雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

TEAM NACS FILMS 「N 43°」

2009-02-28 | MOVIE
土曜日の夜、ふらふらと見に行ったのがこの映画。
TEAM NACS FILMS 「N 43°」
(上映中の「おくりびと」は大入り満員。最終の回までチケットはすべてもうとっくに売り切れたんだそう…)

11月にZeppであった上映ツアーの時は、ついにチケットが取れず仕舞い。(やっぱりFCとか入会してないと、こう言う時はツライのね~。私、どうも苦手なの、FCとか入会するのってさ。)
DVDのリリースまで見るチャンス、もうないのかな、と思ってたら一般上映をやるって…。

TEAM NACSは現在、池袋サンシャイン劇場にて、「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」の公演真っ最中。(来週には観に行きます!楽しみ!)
「COMPOSER」以来、4年ぶりに池袋に帰って来てくれたNACS。
これは歓迎の気持ちも込めて、映画も見に行かないとね~!
土曜日とはいえ、結構遅い時間だったし…。もう空いてるだろう、シネリーブル。と、思って行ったら、かなり座席が埋まってて(狭いんだけどね、ここ)、前の方の席しか取れなかった。
見上げる感じになると、ちょっと首が痛いんだけど仕方ない。でもここのシートはゆったりして座りやすく、映画館のシートとしてはとてもいい感じなので好き。
シートに身を落ち着かせて、NACSメンバーからのコメント上映(私が見に行った日はBタイプ)を待つ。

ところが、私が座った場所が空調の吹き出しがモロに当たるところでとても寒いー!最後までダウンジャケットが脱げなかった…。寒すぎてツライ~!
映画見るための、集中力もちょっと欠けちゃう!あれじゃあ。寒いのってホント苦手なんだもん…。

でもね、映画は面白かったですよ。
episode1と5は、いかにものいつものNACSテイスト。最初と最後にあれを持ってくることで全体が上手くまとまった感じでしたね。
真ん中の3本は、それぞれに監督の個性が色濃い。
上映前のコメント映像で、モリさんが「一般向きには作ってないから…。」って話もしてたんだけど、確かにNACSをよく知らない人にはやっぱり解りづらいかもしれない。よく知ってる人には、とても普通に楽しめるんだけどね。
episode2はNACSの枠にこだわらずに普通のショートムービーとして見られた。キャストもとても良かったし。
episode3・4、…面白かったですよ!

映画の後はシネリーブル池袋のみで展示中、作品中で使われた衣装や小道具も見学できて、ちょっと得した気分。
サンシャインの「下荒井兄弟」が楽しみ!楽しみ気分がますます盛り上がっちゃいましたよ~!

少年メリケンサック

2009-02-26 | MOVIE
映画「少年メリケンサック」公式サイト

お昼過ぎに雨も止んできたので、ちょっと近場のシネコンまで行ってきました。だってほら、水曜日だもん!

他にも見たい映画、何本かあったんだけど、今日のところは「少年メリケンサック」!
ああ、うん!楽しかったですよ~!

(一応)メジャーレーベルのレコード会社で、首がとぶ寸前の契約社員カンナが退社の日にネットで見つけたパンクバンド「少年メリケンサック」
元パンクスの社長がメリケンサックを気に入ってしまい、契約の取り付けを命じられたカンナが、探し当てたメンバーは「少年」どころか、どこからどう見ても「中年」。しかも汚いし。
急に脚光を浴びた「25年前の解散LIVE」の映像は、なんと10万アクセスを集め、伝説のパンクバンド「少年メリケンサック」の全国ツアーがいつのまにか決定し…

もちろん宮藤官九郎さんの脚本・監督作品だもの。
意味とかオチとか、教訓とか、感じようとしちゃダメ。
とりあえず、目の前の出来事を面白がって笑っておかないとね~
前回監督作品よりも、だいぶ解りやすかったし上手くまとまってた感じでしたよ。単純に笑えたし、純粋に面白かった。

キャストは最高でしたね~!
主役のカンナ・宮崎あおいちゃんはとても可愛らしく熱演。国民的女優さんが、かなり思い切りの良い体当りでコミカルな役柄をこなしてるのが良かったな~。表情の切り替えがとてもパキパキとしてて気持ちいい。

メリケンサックのメンバーも素敵!
佐藤浩市さんとキム兄は、LIVEシーンにちょっと無理を感じないでもなかったけど、お芝居の上手さはさすが。
もちろんドラムのヤングさんを演じる三宅弘城さん、ヴォーカル・ジミーさんの田口トモロヲさんは、役者さんとしてだけじゃなくバンドマンとしても本物!
おふたりとも何度も舞台を拝見してるし、三宅さんのドラムも生で何度か聞いてるし。本物のリアリティだよね。

脇を固める役者さん達もとっても良かったんだけど、シーンにちょっとずつ華をそえてたゲストがスゴくて笑った。
アナーキーにスターリンにスタークラブに。(もちろんトモロヲさんは「ばちかぶり」だし。)あれって、若い人にわかるのかな~?歳いってる私でも、気付くまでしばらくかかったもん。

「中年」メリケンLIVEも良かったけど~、「少年」メリケンのLIVEシーンがまた良くて~!
「少年」ハルオ君役が良い!峯田君のジミー君は凄い!
「少年アラモード」、「GOA」のあまりにものそれっぽさにも笑えちゃったな。
峯田君(銀杏BOYS)、役者さんとしても全然イケるわ!
(「少年アラモード」、白いジャンプスーツとか、持ち歌が「赤頭巾ちゃん…(がナンとかカンとか言う曲)」だとか、やっぱり「レイ○ー」なんだろうな。シュチュエーションの昭和っぽさとか、やらされてる感とか、リアルに当時を知ってるとパロディとしてホント笑えます。その皮肉さ加減と峯田君の本気っぽい可愛らしさが、いいバランスなんですよね。)

田辺誠一さん、またスゴイわ~。ホントに面白かった!
あれはやっぱり、アレだよね?あの○○○だよね?うふふふ~

噴出し口を見失ったまま行き場も無くくすぶって、時間だけを無駄に過ごしている本当に真性にロクデナシ、アキオさんの「若い時は大人に笑われて、今はガキに笑われて!」ってセリフがやっぱりちょっとピリッと痛い…
子供の時に思っていたほどにはきちんとした大人にもなれてない気がするし、かと言って子供にはもう戻ることもできないし…
「少年メリケンサック」と同年代。ハンパなのかしらね、私も。

上映前の予告編見て、「ヤッターマン」が見たくなっちゃった~。なんか見たら見たでちょっと後悔するような気もしなくはないんだけど。
でもドロンジョ様、見たいな~!

2/21 monobright ブライトンロック2009 素敵なあなたに歌われ対バン

2009-02-24 | LIVE M
行って来た~!楽しかったよ~!

