2番手は、ゴンダタケシさん(from GRiP)
「GRiP」のLIVEは、去年の秋に1回だけQueで見てます。
ゴンダさんは男前で、容貌も身に纏う雰囲気も実にミュージシャンらしいミュージシャン。しかもサウスポーのレフティ・ギタリスト。
カッコよくないワケがない!
バンドのフロントとしてステージに立つ時に受けたアクティブな印象とはまた違い、アダルトでブルージーなソロでの弾き語り。しっとり穏やかにフロアに響いたゴンダさんの深みのある声。
曲名とかよくわからないんですけど、「Hello、Hello」のフレーズが印象的な曲は、たぶん去年のLIVEでも聴いた(と、思うんだけど…。たぶん)。
バンドで聴いたときは疾走感ある軽快な曲に聴こえたんだけど、こうして弾き語りで聴くのもいいなぁ。柔らかで美しく心地良く耳に響く。
途中でステージに再び石田ショーキチさんが登場。
「すごいでしょ?ゴンダ君。今日出てる中で、俺の次にギター上手いしさ~。
結局、ロックってグルーヴじゃん。(ゴンダさんの曲の)言葉のグルーヴ、ってのも「すごい」って今聴いてもらってわかったと思うけど、ゴンダ君のギターのカッティング・リズムのグルーヴ!
上手いよね~、ゴンダ君!俺が知ってる中では「グルーバーズ」の一彦さんかゴンダ君か、ってぐらいだと思うよ!」と手ばなしの褒めっぷり。
(ああ!「グルーバーズ」のLIVEも、もう3年ぐらい行ってない…。一彦さんのギターにボブさんのベース、聴きたいなー)
ショーキチさんとのセッションはシンディ・ローパの「TIME AFTER TIME」
これもまた、素敵なセッションでした。
「もう夏も終わりだから…」と終盤で奏でられた「fall」(っていう曲だったと思うんだけど)も、とても良い曲だったな。
素敵な歌と美しいギターをたっぷり聴かせてもらえたゴンダさんのLIVE。
時刻は9時半。
本日のトリ、ステージには「歌正」
本当に陽気で楽しい、聴いてる人誰もが笑顔になれるLIVE。
前のLIVEがしゃべり過ぎで、歌とMCが半々になっちゃって「ふたりでヘコんだ。」と言う歌正。
なんとかスムースな進行を心がけて頑張ってましたが、一度しゃべりだすとまるで止まる事を知らない有友さんの面白MC!いやー、最高!
なんとか切り上げさせるべく口をはさむショータローさんも、結局MCに巻き込まれて、もうしゃべる、しゃべる!
面白かったな~!
「このペースでLIVEやったら、今日は3曲ぐらいしか歌えないよ。また樋口さんに怒られるよ!「有友さん、本番で麦藁帽子はどうなんでしょう。」って言われちゃうよ。」とショータローさん。
「これ麦藁帽子じゃないもん!…そうそう、麦藁帽子って言えばこの前、浅草に行った時にさ~、…。)と本当に有友さんのMCは立て板に水。
MCの上手いアーティストは大好きだし何人も知ってるけど、有友さんのMCも最高だったな~
「俺、この前誕生日だったんですが、このチューニングメーター、有友にもらいました。有友が使ってるの見て「それいいな。」って言ったらねー、俺の誕生日に新しいの買って、それを自分で使って、古い方を俺にプレゼントしてくれました。」
「ねー。ほらほら、俺の白くて新しいの!黒いほうをショーちゃんにあげた!それをね、今日ショーちゃんが使おうとしたら全然動かないのさ。電池取り替えたら、バッチリ動いたけどね~。」と屈託無く顔いっぱいの笑顔で言う有友さん。
「今年、俺、実は結婚したんですけど、その時ショーちゃんがくれたお祝いでピックアップ、買ったのね~、今日はそれを使ってんの~、ほら!」とギターを持ち上げてお客さんに見せてくれる。
ギターを爪弾きながら、ニコニコ笑って聞いてるショータローさん。
曲ももちろんだけど、温かくて優しくて面白い「歌正」のステージ。本当に楽しかったな~
渾身で全身で歌われる曲は、陽気で楽しいのに何故だかとても胸にせまる力を持っていて。全然用意なんかしていなかった涙が、ばたばたこぼれて困った…。
ショータローさんは人の心を揺さぶる歌を歌える人だけど、有友さんは歌で人の心に寄り添う術を本能で知っている人。
本当にすごいよ!「歌正」!
