雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

行きまーす!

2005-05-29 | Weblog
我が家では、今ちょっとしたガンダムブーム。
と言うのも最近中古で買ってきたプレステのゲーム「機動戦士ガンダム 一年戦争」のせい。
これがねー、結構良くできてる!ファーストガンダム世代には思わずソソられるものがあります。
ゲームしながら、「ランバ・ラルが…」とか「オデッサで…」と妙な会話が家族で盛り上がってます。
そしてお決まりの名ゼリフ、「俺を踏み台にしたー!」「坊やだからさ…」等々…。 懐かしいー!
その後に続くガンダムシリーズはよくわかんないんだけど、ファーストガンダムは映画まで見に行ったなぁ。今、見ても全然面白い!
もうしばらく、楽しめそうです

サッカー日本代表に一抹の不安… 大丈夫?

んー、どうしよう

2005-05-26 | Weblog
2年ちょい使ってる携帯が調子悪い。
カメラは完全に起動しなくなっちゃった。
通話とメールには問題ないんだけど、バッテリーも持たなくなってきたし…
そろそろ機種変の時期かなぁ。

今、使ってるのは最近あんまり人気の無いボーダフォン。前は料金の安さが魅力だったんだけど、最近じゃどこの携帯も安くなってきてるし、なんか3Gにもあんまり食指が動かない。
いっそ、解約して別の会社の携帯に変えちゃおうかしら。
でもねー、番号とメルアドが変わるのはやっぱりヤダよねー!
んー、今度の休みぐらいに、ボーダフォンショップ、覗きに行って来ようかな~

職場はバカみたいに忙しい!もうくたくた、眠たいよー
だけど、今月からささやかな、本当にささやかな昇給あり でもやっぱりちょっとうれしい
明日もがんばろ

「まな板のコイのその先」

2005-05-24 | Weblog
お休みだった昨日。
お昼からパソコンと格闘。
8月のラーメンズ「Golden Balls Live」のチケット先行予約に参戦してました。
まあ、先行って言ってもローソンの2次受付みたいなもんだし、独占販売じゃない時のローソンに良席は期待できないし、本公演じゃないし、アートスフィアだし…
気楽に参加するつもりが、あまりのつながりにくさについイライラ、イライラ…
「ページが見つからない」とか「アクセスが集中してつながりにくい」とか泣き言を言うパソコンをなだめながら、「しばらく待って」たら売り切れるでしょ、とボタンをひたすら連打。
なんとか10分後ぐらいに予約成立。は~、疲れる。

今回は絶対に一般で発売されるチケットのほうが良い席のはず。わかってるけど、一般発売日は当然のように仕事だもん。せめて1日分は先行で取って、安心したいの!

で、さっき帰りがけにローソンに寄り道。
ロッピーで引き換えたチケットはなんと3階席!覚悟はしてたけど、3階!がっくり、脱力…
でもまあ、1度は座ってみたかった、アートスフィアのボックス席。あのセレブな感じの人がオペラとか観そうな造りのボックス席。まぁ、いいかぁ~、舞台にいちばん近い方のボックスだし…
とりあえず、これで公演一回分は観に行ける。
もう一回分ぐらいはチケット欲しいなー。できればもう少し良い席で

TEAM-NACS 「COMPOSER~響き続ける旋律の調べ」 サンシャイン劇場

2005-05-18 | LIVE S
行ってきましたよ~ 初めてのTEAM-NACS! 東京初日、昼公演!期待を裏切らない楽しい舞台でした。
夏まで続く長い全国公演。こんなところでネタバレは大変失礼なので(禁止令も出てるとか…)内容には触れません。ちらりと劇場の様子などを、覚え書き程度で。

さすがに劇場は初日、初回。なんとなくスタッフの方も観客も浮き足立った雰囲気。私が緊張しても仕方ないんだけど、開演を待つ間、いつになくソワソワしてました。これってとても嬉しい期待感。
まあ、初日とはいえ、きっちり地元公演を成功させての遠征だけあって、お芝居はとてもスムーズ、息のあった熱気ある舞台でした。やっぱり、これだけの世の中の注目を集めるには、それなりの理由がちゃんと存在する。そんな当たり前のことを当たり前のように実感してきました。