パンパンに満員で熱かったけどね、VJ-3。
仕事忙しくてやっぱりスタートに間に合わず、スクービードゥ、ちょっとだけ最初が見れなかったんだけどね。

LIVEスタートの6時半を15分ぐらい過ぎちゃってたかな。
やっと辿り着いたVJ-3のドアを開けて、もうお客さんでぎゅうぎゅうのフロアになんとか身体を滑り込ませると、いきなり目に飛び込んで来たのは、勢い良く回る数知れないほどのタオル!
さすがだな~、スクービィドゥ~!
このキャパなんだもん、VJ-3。monobrightのファンだってチケット取るの大変でしょ?ましてチケットのオフィシャル先行予約時点では、対バンが誰だかはまだ発表になってもいなかったはず。
スクービーにとってはアウエィのLIVE、と言ってもいいぐらいの状況だったと思うんだけど…
それなのに(もちろん、後からチケット買ったスクービーのファンの方や、monoもスクービーも好き!って方もいただろうけど)この盛り上がらせっぷり!
あっと言う間に熱いROCKを仲立ちに、お客さんを味方につけて引きずり込んで行くこのスゴさ!最高~!

2マンでの対バン、ってことで、どちらも持ち時間は1時間ほど。
「スクービードゥ」と「monobright」の歌い歌われ素敵な対バン。
monoはアンコールの分だけ、ちょっと長めだったけどね。
…贅沢言わせてもらえば、どっちももっともっと聴きたい!聴きたかった!
どっちもホントに盛り上げ上手~!
お客さんにたっぷりと愛情をそそいで、ホントに気持ち良く楽しませてくれるのね。

盛り上がるお客さんに「スゴイな、さいたま!みんな風邪薬とワイン、ごっくんしてきたんだろ?」と笑顔のコヤマシュウ。
「まだまだ行くぞ!みんな飛ぶぞ~!ヘブンズロックの床が抜けるぐらい~!シコタマ風邪薬なんか飲まなくったって、俺達にはあるだろ?ROCKが!」
と、「Back On」に「トラウマティックガール」に!ご機嫌~!
「おいおいおい!なんかもうフェスみたいだな~!今日のLIVE、「ブライトン・ロック・フェス」と呼ぼう!
出演は俺達「スクービードゥ」!それに「monobright」!
まだまだいるだろ?そうだ!お前らだ~!」 楽し~!

「今日わざわざここまで足を運んでくれたみんなの「MONEY」と「TIME」、そして「SOUL」に感謝します!」と熱く輝く瞳でオーディエンスを見渡し、あらためて胸に手を当てるシュウさん。素敵だなー!
時間はそんなに長くなかったんだけども、本当に情熱的で熱い思いのたっぷり込められた楽しいLIVE、見せていただきました。満足~!

スクービーでたっぷり過熱したステージに続けて立つのは、本日の主役「monobright」
去年11月の赤坂BLITZワンマン以来、3か月ぶりに見るLIVE!
まだLIVEツアー始まったばかりだから詳しくは書かないけども、楽しかったなぁ、聴き応えたっぷり!
前回、前々回と何回もLIVEで聴いた曲も、LIVEごとにアレンジが変わっていたりするんで、ちょっと印象がちがう。より骨太に響くバンドのアンサンブル。カッコいいなぁ。
最初にシモキタでLIVEを見出した頃からもう腕は確かだったけれど、LIVEで聴くごとに厚みも幅もますます深くなっていく。ステージから感じる、とても確かに一体感のあるバンドの呼吸。
ソングライターとしてはもちろんだけど、そのパフォーマンスも歌声も、フロアのお客さんの気持ちをがっつり掴んで離さない桃野君。
MCは主に下ネタばっかりなんですけどね…。
(今回、ちょっとヒドかったかもよ~(笑。出だしの「さい“たま”」ネタあたりですでに、女のコが多いんだからもう少し控えめにしとけば良いのに…、ってちょっと思っちゃったもん!せめてせめて、弄るのはヤメておきましょうよ。ねぇ?)

繰り出されるダンスミュージックに跳ね上がるオーディエンス。「愛してるよ!さいたま!」渾身の力を込めてフロアに叫ぶ桃野君!
お客さんとステージと、相思相愛の幸せなLIVE!
「monobright、今年は3大宣言なんてやっちゃってるんですけど、知ってる人いる~?」とフロアに問いかける桃野君に、もちろん「はーい!」とほとんど全員元気良く挙手で答えるお客さん。
「あ、そう…。じゃ、もう言わなくてもいいか。」とにやにや笑って口を閉ざす桃野君。「え~!」とお決まりのブーイングにますますの笑顔。
「だって、千葉あたりは4割だったから言ったけどさ、ここほとんど10割じゃん!」と、笑いながらも、3大宣言をあらためておさらい。
まずは4月には「この先もずっとmonobrightやっていくんですけど…。10年先とかに振り返って、「この時がピークだった。」と言われちゃうぐらいの出来!」のセカンドアルバム「monobright two」がDROP!
「もうこのセカンド、構想8年!…ぐらいかけちゃいましたから!」(注・monobrightはまだ結成3年ほどなんですけどね…。)
そしてそのアルバムを引っさげて、5月からはワンマンツアーがスタート!
(もう私は、無事にAXのチケット確保済みです!)楽しみ~、ワンマン!
さらに「セカンドアルバムがカラフル過ぎて、この白と黒のツートンカラーだけじゃ表せない!」ので、脱ポロシャツ宣言!
2009年、見逃せませんね~!monobright!
セカンドからは今回、新曲も2曲ほど披露されました。アルバム楽しみです~!

本編終了後はもちろん熱いアンコール!
例によって、まず1人で登場の桃野君。まず、松下君のマイクまで行って熱い吐息…。次に出口君のマイクで悩ましい吐息…
センターマイクに戻ってさらに、…(もう、いいよね。)
「じゃあ、みんな呼ぼうか。みんな~、出ておいで~。」
今回、時間が短かったせいか、特にメンバー紹介はなし。コメントもないまま、お客さんに頭を下げて、それぞれの位置に散っていったメンバー。
前に出るでもなくスルりとドラムに戻った瀧谷君に、お客さんから「(桃野君が邪魔になって)タッキーが見えない~!」と声が…。
その声に、頬を膨らませ唇を尖らせて、わざとドラムの前に立ち塞がる桃野君。客席からさらにあがる「タッキー!」の声に、イジワルな視線を向けながら、今度はドラムの前に腰掛けて瀧谷君をすっぽり隠しちゃう。
その様子を笑いながら眺めてる松下君と出口君と。
最後まで楽しかった、LIVE!

最高潮に熱いアンコール。
桃野君は自分のセンターマイクを180度回転させて、お客さんで埋まるフロアに向ける。もちろんフロアからあがる大合唱。
嬉しそうにお客さんに視線を配りながらながら、ステージの上を右に左にと移動する桃野君。サビはお客さんのコーラスを従えるように、出口君のマイクを使って歌う。
出口君は、お客さんにいつものフレベを差し出して、持たせてくれる大サービス。遠慮がちにちょっとだけ、お客さんの頭上をSURFしてステージに帰されていくベース。盛り上がりは最高潮でありながら、お客さんのベースを抱え持つ手つきはとても丁重。なんか見ていて微笑ましくなるような、ステージとフロアの優しい関係。

私はLIVEが好きで、確かにLIVEに行くのに「MONEY」と「TIME」をやたら浪費しているんだけど、それと引き換えにたっぷりと「SOUL」を満たしてくるワケで…。
お金にも物にもやっぱり引き換えがきかない瞬間を感じるために、行ってるんだよな~と実感。
たっぷりとそれを感じさせてくれるに相応しいバンドのLIVEは、何回行っても楽しい。何回行っても幸せ~何回でも行くだけの価値がある。今日も本当に楽しかったですよ


