オープン13周年記念イベントライヴ、"CLUB Que 13th Anniversary ~club Queen and king 13th joker~"開催中の下北沢CLUB Que 。
本日の2マンは「THE COLLECTORS」VS「HARISS」
日曜日続きのクアトロは行けるかどうかまだわかんないけど(シフトの変更交渉はずっとしてるんですけどね…)、平日ならいくらでも大丈夫。
で、当然お目当てはコレクターズ。Queのサイズのハコでコレクターズのライヴ見れちゃうのは、本当にたまらないほど贅沢~
ステージの高さもほど良く、ライヴが見やすくて好き、CLUB Que。
これは行っとかないとねー!
仕事も休みだし、小田急に乗る前に新宿でぶらぶらのんびり買い物。スタート7時だし、ゆっくりでいいや…
ところがこれが大間違い!
どうせ先発じゃないだろうし…とか、勝手な思い込みをしてた私が悪いんだけどさ。
ちょっとのんびりしすぎて、シモキタの駅に着いたのが7時ちょうどぐらい。まったく急ぐ気も無くゆっくり歩いてQueに辿り着いたのは7時10分過ぎぐらいだったかな~。
階段下りてサイゼリアの入り口の前あたりで、階下のドアの開閉に合わせて漏れ聞こえてくる、あのSE!もー、びっくり!
残りの階段駆け下りて、カウンターにD代、投げつける勢いでお支払い。「お目当ては~?」と、笑顔で聞いてくださる受け付けのお姉さんに息も絶え絶えな感じで「コ、コレクターズ…」と言い捨てて、フロアに飛び込みました。
ステージは、まさにコータローさんが出て来たところ(黒のドレスシャツが素敵
)。本当にギリギリですべり込み、なんとか間に合いました。アブナイ、アブナイ。
勝手な思い込みは危険ですね。もう、始まる前から冷汗でびっしょりでしたよ。
この日はセトリが、とにかくご機嫌~(いつものごとく、順番は曖昧にしか覚えてないんですが…。)いや~、楽しい、楽しい~!最高!
モチロン、リーダーのMCは今日も最高にイカしてましたって、当然
最初のブレイクで明るくなったフロアをあらためて見回したリーダー。「おー。なんだ、結構いっぱいじゃん。今日は何曜日?…火曜日?何?みんな看護婦なの?…違うの?…火曜日が休みって何してる人?…うん?美容師?…そーか、みんな美容師さんかー。」
つい、数日前のブログでバイク転倒直後の痛々しい御御足を見せてくださったリーダー。あんだけ腫れたら、まだ相当痛みも残ってそうですが(ある年齢越えるとねー、ガクっと怪我の治りが悪くなるから。ホントに。)、まったくそんな素振りさえ見せず。今日もとっても素敵~
…でも右肘の外側にくっ付いてた絆創膏は、やっぱりその時の傷なのかも。怪我してたのも右足の内側だし、バイクごと右側下にして転倒したみたい…。本当にこんなもんで済んで良かった~。
本当の本当に気をつけてくださいねー、お願いしますよ、本当に!
(ウチのダンナもイイ歳してバイク乗り。年中、あちこちで転がってきます。2回ほどマジで危うく未亡人になりかけました。でもねー、私が何を言っても止めないからもうとっくに諦めてますけど…)
えーと、今夜はオーディエンスが全員美容師(?)ってことなんで、当然MCも美容院の話で。
「ねー、コータロー君は髪やってもらってる間に、美容師に話しかけられるのってイヤな方?」
「うーん、時と場合と人によりだな~。」と、リーダーの問いかけに答えるコータローさん。
「じゃ、話しかけられたくない時は「黙ってろよ!」とか言うんだ。」
「いやいや、まだ行きつけの店が決まってなくて、いろいろ探してた頃は「ちょっと、静かにしてもらえます?」って言ったことぐらいあるけど…。」
「やっぱり言うんだー。」
「今は行きつけの店、もう決まってるもん。言わないよ~。行きつけの店でそんなこと言ったら、相当でしょ。」
「行きつけの店ってどんなとこ?コータロー君は美容院で「ちょっとした音楽プロデューサーです。」って名乗ってんでしょ。」
「言わない、言わないって!近所だもん、ウチの近所にある店。もう近場しか行かないよ、最近。」と笑うコータローさん。「昔さ…、今はもう年寄りなんだけどね、俺たち。若い頃はさ、原宿の裏通りあたりの美容院行くのが、イケてた時代があってさ。」
「なー、Modsっていったらあの店、とか言われて行ってみたらModsなんて誰もいなかったりとかさ…。いろいろ行ったよな、昔は。俺のヘアスタイルも昔の方がイケてただろ?…今は、俺も近場ばっかりだよ。」とリーダー。
ライヴの中盤で、再びライヴフロアを見回したリーダー。「ホントに狭いもんな、Que…。ウチのトイレぐらいだよ。
いやね、先日、コータロー君と2人でね、サンボマスターってちっちゃいバンドに呼ばれてライヴやってきたのね、両国国技館で。もうなにもかもデカくてさー。支度部屋とか初めてはいったけどね、もうハンガーだってこんなだったもん。」と両手で肩幅の倍ぐらいを作って見せてくれながら、「俺やコータロー君は、まあデカイからいいけど、サンボくん達なんかさ、それに服掛けるともう妙な事になってたもん。
面白いのがさー、支度部屋の廊下にさ、何メートルか置きに標語みたいのが書いてあるのが貼ってあって…
「あいさつはきちんと!」「水とスポーツドリンク以外は持ち込むな!」みたいなのがずーっと…。」
「そーそー。それで、みんな前に「若者よ!」って書いてあってさ。」とコータローさんが補足。
「うん、そう。「若者よ!あいさつはきちんと!」って…。面白いよな~、アレ。」
「協会の人が差し入れてくれた「ちゃんこ」がマズくてさ。」と、顔をしかめるコータローさん。
「ああ、マズかったなー、ホントに。よくあんなもの食って太れるよな。」とリーダーも渋い表情。
「で、「刑事」とも呼ばれてるコータロー君。なんで朝青龍がモンゴルに帰っちゃたのか調査もしないとね…。
控え室で真心(ブラザース)ともう大声で「MONGOL800って…」「モンパチが…」「モンゴルの…」「モンゴルが…」って喋ってたら、関係者の人が寄ってきて、「すいません。どうか本番では「モンゴル」だけは勘弁してください。」って言われちゃってさー。」と楽しそうに笑うリーダー。
「でも、本当に支度部屋にあるトイレ、ひとつの大きさがこれぐらいあったよ。」と、オーディエンスで埋まったフロアをすっぽり指で囲ってみせる。ホントにー?
