退勤後、ウキウキで新宿のタワレコへ。
整理券順の整列が始まった頃に、なんとか7階に到着。今日の整理券は40番台。
毎度お馴染みの7階イベント・スペース(って言うか、お店の一角)。番号がまずまずだったので、前から2列目、真ん中よりも松下君寄り。
ステージ、近いです。
新宿店だから観覧はフリーだけどさ、後ろまでぎっしり並んだお客さん。かなりぎゅうぎゅう。
「もうみなさん、聞き飽きてるかもしれませんが…。」とタワレコスタッフさんの注意事項アナウンスの後、ほぼ時間通りに始まったイベント。
まず、マイクでお客さんにご挨拶は「MUSICA」編集長の鹿野さん。
「今日は3部構成でお届けします。1時間ほどの予定ですが、みなさん、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
あの~、LIVEとかだとさ、明るいのはステージだけでお客さんの方は暗いんだけど、こういうインストアだとそっち側も明るいんで、途中で帰っちゃう人とか見えちゃうと、ちょっとね~。
今、LIVE後のアンコールの客電が点いた後みたいな状態ですから、みなさん、ぜひよろしく…
ではさっそくお呼びしましょう!メンバー、4人揃って来てくれました!「monobright」です。」
お客さんに手を振りながら登場はmonobright。
出口君は肩の方がワインカラーの、白地に黒の格子のオーバーシャツにブラックデニム。黒のスニーカー。
瀧谷君は黄色の「チーズバーガー」プリントの長Tにデニム、スニーカーは黒。
松下君は黒のデニム上下。靴はレッドのワークブーツ。
桃野君は黄緑のグラデーションの付いたオックスフォードに蝶ネクタイ(黒か紺だったと思う)。かなりショート丈のダブっとした、青白の太い縦縞のハーフパンツ…。って言うよりほとんどトランクス。ピンクのスニーカーはハイカット。
「こんばんは~!」とお客さんに笑顔でご挨拶しながら、ステージに置かれた椅子に…
前列のお客さんから、「見える!見える~!」と椅子に座った桃野君にかかる声。
「危ない!危ないよ!出ちゃうよ、桃野っち!」と笑う鹿野さん。
にこにこ笑いながら立ち上がった桃野君。「この新宿タワレコで最初に○○○○さらけ出した男になっちゃう!と、思ったでしょ?でも大丈夫!ほら!ちゃんとスパッツはいてるも~ん!」と、ショートパンツを捲り上げて中のスパッツを見せてくれた桃野君。
「桃野っち。後ろのお客さん見えないから、そのまま椅子に立ってあげてよ。」と鹿野さん。椅子の上に立ち上がり、ショートパンツを捲り上げる桃野君(なんか変な光景。)お客さんはやんやの拍手!
椅子に座り直して、(位置を直すためなのか)もじもじとショーパンを弄ってた桃野君。
「こらこら!いじるなよ~、握るんじゃない!桃野っち!
でもさ~、もしかしてそれ、剃ってるの~?」と笑ってた鹿野さん。
「剃ってないんですよ。俺、薄いんです。ほら、つるっつるっ!…みんな、羨ましいでしょ?よくわかんないけど?」ともちもちのフトモモをお客さんに見せびらかす桃野君。ホントに色白でつるつるの太もも。脛毛もちょっとはあるんだけど、すごい薄いのね。
「ちょっといい?」近寄って、桃野君のフトモモをナデナデしに行く鹿野さん。
「本当だ!かなりのモチ肌ですよ~!皆さん。でもなんか、色も白いしさ~、なんか艶めかしいよ、桃野っち。」と笑う鹿野さんに、照れ臭そうにもじもじと足を組み替えたり座り直したり、ショーパンの裾を直してみたりと、ちょっと恥ずかしそうだった桃野君。
トークは鹿野さんの仕切りで進む。
「新しいアルバムもついにリリースになって、白ポロも脱いだワケだけど。どうなの?その衣装は?桃野っち?」
「これですか?僕の好きなデビット・バーンも」
「トーキング・ヘッズね。」
「そう。それからアンディ・パートリッジとかも…」
「XTC!」
「わりとステージでちゃんとYシャツみたいの着てて、カッコいいな~、って思ってて。それで自分も着てみたい!と思ってね。フォーマルな感じでいいでしょ?」
「フォーマル?フォーマルかぁ?それ!」と笑う鹿野さん。
「みんなに「キャベツ」シャツって呼ばれてますけどね。」
「まっつんはどう?白ポロ脱いで…」
「元々、あれは狙ってやったコスプレだったんで…。着始めた時からいつ脱ぐか考えていたんですけどね。今回、アルバムも出るし、次に進むのにちょうどいいかな、いいタイミングだな、って事になって。」
「うんうん、そうなんだね。
で?でーさんは?どう?頬っぺた赤いけど?」
「え?えっ?あの~、時間が時間なんで…。」
近すぎるお客さんに落ち着かないのか、頬を紅潮させてつぶらな瞳をあちこちさまよわせていた出口君。突然のご指名にちょっとしどろもどろ。紅潮した頬の色がさらに濃くなる。
「時間のせいなの~?そう言えばちょっとヒゲもね…。」と笑う鹿野さん。
「はい。ヒゲもはえてきました。…時間も時間なんで。」とやっと表情が柔らかく緩んだ出口君。
「ねぇ。女の子みたいな可愛い瞳してるのにね。」と鹿野さんもにやにや。
「そうなんですよ。顔がね女の子顔なんで、その分ホルモンがヒゲの方にね~。俺なんかどう見ても男の顔しかしてないんで、こっち(フトモモ)が。ここに女性ホルモン、全部使ってますから。」と桃野君。
「ああ、そうなの~?
