとりでのんびりと渋谷へ。(本当はね、もうひとつ本気で行きたいライヴが同じ時刻に渋谷であって…。スタートがまったく同じ時間。神様の、ディスクガレージの意地悪~!さすがにいくらなんでも同時には無理。涙を呑みました、今回。)
もう、行列入場も終っててゆっくりとフロアに入り、ステージ正面のテーブル後ろ、1段床が高くなってるあたりに。
コレクターズのファンぐらいになると、ある程度年齢層も高いし、みなさんライヴ慣れしてるし。もう、とっても楽~!
私の前にいた方も、後ろに気を使ってくださって、ライヴ中ずっと半身でステージ見ていたし。おかげで後ろからでもすごく良くステージが見えました。
素敵な大人の心遣い、私も常にこうありたいもんです。

ライヴは出だしから、もう最高の滑り出し。それはそれは惚れ惚れするような、頼もしい安定感、抜群の存在感!SEXYでGORGEOUSでSWEETでHAPPY
来られて良かった、見られて良かった~シアワセ~

「ありがとな~。今日もこんなにたくさん来てくれて。ねぇ、日曜日の5時半。みんな普通何してる?「サザエさん」とか見てんだろ?」とリーダー。
「まだだよ、もちょっと遅いよ、サザエさん。」とコータローさん。
「そっか、まだか。じゃ「報道特番」とか?」と何故かテレビ番組にこだわるリーダー。
「コータロー君は、何見てんのよ?」
「俺?俺はそろそろ飲み始めるぐらいの時間かなぁ~。」

スタートには、ほぼ満員になってたクアトロのフロアをステージから見渡したリーダー。「ねぇ、遠くから来てくれた人もいるんだろ。…悪いな、コッチの生まれでさ。コータローが豊島区から出たがらないんだよ~。」
笑いながらコータローさん、「…、ちょっと狙ってんだよ、俺。豊島区のイメージキャラクター。」
「俺の生まれた熊谷なんてさー、見た?イメージキャラクター「あつべえ」って。
もう、この夏の暑さで死者9人!高齢化すすんでるからさー、まだどんどんイクぞ!」と、やや問題発言…。
「でも、スゴイだろ?熊谷。えーと、何℃だっけ?30何度だか超えるとアイス貰えるんだぜ。37?38度だっけ?」(確か先着200個とか、300個とか制限があったような気がするんだけど…)
「でも、言えないよなー、普通。小さい店で1個何円とかの儲けで商売してるおばあちゃんに「(気温が)超えました!アイスくれ!」なんてさ。ほら、テレビとかでもあるじゃん、「アド街」とかさ。「昨日、アド街見ました!まけて下さい!」なんて言えないって、俺。ああ、コータロー君なら言えるのか。コンビニとか行って「早くレジ打て!」て言うんだもんねー、君はさ。」
「1回だけじゃん!いつまで言うんだよ、それ。」とコータローさんは苦笑い。

「コータロー君らしい話っていったら、アレだなー。名古屋のコンビニの話。Qちゃん、いっしょだったんだよね~。
名古屋で飲み過ぎて、自分の泊まってるホテル、わかんなくなっちゃったんだよね、コータロー君。それでコンビニ行って聞いたんだけどさ、その店の店員が態度悪くって、(リーダー、ストリートBOY風に)「あ~、(ホニャララ)通りって知ってる~?」って言われて、カツンときちゃったんだよねー。
「ぁーあ!知ってるさ!」ってタンカきっちゃって、ホントは知らないのに。で、結局ホテルに辿り着けなくて、また戻って…。」
本当にMC面白すぎです、リーダー。

何の曲だったかな~。(スイマセン、記憶が曖昧です。)歌い終えたリーダー。「…ちょっと今熱唱しすぎて、歌詞作っちゃった。しょうがないな、クリエイターだからなあ…。」
フロアのお客さんからかかった「しっかり~」の声に、「……、しっかりしてないように見えるか?」って…
素敵~

「でもさ、今のって次の曲行くのに、ちょうどいいんだよ。
お前達の彼氏は頼りになるか?うん?どうだい?なるのか?
お前の親は頼りになるか?マンションの頭金、出してくれるか?だめ?
上司はどうなんだい?頼りになるか?どうなんだい?
俺たちみんな40過ぎだぜ。こんな上司、会社にいるのかい?次長、課長、部長…。みんな「チャンスの前髪」、いや「ピンチの前髪」もしくは「後頭部がピンチ」だろ?
「竹内まりや」は「まりあ」じゃなくて「まりや」なんだよ!」
「新曲です。これからコロンビアの社員が「リポビタンD」とか「アリナミンA」とかに「CMで使ってください!」って売り込みに行って、「あー、コレクターズ、久しぶりにヒット出たねぇ~。」ってなる予定だから。よろしくな!」
で、新曲「頼れる男」!カッコいい、アッパーチューン!楽しい~!

ギター持ったリーダー。用意されてたピックに「なんかこれべとべとする。いっこ貸してよ、ピック。」
「はい、はい。」と自分のピックを手渡すコータローさん。
「ありがと。なんか今日べたべたするよねー。」
「あー、湿気がねー。」
「なんか風呂上りみたいだもん。風呂って言えば、銭湯で全裸で飲むコーヒー牛乳って美味いよね。」
「…え?そう?あー、美味いよね。」
「パンツはいちゃうと、味が落ちるんだよな。」
「あー、うん、パンツはいちゃうとその時点で現実に戻されちゃうからね。」
と、ふたりで銭湯後のパンツについてひとしきり語り合う…
「…、次の曲、行き辛いな、これ。」と言いながらの「ロケットマン」
歌はねー、とびきりに素敵でしたよ…、歌はね

「昔さ、大阪にライヴ行くとさ、よく「江坂」に泊まって、あそこ屋上に露天風呂あってさー。よく、泳いだよね、25メートル。コータロー君はそん時も、カッコよく背泳ぎでさ。あっ!「ネッシー」だー!って。」
「好きだもんねー、ネッシーごっこ。」と笑うコータローさん。
何かお風呂がらみのMC多くない?今日…

