他にも書きたいことあるんだけど、こっちから先に書けちゃったんで取り合えず更新します。穴はあとで埋めますね~。
2週間前にも来たのね、恵比寿リキッド。
前回はギリギリでスタートに間に合ったんだけど、今回は完璧にダメ…
スタートの6時にやっと会社を出られたくらい。
キライだ!日曜日なんて…。くすん。
近いって言えば近いんだけども、会社から。
必死でリキッドルームに飛び込んだのは6時半ごろだったかな。
先発の「シュノーケル」のLIVEもすでに佳境。
ちょうど「波風サテライト」やってたのかなぁ。(違うかも…。まだぜーぜー言ってる状態で(私がね。)フロアに飛び込みざまに聴いてたので、全然記憶が定かでないの。ごめんなさい。)
入り口側(ステージ上手)の段の上あたりで、あんまり混んでない場所を探して、コート脱いだりしてるうちにLIVE終っちゃいました。1曲半ぐらいしか聴けなかった。残念。
セットチェンジの間は、次の出番のバンドがイベント主催プログラム「MIXUP」に出演した時の放送がダイジェストで流されてる場内。
時間がつぶれるし楽しいし、結構良かったな。
で、2番手の出演は「アンダーグラフ」
うーんとね、アンダーグラフのLIVEはたぶん3年半ぶり。
2005年の夏にバンド初めてのクアトロワンマンツアーのファイナルを見に渋谷のクアトロに行ったきりだなー。
まだMCもなんとなく初々しくて、首の付け根まで真っ赤に上気した顔で、真戸原さんが「楽しー!楽しー!」連発してたのがちょっと懐かしい…。
ところが久しぶりに見たアンダーグラフ、いきなりのダンスビート!
「え?こんなんだっけ?」と激しく途惑う私…。(すみません。最近あんまり聴いてなかったもので。)
サポートにsynの方が入ってるのかな?ちょっと記憶にある音との相違にしばらく擦り合わせが上手く行かなくて。
特にギターの阿佐さん(で、良かったっけ?)、こんなに手数の多いギター弾くんだっけ?そんで、こんな髪型だったっけ?ひとり困惑する私…
でも、場内にはファンの方もたくさん!手もいっぱい上がってたし、良い感じに盛り上がってましたよ~!
なんと、アンダーグラフのLIVEはたったの25分…(短すぎるって!ホントに!)曲数にして5曲(ぐらい。ごめんなさい、曲名がわからない)。
前半がダンサブルでアッパーな曲をドライヴ感たっぷりに、後半はしっとりめなミドルナンバーでじっくりと。
私、こうして聴いてると、アンダーグラフはバラード調の曲の方が好きなのかなぁ。暖かい手触りの真戸原さんの歌声が、じんわりと気持ちに沁み込みはじめた頃にもうLIVE終了。
もうちょっと聴きたかったな~。
セットチェンジの間、場内に聞こえてるのは先日「MIXUP」出演時の中村貴子さんとリーダーの楽しいお喋り。
深夜にヘッドホンで聞くのも良いんだけど、こうやってLIVEハウスの音響使って聞くのも良かったな~。おふたりとも、ただ喋ってるだけで本当に良い声なんだもん。
一度聞いたはずの話にもういちど本気でニヤけちゃいながら待つ次のLIVE。
もちろんドラムではQちゃんが、紙コップの飲み物を啜りながら自らセッティング中。ジップUPのブレーカーにベレー帽。今日も素敵~!
照明の落ちたステージに姿をあらわす「THE COLLECTORS」
まずは、リーダー抜きのインストからのスタート。
黒いシャツにネクタイのオリさんに、生成りの長Tにダメージデニムのコータローさん。でー、コータローさんのお鼻の下にはうっすらとおヒゲが。ヒゲを伸ばしてるコータローさんを拝見するのは、一昨年のシモキタ以来~?いや~素敵~
(おヒゲが無くてももちろん充分に素敵なんだけどね。)
e+の動画インタビューで「トロール漁船のように(若いバンド目当ての)ファンをさらう」とリーダーが言ってらしたので、それならヴィンテージ(って言うかすでにアンティークの域の年齢に差し掛かってるもんな、私。)物は、漁(もしくは狩り?)のお邪魔にならないように、後ろでこっそりひっそりと眺めて楽しもう、と思ってたんですけど~。
もういきなりコータローさんのおヒゲに食いついちゃって。(だって、次にいつ肉眼で拝めるかわかんないし。)コータローさん側にちょっと前の方まで移動して、心行くまでたっぷり堪能して来ましたよ!
335が聴きなれたメロディーを奏で出す。
軽快な「東京虫バグズ」のイントロに乗ってのご登場は、グレイのブリティッシュ・スーツに身を包んだリーダー!何度見たって、この瞬間は圧巻!
続けて「百億のキッスと千億の誓い」
ただうっとり聴き惚れることぐらいしかできないですよ、もう!