じゃあ、タッキーは。どう?気を抜いてると(質問が)行くからね!どうなのその「チーズバーガー」(アー写でも着ているプリントの長T)
なんかレコーディングの時に脱いで叩いた、って聞いたけど…。」
「…えーと、気合入れようと思ったんで」と、口数は少なめだけど笑顔で答える瀧谷君。
「タッキー、こう見えて、もっのすごい毛深いんで!」とニヤニヤ笑う桃野君。
「本当だな!そう言い張るんなら、ここで脱いでもらうからな!」と鹿野さんも大笑い。
気心の知れた面白トーク。楽しかったなぁ。
LIVEでブライトンに行った時の話(LIVEの会場が、辛うじて絨毯は敷いてあったけど、このインストア会場よりも簡単で音が出なくなっちゃったこととか)や、アルバム・レコーディングの話、曲作りの話(桃野君は曲を書くとき、ひとりっきりで部屋の灯りを消して、パソコンのディスプレイの明かりだけで書くんだとか…)とか。
twoのジャケットデザインの話とか(出口君は果物が苦手なんだそう。「なんで食べられないの?」と聞く鹿野さんに「すじすじ~!」と答えてた出口君。筋っぽい、果物の繊維がイヤみたい。)、興味深い話がいろいろ。
雑誌とかのインタヴューでもあちこち読めるけど、やはり目の前で表情の動きを見ながら本人達が話すところを直接聞けるのは、ファンにとって貴重な機会です。
たっぷり30分近くのトークショウでした。
第2部はお待ちかねのLIVE。新宿店なのでアコースティク・セットだけど。
原曲よりもミドルテンポの「アナタMAGIC」
桃野君のヴォーカルの太さと力強さが心地良く響いた「別の海」
イントロのリズム隊からめちゃくちゃカッコ良かったJAZZアレンジ・アコースティックの「踊る脳」
3曲ともすごく良かった!(ホントは渋谷も行きたかったんだけどさ)新宿店のインストアに来れて良かった~!
この数メートルしか離れてない場所で、すべてが手に取れるような距離で見るLIVE!滅多に味わえない、極上のお楽しみ~!
時々、そっとお客さんの表情を伺いながら(近すぎて視線が合う合う!そばで見ると睫毛が長いのね)、指板を走り回る指が軽々とフレーズを奏でていく松下君。
最高にカッコよかった「踊る脳」の間奏の間、ネックをお客さんの方に向けて縦に抱き、そのまま椅子の上に立ち上がって弾き続けるパフォーマンス!
もちろん盛り上がるオーディエンス!いや~!カッコよかった!
拍手しながら再び戻ってきた鹿野さん。
「いや~、いいね、良かったね~!
このアレンジは、今日のためだけに考えてきてくれたんだよね~?もちろん?」
「もちろん!なので、このバージョンはもうどこでもやりません!」と桃野君。お客さんはやんやの拍手!
「…と、思ったんだけどぉ。ものすごい好感触だから、またやるかもしれない!」とニコニコ。
でも、私もまた聴きたい~!是非とも!すごい良かったもん!