「でも、よくマメにヘアカット行くよね。コータロー君。」
「ああ、うん、そうだね…」
あんまり気の無い返事をしたコータローさんに、ちょっとご立腹のリーダー。
「なんだよ、飲んでんじゃないんだからさ、もっと、みんなの、オーディエンスの身になって盛り上げろよ。」
「…ヘアカットで盛り上がれって言われても…」
「だいたい得だよなー、コータロー君は。ファンはみんな君のこと、「高見沢」みたいに思ってんだぜ。」
「えっ?…そう?そうなの?……嬉しくないな…、それ。」
「ブログでもさぁ、「切手、集めてました…。」とか書いちゃってさ。俺なんか何書いても、BBSでツッこまれてるんだぞ。」

あー、本当にMC面白い!まだまだ書き足りないけど、もうきりが無いんでこんなもんで…
リーダーは「伊藤銀次に「もう、お前はこれからしゃべりで行け!」と言われてるからな~。」と言ってました。
ホント、トークショーでも、充分楽しめそう~。でも、リーダーは歌ってるときがいちばん素敵だからねぇ

新曲も聴けて、アンコールも2回!サービスたっぷりで大満足!
ライヴの素晴らしさ、グレードの高さは、言うまでも無く余裕の貫禄。
本当に「ロマンティックな夜」になった、特別に素敵なライヴ

終演後のロビーでは、10月と12月のクアトロワンマンのチケットが先行販売中…。
欲しい、欲しい…、んだけど、さすがに今の時点では行けるかどうか、全然わからない。だって、両方とも日曜5時半なんだもん。
仕事なんとかならないかな~。あーあ。

「調子に乗って、来年まであるんだよ。クアトロ。みんなまた来てくれるかい?みんな来てくれるんなら、ずっとやるよ。」と言ってくれたリーダー。
行きたいです!行きたい!
だから、せめてあと1時間、スタート遅らせてもらえないかなぁ…

8/21 SPITZ 結成20周年祭り Zepp Tokyo

2007-08-26 | LIVE M
お芝居を観た後、新宿で娘と待ち合わせてお台場へ。
この夏のメインイベント2夜目、今日はKREVAにMONGOL800の組み合わせ。
なんて豪華なの~!楽しみだよね~!
めずらしく音楽の趣味が母と合わない娘も行きたがったので、本日は親娘でライヴ。
チケットはC500番台と全然良くなかったので、Zeppがオープンしてもまだまだのんびり。入り口前の人影も薄くなった頃にようやく順番が来て入場。
もう、フロアは人でぎっしり。
昨日と同じように左側の前の方のドアから入り、壁際に立ってスタート待ち。

最初の登場はKREVA。薄いピンクのシャツに鮮やかなピンクのパンツ。普段映像で拝見するより繊細な美青年風。
その名の通りにクレイバーな眼差し、スタイリッシュな身のこなし。カッコいいなぁー!
一気にセンター寄りに流れ出すオーディエンス。ものすごい勢い!
でも、今日もその流れに身を任せて、昨日と同じくらいの1番前ブロックに。ステージが近い~!ただねー、前方ブロックは昨日よりも一段と猛烈な押し合い圧し合い!もう大変!

特に好んで聴く、ってわけでもないんだけど、とても耳に馴染んでるKREVAの曲。それだけヒットが多いってことだよね。
ラッパーだけど、歌が上手いんだろうな、この人。とてもメロディアスで聴き心地の良いグルーヴ感。とっても気持ち良いライヴ。
「初めての人~、はじめまして!そして、俺のファン、久しぶり~!
今日はこれで俺の事、3人ぐらいは好きになってくれたかな。「マサムネさんしかもう目に入らないの~」って人ばっかだろうけど…。」と、言いながらも全然アウェー感は感じさせない余裕。オーディエンスの気持ちを掴むのが本当に上手い人。
「9月5日は俺のニューアルバム、その名も「よろしくお願いします」発売。5日はドラゴンアッシュもベスト盤、発売。でも、ここにいるみんなが買ってくれたら…、チャートは俺のモンだぜ!ヨロシク!」

もちろんやるだろう、とは思ってたけど最後の曲はマサムネ君を招き入れての「くればいいのに」!
たぶん、フロア前方の押し合い圧し合いの瞬間最大圧力は、この曲が始まった時だったんじゃないかな。白の20周年Tシャツを着て、ハンドマイク持ってステージに姿をあらわしたマサムネ君に、ものすごい勢いで波打ったオーディエンス。
でー、初めてライヴで聴く「くればいいのに」
素敵な曲~そして、その彩をさらに深めるマサムネ君の繊細で切ない声音…。ドキドキするほど、SEXYな掛け合いのツインヴォーカル。
良いもの聴いちゃったな~ホントに!

次のステージはMONGOL800。
若い、でもあくまでマイペースのステージ。
ファンのテイストが、なんとなく先日ライヴ見たエルレガーデンとも少し似ているような…
私のいたあたりはそれほどでもなかったけど、ダイバーも出てたみたい。
大ヒットして本当によく聴いた曲もたっぷりサービス。落ち着いたプレイぶりは、ライヴバンドの貫禄を感じさせてくれました。
「僕ら沖縄のバンドなんですけど、…昨日、東京に来て。…見ました?ニュース。那覇の空港で昨日、飛行機燃えちゃって。いやー、これ、俺たち東京に行けるのかな~、って心配しましたよ。」
冗談じゃなく、ちょっと間違ってたら、本当に沖縄から来ることができなくなってたかもしれなかったんだもんね。本当にライヴ前日に起きた、中華航空機の炎上事故。空港で目撃したんだとか。無事にライヴ、見せてもらえて嬉しい~!本当に何事も無くて良かった。

「本当に俺たち、中学生とかの時にスピッツ聴いて、カラオケ行って歌ってましたから。今日ねー、声かけてもらって、同じステージに立つことができて…。本当に嬉しいです!」
そうだよね、まだ若いんだもんね~
熱い勢いの、でも腰の据わった爽やかなステージ。楽しませていただきました~