「コレクターズ、もう21年もやってんのね。ほら、sweet tenダイヤモンドとか…。誰もくれないよなー。」とリーダー。
「だって、事務所とか変わってるじゃない、俺たち。」とコータローさん。
「えー、でも前の事務所、10年いたじゃん。って言うか、事務所がくれるもんなの?sweet tenってさ。
それとも、コータロー君が俺に、俺がコータロー君にあげるとか…。」
お客さんから「やだー!」と声。
「だろ?気持ち悪いよな~。」と答えて笑ってたリーダー。
バンドも熟年夫婦も長続きさせるコツは、リーダーによりますと、2日に1回は「…もちろん、愛してるよ。」と普通に言ってのけることらしいです。はい…
「今ね、新アルバム作ってるとこで…。だいたい半分ぐらい終ったか?」
「うーん、もうちょっとで半分、ってぐらいでしょ。」と答えるコータローさん。
「まあ、半分終っちゃえば後は下るだけだから…。
もう16枚目だよ。コレクターズ。ビートルズだって13枚だっけ?そんなもんなのにさー。」
「じゃ次は、新曲を。この曲やる時はこれから必ずコレやるから。
…お前の彼氏は頼りになるか?
…お前のお父さんは頼りになるか?」とコールをはじめたリーダー。
どう答えたものかと、ちょっと途惑うオーディエンス…。
途惑いを察してくれたリーダー、「頼りになるか?…だからイエスかノーだよな。じゃ、もう1回。お前の彼氏は頼りになるか?」
…うーん。イエスの方がいいのかな。それともノーと答えた方が上手く歌に繋がるのかな…。今日のところはイマイチはっきりせず。
今後のライヴに備えて、リーダーの公式見解を聞いてみたいものです。
でもカッコいいです!新曲「頼れる男」!
「今日、初めてコレクターズ見た人、結構いるんだろ?
今夜、ウナされるよ~。夢に出るよ~。
クアトロで、またワンマンやるから…。これがイイんだよ。ワンマン!
コレクターズのライヴ、タメになるから。今日もタメになる話、いっぱいしたもんな~。
もうさー、コンビニの前に溜まってるバカでも、コレクターズのライヴ見た後はピシッとするから。
…クアトロに俺たちも貼っておこうか?「若者よ!ダンスナンバーでは、踊りなさい!」って。」
本当に一曲ずつ、楽しそうに歌ってくれるリーダー。
「いやー、美容師、最高!彼女にするなら、美容師だよねー、やっぱり!」とリーダー。「床屋って言ったら、コータロー君、アレ好き?髭剃ってもらう、アレ。床屋プレイ(?)」
「ああ、うん。子供のころキライだったけど、今は好きだよ。」
「なー、アレ気持ちイイよな。」
「俺、結構行くよ。ライヴの前とかに。」
「え?なんて頼むの?床屋プレイ、お願いしますって?」
「顔をアタってください、って言えばいいんだよ。」
あー、もう最高!楽しかったな~
加藤さん、ホントに目力がハンパじゃないんで、Queぐらいの距離でライヴ見ちゃうと、途中で何度も間違いなく視線が合った気がしてドキドキする~!きっと私だけじゃなくて、誰もがみんなそう思うんじゃないかな。
今回は先発なんで、アンコールがなくて残念。
でもラストナンバーは「未来のカタチ」。本当に素敵な余韻の残る楽しいライヴでした
ステージ上は続けてHARISS。
実はよく知らないんですけど。
ヴォーカルさんはスレンダーで甘いお顔立ち。手にするギターは白いグレッチ。
ウッドベースとドラムの迫力と技巧を兼ねそろえたリズム隊。
上手いのに、ファニーな役どころもきっちりこなすギター。
初めてライヴ見たんですけど、これがまたカッコ良くて~。ファンの方もたくさん。気持ち良く盛り上がってました~!
本当に実力のあるバンドって、星の数ほどいる…。みんな、こんな中でしのぎを削ってるんだもんねー。本当にタイヘンだわ、スゴイなぁ。
2枚目のヴォーカルさんは、俳優としてインディーズムービーにも主演。現在撮影中だとか。
結局、アンコールまで聴かせていただきました。
楽しかったですよ~
…あー、長い