雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

ダ・ヴィンチ・コード

2006-03-28 | BOOK
やっと読んだ~
文芸サイズで購入しちゃうと重たいし、置き場所に困るしでまだ読んでなかったの。
去年の暮れに地元の公立図書館に探しにいったら、なんと、850人待ちビックリ!(でも予約ランキング1位はリリー・フランキー「東京タワー」。順番待ってたら、いったいいつ読めるのやら…)
やっと、文庫サイズが発売になったので、先日購入。仕事の休憩時間や通勤電車でちょっとづつ読んでました。

やっぱりベストセラーになっただけあって、普通に面白かったですね。
キリスト教とは距離があるだけに、お気楽なミステリーとして楽しめました。
これはねー、映画化が楽しみ!本物の映像といっしょに見れたら、もっと楽しいだろうなぁ。フランスとイギリスの観光案内としても楽しめそう。どっちも行ったことないけどさ

読みたい本はまだたくさんあるんだけど、落ち着いて読んでる時間がないの
最近買ったCDもまだろくに聴いてないし、見てないDVDも何枚か…。次のお休みこそ


3/21 KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006「○ maru」

2006-03-25 | LIVE S
いまさら…って気もするけどちょっとだけ。年度末、年度始め、毎日忙しくてね、仕事。
どんなに予定がきびしくても、やっぱり1回だけじゃガマンできなかった「ポツネン」
かなーり無理して時間をつくり、頑張ってチケット買って行って来ました、東京グローブ座。家からは、思ってたよりも行きやすくて楽。

キャンセル分でようやくありついたチケットは、1階の後方。前のフロアより幾分床が高くなってるので、すごく舞台は見やすい感じ。先週の2列目の席はもちろん良かったけど、舞台全体を楽しむにはここも悪くないかも。
2回目の今回、初見の緊張感はいくらか薄らいじゃうけど、その分余裕をもってゆったり楽しんでこれました。東京の楽日ってこともあってか、客席の方も複数回見てる人が多かったのかな。なんとなくなごんだ雰囲気でした。

相変わらず言葉では説明しづらいこの面白さ。上手く書き表せる文才も語彙の持ち合わせもないので、ホントにちょっとだけの覚書。たいしたこと、書いてません。でもネタばれかも…

 1、○のある光景
 2、SOUND MIME
 3、GADGET
 4、HAND MIME UNPLUGGED
 5、ヤギさん郵便 ~木綿のハンカチーフ
 6、PADDLE
 7、アナグラムの穴
 8、。(句点。またはピリオドの風景) 

ソロライヴが続く限り、ハンドマイムとアナグラムは定番になるのかなぁ。2回目のライヴにして、この二つはもう「ポツネン」の代名詞になりつつある。完成度の高さはやっぱり文句の付けようがない。単純に面白いし。
ネタとして面白かったのは、5。
視覚的に感動的に最後を飾る、8。
カーテンコールの鳴り止まない拍手の中、その長身を深く深く2つに折って客席に頭を垂れる賢太郎さんの姿は本当に素敵。
舞台の主役のスタイリッシュな演出家ぶりを、そのままスマートに体現した印象の舞台でした。
前回の「ポツネン」と比べ、視覚よりもやや聴覚を刺激されたかな。次のアプローチが楽しみです。
ま、何にせよ、賢太郎さんは才能にあふれた人だから、思いっきり良いほうに期待を裏切ってほしいもんです。

早くもKKPも決まってるし、まだまだ楽しみは続きそう。でも、もういいかげん、ラーメンズ、観たいんだけどなぁ…

最近のお気に入り

2006-03-16 | Weblog
ここ最近、通勤時に聴いてるのはもっぱら「STAN」
久しぶりの見っけもんホント、カッコイイわ。
会社に着いた時に、ちょっと攻撃的な気分になっちゃうのが難点だけど…

ヤバイでしょ、マジで

3/15 KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006「○ maru」

2006-03-16 | LIVE S
行ってきました!
丸形のグローブ座の上には、丸い丸い満月。正しく「maru」の夜。
今回も素敵な舞台でした。
言葉で説明するのはとても難しいけど…