にっこりとフロアを見回すリーダー。
「…うっとりだろ?どうだい?」
と、言いながらペットボトルのお水をひと口。飲んだ途端に噎せちゃって、コンコンと小さく咳き込みながら「あのさ、よくおじいちゃんがこういうの飲んで噎せてるよね。」とコータローさんと顔を見合わせてちょっと苦笑い。
あらためてオーディエンスに向き合うリーダー。
「いいねー、今日は。客が若いっ!
…今日は楽屋にいるとね、まるでラグビー部の部室みたいに「今日はよろしくお願いします!」って、次から次へと挨拶に来られちゃってさー。
その時コータロー君、みんなに「君は、牛丼の吉野家の看板が黄色だった時代を知ってる?」って聞いてたの、僕には聞こえちゃったんだけど…。」
楽しそうににこにこと笑ってるコータローさん。「…今はね、オレンジ色なんだけどね。」
「あれはさ、コータロー君。何年ごろまで黄色だったの?吉野家の看板。」
「最後の1店舗が、つい最近まで黄色だったんですよ。でもね、ついにその店も、オレンジになっちゃってね~。」と、さすが吉野家通のコータローさん。
「君達にこう聞くのは酷かな?何故なら君達はTOO MUCH TOO YOUNGだからね~。でもあえて聞こう。
君の彼氏は頼れるかい?」
客席の反応を楽しげに待つリーダー。
「…今、小さい声で「NO」って聞こえたぞ。
じゃあ、君の上司は頼れるかい?」
客席からは結構はっきり「NO!」の声。
「なんでそこだけ、声、大きいんだい?」と笑いながら次のナンバーは「たよれる男」
(「じゃあ、俺は頼れるかい?」って聞いて欲しかったなぁ。)
大サビ「楽しい男~!」で思い切りコータローさんを指差すリーダー。
今日は「頼れる~」よりも「楽しい~」のところで、ご指名だったように見えましたよ。
続けて「STAY YOUNG~」に「NICK!~」(ごめんなさい。どっちが先だったかイマイチよくわかんない。セトリ憶えるの苦手なの~、本気で。)
楽し~!結局、全然ひっそりなんかしてられなかった~!
腕、上がっちゃうもん!どーしたって!
ちょっと最初の頃、イヤモニの調子が良くなかったの?
途中で少しリーダーが耳を痛そうにしてらしたように見えて心配だったんですけど、途中で外しちゃってましたよね。(それとも、ただ外れただけだったのかしら?)
ジャケットの中を滑り落ちちゃったモニターのコードを直すのに、ジャケットの袖をMCしながら抜こうともがいてたリーダー。
もちろん片手でマイク持ってるし、もうシャツ(襟とカフス、前立てが白で、身ごろはグレイのギンガムチェック。ネクタイは黒地に小さな白のドット柄。もちろん両方ともブランドはFred Perry。いつだってお洒落で素敵だもの、加藤さん。)は汗で色が変わって見える程だったし、なかなか上手く左腕が抜けなくて…
「ちょっと、オリ君。ここ持ってて。イヤモニ直すから…。」と、オリさんに片袖を脱がしてもらってました。
背中にコードを回してから、今度は「着せて!オリ君!」
「…はい、はい。」と小さく答えながら、リーダーの左肩にジャケットの袖を通してあげる、優しい笑顔が素敵なオリさん。
そうこうしながらも、歳若いファン獲得のために抜かりはなく続くMC。
「どうだい?コレクターズ。
もうね、コレクターズ、今年でメジャーデビュー22年目になるんですけどね…。」
客席から上がる「おお~!」って言う、どよめきがとても新鮮。いつもと客層が違うと、MCへの反応も違ってて面白いな。
「もう、君らぐらいの歳だと「お父さん」までいかなくても、「叔父さん」ぐらいだよな。
どうだい?こんな叔父さん。親戚に欲しいだろ?
盆と正月、年に1回ぐらいは会いたいと思うだろ?
…いつでも会えます。
まずは今日帰ったら、「YOU TUBE」を見なさい。いっぱい出てくるからとりあえず全部見なさい。
そしたら、それから「Yahoo」でも「Google」でもいいから、「池袋交差点24時」って入れて検索しなさい。
…君の知らない世界が待ってるから。
ただし、「池袋交差点24時」、これポッドキャストなんだけどね。いいか、絶対に電車の中とか公共の場所で聞くんじゃないぞ!」
隣で大笑いしているコータローさん…。
「これはね、ダウンロードして真夜中にヘッドホンでひとりで布団を被って聞きなさい。
…聞いてるところを見つかると、きっと悲しむけどね。お母さんが…。」
事情をイヤと言うほど理解している、会場内のコレクターズファンとステージ上のメンバーには、たまらないほど面白いMC。
でもさすがだな~、加藤さん。きっと今週からすごくアクセス増えるよ、「池袋24時」(「ロックの学園」のHPでもリンクされてるし。未体験の方はぜひ!めくるめく世界がきっと味わえますから!)