たっぷりの歌正のLIVEの後は、有友さんをステージ上に残したままで、慌ただしい転換。
キビキビと動き回る樋口さんやスタッフさんの邪魔にならないようにと、本人なりに気を使ってちょろちょろステージを動き回る有友さんが、結果かえって作業の妨げに…。
「座ってれば?有友さん!」とお客さんからかかった声に「そ、そうだね…。」と小さくなってちょこんと椅子に腰掛けてみる有友さんが、やっぱり樋口さんの邪魔になる。
「頼むからどいてください、有友さん。転換が全然はかどりません!」と樋口さんに怒られて、所在なくステージをうろうろ…。
ついに「1回、引っ込んでてください!」と言われちゃって、「はい、はい!」と走って楽屋に戻って行く有友さん。
ところが、戻ったそばから転換が終わり、「すいません!有友さん!やっぱり戻ってきてください。」と樋口さんに呼ばれて、また大急ぎでステージに戻ってきた有友さん。
「ね~!フットワークは軽くね~!帰れ!って言われたらすぐに帰る。戻って来い!って言われたらすぐ戻る!ね!」
ステージに戻った有友さんの進行で、出演者がステージに戻り最後は全員でセッション。(でもそこは有友さんの進行。ショータローさん、ゴンダさんまで呼んだとこで、時間切れだったみたい。ショーキチさんとますもとさんは呼ばれる前に、自らステージに乱入!)
有友さんを真ん中にステージに並んだ5人。座る予定だったのが、立ったままギター弾くことになり「ストラップないから。」と片膝を椅子に乗せたカッコでギターを抱くショーキチさん。カッコいい~!
「ついこの前もそんなカッコでギター弾いてたよね。どっかの美容院で。でもあの日ね~、呑み過ぎちゃってて何にも憶えてないんだってさ。」とショーキチさんの隣には笑顔のショータローさん。
セッション1曲目は「世界の名曲シリーズ!!」
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」
メインヴォーカルの有友さんは、ちょっと英語が苦手みたいで。でも、なごみ系でなんとも味わいの深い笑える「ドン・ヘンリー」ぶり。
ゴンダさんとショータローさんの、これまたカッコいいツインギター!
私が今まで聴いた中で、いちばん楽しい「ホテル・カリフォルニア」でした。
ラストナンバーは「昭和の名曲」
シャネルズの「ランナウェイ」もう最高!
いや~!本当に最初から最後まで、楽しかったな~
終演の時間はもう10時半をまわった頃。
相変わらずSATレーベルのイベント終了後は、なごやかな雰囲気の会場内。
楽しくて名残惜しくて、後ろ髪引かれちゃうけど、時間が時間だから。
キビキビとフロアを片付けるスタッフさん達に、追い立てられる様にして退散。
帰り際に奥のカウンター前にいらした有友さんに声をお掛けしたら、「(ステージから)見えてましたよ~!」って言いながら、暖かい手のひらで握手してくださいました。
翌日は早番で出勤…。終電を逃すワケにはいかなかったので、残念ながら寄り道はちょっとだけ。
シモキタの駅前の路上には、各方面で話題になってる漫画家のこせきこうじさんが、色紙を並べていらっしゃいました。
ちょっと立ち寄りたかったんだけど、時間がなくて断念…。251に行く時にも同じ場所にいらしたんですが、この時も開場までの時間に間に合わなくて…。
家に着いたのは結局12時をだいぶ過ぎた頃。さすがにくたびれちゃってヘロヘロ。
でもねー、本当に楽しい日を過ごしてきました!