今日は運良く2列目の席。魔法みたいに美しく動く賢太郎さんの手の表情が、肉眼でもすごく良く見える。
賢太郎さんは本当に綺麗な人なんだと、改めて感心しました。自分の体をどう動かしたら最も美しく見えるのか、本当に知り尽くしてる。仕草も表情も立ち振る舞いも。
そして、白と黒のコントラスト(着替えは本当に大変そう…)、丸という完全に完成された形のモチーフ。舞台の構成自体が本当に綺麗。前回の「ポツネン」のある意味で、完結した印象を受けました。

もう1日分、21日のチケットも取れているので、また来週、もう少しまともな感想が書けるといいなぁ。次は1階の後ろの方の席なので、もう少し俯瞰に舞台、見れるかな。
今日はひたすら、賢太郎さんに見とれて来ました。でも、いつも思うけど、小林さん、ホントに肌がキレイだなぁ…

賢太郎さんの舞台がこうも矢継ぎ早に観られるのは嬉しいんだけど、ラーメンズの禁断症状が出かかってるのも事実。
今回、ラーメンズのネタと印象のダブるコントもちらほらあったりしたから尚更。このコント、ラーメンズの掛け合いでも観たいな、とか思ったり…
夏ぐらいには観れるかな、本公演。待ち遠しいなあ。

思ったより早く帰宅できたので、「神はサイコロを振らない」の最終回はオンタイムで。
あまりに悲しい、でも清々しいラストに落涙。良いドラマでした。
小林聡美さんはやっぱり素敵でした。そして山田太郎さんには殊勲賞を!

今日は休み!

2006-03-14 | Weblog
休みだったので、朝から歯医者に。半年ごとにやってもらってる検診と歯石除去。
めんどくさいんだけど、ほっておくと歯並びがとっても悪いんで着色汚れとか残っちゃって。歯磨きはきちんと毎日してるんだけどね。
今日担当してくれたのは、小柄な女性の衛生士さん。とっても丁寧に処置してくれるんだけどさ、ものすごく顔の上に覆い被さって口の中を覗き込むの。
こっちは必死で視線を逸らすんだけど、何度もすごい至近距離で目が合っちゃって。あまりの気まずさに途中からずっと目をつぶってました。
みんな歯医者のときってどうしてんのかなぁ。

せっかく午前中から出かけたので、ついでに美容院にも寄り道。来週は息子の卒業式だし、カットのついでにカラーも。
帰りに銀行で用事を済ませたら、地味な休日はもう終了ですよ。

夜は家でテレビでも見ます。火曜日だから「アンフェア」
今回のクール、欠かさずに見てたドラマは「アンフェア」と「神はサイコロを振らない」の2本。
ちょっと変わったところで、あと「時効警察」と「ですよねぇ」かなぁ。私にしてはすごく多いほう。「ですよねぇ」はとにかく出演者が、他はストーリーが面白いもうすぐ最終回だしねー(「時効警察」はもう終わっちゃたけど。ケラさんの脚本・演出の回がやっぱり面白かった!)楽しみ
なんか4月から宮藤官九郎脚本の昼ドラも始まるらしい(でもメロドラマじゃないみたいだけど。どうせなら思いっきりコテコテにメロドラマ、やって欲しかったなぁ)。フジテレビの昼ドラには小林高鹿さんも出演だし。舞台好きにはけっこう嬉しいお知らせが次々…

でー、明日はグローブ座で「ポツネン」
お楽しみはまだまだ続いております

かもめ食堂

2006-03-13 | MOVIE
かもめ食堂 

昨日は上着もいらないぐらい暖かだったのに、今日はまたびっくりするほど寒い!
私は気が付かなかったけど、東京でもまた雪が舞っていたとか
はやく春になるといいのになぁ…