多分、NACS以上にお芝居の上手な役者さんは世界中にたくさんいるし、このお芝居以上に完成度の高い脚本もたくさんある。でも、そう言うことと、魅力や好感を感じることとは常にイコールにはならないんだろうなーって、いろんなライヴを観るたびに感じます。
NACSには表現者としてのパワーみたいなものがある。で、その表現力は理屈とか形式とかよりも前の方、気持ちや感情により近いところにあるんだな。きっと。
だから客席は歓喜を持って舞台を向えていたし、舞台上も情熱で客席に答えてたし…
とても気持ちの良い、優しい素敵な舞台でした。堪能、堪能

カーテンコールでは、次々かかる「洋ちゃ~ん」コールを「キリがない!」とおさえた「ご存知!大泉洋!」さん。汗もツバキも撒き散らしての大熱演でした。舞台で観るのは初めてで、どうしてもテレビのキャラのイメージ強かったんですが、演技中は発声も立ち姿も立派に舞台役者。実に素敵でした。
ちょっと変わったキャラクターを演じて敢闘賞の安田さん。まだ旅行鞄には「若干の余裕」があるんだそうです。おねだりね、おねだり

北海道は遠いから…。「呼んでいただければ、どこへでも…」と仰って下さったので、また東京に来てくれるのを楽しみにね
その前にテレビとかでどんどん全国区になって行くんだろうなー
終演後のグッズ売り場の大行列とアンケートを記入するお客さんの多さ、そしてロビーを埋め尽くすお祝いのお花のスゴさに、NACSの上昇気流の勢い、ビシビシ感じながらの帰路。うん、後味、爽やか~

「満月には気を使う…」

2005-05-18 | Weblog
すごーく心配していた「キレイ~」のチケットが、先行で予約できて一先ず安心!まあ、あんまり良い席じゃなかったけど、無事に希望日に観に行けるわ。
先行チケット、もうひとつ。「姫が愛したダニ小僧」、こちらはまあまあの席かなー。交渉人のユースケさんの主演、大王の脚本、Piperがついに勢ぞろい。わー、楽しみ!
土日は絶対休めない仕事してると、先行予約は本当にありがたい!

またもや仕事が忙しくて、ちょっとぐったり…
やっと今日はお休みだけど、これから急いでしたくして出掛けます。
待望のTEAM-NACS「COMPOSER」東京公演初日!
急がなきゃ~

「真夜中の弥次さん喜多さん」

2005-05-11 | MOVIE
たま~にしか映画見に行かないし、せっかくシネコンだからもう1本ぐらい見ようかなー。
で、「コンスタンティン」と迷ってこっちを見てきました。本日2本目。さすがに見終わったときはくたびれた~、目もすっかり“しぱしぱ”しちゃって… トシかなぁ。
でも面白かったです!でも、これって、好きか嫌いか、人によって意見の割れる映画でしょー

ヤク中で借金まみれの愛する喜多さんを立ち直らせ、ともに人生のリアルを取り戻したい弥次さん。2人はまだ見ぬリアルを求めてお伊勢参りへ出発してみるが…
行く先々で現実と夢想とリアルは雑多に混ざり合い、通りすがる人々もみんなリアルとは程遠い。
現実から本当に逃げ出したいのは、ヤクに溺れる喜多さんのほうなのか…、それとも…

きっとこの映画に意味とか、オチとか求めても無駄なんだろうなー。
もう、見始めたらジェットコースターと同じ、終わるまで身を任せて笑っとかないとね。
これでもか、これでもかと次々出てくる、宮藤作品にエンもユカリも有りまくる出演者たち。
やっぱ、秀逸なのは阿部サダヲさん!間違いなく!
油断すると良々君がぎっしりの悪夢にうなされそう…
いやー、濃いー映画でした。

「交渉人 真下正義」

2005-05-11 | MOVIE
ものすごく久しぶりに、映画でも見に行こうかと急に思い立った休日。
自宅からそう遠くないシネコンへ行って来ました。
お天気はうっすら バスを待っても良かったんだけど、日頃の運動不足がほんの少しでも解消できればいいかなーと、今日はあえて自転車で。

話題作の中から選んだのは「交渉人 真下正義」。ご存知「踊る!大捜査線」のスピンオフ。
「踊る!~」も映画館で見てるし、一応押さえとかないと。
本日、レディースデイで1000円。公開して間もないし、混んでるかなーって思ってたけど、それほどでもなかった。やっぱり、映画は平日に行くほうがいいよね!