大トリはもちろんスピッツ!
最初は「座敷犬(ぼく)の歌」~!
これもライヴで初めて聴いた!本当に感激!20年前の曲と今の曲、どちらも同じきらめきと鮮度を持って響かせることができるスピッツの凄さ。しかも本当にサラっとさり気なく。
「こんばんは、スピッツです!
20周年祭り、ってことでもう20年ぐらい前に作った歌、聴いていただきましたが…。スピッツのヴォーカルがハンドマイク持って歌う、ってインパクト狙ってみたんですけど…。さっき「くればいいのに」で、もうハンドマイクで歌っちゃたんでねー。」とマサムネ君。

本編セットリストはほとんど昨日と同じ感じだったかな。
ただ、この日は途中で、大物シークレットゲストの登場
なんと!吉井和哉さん!
豪華な大きい花束を抱えて(似合うのよね~)ステージに上がった吉井さん。マサムネ君に花束を渡しながら、「おめでとうございます。長いこと「ロビンソン」、名乗らせていただきまして…。」
ダークなカジュアルスーツの吉井さん。本当に背が高くてスタイルが良い素敵な人だな~!
「今日ねー、ソコのカフェで偶然会って、意気投合しちゃって。今日はちょっと、一緒に歌ってもらおうかとねー。」と言うマサムネ君のマイクに並べて用意された、もう1本のマイク。えーと、…マイクの高さが全然違う。
スピッツのメンバーはみんな同じぐらいだからね、身長が。吉井さん1人だけが抜きん出て背が高い。なんか縮尺が違うみたいに…
並んだマイクに立った吉井さん、「…なんだか、「コブクロ」みたいじゃない?」と苦笑。
曲は「ロビンソン」!「ロビン」の「ロビンソン」!
これはプレミアもの!良いもの聴かせてもらっちゃったなぁ~

2曲目がイエローモンキーの「Love Communication 」
「なんか、これ、昔スピッツがカバーしてくれたことあるんだよね。俺、その録音したテープもらって持ってるんだけど…。今日、帰ったらヤフオクに出そうかな。」と笑う吉井さん。
「俺、20万までなら買い取る!」とタムラ君。そうかー、歌ったのタムラ君だったんだもんね。
2曲だけのほんの短い間だったけど、記念ライヴに相応しいBIGなスペシャルプレゼント!これは嬉しかったな~
吉井さんも9月5日にはNEWアルバムがリリース。「KREVAのと併せて買うと、割り引きになるんだよね?、ねぇ。あ、そっちか。」楽しそうに微笑みながら見上げる吉井さんの視線の先には、2階のバルコニーから少しだけのぞく、悪戯っぽいKREVAの笑顔

吉井さんが去り、再び始まったスピッツのライヴ。
「なんか、吉井さん帰っちゃったら急に、ステージ上の「イケメン」偏差値が下がっちゃった感じ?」とマサムネ君。
ライヴはラストに向けて、加速度を増して。今日も最高にカッコいい「8823」!もう、これ聴かないとねー!スピッツのスタンディングライヴには絶対に欠かすことのできないナンバー!
そして、本編のラストは今日も「ヒバリのこころ」。まるで高らかに青く輝く20年目の決意のように、フロアに鳴り響いたメロディ。

アンコール、まずは「青い車」
昨日は曽我部さんVersionで聴いたけど、今日はご本家で。真夏のベイサイドライヴには、本当に相応しい。

メンバーからも一言ずつご挨拶。
「20周年に託けて、俺らが一緒にやりたかった人たちばかり集めてライヴやらせてもらって、自分達がいちばん楽しいです。」と言ってた、リーダー、タムラ君。
「今日でスピッツも成人式なんで、明日からは何してもいいです。10年ぐらい一緒にやらせてもらってますけど、これからまた、10年、20年、2回目の成人式もまたやれたら嬉しい!」とクージー。
昨日はやらなかった(…と、思うんだけど。見えなかっただけなのかなー)、最早恒例行事、シンバルに頭ぶつけるパフォーマンスも今日はキレイに決まった崎ちゃん。
何故か「カニ!」とか、楽しそうに叫んでたテツヤ君。
「いつも、こんな調子ですけど、これからもスピッツ、がんばって続けて行くんで…。また、会いましょう。」とマサムネ君。

そしてラストはもちろん、タンバリン!「俺のすべて」~この曲もいつからか、本当にスピッツのライヴには無くてはならない曲になったなー。
熱狂する満員のオーディエンスを、隅から隅まで愛しむ様にゆっくりと、ステージの端へと歩を進めるマサムネ君。
力強く揺ぎ無いリズムを、本当に楽しそうな笑顔で叩き出す崎ちゃん。
大胆なルックスで、実はものすごくセンシティブな音色を奏でるテツヤ君。
今日もマイクスタンドをなぎ倒し蹴り倒し、暴れまわりながら熱いビートを響かせるタムラ君。
20年目のスピッツは最高の、無敵のライヴバンドでした。間違いなく!

タムラ君のペリエ(まぁ、今日はペリエだったので、量はたいしたことなかったけど)も、しっかり浴びて来ました~
本当に素晴らしかった、最高に楽しかった2日間。
汗でもう全身ズブ濡れ!すっきり燃え尽きて来ちゃいました


8/21 TEAM NACS SOLO PROJECT「GHOOOOOST!!」

2007-08-25 | LIVE S
…まさかね、東京でスピッツの夏のイベントがあるなんて、しかも日にちがかぶるなんて思いもしなかった頃に前売りでチケット確保。
この日が東京千秋楽。幸いなことに、昼公演!
よかった~。なんとか両方とも行けて。

お昼過ぎに家を出て、新宿の紀伊国屋へ。今日は南口、サザンシアターへ。
言わずと知れたTEAM NACSの佐藤重幸さん、企画・脚本のソロプロジェクトの本日のお芝居。何を見せてもらえるのかな~。楽しみ~

3つの遺影が並んだ葬儀会場。
飲酒運転による交通事故を起こし、死亡したある会社の社長。跡継ぎの息子は巻き添えをくって死亡した身寄りの無い被害者と父親の葬儀を、社葬として執り行なうことに。
この世にたっぷり未練を残して事故死した死者たちは、妙に現実感のある幽霊となって跡継ぎ息子の前に姿をあらわす。
どうもこの幽霊たち、いろいろワケありの様子で…

ちょっと変わったほのぼのと暖かい、大人向けの善良なファンタジー。
お話の作り手の人の良さや優しさが、あちこちから透けて見えるような。
登場人物たちが、それぞれとってもチャーミングで可愛らしいのが素敵~

物語の後半の重要なキーパーソンとなる、音尾さんの陽気で巧みなお芝居がとっても魅力的。楽しませてもらいました
ちょっと屈折した感情を持つ役どころを演じた佐藤さん。無事に東京公演を終えたカテコでは、とても穏やかで素敵な笑顔を見せてくれました。
ぜひ、またいろんなアプローチ、見せてくださいね。次なるソロプロジェクトも楽しみだなー、ホントに!