LIVE終了後にスクービーさんの物販に寄り道、LIVE会場限定の公式海賊版LIVEアルバム購入。
MOBYさん、物販に出て来ていらっしゃいましたよ。
「レッドクロスにも行きますよ!」ってちょっと声をかけさせていただいたら、「え?…ああ。あはははは!ありがとうございます。」って笑いながらがっちり握手してくださいました。
幸せなオマケ付きのLIVEでした~

2/8 「MIXUP+ ~TUWEEN the RADIO~  Vol.2」 LIQUIDROOM

2009-02-11 | LIVE M
他にも書きたいことあるんだけど、こっちから先に書けちゃったんで取り合えず更新します。穴はあとで埋めますね~。



2週間前にも来たのね、恵比寿リキッド。
前回はギリギリでスタートに間に合ったんだけど、今回は完璧にダメ…
スタートの6時にやっと会社を出られたくらい。
キライだ!日曜日なんて…。くすん。

近いって言えば近いんだけども、会社から。
必死でリキッドルームに飛び込んだのは6時半ごろだったかな。
先発の「シュノーケル」のLIVEもすでに佳境。
ちょうど「波風サテライト」やってたのかなぁ。(違うかも…。まだぜーぜー言ってる状態で(私がね。)フロアに飛び込みざまに聴いてたので、全然記憶が定かでないの。ごめんなさい。)
入り口側(ステージ上手)の段の上あたりで、あんまり混んでない場所を探して、コート脱いだりしてるうちにLIVE終っちゃいました。1曲半ぐらいしか聴けなかった。残念。

セットチェンジの間は、次の出番のバンドがイベント主催プログラム「MIXUP」に出演した時の放送がダイジェストで流されてる場内。
時間がつぶれるし楽しいし、結構良かったな。
で、2番手の出演は「アンダーグラフ」

うーんとね、アンダーグラフのLIVEはたぶん3年半ぶり。
2005年の夏にバンド初めてのクアトロワンマンツアーのファイナルを見に渋谷のクアトロに行ったきりだなー。
まだMCもなんとなく初々しくて、首の付け根まで真っ赤に上気した顔で、真戸原さんが「楽しー!楽しー!」連発してたのがちょっと懐かしい…。
ところが久しぶりに見たアンダーグラフ、いきなりのダンスビート!
「え?こんなんだっけ?」と激しく途惑う私…。(すみません。最近あんまり聴いてなかったもので。)
サポートにsynの方が入ってるのかな?ちょっと記憶にある音との相違にしばらく擦り合わせが上手く行かなくて。
特にギターの阿佐さん(で、良かったっけ?)、こんなに手数の多いギター弾くんだっけ?そんで、こんな髪型だったっけ?ひとり困惑する私…
でも、場内にはファンの方もたくさん!手もいっぱい上がってたし、良い感じに盛り上がってましたよ~!
なんと、アンダーグラフのLIVEはたったの25分…(短すぎるって!ホントに!)曲数にして5曲(ぐらい。ごめんなさい、曲名がわからない)。
前半がダンサブルでアッパーな曲をドライヴ感たっぷりに、後半はしっとりめなミドルナンバーでじっくりと。
私、こうして聴いてると、アンダーグラフはバラード調の曲の方が好きなのかなぁ。暖かい手触りの真戸原さんの歌声が、じんわりと気持ちに沁み込みはじめた頃にもうLIVE終了。
もうちょっと聴きたかったな~。

セットチェンジの間、場内に聞こえてるのは先日「MIXUP」出演時の中村貴子さんとリーダーの楽しいお喋り。
深夜にヘッドホンで聞くのも良いんだけど、こうやってLIVEハウスの音響使って聞くのも良かったな~。おふたりとも、ただ喋ってるだけで本当に良い声なんだもん。
一度聞いたはずの話にもういちど本気でニヤけちゃいながら待つ次のLIVE。
もちろんドラムではQちゃんが、紙コップの飲み物を啜りながら自らセッティング中。ジップUPのブレーカーにベレー帽。今日も素敵~!

照明の落ちたステージに姿をあらわす「THE COLLECTORS」
まずは、リーダー抜きのインストからのスタート。
黒いシャツにネクタイのオリさんに、生成りの長Tにダメージデニムのコータローさん。でー、コータローさんのお鼻の下にはうっすらとおヒゲが。ヒゲを伸ばしてるコータローさんを拝見するのは、一昨年のシモキタ以来~?いや~素敵~(おヒゲが無くてももちろん充分に素敵なんだけどね。)
e+の動画インタビューで「トロール漁船のように(若いバンド目当ての)ファンをさらう」とリーダーが言ってらしたので、それならヴィンテージ(って言うかすでにアンティークの域の年齢に差し掛かってるもんな、私。)物は、漁(もしくは狩り?)のお邪魔にならないように、後ろでこっそりひっそりと眺めて楽しもう、と思ってたんですけど~。
もういきなりコータローさんのおヒゲに食いついちゃって。(だって、次にいつ肉眼で拝めるかわかんないし。)コータローさん側にちょっと前の方まで移動して、心行くまでたっぷり堪能して来ましたよ!

335が聴きなれたメロディーを奏で出す。
軽快な「東京虫バグズ」のイントロに乗ってのご登場は、グレイのブリティッシュ・スーツに身を包んだリーダー!何度見たって、この瞬間は圧巻!
続けて「百億のキッスと千億の誓い」
ただうっとり聴き惚れることぐらいしかできないですよ、もう!

にっこりとフロアを見回すリーダー。
「…うっとりだろ?どうだい?」
と、言いながらペットボトルのお水をひと口。飲んだ途端に噎せちゃって、コンコンと小さく咳き込みながら「あのさ、よくおじいちゃんがこういうの飲んで噎せてるよね。」とコータローさんと顔を見合わせてちょっと苦笑い。
あらためてオーディエンスに向き合うリーダー。
「いいねー、今日は。客が若いっ!
…今日は楽屋にいるとね、まるでラグビー部の部室みたいに「今日はよろしくお願いします!」って、次から次へと挨拶に来られちゃってさー。
その時コータロー君、みんなに「君は、牛丼の吉野家の看板が黄色だった時代を知ってる?」って聞いてたの、僕には聞こえちゃったんだけど…。」
楽しそうににこにこと笑ってるコータローさん。「…今はね、オレンジ色なんだけどね。」
「あれはさ、コータロー君。何年ごろまで黄色だったの?吉野家の看板。」
「最後の1店舗が、つい最近まで黄色だったんですよ。でもね、ついにその店も、オレンジになっちゃってね~。」と、さすが吉野家通のコータローさん。

「君達にこう聞くのは酷かな?何故なら君達はTOO MUCH TOO YOUNGだからね~。でもあえて聞こう。
君の彼氏は頼れるかい?」
客席の反応を楽しげに待つリーダー。
「…今、小さい声で「NO」って聞こえたぞ。
じゃあ、君の上司は頼れるかい?」
客席からは結構はっきり「NO!」の声。
「なんでそこだけ、声、大きいんだい?」と笑いながら次のナンバーは「たよれる男」
(「じゃあ、俺は頼れるかい?」って聞いて欲しかったなぁ。)
大サビ「楽しい男~!」で思い切りコータローさんを指差すリーダー。
今日は「頼れる~」よりも「楽しい~」のところで、ご指名だったように見えましたよ。
続けて「STAY YOUNG~」に「NICK!~」(ごめんなさい。どっちが先だったかイマイチよくわかんない。セトリ憶えるの苦手なの~、本気で。)
楽し~!結局、全然ひっそりなんかしてられなかった~!
腕、上がっちゃうもん!どーしたって!