第3部はDJ台が登場。
メンバー+鹿野さんが、それぞれ選曲した1曲を披露。
選曲のお題は「ゴールデンウィーク、部屋でひとりで聴きたい1曲」
まずは出口君セレクト。…のはずが、プレーヤーの調子が悪かったのかなかなか音が出ない。
慌てて復旧作業の鹿野さんとスタッフさん。
間を持たせるためにアカペラで「SGS」やってくれた桃野君!伴奏も何もない状態で聴くと、桃野君の声の良さをあらためて感じるな。
程なくなんとか復旧完了。それぞれのセレクトは
出口君 フィッシュマンズ(「あの娘が眠ってる」)
松下君 ベン・フォールズ・ファィブ(「ダンプト」だったかな?)
瀧谷君 クィーン
桃野君 ジム・オルーク(「ALL DOWNHILL FROM」だったと思います…)
曲かけながらのトークを必死に聴いてたんで、曲についての記憶がいまひとつ曖昧…。違ってたらゴメンなさい。
フィッシュマンズは間違ってないはず。
クイーンはどの曲だっただろう?思い出せない…
桃野君は「インシグニフィカンス」のジャケットを「すごいでしょ?大好きで、ほら裏もっ!」ってお客さんに見せてくれました。…だからアルバムは間違ってない。
「でも、ジム・オルーク、変態だよね。やっぱり変態は変態を呼ぶんだね。」と笑う鹿野さんに熱くジムを語る桃野君。
最後の鹿野さんセレクトは、monobrightで「涙色フラストレーション」!
「じゃ、どの曲が良かったかお客さんの拍手で決めましょうか。まずでーさんのフィッシュマンズが良かった人~!」
ぱちぱちと疎らに起きる拍手。
ベン、クィーンと少しずつ減って行き、ちょっとだけしか起きない拍手にちょっと複雑な笑顔の松下君と瀧谷君…
「じゃあ、桃野っちのが良かった人~。」
「だいぶ語ったよ!俺!ジム・オルーク!」とお客さんを見回す桃野君。…でも拍手はさらに小さい。
「…あ、あれ?語ったのにぃ~!」としょんぼり。
「じゃ、俺の「涙色フラストレーション」!」に会場中から起きた拍手~!
「ああ!なるほど!そうかぁ!こっちの方が拍手小さかったら、俺達がかえって気まずかったんだ!
お客さん、みんなよくわかってるなぁ!」とこぼれそうな笑顔の桃野君。嬉しそうにお客さんに小さく頭を下げて拍手に答えるメンバー。
「今年のゴールデン・ウィークは5連休?1日ごとに家で、今日紹介した音楽とか聴いて過ごすのも良いかと…
例えば、でーさんとかは家で1人でいる時とか何してんの?」と鹿野さん。
「え?僕ですか?うーんと、僕走ってます。」と慌てて答える出口君。
「だ・か・ら~、家にいる時だって!おかしいだろ?部屋んなかでひとりで走ってるの?」と笑う鹿野さん。
「あ!え!ああ、部屋の中?DSしてます。任天堂DS。」と出口君。
ホント、等身大のmonobrightがたっぷり味わえたインストアでした。
お客さんにお別れの挨拶は桃野君。
「本当に今日はたくさん集まってくれてありがとう!
ここに来てる時点で、monobrightがスキだ、って思ってる時点で、きっとみんな友達がいないんだと思いますけど…
でもmonobright聴いて、何か感じてくれたってことは、みんなどこかが俺達と似ているって、俺達と繋がってるって事なんだよ。みんなどこかが繋がってるってことなんだから、この繋がりをどんどん広げて、世界に繋がるようにmonobrightがんばっていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします~!」
笑顔でお客さんに手を振り、何度も何度も頭を下げてステージから去っていくメンバー。
(たぶん予定時間を大幅に越えて)1時間20分に迫る大ボリュームのインストア・イベントでした。楽しかった~!
メンバーが去った後はスタッフさんによる抽選会。
twoのリンゴプリントTシャツ、サイン入りを4名様。
(クジ運ない私には関係ないけどね)
イベント終了後、monobright関係のCDを1500円お買い上げでメンバーサイン入りポスターのプレゼント。
元々、アルバム購入者対象のイベントなので「数に限り」のポスターも売れ行きがイマイチ…(みんなとっくに持ってるのよね、CD)
どうしようかな、と思ったんだけど、ついついまたCD買ってお土産にポスター貰って来ちゃいました!