8/20 SPITZ 結成20周年祭り Zepp Tokyo  2

2007-08-25 | LIVE M
ついに、スピッツ!
4月のゴースカ以来、4か月ぶりのスピッツ。
最初の曲は、「僕はジェット」。ライヴで聴くのは初めてかな、感激!
本日の主役の登場に、前ブロックの押し合い圧し合いも最高潮。もう、汗で全身びしょびしょ、でも楽しー

「どうも今晩は!スピッツです!
今日は、結成20周年ということで、こんなに素晴らしいみなさんに参加していただいて、みんなねぇ、スピッツの曲を歌ってくれて…。本当に嬉しいです。
どうぞ、みなさんも最後まで楽しんでいってください。
20周年、ってことで、もう20年ぐらい前につくった「僕はジェット」聴いていただきましたが…。」
「あっ!オーバーオール、穿いてないじゃん!」と、いつものことだけど唐突なテツヤ君。
「うん。今ねー、オーバーオール持ってないんだよ、俺。昔はよく穿いてたんだけどね。でも、裸に穿いてたわけじゃないよ。
オーバーオール、って別に俺が始めたワケじゃなくてさ、当時よく対バンした「Billy The Caps」てバンドのバブルスさんって人がね、よくチェックのシャツにオーバーオールでハンチングかぶっててさ、それがカッコ良くて真似したりしてたんだよ。」
「でもさ、草野とグレートって似た系統だよね。あと、ジョン・Bとかもさ。」とタムラ君。
「うん、そうかも。それから、ほら、あれ、あの人も…。あれ?名前出てこない。」としばらく考えてたマサムネ君。
「そうだ!エスパー伊藤もね!」
そうかもしれないけど、その中では、マサムネ君が一番カッコいいって!間違いなく!

スピッツのメニューは新旧バランスよく織り交ぜた、記念のライヴに相応しい感じで。(リストの順番をいまひとつ曖昧にしか覚えてないんだけど。)
新しいシングルタイトル「ルキンフォー」「群青」を終えたあたりで、「PVって見てもらいました?「群青」の。」とマサムネ君。
「今回、めずらしく振りがついてて…。あれねー、だいぶカットされてたけどホントは全編についてたのね、振り付け。ちゃんとレッスンにも行ったんだよ、俺。そのレッスンの日、俺、体調が悪くて熱があってさー。でも、振り付けの先生がすごくテンションの高い方でねー。「はいっ!右っ!左っ!」って感じのレッスンで…。終ったら熱下がってた、俺…(笑)。」

「結成10年の時はこっそりロフトでライヴやったんだけど、今回はこんなに盛大なライヴで…。
また30年、40年目もこうやってライヴやりたいよねー。その頃はさ、髭とかにも白いモンがまざって…。真木蔵人さんのお父さんみたいにダンディになっててさ~。」とマサムネ君。
「それまでスピッツも頑張って…。今日、こんなにたくさん集まってくれたみなさんの1人でも、「スピッツ、まだやって欲しい。」と思っていただけるうちは続けていきますんで。」
本編の最後はデビュー曲にして名曲、「ヒバリのこころ」!
ああ、本当に感動久しぶりに聴いたなぁ。

そりゃーもう、猛烈なアンコールでステージにもどってきたスピッツ。
いつも通り「どうも、ありがとう。じゃ、も少しだけ。」とマサムネ君。
メンバーからも一言ずつのご挨拶。
「カニ!」(?)と叫んでたテツヤ君。そんなテツヤ君を横目で見ながら「いつもこんな感じだから。」と、苦笑をうかべてたマサムネ君。
「さっきさー、真木蔵人さんのお父さんの話して…。名前が思い出せなくて、ずっと考えてたんだけど…。マイク真木さんだよねー、やっと思い出した。
スピッツも10年後、マイク真木さんみたいになってたら、今度はビシッとスーツとか着てライヴやるかもね~。でー、モト冬樹さんみたいになってたら、…そん時はオーバーオールで!」

ギターをタンバリンに持ち替えたマサムネ君。ラストはもちろん「俺のすべて」!

はい、燃え尽きました!
お風呂上りみたいなぐらい、もう汗でびっしょり!
あー、楽しかった~最高!


8/20 SPITZ 結成20周年祭り Zepp Tokyo

2007-08-24 | LIVE M
今年の夏の、あたくし的メインイベント。
SPITZ結成20周年祭り、一夜め。

苦労のかいあって、今週はほとんど夏休み。
家族の夕食の支度したり、ざっと家事を片付けてから、久しぶりのお台場へ。

ま、Bチケットだったので17時の開場を過ぎてもまだのんびり。遠方から日帰りで来ているお馴染みのスピ友さんとも、Zepp前で無事に合流。
開場時間が平日のわりに早かったせいか、以外にもまだ多少の余裕を感じたフロア。ステージ左手側の前扉から入り、おしゃべりしながらの開演待ち…

ほぼオンタイムで、トップバッターはGOING UNDER GROUND。
ライヴ見るのはこれが2回目。
最初の曲は「ハートビート」(だったんじゃないかなぁ…。もう全然記憶が曖昧、朦朧…。違うかもしれない。)。好きだな~、この曲。
いつも通りに伸びやかで心地よく響く、素生君の歌声。
客電が落ちたとたんにセンター目指して動き出す人の流れにまんまと乗っかって、最前と次の手摺りの間の最前ブロックに滑り込む。
位置的には聡君の目の前あたり。今日も聡君のベースはCoolでカッコいい。
暖かくてフレンドリーなゴーイングのライヴ。楽しくてすぐに終っちゃった。