ちょっと最初の頃、イヤモニの調子が良くなかったの?
途中で少しリーダーが耳を痛そうにしてらしたように見えて心配だったんですけど、途中で外しちゃってましたよね。(それとも、ただ外れただけだったのかしら?)
ジャケットの中を滑り落ちちゃったモニターのコードを直すのに、ジャケットの袖をMCしながら抜こうともがいてたリーダー。
もちろん片手でマイク持ってるし、もうシャツ(襟とカフス、前立てが白で、身ごろはグレイのギンガムチェック。ネクタイは黒地に小さな白のドット柄。もちろん両方ともブランドはFred Perry。いつだってお洒落で素敵だもの、加藤さん。)は汗で色が変わって見える程だったし、なかなか上手く左腕が抜けなくて…
「ちょっと、オリ君。ここ持ってて。イヤモニ直すから…。」と、オリさんに片袖を脱がしてもらってました。
背中にコードを回してから、今度は「着せて!オリ君!」
「…はい、はい。」と小さく答えながら、リーダーの左肩にジャケットの袖を通してあげる、優しい笑顔が素敵なオリさん。

そうこうしながらも、歳若いファン獲得のために抜かりはなく続くMC。
「どうだい?コレクターズ。
もうね、コレクターズ、今年でメジャーデビュー22年目になるんですけどね…。」
客席から上がる「おお~!」って言う、どよめきがとても新鮮。いつもと客層が違うと、MCへの反応も違ってて面白いな。
「もう、君らぐらいの歳だと「お父さん」までいかなくても、「叔父さん」ぐらいだよな。
どうだい?こんな叔父さん。親戚に欲しいだろ?
盆と正月、年に1回ぐらいは会いたいと思うだろ?
…いつでも会えます。
まずは今日帰ったら、「YOU TUBE」を見なさい。いっぱい出てくるからとりあえず全部見なさい。
そしたら、それから「Yahoo」でも「Google」でもいいから、「池袋交差点24時」って入れて検索しなさい。
…君の知らない世界が待ってるから。
ただし、「池袋交差点24時」、これポッドキャストなんだけどね。いいか、絶対に電車の中とか公共の場所で聞くんじゃないぞ!」
隣で大笑いしているコータローさん…。
「これはね、ダウンロードして真夜中にヘッドホンでひとりで布団を被って聞きなさい。
…聞いてるところを見つかると、きっと悲しむけどね。お母さんが…。」
事情をイヤと言うほど理解している、会場内のコレクターズファンとステージ上のメンバーには、たまらないほど面白いMC。
でもさすがだな~、加藤さん。きっと今週からすごくアクセス増えるよ、「池袋24時」(「ロックの学園」のHPでもリンクされてるし。未体験の方はぜひ!めくるめく世界がきっと味わえますから!)
「もうこれで俺達の65%ぐらいは、理解してもらえたよ、今日。…ちょっと時間が短いから100%は無理だけど。
いつでもLIVEに来れば、また会えるよ。」とチャーミングな微笑みをうかべる、加藤さん。

シュノーケル、アンダーグラフよりは少しは長かったけど、それでもコレクターズの持ち時間は40分程度だったかな。
でも内容はぎっしりと充実、MCもたっぷり。
LIVEはすでに終盤。
「未来のカタチ」に「TOUGH!」(これもどっちが先だったか、記憶が~!ホントに曲を聴いちゃうと、もうのめり込んじゃうから全然記憶が曖昧…。)
「前から4列目までは、もうすでに俺のモノ」にしちゃった、最高に素敵なバンドのラストナンバーは「僕の時間機械」~!やっほう!
キラキラと悪戯っぽく瞳を輝かせながら、熱いシャウトを響かせるリーダー。
あの体躯で335を振り回し、振り翳し、ステージで豪快に暴れるコータローさん。
なんてカッコいい~!これを見ないで人生を終える人の気が知れない!
今日も最高に楽しかった!

セットチェンジの間は、先週の「MIXUP」
椿屋の中田さんと加藤さんがヴォーカリスト対談ゲストだった回のダイジェスト。「ヴォーカル・マガジン」「リーダー・マガジン」のネタにもう一度笑う(先週もラジオで聞いたばかりなのにね…。)

トリを務めたのは「椿屋四重奏」。ここのメンバーも男前。
コレクターズを差し置いてトリを務めるのに、相当なプレッシャー感じてたみたいで。中田さん、MCでもしきりと恐縮してました。
「ホント、すいません!俺達なんかがトリで。コレクターズのファンの皆さん。もうちょっと、もうちょっとだけ堪えてください。
でも、楽屋で見てたんですがホントにスゴイですよね、コレクターズ。
ギターを一鳴らし、声が一発出るだけで、もうぱぁーっとセンター(って言ってたように聞こえたんだけど、「世界」って言ったのかな?)が出来上がって行くっていう…
今日はご一緒できて、本当に嬉しいです。
さっきも言ってましたけど、楽屋で古市さんが話しかけてくださってですね…。なんか古市さん、すごい吉野家に詳しいらしくて。吉野家の歴史を語ってくださったんですけどー、僕、「ぽかーん」って感じで…。
古市さんブログにも吉野家の話、毎日書いてらっしゃるそうなので(「毎日」って!最近、そんなに多くない気がしますけど?)、この後打ち上げに行って、またたっぷりお話聞かせていただこうと思ってまして、とっても楽しみなんです。」

小柄で華奢な中田さん。
「加藤さんの後に出てくると僕、ミニチュアみたいでしょ?」と可愛らしい笑顔を顔いっぱいに見せてくれました。
コレクターズを意識して着てきた、と言ってた格子柄のブリティッシュ・スーツもよくお似合いでしたよ。
LIVEはエネルギッシュで熱い!
やっぱり、場内のお客さんも椿屋四重奏をお目当てにしてた方がいちばん多かった感じ。盛り上がりも最高潮でした!

番組パーソナリティの中村貴子さんの昔からのファンだと言う中田さん。
「昔からよくラジオ聞いてたんですよ。別の局ですけど「ミュージック・スクエア」とか、本当によく聞いていました。
でね、声聞いてずっと「貴子さんてどんな人なんだろう?声のようにキレイな人なんだろうな。」って想像してて…。
去年だったかな、初めてお会いしまして。もう想像通りにキレイな方でして。
貴子さんのコト、知ってる人います?
たぶんその辺にいると思うんですけど…。きっと今「ヤメテっ!」って隠れてると思うけど。」と客席を指差しながらにこにこ。

椿屋さんのLIVEもコレさんと同じぐらいで、40分強。曲は7(もしかして6?)曲ぐらい。
ちょっと全曲は曲名がわかんないんだけど…。
「アンブレラ」「マイレボリューション」はあった気がする(すみません。ホントに「気がする」だけかもしれません。)

もちろん、最後は熱いアンコール。
でもやっぱり恐縮しながらステージに戻ってきた中田さん。
「ホントっ、すいません!アンコールだけでも、お願いしますよ~!コレクターズで!」と舞台袖をチラチラ。
たぶん加藤さんあたりが、袖で見てたんじゃないかな?
イベントのラスト、楽しかったLIVEのオーラスは椿屋四重奏の「空中分解」!