続編にはあんまり傑作って出ないし、期待しすぎてがっかりもいやだしとか思いながら見たんですが、なかなかどうして、これが面白かった!
ストーリー上、あきらかに「ダイハード」を意識してるんだろーなーって思わせる構成が目に付くきらいはある気がする。でも、多過ぎない程度に絞り込んだキャラと、物語の本筋がほぼ地下鉄の運行司令室だけで運ぶスリムさはとても見やすい!
そのせいもあって、次々と切り替わる司令室以外のシーンが、さらに印象的でスピーディ。
「踊る!~2」が事件も登場人物も詰め込みすぎて、なんとなく散漫な印象が残っちゃったので、私はこっちの方が良かったかも~
青島君もすみれさんもいない穴は、寺島進さん演じる木島警視が充分すぎるほど埋めてました。木島警視にはぜひ今後もレギュラー出演を希望
そしていかりやさんの不在には、國村隼さんや金田龍之介さんが。
血色の悪いネゴシエーター、ユースケさんもタイトルロールにふさわしい好演でした。

結局、職務に誇りを持つ働くお父さん達の熟練のカンが最後にものを言う…
先日の尼崎での列車事故の恐ろしさと、その後で噴出してる数々の問題の後味の悪さとも、なんとなく呼応してしまい、映画のエンドロールの明るさに現実のすっぱさをかえって感じてしまったり…

たぶん、8月の室井さんの映画も見に行っちゃいそうだな~

SWITCH

2005-05-10 | BOOK
先日、仕事帰りに本屋に寄り道。
なーんか面白そうなのないかな~っと物色してるうちに目についた「SWITCH」vol.23 NO.5
表紙の写真が下北沢の駅前。この出口の階段は、もう数え切れない行き来した場所。本多に行くときは絶対に必ずここ通るし。
表紙でわずかに見切れる左手奥の「ドトール」にも、何回行ったかもうわかんない。仕事帰りに本多のときはなんか食べとかないと、舞台の途中でお腹が鳴り出したりして、すごく気になるの。そんなときはすごく便利。早いし、安いしねー。
そんなお馴染みの場所に、有名人がどっさり!いつ、どうやって撮ったんだろ?スゴイなー。
向井秀徳さん、曽我部恵一さん、小島麻由美さん、etc.…
誌面も下北のいろんな場所やら、縁の深い有名人の記事がいっぱいの下北沢特集号。
興味深く読みましたが、やっぱり気になる再開発の話。そう言う計画があるのは前々から、なんとなく耳にしてましたが、いよいよ本格的に進行してしまうのかな。
私などは住んでる訳でもないし、舞台を観たりするときだけ訪れる、部外者だけどねー
やっぱり、あんまり変わってほしくないかな。大好きなところだけに。
まあ、お店の入れ替わりなんかは今までもたくさんあったし、そんな意味では変わらない街なんてないと思うんだけど…
なんでもありのごちゃまぜの街角、すっきりしすぎるのはかえって寂しい。

「SWITCH」と言えば3号前の特集は「スラムダンク 10日後」
昨日の夜(今日早朝のほうが正しいのかな)、テレビでやってましたね。見て感動しちゃいました。
廃校にあらわれた3日間だけの黒板漫画。
DVDも発売になるとか。買っちゃおうかな~ う~ん、また、貧乏が…

5/3 「Shuffle」 パルコ劇場

2005-05-10 | LIVE S
GW中の仕事の忙しさで、この1週間、またもやブログはほったらかし。いつものことだけどさ…
思い出しながらちょろっと更新しとこうかなー。

前日のライヴの微熱とフシブシの痛みを感じながら、また渋谷にお出かけ。
私の2日間限りの大型連休、第2日目はパルコ劇場で「シャッフル」観劇です。
GW真っ只中の渋谷は予想通り大変な混雑ぶり。スクランブル交差点は人でぎっしり、ジャパハリネットやら鈴木亜美ちゃんやらのラッピングトラックが走り回り、街宣車が大声で何事かを叫ぶ…(忘れてた。この日は憲法記念日だったのね。)渋谷の駅からパルコまで、いつもの倍ぐらい時間かかった気がする。