「SPITZ、20周年おめでとうございます。今日はこんな素晴らしいライヴに出させていただいて…。いやー、ひとくちに20周年って言いますけど、これはものすごいことなんですよ、ねぇ、わかります?」と素生君。
「俺たちが中一で初めて出会ってから、15年ぐらいだっけ?」と中沢さん。
「うん、そんなもんかな。ゴーイングもね、これから頑張っていきますんで。」

「じゃ、初めてやる曲を…」
で、始まったのがSPITZの「Y」のカバー。弾むリズムがちょっとカントリー風なテイストを感じる、ゴーイングらしい優しいアレンジ。
楽しかったです~

2番手が曽我部恵一BAND。ライヴは初見。
バンドのセッティングもメンバーご自身で。本当に久しぶりに見た、曽我部さん。だいぶ太られた?
私の中にある曽我部さんのイメージと少し面変わりしてて、最初ステージでセッティングしているのがご本人だと気付かなかったぐらい…
でもねー、ライト浴びて満面の笑顔をうかべてるのは、やっぱりまぎれも無く曽我部さんでした。
ライヴはねー、もう暑苦しいぐらいの勢いの、とびっきりご機嫌なロックンロール!最高に楽しそうなステージ上。こんな楽しいステージされたら、見てるほうが楽しくないわけないよね~。
客席からかかる「カッコいい~!」の声に、「聞いた?あの娘は俺のコト、カッコイイって言ったよー!」とさらに笑顔を崩す曽我部さん。

SPITZ曲のカバーは「青い車」
「あのさー、マサムネ君は声が高いのね。それで~、一音下げたんだけどもさー、それでもサビはキツいんだ。みんなで、手伝ってね、よろしく!」
と、曽我部さんに促されての「青い車」、場内大合唱!あー、楽しいなぁ~
「テレホンラブ」(曲の前のフリは、ちょっと曽我部さんの寸劇風。スタバでバイトの男の子がスピッツのライヴで知り合った女の子に、眠れない深夜に電話しようかどうしようか悩む、可愛らしいストーリー。)でも、「知らなくてもいいよ。適当でいいから!」とお客さんにコーラスをリクエスト。
とことん会場を楽しませてくれました。

「20周年、ってスゴいよね~。俺は頓挫した、俺はちょっと前のバンド、10年で頓挫したけど…。いや、このバンドは20年続けたいと思ってるよ。」と曽我部さん。
「3年ぐらい前にさ、俺もいろいろ迷って、道に迷ったりしてる時に、ウチに「ハルコ」って6歳の娘がいるんだけど、その子が3歳のころにね、「なぁ、ハルコ。お前、今、何が欲しい?」って聞いたらさ、なーんの迷いも無くすぐに「チョコ!」って答えられてさ…。」で、「ハルコROCK」!
最高~!

次はつじあやのさん。
バンドのセットはすべて後ろに下げられ、ステージ上にぽつんと置かれた椅子とマイク。透き通るようで、穏やかなあやのさんの歌声、優しいウクレレの音色。これもね、爽やかで素敵なライヴでした。
「風になる」を歌い終えて、「うわぁ~、すごい人ですねー。」と思わずもらしたあやのさん。
「えと、私もみなさんと同じでスピッツのことが大好きで。スピッツを聴くようになってから、自分でも曲を作ったり、歌ったりするようになったんですよ。今日はね、こんなすごいライヴに呼んでいただけて本当に嬉しいです。」
「それでは大好きなスピッツの曲を3曲やります。」
最初の曲は「ハチミツ」
スピッツファンにはお馴染みの、変拍子のイントロ。ウクレレで聴くのも素敵~!とか思ってたら、いつまでも歌が始まらない…。
「すいません!ごめんなさい!…で、出だし、出だし…。」と曲を止めてしまったあやのさん。「…、ひとりむなしくビスケットの~、ですよね。そうそう、ありがとうございます。」客席もみんなでバックアップ
「…はぁ~。すっごい練習してきたのに…。じゃ、いきます!」
あやのさん、本当に緊張してらしたみたいで、マイクごしにも「はぁ~。」って何度も大きくため息のような息をもらすのが聞こえました。
次がトリュビートアルバムでもカバーした「猫になりたい」(これは最初から「イントロなしでやります。」と言ってらした。)
「次の曲、なんだと思います?」の問いかけに客席から次々とあがった曲名に、「ちがう、それもちがう。なんか面白いぐらい当たらない。」とちょっとにっこりのあやのさん。
3曲目は「サンシャイン」。ちょっとホントに以外な選曲。スピッツでもしばらく聴いてないなぁ、そう言えば。あやのさんバージョンも素敵だったけど、スピッツでも聴きたいな!

次がフラワーカンパニーズ!
あやのさんで爽やかにクールダウンしたZeppに、も一度火を付ける灼熱のライヴ!楽しーー!!
身体中を真っ赤に上気させ、首の筋を思いっきり浮き上がらせ、力の限りにシャウトを繰り返すケイスケさん。マイクコードを口に咥えて、手拍子で客席を煽る、お馴染みのスタイルもカッコいい!おお~、本当に気持ちいい!
SPITZカバーは以外にも「愛のしるし」!もちろん、パフィ風の振り付けあり。
イントロではグレートさんも振り付けに参加。グレートさんとケイスケさんのパフィ!すごいの見ちゃった!(その向こう側で顔色さえ変えずにプレイしてた、竹安さんも素敵~!)
キュートに「愛のしるし」を歌い上げたケイスケさん。「もうねー、ここのところ毎晩、Youtube見ながらこれの練習してたもん。結構難しいんだよ~。リハスタでもさ、みんながギターがどうの、ドラムがどうの、って音楽的な話してる横で、俺だけ鏡の前でずーっとこれだもん。」
「俺は君の見て(振り付けを)覚えたよ」とグレートさん。
「だろ?俺の踊りは完璧なんだよ~。」