また無駄使いしちゃったよ~!だけど大満足!楽しかったです
整理券順の整列が始まった頃に、なんとか7階に到着。今日の整理券は40番台。
毎度お馴染みの7階イベント・スペース(って言うか、お店の一角)。番号がまずまずだったので、前から2列目、真ん中よりも松下君寄り。
ステージ、近いです。
新宿店だから観覧はフリーだけどさ、後ろまでぎっしり並んだお客さん。かなりぎゅうぎゅう。
「もうみなさん、聞き飽きてるかもしれませんが…。」とタワレコスタッフさんの注意事項アナウンスの後、ほぼ時間通りに始まったイベント。
まず、マイクでお客さんにご挨拶は「MUSICA」編集長の鹿野さん。
「今日は3部構成でお届けします。1時間ほどの予定ですが、みなさん、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
あの~、LIVEとかだとさ、明るいのはステージだけでお客さんの方は暗いんだけど、こういうインストアだとそっち側も明るいんで、途中で帰っちゃう人とか見えちゃうと、ちょっとね~。
今、LIVE後のアンコールの客電が点いた後みたいな状態ですから、みなさん、ぜひよろしく…
ではさっそくお呼びしましょう!メンバー、4人揃って来てくれました!「monobright」です。」
お客さんに手を振りながら登場はmonobright。
出口君は肩の方がワインカラーの、白地に黒の格子のオーバーシャツにブラックデニム。黒のスニーカー。
瀧谷君は黄色の「チーズバーガー」プリントの長Tにデニム、スニーカーは黒。
松下君は黒のデニム上下。靴はレッドのワークブーツ。
桃野君は黄緑のグラデーションの付いたオックスフォードに蝶ネクタイ(黒か紺だったと思う)。かなりショート丈のダブっとした、青白の太い縦縞のハーフパンツ…。って言うよりほとんどトランクス。ピンクのスニーカーはハイカット。
「こんばんは~!」とお客さんに笑顔でご挨拶しながら、ステージに置かれた椅子に…
前列のお客さんから、「見える!見える~!」と椅子に座った桃野君にかかる声。
「危ない!危ないよ!出ちゃうよ、桃野っち!」と笑う鹿野さん。
にこにこ笑いながら立ち上がった桃野君。「この新宿タワレコで最初に○○○○さらけ出した男になっちゃう!と、思ったでしょ?でも大丈夫!ほら!ちゃんとスパッツはいてるも~ん!」と、ショートパンツを捲り上げて中のスパッツを見せてくれた桃野君。
「桃野っち。後ろのお客さん見えないから、そのまま椅子に立ってあげてよ。」と鹿野さん。椅子の上に立ち上がり、ショートパンツを捲り上げる桃野君(なんか変な光景。)お客さんはやんやの拍手!
椅子に座り直して、(位置を直すためなのか)もじもじとショーパンを弄ってた桃野君。
「こらこら!いじるなよ~、握るんじゃない!桃野っち!
でもさ~、もしかしてそれ、剃ってるの~?」と笑ってた鹿野さん。
「剃ってないんですよ。俺、薄いんです。ほら、つるっつるっ!…みんな、羨ましいでしょ?よくわかんないけど?」ともちもちのフトモモをお客さんに見せびらかす桃野君。ホントに色白でつるつるの太もも。脛毛もちょっとはあるんだけど、すごい薄いのね。
「ちょっといい?」近寄って、桃野君のフトモモをナデナデしに行く鹿野さん。
「本当だ!かなりのモチ肌ですよ~!皆さん。でもなんか、色も白いしさ~、なんか艶めかしいよ、桃野っち。」と笑う鹿野さんに、照れ臭そうにもじもじと足を組み替えたり座り直したり、ショーパンの裾を直してみたりと、ちょっと恥ずかしそうだった桃野君。
トークは鹿野さんの仕切りで進む。
「新しいアルバムもついにリリースになって、白ポロも脱いだワケだけど。どうなの?その衣装は?桃野っち?」
「これですか?僕の好きなデビット・バーンも」
「トーキング・ヘッズね。」
「そう。それからアンディ・パートリッジとかも…」
「XTC!」
「わりとステージでちゃんとYシャツみたいの着てて、カッコいいな~、って思ってて。それで自分も着てみたい!と思ってね。フォーマルな感じでいいでしょ?」
「フォーマル?フォーマルかぁ?それ!」と笑う鹿野さん。
「みんなに「キャベツ」シャツって呼ばれてますけどね。」
「まっつんはどう?白ポロ脱いで…」
「元々、あれは狙ってやったコスプレだったんで…。着始めた時からいつ脱ぐか考えていたんですけどね。今回、アルバムも出るし、次に進むのにちょうどいいかな、いいタイミングだな、って事になって。」
「うんうん、そうなんだね。
で?でーさんは?どう?頬っぺた赤いけど?」
「え?えっ?あの~、時間が時間なんで…。」
近すぎるお客さんに落ち着かないのか、頬を紅潮させてつぶらな瞳をあちこちさまよわせていた出口君。突然のご指名にちょっとしどろもどろ。紅潮した頬の色がさらに濃くなる。
「時間のせいなの~?そう言えばちょっとヒゲもね…。」と笑う鹿野さん。
「はい。ヒゲもはえてきました。…時間も時間なんで。」とやっと表情が柔らかく緩んだ出口君。
「ねぇ。女の子みたいな可愛い瞳してるのにね。」と鹿野さんもにやにや。
「そうなんですよ。顔がね女の子顔なんで、その分ホルモンがヒゲの方にね~。俺なんかどう見ても男の顔しかしてないんで、こっち(フトモモ)が。ここに女性ホルモン、全部使ってますから。」と桃野君。
「ああ、そうなの~?