駅前の騒がしさと一転、劇場のなかはアダルトな落ち着きで。パルコ劇場は大きさも観やすさもなかなか、受付や案内嬢も上品でわりと好きな劇場ではあるんですが、チケットがねー、やっぱりちょっと高いのがねー…。まあ、仕方ないか、渋谷でこのキャストのお芝居なら、このくらいはね。

結論から先に言えば、やっぱり大王にハズレなしだわ~ 本当にオモシロくて、最後まで、隅ずみまで気が利いててオシャレで。舞台の上で色鮮やかなアメコミ雑誌のページが次々と捲られていく様!楽しい、楽しい2時間ちょい
お話の主役は二枚目でヤリ手の乾刑事、通称シャッフル。刑事としての腕はいいのに、致命的に女たらしで生涯の理想のタイプは石野真子。
女性は常に見た目でしか選ばない彼が、担当する宝石強盗団の唯一の目撃者として、止む終えず行動を共にする元女警備員の三つ葉はチビ・メガネ・ブ○と三拍子そろってしまった実は格闘の天才。
強盗団を首尾良く追い詰めた彼は、強盗団の女ボス、ハートの美貌にヘマを踏み、隠れ家から取り逃がした上に自らも頭を強打、入院を余儀なくされる。
病院で意識を取り戻したシャッフルは、自分の身の上にとんでもない異変が起きていることに気付き、大パニック。一方、辛くも逃げ延びた強盗団も、宝石売りさばきオークションに必要なパスワードを隠れ家に置き忘れ、再びシャッフルを付け狙う。
シャッフルに捨てられた事を恨みシャッフルに付きまとう女や、強盗団に因縁のあるらしい謎の男、シャッフルに振り回されながら職務に忠実なシャッフルの同僚や上司が、切っては並べ、また混ぜられるトランプのように入り乱れ、盗まれた宝石も物語の行方も楽しい混乱の中へ…

キャストはシャッフルに伊原剛志さん。サイケでまっ黄色のスリムなスーツが実に良くお似合い。すごく背が高くてルックスの軽やかさが素敵。ホントに足が長い、膝から下が特に!
(今、出演中のドラマを見る限り、二枚目ぶりはとにかく、あんなに背が高いとは思ってなかった。あれは、共演の女優さん達もみんな背が高いからだったのねー。)
まさに、ハマリ役のキャスティング!
そして、地味でブサイクな三つ葉を演じる、奥菜恵さんの小さいこと、細いこと!伊原さんと並ぶとハイヒール履いていても肩ぐらいまでしかない。一ヶ所だけ、あんまりお話しの本筋には関係ない気もするけど、三つ葉がドレスアップして登場するシーンあり。(ファンサービス?)ネックホルダーのドレスの奥菜さんの肩の華奢さ、体の厚みの薄さにビックリ!しかもIT企業社長夫人だもんな~。うらやましー!

いい味出してたのは適役、強盗団チップスの3人。
女ボス・ハートの風花舞さん、部下・ラミー(ラミーキューブからの命名かな~)の山内圭哉さん、BJの松谷賢示さん(っていうより水玉れっぷう隊のケンの方がわかりやすい)は、なんとなく昔やってたアニメ「ヤッターマン」のドロンジョたちのテイストが感じられました。それだけにラストは、ちょっと切なかったな…
さらに飛び道具の澤田育子さんや平田敦子さんも素敵(この時点ではまったく知らなかったのですが、後日、サモアリの倉森勝利さんの訃報を聞き、平田さんの心中、及ばずながら察したりしました。ただただご冥福を…)
ちょろっ、ちょろっといたずらっ子のように舞台に顔を出す後藤ひろひとさんはもちろん、抜群の存在感で舞台を引き締める重鎮、三上市朗さん(艦長、「マスク」ばりの緑のスーツ、お似合いでした。)や鹿内孝さん、さらに石野真子さんのミニリサイタル(?)まで観れるお得感、満載の舞台でした。