「あのさ、ちょっと前のテレビでスピッツが出てたの見た?そのなかで、昔の夜ヒットに出てるスピッツが映っててさー。」とグレートさん。
「あっ!見た見た!」とケイスケさん。
「マサムネ君さー、オーバーオール着てんだよ。その頃。」
「グレートが着てたから、着なくなっちゃったんじゃないの?マサムネさん。でも、今日はこの後着てくるかもね~。さっき、楽屋に干してあったもん。そーっと覗いたらさ。」(笑)
「フラカンもあと2年で20周年です。ありがとう。そん時はね、ぜひ何か1曲、マサムネさんにもフラカンの曲を歌っていただきたいなぁー、っと。普通に頼みに行くと多分断られちゃうから、ステージの上からお願いしておきます。よろしく!」
「もう10年ぐらい前になるのかなー、昔、スピッツと一緒にライヴしたときにマサムネさんが「いやー、フラカン、ドメスティックだね~。」って言ってくれて…。嬉しかったな~。いやー、今でも「ドメスティック」ってどんな意味なのかわかんないけど…。」
「なんかカッコいいもんね。「ドメスティック」って。えーと、音がさ。」と笑うグレートさん。
「うん、カッコいい~!じゃ、ドメスティックに行くぞ!!」とケイスケさん。
最後の曲は、真夏の…ならぬ「真冬の盆踊り」!
Zeppを揺るがすような、ヨサホイ、ヨサホイ、ヨサホイのホイ!
楽しい、楽しー

まだスピッツまで書いてないのに、この長さ…
しょうがないんで、続きます。
(他の記事もみんな書きかけだし。いつになったら書きあがるんだか…
そのうちに少しずつ、穴埋めします。)

8/17 UNDER<N>WATER WORLD vol.78 下北沢CLUB Que  

2007-08-23 | LIVE M
(まあ、このブログの更新がいつも目も当てられないぐらいの遅さで、日付も何もぐちゃぐちゃなのは、今更、言うまでもないんだけど…
それにしても、今月分のひどさは我がコトながら、目に余る…
でももう、どうしようもないんで、書き上がった記事からUPして、ある程度出揃ったら修正かけます。
…、わざわざ書くほどのことでもないな。どうでもいいんですけどね…)

本日のお目当ては「メガネビジョン」
で、もちろん保護者同伴
メガネビジョンのコトならこの方におまかせ!ってことで、チケットの予約から何からすべておんぶに抱っこしてもらった、仕事帰りのまひるさんとシモキタで待ち合わせ。
ちょっとだけ早めに着いて、線路の反対側で買い物の下見してたら、「着いたよ~!」メール。いそいそ南口に回ってみるけど、メールで指定された場所がよくわからない。(こんなにしょっちゅうシモキタに来てるのに、入ったことの無い場所だったので。)
駅の周りをうろうろ一周。「もしや…?」と思って階段を上がり、「ここ入ってもいいのかな~?」と恐る恐る自動ドアを開けてみると、中でばっちりお仕事モードでエレガントなまひるさんがにっこり
お待たせしました~!

ライヴまでまだ2時間ほどあったので、軽めにお食事。
場所は知ってたけど、まだ入ったことのない「mois cafe(モワカフェと読みます)」
古い民家をそのまま使った、結構有名なカフェ。入り口とか、メニューが出てなかったら本当に普通のお家(実際、以前にお住まいの方なのか「滝沢」(違うかな?正確に覚えてない。)さん、って門に古い表札も出てるぐらい)みたいで、土足で廊下や階段を歩くのが申し訳ないほど。
ランチも18時までやってるし、静かな路地のゆったりできるお店。スイーツも美味しかったし、ドリンクメニューも豊富。
そのうちまた行こう、っと。

6時半ごろまでおしゃべりしながら、カフェでゆっくり。(この日も東京の最高気温は30度をゆうゆう突破。外に出る気にならない…)
ライヴ前に、ちょっと私の用事に付き合っていただいて(いつもすいません。)から、ライヴ開始直前のQueに。
蒸し暑い階段で、身を縮めるようにチケット番していらした、ドラマーさんにご挨拶。チケットを引き換えて地下に降りて行くと、外よりはだいぶ涼しいライヴフロア。お客さんの入りも上々。

ドリンク引き換えたりしてるうちに、客電が落ちてライヴスタート。
今日は本当にメガネビジョンのみがお目当て。「凛として時雨」は最近、いろんなとこでアーティストショットお見かけするので、お名前ぐらいは…。音は、聴いたことある…、ってぐらい。他のふたつのバンドは全然…。…すいません。

最初が「monokuro」
本当に初めて聞くんで曲もメンバーもわからず、後ろの方でのんびり聞いてました。
「CD出してツアーもやったんだけど…、なんか全部不完全燃焼のまま終っちゃって…」と言ってたヴォーカルさん。
「アッパーな曲は…、…この後のバンドがやってくれると思います、たぶん…。」って。
キャッチーではないけど、捩れたようなクセのある重さの音が印象的。

次が「メガネビジョン」
6月の251から、2か月ぶり~。
すっかり聴き馴染んでるCDの曲たちもさらに安定感を増し、より力強さを感じるボトムに、キレのいいリズム感!メンバーの表情にも余裕。いやー、頼もしい!
お客さんの気持ちをしっかりと掴んだ、良いライヴでした。

小川さんのMCも、フロアからの視線をちゃんと受け止め、より余裕が出てきた感じ。
「メガネビジョンって言ってますけど、本当のメガネは彼だけで…」と、左手側、ギターに視線。その先でてれくさそうな笑顔の根本さん。
「ちなみに、アレ(ドラマーの海老原さんを指して)はダテですから…。」
「えー、ダテじゃないって、これ。アレが入ってるもん、ほら、アレ!…度?…色?UV?…えーっと、何だ…(ごにょごにょ…)。」
と、頭からかぶってたタオルを取って、なにやら反論する海老原さん。
「…、しゃべり出したんなら、自分で責任取れよ。」とちょっと小川さんはシビアに反応。
「…、ドンマイ!俺!…」と早々に切り上げちゃった海老原さんに、「…、え?終わり?もういいの?…、じゃあ、曲に行きます。」と小川さん。