楽しいイベントでした!いい組み合わせのメンツでしたね~!
ただもう少し(特に前半の2バンドは)持ち時間が長くても良かったと思うけども。
フロア後ろ側には関係者席(まあ、ラジオの収録してるんだからね)、下手側の床が高くなってるスペースはすべてクローズ。
それでも、下のフロアはあんまり混んでなくてゆったりめ…。ちょっともったいないな、いいイベントだったのに。
やっぱりリキッドルームぐらいの場所で見るLIVEが、いちばん好きかもしれない、私。
今日も楽しかったです。

…なんか2階のタワーカフェは、15日で閉店しちゃうんですってね。
何度もお世話になったなぁ。
今「カビバラさんカフェ」ってイベントやってるみたいだったんだけど、整理券が出て入場待ちするくらいの大盛況でした。
日曜日だから、お気に入りの「カンティーナ」も定休だし…。
ちゃんと寄り道はしないで、真っ直ぐに帰りましたよ~。

1/24 トーキョーブラッサム VOL.24 怒髪天 ウンガラガッタ tour 09 リキッドルーム

2009-02-10 | LIVE M
(書きかけの下書きだけ、たくさん残っちゃって。なんか今更なんですが、書き上げたヤツを更新しておきます。順番は後で修正。)

退勤後、大慌てで恵比寿リキッドルーム。
もう開始直前、ギリギリで飛び込み~!
先着の同行が場所取りしててくれて助かりました。

でも最高、楽しかったのね~、LIVE!
会場は満員、当日券もなし。熱気で熱いフロア。
先発がピロウズで、後攻が怒髪天、北海道コンビ2マン!
リキッドルームぐらいのハコだと、臨場感は抜群!楽しいな~

「連れてってやるぜ!この世の果てまでっ!」と、ステージに咆えてLIVEの口火を切ったさわおさん。
時間はそれほどは長くなかったけれども、充分満足の聴き応え。

先日、突然に北海道のお義姉さん(上のお兄さんの奥様)からメールがきたんだそう…
「そりゃもう俺の甥っ子だから、君達の甥とかより全然可愛い」甥っ子さんの、幼稚園からずっと一緒で仲良しのお友達が、上田ケンジさんの甥っ子さんだったことが、つい最近になって判明したらしく…。
「なんでそれが分かったか、って…。
そいつが「俺、ミスチルと写真撮ったことあるぜ。」って言った時にさ、俺の甥っ子も「俺だって、ミスチルと写真撮ったことある!」って言いだして。
北海道にそんなにいっぱい、ミスチルと写真撮ったことのある子供なんているワケないじゃん!それで分かったらしいよ。
スゴイよね。コイツらバンド組んだりしないかなぁ。…そして○○(上田さんの甥っ子さん)だけ、抜けたりしないかな~。」

「今日、ここまでタクシーで来たんだが。
どうせ「リキッドルーム」まで、って言っても運転手がわかんないだろうと思って、「渋谷橋の交差点のあたりまで行って下さい。」って頼んでさ…
近所まできたところで、試しに「リキッドルームっていうLIVEハウス、わかりますか?」って聞いてみたら、運ちゃんが「あの辺にJAZZハウス、ありますよね?あれですか?」って言うんだよね~。
JAZZハウス?…って思いながら、「ああ。ここです。」ってリキッドの前でタクシー止めたらさ、運ちゃんが「やっぱり!JAZZハウスですか~!」って言うんだ。
俺、今まで全然気付かなかったんだけど、リキッドルームの壁に「ALTERNATIVE JAZZ」って書いてあんのね。知ってた?お前ら?(帰りに見て来ました。ホントに書いてあったよ~!私も全然知らなかった、今まで。携帯で写真も撮ったんだけど、暗くてちゃんと撮れてなかった…)
ここってさ、JAZZハウスだったんだ。ちょっとJAZZっぽいのやれる?」と、ステージで即興のJAZZ(っぽい)セッション。カッコいい~!

「怒髪天と一緒だと、LIVE前に増子さんに笑わされ過ぎちゃって、もう歌う前から声枯れてるもん、俺。」と終始満面笑顔のLIVE!
「次に“Finger post of magic”やるワケなんだが…」
もちろん、期待しちゃうでしょ~。だって今日の対バンのお相手は~!
「…なんだがー、今日は「エア怒髪天」で。」
オーディエンスは「ええ~っ!」と、お決まりのブーイング。
「じゃあ、お前ら、自分で言って来いよ!増子さん、呼んで来いよ!「出番前にすいませんが…。」って、自分達で呼んで来いよ!
きっと今頃、こうやって(髪に櫛を入れる仕草)、こうやって(ネクタイを締める仕草)るところだぜ。」と、笑うさわおさん。
楽しかったなー。

後攻、怒髪天の増子さんはタワレコCOLOR鮮やかな(黄色地に赤の文字)シャツをお召し。
もちろんLIVEもMCもフルテンで全開~!
ホントに最高に熱くて気持ち良い!楽しー!
「ツアーでいろいろと回ってるところなんですが、今日は同郷の後輩を使ってちょっと休む、ていうね~!」
とか言いながら、とってもご機嫌な2マンLIVEでした~!

「山中と上田さんの甥っ子同士は同級生。…なにしろ札幌の人口は100人しかいません!
山中とウチの親父は実は兄弟!そしてその息子が!」と清水さんを指差す増子さん。(じゃあ、2人は兄弟になっちゃうじゃない~?)
「そして、そのひいおじいちゃんが!」と坂さんを、「そのおじいちゃんが飼っていた犬の前の飼い主が!」と上原子さんを指差して笑う増子さん…
確かにとてもアットホームなLIVEでしたけどね~!

年も改まったってことで、メンバーそれぞれ2009年の目標を発表。
「今年もみんなで楽しくやりたい。」って言う清水さん。
「LIVEたくさんやって、今年はアルバムもたくさん…、たくさんは無理だけど、アルバム出したい。」と上原子さん。
「健康第一!炭水化物は控えめに!」と、もう説得力は満点の坂詰さん。
増子さんは「今年こそ、告知をメンバーに任せられるようになりたい。」んだそうで…。
「なにしろ言わせたところで、後で俺が言い直さないと何を言ってるのかちゃんと聞き取れないんですからね。
今日も(フライヤーの中に)ワンマンの先行のお知らせが入ってますので、皆さんいらなくてもどうぞ持って帰ってください。我々、帰るときにこれがいっぱい道端に落ちてるの見ると、結構、深~く傷つきますからね。」

「今年こそギター弾けるようになりたい!」んだそうで、増子さん。
お家にはpeeちゃんがアメリカツアーで使ったギターが、ケースごと置いてあるんだそうですよ。(練習用なの?)
「これ売って、ギター2本買おうか。」とこっそり計画してるみたいですけど…
「今年の目標…、って言っても「生きてるだけでOK!」って、テメエで曲作っちゃって、もう思いっきり自分でハードルを下げちゃいましたからね~。」
とニコニコ笑いながら、「全人類肯定曲」!最高、楽しかったです~
LIVEラストの盛り上がりは「酒燃料爆進曲」
ホントに怒髪天のLIVEはお客さんのレスポンスも含めて、全部が気持ち良く楽しい~!
フロアからはもちろん、熱いアンコールの拍手が続く…。でも、残念ながらこの日はアンコール、ありませんでした。
ちょっとだけ残念…。
でも、楽しかったな~

1/18 SPITZ JAMBOREE TOUR 2009 "さざなみOTR カスタム"

2009-02-10 | LIVE M
ベルゲンさんの先行で取ったチケットは200レベル、208扉、8列目
遠いよなぁ。
エンドサイドのステージの真正面。ま、真っ直ぐ前にステージは見えるんだけどね。
こんな距離感でスピッツを見るのは、本当に久しぶり。代々木体育館以来。あれって4,5年前だったかなあ。
10年ぐらい前の武道館よりも遠いかな?同じぐらいかな?