ぜひ、近いうちにまたやって欲しいな~!SATイベント。
だってこんなに楽しいんだもん![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
「GRiP」のLIVEは、去年の秋に1回だけQueで見てます。
ゴンダさんは男前で、容貌も身に纏う雰囲気も実にミュージシャンらしいミュージシャン。しかもサウスポーのレフティ・ギタリスト。
カッコよくないワケがない!
バンドのフロントとしてステージに立つ時に受けたアクティブな印象とはまた違い、アダルトでブルージーなソロでの弾き語り。しっとり穏やかにフロアに響いたゴンダさんの深みのある声。
曲名とかよくわからないんですけど、「Hello、Hello」のフレーズが印象的な曲は、たぶん去年のLIVEでも聴いた(と、思うんだけど…。たぶん)。
バンドで聴いたときは疾走感ある軽快な曲に聴こえたんだけど、こうして弾き語りで聴くのもいいなぁ。柔らかで美しく心地良く耳に響く。
途中でステージに再び石田ショーキチさんが登場。
「すごいでしょ?ゴンダ君。今日出てる中で、俺の次にギター上手いしさ~。
結局、ロックってグルーヴじゃん。(ゴンダさんの曲の)言葉のグルーヴ、ってのも「すごい」って今聴いてもらってわかったと思うけど、ゴンダ君のギターのカッティング・リズムのグルーヴ!
上手いよね~、ゴンダ君!俺が知ってる中では「グルーバーズ」の一彦さんかゴンダ君か、ってぐらいだと思うよ!」と手ばなしの褒めっぷり。
(ああ!「グルーバーズ」のLIVEも、もう3年ぐらい行ってない…。一彦さんのギターにボブさんのベース、聴きたいなー)
ショーキチさんとのセッションはシンディ・ローパの「TIME AFTER TIME」
これもまた、素敵なセッションでした。
「もう夏も終わりだから…」と終盤で奏でられた「fall」(っていう曲だったと思うんだけど)も、とても良い曲だったな。
素敵な歌と美しいギターをたっぷり聴かせてもらえたゴンダさんのLIVE。
時刻は9時半。
本日のトリ、ステージには「歌正」
本当に陽気で楽しい、聴いてる人誰もが笑顔になれるLIVE。
前のLIVEがしゃべり過ぎで、歌とMCが半々になっちゃって「ふたりでヘコんだ。」と言う歌正。
なんとかスムースな進行を心がけて頑張ってましたが、一度しゃべりだすとまるで止まる事を知らない有友さんの面白MC!いやー、最高!
なんとか切り上げさせるべく口をはさむショータローさんも、結局MCに巻き込まれて、もうしゃべる、しゃべる!
面白かったな~!
「このペースでLIVEやったら、今日は3曲ぐらいしか歌えないよ。また樋口さんに怒られるよ!「有友さん、本番で麦藁帽子はどうなんでしょう。」って言われちゃうよ。」とショータローさん。
「これ麦藁帽子じゃないもん!…そうそう、麦藁帽子って言えばこの前、浅草に行った時にさ~、…。)と本当に有友さんのMCは立て板に水。
MCの上手いアーティストは大好きだし何人も知ってるけど、有友さんのMCも最高だったな~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
「俺、この前誕生日だったんですが、このチューニングメーター、有友にもらいました。有友が使ってるの見て「それいいな。」って言ったらねー、俺の誕生日に新しいの買って、それを自分で使って、古い方を俺にプレゼントしてくれました。」
「ねー。ほらほら、俺の白くて新しいの!黒いほうをショーちゃんにあげた!それをね、今日ショーちゃんが使おうとしたら全然動かないのさ。電池取り替えたら、バッチリ動いたけどね~。」と屈託無く顔いっぱいの笑顔で言う有友さん。
「今年、俺、実は結婚したんですけど、その時ショーちゃんがくれたお祝いでピックアップ、買ったのね~、今日はそれを使ってんの~、ほら!」とギターを持ち上げてお客さんに見せてくれる。
ギターを爪弾きながら、ニコニコ笑って聞いてるショータローさん。
曲ももちろんだけど、温かくて優しくて面白い「歌正」のステージ。本当に楽しかったな~
渾身で全身で歌われる曲は、陽気で楽しいのに何故だかとても胸にせまる力を持っていて。全然用意なんかしていなかった涙が、ばたばたこぼれて困った…。
ショータローさんは人の心を揺さぶる歌を歌える人だけど、有友さんは歌で人の心に寄り添う術を本能で知っている人。
本当にすごいよ!「歌正」!