「中学生ロック」に「君と夜空と…」と、アッパーな曲が続いたこのあたり、フロアも気持ち良く盛り上がってた。いい曲だよね~、楽しいなぁ~。
盛り上がりすぎちゃって小川さんの5弦がぷっつり。
「…、楽しいなぁ。頑張りすぎちゃって、弦を1本、切ってしまいました。……悔しいな…。でも、テレビでCharさんが「3本弦切れても、ギターは弾けるって言ってたし…。…残念だけど、俺は1本ぐらいが限界です。」
(Charさんのライヴって何回か見たことあるけど、すごい本数のサブギターをステージに持って来てるもん。あれなら、3本や4本ぐらいねぇ…)

自分達の今持てる力量をすべて潔くさらして、フロアをたっぷり楽しませてくれた、実に男前のライヴ。しっかりお客さんを見据えた、4人の楽しそうな表情が忘れられない。新曲も素敵~
早く、次のリリースしてくれないかなー。楽しみ
メガネビジョンは、まだまだこれから深くなる、高くなる、大きくなる。
リアルタイムでその様子を見られるのは、ファンにとっては最高のプレゼントだからね。
次の逢瀬がまた、とっても待ち遠しくなりました

その次が「ninaplay」
ボリュームのある力強いリズム隊とハイトーンのヴォーカルの微妙なバランス。まとまりが良くて、こなれた感じのライヴに好印象。

トリはもちろん「凛として時雨」当然、ライヴは初見。
金属的なファルセットの男声とハイトーンの女声が切迫感を持って絡み合う、刹那のツインボーカル。
最近、人気も注目度も上昇、ってことで、フロアもすごく盛り上がってました。
お人形さんみたいに可愛らしい華奢なおんなの子が、けっこうゴリゴリしたベース弾くのが今時のトレンドなの~?とかちょっと思ったりしたんだけど。…、でもいざ考えると他に「BASE BALL BEAR」ぐらいしかすぐには思いつかない。トレンドってわけでもないのか。イメージが強烈だから印象深いってだけで。
ホントにベースの345ちゃんは可愛らしかった。(何かのインタヴューで「スピッツ」が好き、って答えてらしたので、もうそれですでに好印象!)
ドラムの余裕あるイキなプレイもなかなか楽しかったな!

ライヴが終ってお連れの方と、余韻を楽しむべく和食ダイニング「斗」に寄り道。私、全然お酒が飲めないので、ひとりだったら居酒屋さんとか入れないんだけど。連れのある時のライヴは帰り道も楽しい~
カッコよく(私は聞いたことさえない銘柄の)冷酒を注文される相方さん。あんまり楽しかったので、下戸の私もグレープフルーツのカクテルを一杯だけ、時間をかけてちびちびと。
おつまみはサンマのお刺身にすくい豆腐、里芋のから揚げに、それからもちろん「メガネビジョン」に…
美味しい、楽しい夜なのでした~


…虚脱

2007-08-22 | Weblog
…毎日、毎日、暑いなぁ…

はい、完璧に更新が滞ってますとも!

なんかね~、自分の許容量を超えて遊び歩いていてさ…
今月はね~、本当にすっごいライヴばっかりたて続いちゃって、ちょっと精神の方が追いつかない。もう、すっかり虚脱状態…

書きたい気持ちはあるんです。あるんですけど、追いつけない。上手いこと言葉が探せない…

でも、ま、後々の自分のためだけに、少しずつでも、ねぇ…

取りあえず!
今月見たライヴ。(明日から、今さらですが少しずつレポ(…ってほど大げさなもんじゃないんですけど。ただの感想文。私の場合、こっそり書くファンレターみたいなものかなぁ。)書いていくために一覧。)

1日 「歌姫」東京セレソンDX
7日 HYPER & MICKEY 25TH ANNIVERSARY 45CLUB 
12日 「ひーはー」Piper本公演
17日 UNDER<N>WATER WORLD vol.78
20日 SPITZ 結成20周年祭り
21日 TEAM NACS SOLO PROJECT 「GHOOOOOST!!」
21日 SPITZ 結成20周年祭り

いまのところ、こんなもん…

今月はね~、とにかく良い芝居に、とんでもなく楽しいライヴ、たっぷり味わえててね、ものすごく幸せな1か月
どれも書き応えがありすぎて、追いつかないの(本音…)

急がないと、26日にはまたライヴ見に行く予定があるんでね。
がんばらないと!

…26日は上手いこと仕事休み取れました。(その分、頑張って振り替えて仕事してたんだもん!)
じゃ、じゃ、「全力投球」も見に行けちゃうかも~、ってタイムテーブルの発表を楽しみにしてたんですよ。もちろん「メガネビジョン」!
せ、せめて、一曲だけでも!
そしたら…、ものの見事にガチンコだし
同じ時間に渋谷にいるのになあ…

ああ…、身体が2つあったら…

8/12 「ひーはー」 本多劇場

2007-08-12 | LIVE S
本当に楽しみ!Piperの10周年記念公演「ひーはー」
もう出掛ける前から、そわそわ、わくわく

ちょっとだけ久しぶりの本多劇場。東京公演は本日が千秋楽。
楽しみ楽しみ~!

開場した、本多劇場のロビーはものすごい量の物販がずらーっと。
(大王はカテコで「あさましいほどのグッズが販売中ですが、そこはもう、…吉本興業のやることですからねぇ。」と言ってました。)
いいトシしてちょっとうかれちゃって、パンフはもちろん、ストラップやら、キャンディやらと、いろいろ購入!だってー、「ウマ」、かわいいんだもん!
ついつい、がちゃがちゃまでやっちゃったー。またもや、散財…

お芝居はね~、もう最高の面白さ!
ホントに、涙がぼろぼろ、ぼろぼろ、大笑いしすぎて。ガマンなんてできない!あの面白さは!
2年半前になるのかな、新宿のスペースゼロに観に行った「スプーキーハウス」(これもとんでもなく可笑しかったなー。)でも主役を務めたお騒がせ一家、ひろゆき、みずほ夫妻に娘のタマ子ちゃん。
呪われた洋館から、今度はあまりの立地の悪さに閉鎖されたステーキレストランに移住。
完璧なウエスタン仕様のこのレストランで、サバイバルゲームをしようとやって来た西部劇マニアのミクシィ仲間。
何かに脅えるように泥だらけで転がりこんできた、イベント会社の若いカップル。
何故か強い使命感に燃えてみずほを訪ねてきた、夫婦の幼馴染と、彼を探しに来た元上官と…。
みんなが勝手に思い違いの勘違い。みんなが間違ってるのに、何故かところどころピタっと起こってしまう偶然の一致が、さらに誤解を生み出していく最高に楽しいにぎやかなドタバタ騒ぎ!
やっぱり、大王はスゴイ!なんでこんなストーリー、思いついちゃうんだろう!