それぐらいにいつもファンとの距離感を大切にしてきてくれたスピッツの22年目の決断。
「いつものLIVEをやる」と約束してくれたスピッツ。
それなら、私もロフト(たぶん、スピッツのLIVEを見た場所でいちばん小さいキャパだったのがロフトなので)に行く時と同じ気持ちで、LIVEに行こう。

結論から先に言っちゃえば、スーパーアリーナの広い大きなステージにいてくれたのは、やっぱりいつもと何も変わらない、いつも通りのスピッツでした。
遠い遠い、遙かなステージからいつものLIVEと同じように私の心を満たしてくれたのは、私が15年前に恋した優しい素敵なバンドでした。

やっぱりすごいな。スーパーアリーナ。
400レベル、ステージサイドまで埋め尽くされた客席。
下から見上げると、本当にもう人間の壁のよう!
これだけの人がスピッツのLIVEを見たがっている、聴きたがっている。本当にこれだけでとんでもなくスゴイことだ。
予定開始時間を5分過ぎて、照明が消える。われる様な歓声と拍手の中、ステージに現れるスピッツは、なんだか笑いたくなるぐらいにいつもと同じ。
白い半袖プルオーバーにデニム(たぶん)のマサムネ君。黒い帽子にサングラス、カジュアルなシャツ(馬具かチェーンの柄のプリント?)のテツヤ君。Tシャツのタムラ君にオーバーシャツを羽織った崎ちゃん。
もちろん、舞台装置も照明もレギュラーLIVEとは桁違いに大きくなっているけれど、(ステージの両脇には大きなモニタービジョンもあるけれど)、そのイメージは頑ななほどに「さざなみOTR」のツアーと同じ。
会場は違っても、あくまでもこれは「さざなみOTR」のカスタムLIVEであると、すべてがちゃんと主張しているかのよう。
「桃」も「ネズミ」もステージのバックに使われる映像はまったく同じだし、花びらを連想させる形の照明にもあきらかに見覚えがある。
さすがに我らがスピッツ!
このスジガネ入りのへそ曲がりっぷり!
このバカみたいにSPECIALな会場で、ひとつもSPECIALなことをやるつもりはないらしい。
だからこそ、こんなに素敵!もうきっとスピッツの存在自体が特別にSPECIALなんだもの。

「後ろの方のお客さん、元気ですか?
左の方のお客さんも元気?左の上の方は~?
右のお客さん、元気ですか?右の上の方のお客さん~!
こうね、横の方までお客さんがいるのってなんかあんまりやったことなくて…」と言いながら、それぞれのスタンドのお客さんに手を振るマサムネ君。
「1日でだいぶ慣れたじゃん!」と笑うテツヤ君。
「ね、昨日はね、俺にとっての左が右だったりしてね。「左の…、じゃなくて向かって左のお客さん!」とか何度も言い直しながらね。」と笑いながら肯くマサムネ君。

「19ぐらいからずっとスピッツやってきて。その頃はね、40過ぎても高い声出せると思ってなくてね。30ぐらいになったら、もう出なくなると思ってたんだけど、なんかまだ出てますよね。
小田和正さんとか、60歳になってもすごくきれいに高い声出てるし、俺も60、70になるぐらいまで頑張ろうかと。
あと、目標って言えばあの「ジャパネットたかた」の社長さんとかかな~。」って言ってたマサムネ君。
会場もステージも思わず笑っちゃうって!
「あんまりこんなこと言うと、またここだけスポーツ新聞に載っちゃうからな。」
「何~?そんなことしか書いてないの?スポーツ新聞。俺達の演奏のこととかは~?」と笑顔でツッこむタムラ君。
「載ってたけど~。MCはね、MCはここだけ使われてたの。」
「どのスポーツ紙見ても、写真はマサムネばっかりだけだったじゃん。俺達バンドなのにさ。」と追い討ちをかけるテツヤ君。
「だって、元々の記事がこんなにちっちゃいんだよ!載った、って言ってもさ。まあ、載せていただけるだけでも嬉しいんだけど…。」とマサムネ君。
「ずいぶんと低姿勢じゃん?楽屋で言ってるのと違うなぁ。」とテツヤ君はニヤニヤ。
「聞き捨てならないぞ、今のは!」と言いながら、楽しそうに笑ってたマサムネ君。
ステージのいちばん後ろから、誰よりも優しい笑顔で会場を見回してる崎ちゃん。
ほら!いつものLIVEとなんにも変わらない。ステージにあるのは、いつもと同じ、暖かくて緩くて、でも何よりも固く確かな4人の絆。

LIVEの構成も基本的にさざなみツアーと同じ。さざなみCDの曲を中心にちょっと懐かしい曲、LIVEで欠かせない曲をきっちりと聴かせてくれました。
やっぱりどうしたって距離はあるからね。
崎ちゃんのスティックがシンバルを捉えるのと、その音が耳に届くのとでは多少のタイムラグがあるんだけど。そんなことが気になったのも、最初のしばらくだけ。
「あのさ、なんかドラマーって、上半身脱いでやる人が多いよね~。」と言ってた崎ちゃん。
「昔さ、まだデビューしたばっかりの頃にスタジオ入ってた時に、隣でやってた「C」ってバンドがドラマーだけじゃなくて、全員上半身脱いでやってたの見たことあるよね。「C」、今でも活動してるけどさ~」
(当時からずっと活動してて、全員が上半身裸で練習してそうなバンドで「C」ってどこのことだろう?う~ん。)
始まっちゃえば、本当にいつも通りに楽しくて熱い、素晴らしいLIVEでした。