「もうこれで俺達の65%ぐらいは、理解してもらえたよ、今日。…ちょっと時間が短いから100%は無理だけど。
いつでもLIVEに来れば、また会えるよ。」とチャーミングな微笑みをうかべる、加藤さん。
シュノーケル、アンダーグラフよりは少しは長かったけど、それでもコレクターズの持ち時間は40分程度だったかな。
でも内容はぎっしりと充実、MCもたっぷり。
LIVEはすでに終盤。
「未来のカタチ」に「TOUGH!」(これもどっちが先だったか、記憶が~!ホントに曲を聴いちゃうと、もうのめり込んじゃうから全然記憶が曖昧…。)
「前から4列目までは、もうすでに俺のモノ」にしちゃった、最高に素敵なバンドのラストナンバーは「僕の時間機械」~!やっほう!
キラキラと悪戯っぽく瞳を輝かせながら、熱いシャウトを響かせるリーダー。
あの体躯で335を振り回し、振り翳し、ステージで豪快に暴れるコータローさん。
なんてカッコいい~!これを見ないで人生を終える人の気が知れない!
今日も最高に楽しかった!
セットチェンジの間は、先週の「MIXUP」
椿屋の中田さんと加藤さんがヴォーカリスト対談ゲストだった回のダイジェスト。「ヴォーカル・マガジン」「リーダー・マガジン」のネタにもう一度笑う(先週もラジオで聞いたばかりなのにね…。)
トリを務めたのは「椿屋四重奏」。ここのメンバーも男前。
コレクターズを差し置いてトリを務めるのに、相当なプレッシャー感じてたみたいで。中田さん、MCでもしきりと恐縮してました。
「ホント、すいません!俺達なんかがトリで。コレクターズのファンの皆さん。もうちょっと、もうちょっとだけ堪えてください。
でも、楽屋で見てたんですがホントにスゴイですよね、コレクターズ。
ギターを一鳴らし、声が一発出るだけで、もうぱぁーっとセンター(って言ってたように聞こえたんだけど、「世界」って言ったのかな?)が出来上がって行くっていう…
今日はご一緒できて、本当に嬉しいです。
さっきも言ってましたけど、楽屋で古市さんが話しかけてくださってですね…。なんか古市さん、すごい吉野家に詳しいらしくて。吉野家の歴史を語ってくださったんですけどー、僕、「ぽかーん」って感じで…。
古市さんブログにも吉野家の話、毎日書いてらっしゃるそうなので(「毎日」って!最近、そんなに多くない気がしますけど?)、この後打ち上げに行って、またたっぷりお話聞かせていただこうと思ってまして、とっても楽しみなんです。」
小柄で華奢な中田さん。
「加藤さんの後に出てくると僕、ミニチュアみたいでしょ?」と可愛らしい笑顔を顔いっぱいに見せてくれました。
コレクターズを意識して着てきた、と言ってた格子柄のブリティッシュ・スーツもよくお似合いでしたよ。
LIVEはエネルギッシュで熱い!
やっぱり、場内のお客さんも椿屋四重奏をお目当てにしてた方がいちばん多かった感じ。盛り上がりも最高潮でした!
番組パーソナリティの中村貴子さんの昔からのファンだと言う中田さん。
「昔からよくラジオ聞いてたんですよ。別の局ですけど「ミュージック・スクエア」とか、本当によく聞いていました。
でね、声聞いてずっと「貴子さんてどんな人なんだろう?声のようにキレイな人なんだろうな。」って想像してて…。
去年だったかな、初めてお会いしまして。もう想像通りにキレイな方でして。
貴子さんのコト、知ってる人います?
たぶんその辺にいると思うんですけど…。きっと今「ヤメテっ!」って隠れてると思うけど。」と客席を指差しながらにこにこ。
椿屋さんのLIVEもコレさんと同じぐらいで、40分強。曲は7(もしかして6?)曲ぐらい。
ちょっと全曲は曲名がわかんないんだけど…。
「アンブレラ」「マイレボリューション」はあった気がする(すみません。ホントに「気がする」だけかもしれません。)
もちろん、最後は熱いアンコール。
でもやっぱり恐縮しながらステージに戻ってきた中田さん。
「ホントっ、すいません!アンコールだけでも、お願いしますよ~!コレクターズで!」と舞台袖をチラチラ。
たぶん加藤さんあたりが、袖で見てたんじゃないかな?
イベントのラスト、楽しかったLIVEのオーラスは椿屋四重奏の「空中分解」!
楽しいイベントでした!いい組み合わせのメンツでしたね~!
ただもう少し(特に前半の2バンドは)持ち時間が長くても良かったと思うけども。
フロア後ろ側には関係者席(まあ、ラジオの収録してるんだからね)、下手側の床が高くなってるスペースはすべてクローズ。
それでも、下のフロアはあんまり混んでなくてゆったりめ…。ちょっともったいないな、いいイベントだったのに。
やっぱりリキッドルームぐらいの場所で見るLIVEが、いちばん好きかもしれない、私。
今日も楽しかったです。
…なんか2階のタワーカフェは、15日で閉店しちゃうんですってね。
何度もお世話になったなぁ。
今「カビバラさんカフェ」ってイベントやってるみたいだったんだけど、整理券が出て入場待ちするくらいの大盛況でした。
日曜日だから、お気に入りの「カンティーナ」も定休だし…。
ちゃんと寄り道はしないで、真っ直ぐに帰りましたよ~。