カーテンコールも賑やかに、華やかに、力が入りすぎてセットのドアをはずした主演男優さんの音頭で一本締め。よーっ!
これで私のGWも終わり~

5/2 ASIAN KUNG-FU GENERATION 「Re:Re:」 渋谷AX

2005-05-04 | LIVE M
気が付いたらもう5月。今日のチケットを予約した去年の暮れの頃は、5月なんて遠い先のことだと思ってたのに、過ぎてしまうとホントにあっと言う間…
まだ、恵比寿のライヴも記憶も新しいトコですが、また行って来ちゃいました、アジカンライヴ!やー楽し
今回は渋谷AX。去年の11月のライヴ以来。
前回は実に残念な事にヴォーカルがまさかの不調。ライヴ自体は楽しかったんだけど、やっぱり少しだけ物足りない気分を味わいました。(後日、日記に「AXに魔物がいた」と書かれた後藤君。ご本人が一番割り切れないご気分だったんでしょう。)
恵比寿のライヴが充分に満足できる出来だったので、今回は期待大本当にアジカンの成長ぶりは目が離せない
整理番号がまあまあ良かったので、いつもならPA卓付近でゆっくり楽しむんだけど、ちょっと頑張って今回は中段の手摺よりやや前方ぐらいの場所へ。でも、ダイブを警戒してセンターは避けてステージ向って左側、山田君サイドの端の方へ。
ところが時間が経つにつれ、開演を待つ間にすでにすし詰め状態。(どんだけ入れたんだ客!この日まさかの当日券まで出してたし…)こりゃー、失敗だったかなー。無理そうなら後ろに逃げなくちゃ、とか思ってるうちにSEのボリュームが上がりメンバー登場!(アジカンは本当に時間に律儀。5分と遅れない!)と、一気にセンター目指して突っ込んでいく人、人!私の周りも急に人口密度が薄くなり、スタンディングでこのぐらいの状況なら楽勝モード。しかも山田君と伊地知くんははぼ並んだ状態で真っ直ぐ視線の先。ちょっと右に目をやれば、しっかり後藤君と喜多君の上半身。なかなかのポジション

じゃ、ちょっとネタバレありのライヴのレポ。
セットリストは基本線では恵比寿と似た感じかな。
オープニングのインストに続いて「振動覚」「リライト」「フラッシュバック」「未来の破片」!これじゃないとねー 曲の流れはますますスムーズに、しかも図太く鋭く、これがライヴの本数を重ねた迫力!
一気に畳み掛けるように続くライヴは今日もアクセル踏みっぱなし。ようやく一息ついたMCで後藤君、「最初に謝っておきます。今日4曲目まで、俺、鼻くそ、なびかせてました。今後は、こういうことのないよう…、ね…。困ったな、今日なんにもMC考えてないや…、ま、よろしく…」

中盤のヤマ場はやっぱり「ノーネーム」「Re:Re:」「N.G.S」と続いていくあたり(あくまで個人的見解ですが。)。曲調の異なる3曲をインストで繋ぎながら一気に聴かせられる、魅せられる もー、楽しくてカッコ良くて、気持ち良くて、ここら辺を聴くだけでもライヴに来たかいがある!
そしてMCは使い始めたばかりの山田君の新しいピックの事。
「山ちゃん、今日から新しいピック使ってるの。黒地に漢字で「山田」って書いてあるヤツ」
控えめに、ちょっとだけ手の中のピックをフロアに見せてくれる山田君。
「山ちゃん、それ、投げてあげなヨ。」と、後藤君に促され、お客さんへNEWピックをプレゼント。
「俺のと健ちゃんのピックは白いんで、皆さんちゃんと拾って持ってってくれるんですけど、山ちゃんの黒いんでね…。…たまにねー、ライヴ終わった後、バイトのおねえちゃんに、ガーって掃き捨てられたりしてるんで…。皆さん、山ちゃんのピックは必ず、「MUST」で持って帰ってやってください。」
「夏、夏フェスねぇ、今年もいろいろあると思いますけど、アジカンも「NANO-MUGEN FES」やりますんで、皆さんよろしく。」と少し告知。
「すばらしいバンド、たくさん出てくれるし、横浜アリーナで2ステージだし…。おいしいご飯もたくさん用意して…。…立食パーティーだからさ(?)。…客入りが悪いとテーブルが出たりするんで、気を付けて…、よろしく。」
その時、フロアから女の子の声で「…(聞きとれん!)…出るの~!」
すかさず「うっせーっ、ブスっ!」と吐き捨てる後藤君。タンカのカッコ良さに妙に盛り上がるフロア。
「すいません。言い過ぎました…」とさすがに後藤君もフォロー。
なのに懲りずにまた別の女の子の声で「…(まったく聞き取れん!)…!」
「お前もブスだー!」 あーあ… 
声援はねー、いいと思うんだけど、個人的な声かけってのはねー、よっほどスマートにやんないとね、どうかと思うんだ。タイミングをよく見てね、友達のライヴに来てるんじゃないんだし…