「せっかくのSUNDAY NIGHTに「鉄腕ダッシュ」も見ないで、スピッツを見に来てくださってありがとうございます!」とマサムネ君。
LIVE終盤は、久しぶりに聴いた「トンガリ’95」に、これを聴かずには帰れないもん!「8823」!
いつものスタンディングLIVEの会場の時と変わらずに、熱く湧き上がってた客席。たくさんのお客さんそれぞれが、思い思いのやりかたで心から楽しんでいるのがホントに素敵!
そしてそのすべてを緩やかに包み込んでくれるスピッツの、アーティストとしての大きさ(MCでは「見たとおりに小さいんですよ。遠いからじゃなくて。」って笑ってましたけどね~、マサムネ君。「そうそう。着痩せするの、ステージ衣装着ると。普段は190㎝あるのにね~」とは、テツヤ君のセリフ。)に、ただひたすらに感動しながら迎えた本編LIVEの終了。
もちろんいつもよりは、ずっと高くて遠いステージ。
「俺のすべて」のお客さんとのハイタッチはここでは当然無理なんだけども。その分いつもだったら最前列のお客さんとしか出来ないハイタッチを、アリーナ中のお客さんと交し合うように、ステージの隅々まで移動しながら優しい視線を広い会場のすべてに巡らせていくマサムネ君。
ベースを抱えたままステージを走り回り、思い切り助走をつけてセットのあちらこちらへと駆け上り、豪快なジャンプを見せてくれるタムラ君。
ステージでのアクションはいつも通りに控えめ。でも、その全身で頼もしいほどに落ち着いたスピッツの音の中核を背負ってステージに立つ、テツヤ君。
優しい、暖かい笑顔を絶やすことなく、世界中でスピッツの音楽だけが持つグルーヴの中心に、常に突出することなく、でも決して揺らぐことなく存在する崎ちゃん。
本編ラストナンバーは「さざなみOTR」のツアータイトルでもあり、スピッツの最新オリジナル・アルバムのタイトルでもある曲「漣」
穏やかに寄せては返し、心の深い部分を優しく撫でて擽り、通り過ぎていくようなマサムネ君の歌声。
本当に素敵な、素晴らしいLIVEでした。

広い広いスーパーアリーナは、それはもう割れる様なアンコール。
特別なことはやっぱり何も無く、ツアーTシャツに着替えていつも通りにステージに戻ってきてくれたスピッツ。
「…どうもありがとう。もうちょっとだけ聴いてください。」とお客さんに微笑むマサムネ君。
お馴染みメンバー紹介もいつも通りに、タムラ君から。
「タムラで~す!
昨日も思ったんだけどね。始まる前は「どうなるかな~」ってさすがに思ったりしたんだけど…。
やってみたら、やっぱりLIVEはLIVEでした。いつもと一緒で。アリーナでもさ…。」
「歳とっておじいちゃんになったら、近所のノラ猫捕まえて「じいちゃんはな、若い時、スーパーアリーナでLIVEやったんだぞ。」って、自慢するんでしょ?」と、笑うマサムネ君。
「あのさ、これでね、スピッツはまた新しい武器を手に入れたんだよね。」
「武器~?武器って言うか「手段」だよね。」って言ってたのはマサムネ君。
「うん。これから、どんな形でスピッツやっていくか、またこういう所でLIVEやるかやらないかは別としてね、こんなこともできるんだ、って意味では今回とてもいい経験になったと思うし…。この経験をきっとスピッツの血肉として行けるようにまたこれからも頑張っていこうかな、と思ってます。
それにLIVE、やっぱり楽しいよね!」

2番手はクージー。
「スピッツのおかげで、こんなスゴイ会場でLIVEやらしてもらってますけど…
次にアリーナのステージに立つには、もう「プライド」か「ハッスル」に参戦するしかないかな、って…」
「え?何?それはレスラーとして、ってこと?」と笑いながら聞くマサムネ君。
「そう。レスラーとしてね。」と可笑しそうに笑うクージー。
「じゃあ、ぜひ「泰○」さんと対戦してもらわないと…」とマサムネ君もにっこり。

「正月早々、インフルエンザに罹っちゃってさ~。そう、A型、A型~!」とテツヤ君。
「熱あってさ~。薬飲んで寝てる時にさ。」
「タミフル飲んだ~?」と、客席からかかる声。
「飲んだ、飲んだ。タミフル。…そんで寝てる時にね、変な夢見てさ~。
あの、こう地面が傾いてて真っ直ぐ立てない公園って知ってる?(たぶん岐阜の「養老天命反転地」のことだと思うんだけど…)そこでさー、「LIVEやれ!」って言われる夢。
それがLIVEなんてできなくてさ。だって立てねぇんだもん!
立てなくて「どうしよう…」って困ってるとこで目が覚めて…。
「ああ、夢か。」って思いながら、また明け方にうつらうつらしてたんだろうね。今度は布団のまわりに、カミキリムシがいるの。いっぱい!でっかいヤツ!
変な夢だよね~。」
…無事に元気になってくれてホントに良かったですよ~。テツヤ君!

次が崎ちゃん。
まずはお決まりネタのシンバル頭突きで、オーディエンスにご挨拶。
「コーラスをする時に、こう俺の頭の上にマイクが出てくるんだけどね。これってどうなってるか、わかる~?」と久しぶりに聞いた、手動式移動マイクのお話。
もう何回崎ちゃんに聞かせてもらったか分からなくなったぐらいに繰り返し聞いたけど、こんなに広いスーパーアリーナだもの。きっと初めてスピッツのLIVEを見た人もたくさんいたんだと思う。
何度もLIVEを見に来る人も、初めて見に来た人も、みんなまったく同じように分け隔てなく迎え入れてくれるスピッツLIVEの大らかな素敵さ。

スピッツが好きで良かった~!今回もLIVE見ることができて良かった~!

これからまた次にLIVE見れるのいつになるんだろう?
ゆるゆると飄々と、でも「これでもう無敵」に近づいて行く、スピッツ!次に会う時がとてもますます楽しみ!

一昨年末から始まった 「さざなみOTR」ツアー。
前後半・カスタムと合計で7箇所のLIVEに参加することができました。
どのLIVEも忘れられない素敵な思い出です~幸せ~

さいたまスーパーアリーナ「ジョン・レノン・ミュージアム」

2009-02-10 | Weblog
1/18もお出かけ!LIVEでした。

しかも今日はスーパーアリーナ!
デカイ会場嫌いの私。初めてのさいたまスーパーアリーナ。(その隣ぐらいまでならちょいちょい。前の日も来たんだけどね)

LIVEは18時からなんだけど、ちょっと早めに到着。
14:30から始まってる物販はすでに列も無くなってて、のんびりとお買い物。すでにタンブラーと白Tは売り切れちゃってたけどね。

で、LIVEまで後2時間ほど…
もちろん時間調整はあそこ!
だってここは、スーパーアリーナじゃん!
「ジョン・レノン・ミュージアム」!前から来たかったんだけど、なかなか時間が取れなくてね~

ちょっと入場券は高め?1500円。
でもそれだけ払っても安いわ!ここ!
ホントに貴重な収蔵品がズラリ!