本当にものすごく面白いのに、この面白さは説明できない。自分で観なきゃわかんない。
でー、結局また、会場受付のDVD予約、してきてしまいました…。
もうね、これはしょうがないよ。こんなに面白いんだもん。DVDは買わないと!

気持ち良ーく、なーんにも考えないで心の底から大笑いできる、最高に楽しい舞台。この心地良い幸福感は、なかなか他では味わえないってぐらいに、ただひたすら面白い!
東京楽日ってことで、何回も何回も繰り返されたカーテンコール。
いつもどおりに「うるさい!バカみたいに何度も、何度もっ!!」って山内さんに怒られての終演。
なるべく早く、次の公演みたいなー

ファミリー感覚溢れる客演陣も大好演!
楽しかった~

8/7 HYPER & MICKEY 25TH ANNIVERSARY 45CLUB 

2007-08-10 | LIVE M
7月は涼しかったのに、8月になったとたんに暑い。
ちょっと家から遠い新木場。
5時開演だけど、それほど急ぐ事もないかなぁー、長丁場だしなあ、とのんびり6時過ぎに到着。

でも、COASTで2ステージ制って、何?どーやって?真ん中で仕切って右左?まさか、上下?
実際に行ってみるとメインステージの隣、ドリンクカウンターの隣のDJブース(普段はそうみたい。あんまり行ったことないんでよくわからない)みたいなところに特設ステージを組んだ、本格的な2ステージ制。
(メインがHYPER、サブがMICKEYステージと名づけられてました。)
最初にちょっとサブのぞいてみたんだけど、ステージの間口が狭くてあんまり見やすくはなかったかなー。

そのままメインステージに移動。次のアクトは「勝手にしやがれ」
ライヴは初見。CDぐらいは聴いたことあるけど。
でもステージはカッコよかった~!ブラスセクションはとびっきりにSEXY~!
スタイリッシュでタフなドラムヴォーカル。
気持ち良くダンスフロアと化した、STUDIO COAST!
真夏によく似合うご機嫌なライヴ!

メインステージでセット入れ替えの間、サブステージでライヴ。ちょっと見に行こうかとも思ったんですが、次のメインアクト「エルレガーデン」お目当てに急に人口密度が高くなった気がした会場。もう、人ごみの中移動するのもイヤだし…
メインステージの両脇に映し出されるサブステージのモニター映像。ここで見てようかな…。

メインステージ、次は「エルレガーデン」
もう、それはそれはたいへんな盛り上がり。フロアはもんのすんごい人の数。
覚悟はしてたけど、本当にスゴイな~。人気あるのはわかるけど、異常なほどのモッシュ、ダイブ!みんな、あれでライヴ、聴いてんのかな~
とにかくダイバーの人数がハンパない。次から次へ、飛ぶ飛ぶ!おんなの子のダイバーもいっぱい。COASTみたいなところじゃ、危ないよ、あれ。
細美さんも「あぶないから、手摺りに乗っかって飛ぶのはヤメろ~!本当にあぶないからさー!男なら前のヤツの肩使って、自力で飛べ~!」って言ってた。
でも、ライヴは良かったなぁ。できればもうちょい、落ち着いて聴きたかったけど、もうちょっとだけね。(飲み物が入ったままのプラカップ投げるのは、ホントに勘弁してほしい。)
本当にものすごい人気のエルレ。ライヴのチケットも本当に取れない。
「いろんな所の小さいハコも行くから、そう言う場所なら思いっきり暴れてくれていいよ!」と言った細美さんに、フロアからあがる「チケット取れない~!」と嘆きの声。
「そんなことねぇって。お前らあと5年ぐらいしか、ロック聴かないつもりなのかい?死ぬまでロック、聴くんだろ?じゃ、あと10年待っててよ。そのうち、取れるようになるから、チケット。きっとさ~。」
ああ、本当にその通りだ。実際に私は、10年も20年も、ずっとカッコよくロックを鳴らし続けてる人たちを、何人も知っている。
きっとエルレも、この後何十年もスゴいロックを聴かせてくれるんだろうな…

エルレのライヴが終わり、ほんの少しだけ余裕の戻ってきたメインフロア。
ステージ上は本日の大トリ、「The Birthday」のセッティング。サブステージのライヴは「Radio Caroline」
見たいんだけどなー、サブステージ。楽しみだったんだけどなー。
それまでぎっしり周りにいた、エルレのTシャツ着てた女の子達が一斉にぬけてって、なんとなく気付いたら階段状になってるフロア後方の手摺り前に立ってた私。目の前は何の障害物もなく、メインステージが一望。(まあ、距離的には遠いんだけどね。)ここでBirthdayのライヴ、見たいなぁ…
迷ったけど今回は泣く泣く「Radio Caroline」はモニター画面でがまん。そのままの場所でメインステージの「The Birthday」を待つことに。

最後のステージにあらわれた「The Birthday」
もう、出てきただけで本当に格好良い。存在そのものがロックンロール。
ライヴはもう!圧巻!すごい!
一曲、一曲、終っていくのが勿体無くて。
このまま、ずーっとライヴ聴いていたかったな…。
チバユウスケの声は容赦なく、聴く者の気持ちに突き刺さって、切り刻んで行くようで、もうため息しか出なかったぐらい。

アンコールは、「オリーヴ」!
もう、思い残すことなんかない…。凄いライヴ、見てきました。

真夏の夜に相応しい、熱い熱いライヴ。本当にすごかった。…疲れたけど。