じゃあ、タッキーは。どう?気を抜いてると(質問が)行くからね!どうなのその「チーズバーガー」(アー写でも着ているプリントの長T)
なんかレコーディングの時に脱いで叩いた、って聞いたけど…。」
「…えーと、気合入れようと思ったんで」と、口数は少なめだけど笑顔で答える瀧谷君。
「タッキー、こう見えて、もっのすごい毛深いんで!」とニヤニヤ笑う桃野君。
「本当だな!そう言い張るんなら、ここで脱いでもらうからな!」と鹿野さんも大笑い。
気心の知れた面白トーク。楽しかったなぁ。
LIVEでブライトンに行った時の話(LIVEの会場が、辛うじて絨毯は敷いてあったけど、このインストア会場よりも簡単で音が出なくなっちゃったこととか)や、アルバム・レコーディングの話、曲作りの話(桃野君は曲を書くとき、ひとりっきりで部屋の灯りを消して、パソコンのディスプレイの明かりだけで書くんだとか…)とか。
twoのジャケットデザインの話とか(出口君は果物が苦手なんだそう。「なんで食べられないの?」と聞く鹿野さんに「すじすじ~!」と答えてた出口君。筋っぽい、果物の繊維がイヤみたい。)、興味深い話がいろいろ。
雑誌とかのインタヴューでもあちこち読めるけど、やはり目の前で表情の動きを見ながら本人達が話すところを直接聞けるのは、ファンにとって貴重な機会です。
たっぷり30分近くのトークショウでした。
第2部はお待ちかねのLIVE。新宿店なのでアコースティク・セットだけど。
原曲よりもミドルテンポの「アナタMAGIC」
桃野君のヴォーカルの太さと力強さが心地良く響いた「別の海」
イントロのリズム隊からめちゃくちゃカッコ良かったJAZZアレンジ・アコースティックの「踊る脳」
3曲ともすごく良かった!(ホントは渋谷も行きたかったんだけどさ)新宿店のインストアに来れて良かった~!
この数メートルしか離れてない場所で、すべてが手に取れるような距離で見るLIVE!滅多に味わえない、極上のお楽しみ~!
時々、そっとお客さんの表情を伺いながら(近すぎて視線が合う合う!そばで見ると睫毛が長いのね)、指板を走り回る指が軽々とフレーズを奏でていく松下君。
最高にカッコよかった「踊る脳」の間奏の間、ネックをお客さんの方に向けて縦に抱き、そのまま椅子の上に立ち上がって弾き続けるパフォーマンス!
もちろん盛り上がるオーディエンス!いや~!カッコよかった!
拍手しながら再び戻ってきた鹿野さん。
「いや~、いいね、良かったね~!
このアレンジは、今日のためだけに考えてきてくれたんだよね~?もちろん?」
「もちろん!なので、このバージョンはもうどこでもやりません!」と桃野君。お客さんはやんやの拍手!
「…と、思ったんだけどぉ。ものすごい好感触だから、またやるかもしれない!」とニコニコ。
でも、私もまた聴きたい~!是非とも!すごい良かったもん!