ヨーコ夫人が日本人だったことに感謝する!もし、オノ・ヨーコが日本人じゃなかったら、このコレクションは絶対に日本にはなかったはずだもん。
2時間もあればゆっくり見られる、と思ってたんですが、どれもこれも眺め足りない!
ギリギリまで粘って、LIVE始まっちゃうんで無念の撤退…(ミュージアムも閉場時間だし…。
また来よう。

なんかね、やっぱすごいリアルだった。
幼いジョン・レノンが自分の手で書いた、ペンの筆痕の凹みさえ見て取れるノートやイラスト。学校の成績表。
リバプールの地図に記された、ジョンとポールの生家が、ほんの数ブロックしか離れていないこと(もちろんストロベリー・フィールドも目と鼻の先)とか…
あらためて見ると、すごいな。興味が尽きない。
ジョンがLIVEで実際に使ったままの状態で保管されてるリッケンのボディには、ほとんど消えかかっているけど、小さな手書きのセットリストが残っていて…。もうこれに15分ぐらいへばり付いて眺めて来た(空いてたしね、場内)
武道館でホントに使ったリッケンもあるんだけど、こちらは塗装も剥がされて、すっかり違う印象だったな…。
ジョンが少年時代に初めて通販(!)で購入したギターも展示されてたけど、昔の安いギターだけに、指盤も弦も本当に痛そう!あんなの弾いてたら、それこそ中指の骨がはみ出しそう…
でもこれがかのTHE BEATLESの最初の一歩なんだな、と思うと感慨も深くてね…

THE BEATLESの栄光と行き詰まり、ジョンの再生を気分だけだけど追体験してきた、2時間余り。

白が基調の美しい館内の最後のブースに刻まれた運命の日付の前で足が止まる。
まだ覚えてる。聞いていたラジオに割り込んできた臨時ニュース。

ジョンが生きていたら今年で69歳。
どんな歌を歌っていたんだろうな、今頃…
また、来よう…。

1/17 The Birthday 「38 NIGHTS ON FOOL」さいたま新都心VJ-3

2009-02-06 | LIVE M
2009年のLIVE1発目は「The Birthday」
(確か去年のLIVE初めもThe Birthdayだった気がする。)

4月のZeppならともかく、まず取れるワケもないだろうと思ってたヘブンズロックVJ-3。ダメで元々…、ぐらいの気分で申し込んだ先行であっさり当選。
そしたらそんな時に限って、行きたいLIVEが被る!カブル!
結局は最終的に、4本の行きたいLIVEが同日にブッキングした17日。どのLIVEに行くか迷ったんだけどね~。
せっかく先行で取れたんだし、無駄にするにはあまりに惜しいし。
行って来ましたよ!北与野まで。

キャパ400だっけ?VJ-3。
去年の今頃は武道館でLIVE見てたのにね、The Birthday。
ホントによく取れたよね、チケット。あらためて驚くわ。
もうお客さんでパツンパツンに満員のフロア。始まる前から汗臭かったぐらい。もう熱気で熱い!
いつものように到着したのはスタート直前の時間。
そんなに大きくはない入り口の外までお客さんがはみ出してるくらいの大入り満員。
中に入って待つのも大変そうだなあ…
ドリンク代をお支払いして、入り口のカウンター前あたりでのんびり開演を待ちながら、物販でちょっとお買い物。(ツアー・パンフがとても素敵!もちろん買っちゃった!)

まもなくLIVEフロアから聞こえて来た「16 CANDLES」
一気に流れ出したお客さんに混ざってフロアに入り、そのまま真ん中あたりまで進む。意外と楽にミラーボールが天井にあるぐらいの場所まで来れちゃった。
頑張ればもう少し前にも行けそうだったけれど、あんまり無理してもね。

でも、それでもスゴかったよ~!
目の前、ほんの数メートルの距離にいるチバユウスケ。顎から滴り落ちる汗が、胸のロザリオに伝って流れるのが、肉眼にはっきりと見える距離。
また髪が伸びた。個人的な好みで言わせてもらうと、もう少し短いほうが良いな。照明を浴びて鋭い眼光を放つ、でも意外に黒目がちな優しい瞳が、歌いながらいつもお客さんの顔を、右に左に丁寧に覗き込んで行くのがよく見えるから。
この物凄い臨場感。みっしりと濃厚な距離感。なんて贅沢なんだろう。
これだもん!LIVE、やめられない!

まだツアー続くので本編についてはあんまり詳しく書かないけど、もちろんツアータイトルにもなってる新アルバムの曲はたっぷり!
大満足の聴き応え!
まあ、いつものとおりにMCはほとんど無く、曲間のブレイクにひと言ふた言挟まる程度。(今日はキュウちゃんのご挨拶も「こんばんは。The Birthdayです。」だけだったかな。)
シビレる鋭利なドライヴ感。
客席から溢れる歓声に交ざって掛けられた「さいたまにようこそ~。」のオーディエンスの歓迎の言葉に、「…そうだね。さいたまはいつも通り過ぎるだけさ。今日はちょっと途中下車、してみたよ。」と笑いながら答えるチバさん。

曲間のブレイク。いつも通り照明の落ちたステージで、客席に背を向けた姿勢で汗を拭い、黙々とチューニングをチェックするメンバー。
「後姿もカッコいいよ~!」の声援に、後ろ向きのままで肩と腰を振りながらマイク前まで戻り、振り向きざまにニヤリと笑顔を覗かせたのは、背中も最高にSEXYなイカシたギター・ヴォーカルのフロントマン。
今日もホントにご機嫌なLIVE!

本編も終盤。
フロントのマイクよりも前に進み出て、爪弾くギターに合わせてあの声が直接空気を振るわせる。微かに鼓膜に届く、一切電気もコードも通さないリアルな音。
「電話、探した………。」口ずさみながら、オーディエンスを誘うように手招き。
もちろんそれに答えて、すぐさま会場中から巻き起こった歌声。
「涙がこぼれそう。」
小さく肯きながら、ゆっくりとオーディエンスを見回したチバユウスケ。マイクに戻りお客さん達が差し出したバトンを引き受けるように、日本一のシャウトが曲の続きを歌い出だす。
なんて心地良い瞬間!

とにかく圧巻はアンコール。
「クォーターパウンダーって知ってる?あの北島のヤツ」
放映中のマックのCM、北島選手のビックマウス編のタイトルSEは、The Birthdayプレゼンツ。CMではクレジットされてないので知らない人もいるのかな。
アンコールはチバさんの「クォーターパウンダー!」の雄叫びで幕開け!
CMで聞き覚えのスリリングなインスト。
続く狂乱の「NUDE RIDER」!
会場中が猛烈なモッシュ!スゴイ!スゴイ!
楽し~!
我を忘れたように腕を突き上げ、踊りまくるオーディエンス!LIVEは最後の最高潮の熱狂!熱かった~!全身もう汗でびっしょり。
拍手しても音でないんだもん。掌まで汗ビショビショで!
イマイさんの今日のセリフは「お前達は、止まらない電車(?)だー!」(う~ん。イマイチ、なんて言ってたのか正確には聞き取れなかったの。全然、自信ないです。違うこと言ってたのかもしれない。)

メンバーがステージを降りてもおさまらない歓声。
応えてもう一度戻って来てくれたThe Birthday…。
「サンキュー!…あと1曲だけ」
始まったのは、なんと「OLIVE」…
驚いて息を飲み込む。熱気と歓声で溢れてたフロアが、はりつめた水面のように動きを止める。
みんなが固唾を呑むように曲に聴き入る。
圧倒的な圧力と、心が震えるような説得力で、会場に染み込んで行くようだった、チバユウスケの歌声。
ああ。本当になんて良い曲なんだろう。なんて物凄い声なんだろう。

スゴイ瞬間を味わった。
「OLIVE」をLIVEで聴いたのはこれが2回目。得難い時間だった。
…堪え切れずに涙が湧いてでた。
最後の最後まで凄いLIVEだった。

パンパンにギュウギュウで熱くって、切れ味鋭く豪快にソリッドで。
今年最初のLIVEも最高に楽しかった!
やっぱり来て良かったよ~!ホント!