たっぷりの歌正のLIVEの後は、有友さんをステージ上に残したままで、慌ただしい転換。
キビキビと動き回る樋口さんやスタッフさんの邪魔にならないようにと、本人なりに気を使ってちょろちょろステージを動き回る有友さんが、結果かえって作業の妨げに…。
「座ってれば?有友さん!」とお客さんからかかった声に「そ、そうだね…。」と小さくなってちょこんと椅子に腰掛けてみる有友さんが、やっぱり樋口さんの邪魔になる。
「頼むからどいてください、有友さん。転換が全然はかどりません!」と樋口さんに怒られて、所在なくステージをうろうろ…。
ついに「1回、引っ込んでてください!」と言われちゃって、「はい、はい!」と走って楽屋に戻って行く有友さん。
ところが、戻ったそばから転換が終わり、「すいません!有友さん!やっぱり戻ってきてください。」と樋口さんに呼ばれて、また大急ぎでステージに戻ってきた有友さん。
「ね~!フットワークは軽くね~!帰れ!って言われたらすぐに帰る。戻って来い!って言われたらすぐ戻る!ね!」
ステージに戻った有友さんの進行で、出演者がステージに戻り最後は全員でセッション。(でもそこは有友さんの進行。ショータローさん、ゴンダさんまで呼んだとこで、時間切れだったみたい。ショーキチさんとますもとさんは呼ばれる前に、自らステージに乱入!)
有友さんを真ん中にステージに並んだ5人。座る予定だったのが、立ったままギター弾くことになり「ストラップないから。」と片膝を椅子に乗せたカッコでギターを抱くショーキチさん。カッコいい~!
「ついこの前もそんなカッコでギター弾いてたよね。どっかの美容院で。でもあの日ね~、呑み過ぎちゃってて何にも憶えてないんだってさ。」とショーキチさんの隣には笑顔のショータローさん。
セッション1曲目は「世界の名曲シリーズ!!」
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」
メインヴォーカルの有友さんは、ちょっと英語が苦手みたいで。でも、なごみ系でなんとも味わいの深い笑える「ドン・ヘンリー」ぶり。
ゴンダさんとショータローさんの、これまたカッコいいツインギター!
私が今まで聴いた中で、いちばん楽しい「ホテル・カリフォルニア」でした。
ラストナンバーは「昭和の名曲」
シャネルズの「ランナウェイ」もう最高!
いや~!本当に最初から最後まで、楽しかったな~
終演の時間はもう10時半をまわった頃。
相変わらずSATレーベルのイベント終了後は、なごやかな雰囲気の会場内。
楽しくて名残惜しくて、後ろ髪引かれちゃうけど、時間が時間だから。
キビキビとフロアを片付けるスタッフさん達に、追い立てられる様にして退散。
帰り際に奥のカウンター前にいらした有友さんに声をお掛けしたら、「(ステージから)見えてましたよ~!」って言いながら、暖かい手のひらで握手してくださいました。
翌日は早番で出勤…。終電を逃すワケにはいかなかったので、残念ながら寄り道はちょっとだけ。
シモキタの駅前の路上には、各方面で話題になってる漫画家のこせきこうじさんが、色紙を並べていらっしゃいました。
ちょっと立ち寄りたかったんだけど、時間がなくて断念…。251に行く時にも同じ場所にいらしたんですが、この時も開場までの時間に間に合わなくて…。
家に着いたのは結局12時をだいぶ過ぎた頃。さすがにくたびれちゃってヘロヘロ。
でもねー、本当に楽しい日を過ごしてきました!
ぜひ、近いうちにまたやって欲しいな~!SATイベント。
だってこんなに楽しいんだもん
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