第3部はDJ台が登場。
メンバー+鹿野さんが、それぞれ選曲した1曲を披露。
選曲のお題は「ゴールデンウィーク、部屋でひとりで聴きたい1曲」
まずは出口君セレクト。…のはずが、プレーヤーの調子が悪かったのかなかなか音が出ない。
慌てて復旧作業の鹿野さんとスタッフさん。
間を持たせるためにアカペラで「SGS」やってくれた桃野君!伴奏も何もない状態で聴くと、桃野君の声の良さをあらためて感じるな。
程なくなんとか復旧完了。それぞれのセレクトは
出口君 フィッシュマンズ(「あの娘が眠ってる」)
松下君 ベン・フォールズ・ファィブ(「ダンプト」だったかな?)
瀧谷君 クィーン
桃野君 ジム・オルーク(「ALL DOWNHILL FROM」だったと思います…)
曲かけながらのトークを必死に聴いてたんで、曲についての記憶がいまひとつ曖昧…。違ってたらゴメンなさい。
フィッシュマンズは間違ってないはず。
クイーンはどの曲だっただろう?思い出せない…
桃野君は「インシグニフィカンス」のジャケットを「すごいでしょ?大好きで、ほら裏もっ!」ってお客さんに見せてくれました。…だからアルバムは間違ってない。
「でも、ジム・オルーク、変態だよね。やっぱり変態は変態を呼ぶんだね。」と笑う鹿野さんに熱くジムを語る桃野君。
最後の鹿野さんセレクトは、monobrightで「涙色フラストレーション」!
「じゃ、どの曲が良かったかお客さんの拍手で決めましょうか。まずでーさんのフィッシュマンズが良かった人~!」
ぱちぱちと疎らに起きる拍手。
ベン、クィーンと少しずつ減って行き、ちょっとだけしか起きない拍手にちょっと複雑な笑顔の松下君と瀧谷君…
「じゃあ、桃野っちのが良かった人~。」
「だいぶ語ったよ!俺!ジム・オルーク!」とお客さんを見回す桃野君。…でも拍手はさらに小さい。
「…あ、あれ?語ったのにぃ~!」としょんぼり。
「じゃ、俺の「涙色フラストレーション」!」に会場中から起きた拍手~!
「ああ!なるほど!そうかぁ!こっちの方が拍手小さかったら、俺達がかえって気まずかったんだ!
お客さん、みんなよくわかってるなぁ!」とこぼれそうな笑顔の桃野君。嬉しそうにお客さんに小さく頭を下げて拍手に答えるメンバー。
「今年のゴールデン・ウィークは5連休?1日ごとに家で、今日紹介した音楽とか聴いて過ごすのも良いかと…
例えば、でーさんとかは家で1人でいる時とか何してんの?」と鹿野さん。
「え?僕ですか?うーんと、僕走ってます。」と慌てて答える出口君。
「だ・か・ら~、家にいる時だって!おかしいだろ?部屋んなかでひとりで走ってるの?」と笑う鹿野さん。
「あ!え!ああ、部屋の中?DSしてます。任天堂DS。」と出口君。
ホント、等身大のmonobrightがたっぷり味わえたインストアでした。
お客さんにお別れの挨拶は桃野君。
「本当に今日はたくさん集まってくれてありがとう!
ここに来てる時点で、monobrightがスキだ、って思ってる時点で、きっとみんな友達がいないんだと思いますけど…
でもmonobright聴いて、何か感じてくれたってことは、みんなどこかが俺達と似ているって、俺達と繋がってるって事なんだよ。みんなどこかが繋がってるってことなんだから、この繋がりをどんどん広げて、世界に繋がるようにmonobrightがんばっていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします~!」
笑顔でお客さんに手を振り、何度も何度も頭を下げてステージから去っていくメンバー。
(たぶん予定時間を大幅に越えて)1時間20分に迫る大ボリュームのインストア・イベントでした。楽しかった~!
メンバーが去った後はスタッフさんによる抽選会。
twoのリンゴプリントTシャツ、サイン入りを4名様。
(クジ運ない私には関係ないけどね)
イベント終了後、monobright関係のCDを1500円お買い上げでメンバーサイン入りポスターのプレゼント。
元々、アルバム購入者対象のイベントなので「数に限り」のポスターも売れ行きがイマイチ…(みんなとっくに持ってるのよね、CD)
どうしようかな、と思ったんだけど、ついついまたCD買ってお土産にポスター貰って来ちゃいました!
また無駄使いしちゃったよ~!だけど大満足!楽しかったです