終盤もライヴは加速度を増して、盛り上がらないはずのない曲たちをならべて本編終了。今日は山田君の前だったので、自然と視線は山田君寄り。こめかみから噴出す汗が、次々と首筋を伝い胸元へとダクダク、だくだく。ホント、熱いライヴでした。(山田君ちょっと痩せたのかなー、顔つきがシャープになった気がする。)ふと、目を移すと、喜多君も伊地知君も前髪から汗が飛沫のよう。あれ、なのに後藤君はぜんぜん汗かいてない!みんなTシャツだけなのに、後藤君だけはオレンジのTシャツに紺(濃いグレイかも…。照明の色もあってよくわかんない)のポロをしっかり重ね着。すっかりプチサウナと化したAXで、あの汗のかかなさはある意味スゴイかも。新陳代謝、どーなってんだ、若いのに…(まぁ、人のことは言えない。私も汗はかけない方なので。)

あまり時間を空けずにアンコール。今日はアンコールを求めるお客さん達も熱かった!
例の新曲用の調整の間、後藤君からMCをフラれた山田君。
「急にフラれると困りますよね…。うーんと、…、そうだ、DVDが出たんですけど、皆さん見てくれました?」
「見たー」「見たよー」「買ったー」とフロアから拍手。
「ありがと。あのー「NANOーMUGEN」もよろしくお願いしますね。」と、そろそろ間がもたなくなって、後藤君の様子を窺う山田君。
それを察してか、それとも偶然か調整を終えてMCに戻ってきた後藤君。「山ちゃんねー、今日新しいピックだしね。もっと、あげれば、それ。」
マイクスタンドのピックをはずして、フロアに投げだした山田君。あと2枚だけ残して全部投げちゃったので、終わりかなーっておもったら、追加を持ってローディさん登場。もう、ちょっとした豆まき状態。(って言っても10枚ちょっとぐらいの枚数だったかなー、全部合わせて。それでも、モチロン場内大興奮!大サービスだよねー)
「俺のピックばっかり言うけどさー、健ちゃんだって今日、新しいピック使ってんじゃない。」と山田君。
フロアから「投げて~」「ちょうだい~」「欲しい~」の声、声…
ただニコニコと微笑む喜多君。
「健ちゃんはねー、ピック、擦れて小さくなるまで使うから…。こんなんなるまでねー。」と指先でほんのちょっとをつくってみせる後藤君。「そういう子だから、そういうウチの生まれの子だから…」
言われて喜多君、大きくプルプルと全身で否定。でも顔はやっぱりニコニコ。
「ね、健ちゃん、がんばろ。がんばって稼いで行こっ!」と言う後藤君に、笑いながらコクコクと大きくうなづく喜多君。
アンコールは新曲「ブラックアウト」から。
終わって後藤君、「暑いよね、25℃だってさ、暑いよねー。じゃ、夏の歌、「夏の日、残像」を。」
で、2曲目。初めてライヴで聴く「夏の日、残像」。やっぱり染み込むような曲でした。
「みんな、今日はホント、ありがと。おかげでほんとにいいライヴやらせてもらって…。ホント、こんなしゃべりしかできないすけど、めちゃくちゃテンション高いんで…ホント、ありがと。」
最後は「エントランス」!盛り上がる、盛り上がる!やっぱ、ライヴはこうじゃなくっちゃ
「海岸通り」もスゴクいいんだけど、今日は目前に迫った夏を感じさせてくれるような、爽やかで熱っぽいライヴ。
さらに特筆すべきは後藤君の機嫌のよさ。MCこそ「いつも喋ること考えてなくても、そのうちにナンカ出てくんだけど…。ダメだ。今日はなんにも出てこない。」って本人が言うぐらい少なかったけど、終始、笑顔のまま。なんか見てるほうまで、気持ちが軽くなりました。
「みんな、ゴールデンウィークだよ。ゴールデンウィークっ!いいのか?ここで?…じゃ、みんなのゴールデンウィーク、今日で終わらせるよっ!」って言ってたとおり、気持ち良く燃え尽きちゃいました

AXの魔物は、今日のところは出番なし
次は6月のZEPP。お楽しみ、お楽しみ