そんなお天気なのにまた映画見に出かけてきちゃった。しかも銀座まで。
もう見たくて仕方なかった「かもめ食堂」 土日は混むだろうし、どうせ仕事休めないしで、やっと公開3日目の今日、朝1番の回で見てきました。
あんまり行かないんだけどね、銀座。行く度にブランドショップが増えてるよねぇ。ヴィトンとティファニーと吉野家が普通に軒を並べる光景っていうのも、ま、銀座ならではの眺め。
上映時間ギリギリにたどり着いたシネスイッチは平日の朝なのに結構な混み具合。春休み前で平日のせいかお客さんの年齢層は少し高めで、女性客がやっぱり多かった。

日本人女優で好きな人を10人挙げて、と言われたら間違いなくみんなランキング入りさせちゃう3人の女優さんが共演する「かもめ食堂」。最初に予告を見たときからすっごく楽しみでした~
なぜかお話の舞台はフィンランドのヘルシンキ。なぜかひとりぼっちで日本食の食堂を営むサチエさんと、そこになぜだかたどり着いてしまったミドリさんとマサコさん。
まったくお客さんのこない「かもめ食堂」を淡々と軽やかに毎日真面目に営業しているサチエさんに小林聡美さん。世界地図から偶然選んでしまったから、という理由でヘルシンキに滞在中にサチエさんと知り合い、店を手伝うことになるミドリさんに片桐はいりさん。テレビで見たあるニュースをきっかけにフィンランドに来てみたものの、飛行機の乗換えで荷物を紛失(でも、少しも困ってるようには見えない)、ひたすら荷物の到着を待ちながら「かもめ食堂」に出入りするマサコさんにもたいまさこさん。
北欧のなんとなく薄く青く高い空と、日当たりの良い静かに整った「かもめ食堂」とこの3人の女優さんの醸し出す柔らかな手触りがとにかく素敵な映画でした。
3人の登場人物は、後にしてきた日本になんらかのシコリを抱えているはず(マサコさんはちょっとだけそんな話もするんだけど…)。でも、映画のなかではそのことについてはまったく語られないまま。大きくゆっくり水を掻くように真っ直ぐ前を向いて過ごすサチエさんの日常は、そんなことをどうでも良いことに思わせる。
やっぱり3人ともすばらしい女優さんですよね~。3人ともスクリーンに自らを存在させるだけで、キャラクターにとんでもないほどの説得力を与えてました。

ワキで出演されるフィンランドの俳優陣も魅力的。日本オタクの青年(Tシャツがキュート!)、ダンナさんに家出されたおばさん、訳ありのおじさん…みんな素敵でした。
でも、この映画の主役はたぶん「かもめ食堂」そのもの。大きなガラス張りに白と水色がベースの白木の美しい明るい店内。置かれたテーブルや椅子、シンプルで清潔な食器に調理器具。店の床を軽いリズムの靴音を響かせて立ち働くサチエさんのエプロンのデザインまで、すべてが気持ちよくて暖かく、とってもオシャレ。
そして実に美味しそうな料理コーヒーにシナモンロール、まるごとの大きなじゃがいものゴロゴロした肉じゃがに豚の生姜焼き、鳥のから揚げ、でっかくて厚いロースカツ、焼き鮭に卵焼き…。それに大きめにふんわり握られたおにぎりもう、見てるだけで幸せ!本当においしそう!日本人に生まれて良かった。

おいしそうで優しくて面白い、そしてとっても綺麗。で、見てるうちにちょっとだけしんみりして、でも見終わって元気になれる…。それは、主演の女優さんたちがそれぞれの演技の中に楽しいだけでは済まされない人生を織り込み、そして同時にそれを乗り越える力を忍ばせてみせてくれたからなんだろうな…

エンディングテーマの「クレイジーラブ」もいい25年ぐらい前かなー。文字通り擦り切れるぐらい(まだCDなかったしね)聴いてた、井上陽水さんの曲。そういえば「EVERY NIGHT」(「クレイジーラブ」の入ってたアルバム。傑作)に「プールに泳ぐサーモン」って曲もあったよなぁ。泳いでるサチエさんと鮭おにぎり見て、なんか思い出しちゃった。

「月が私を許すなら、後戻りもしたいわ…」って鼻歌歌いながらパン屋さんでシナモンロール、帰りに買ってきました。今晩は肉じゃがでも煮ようかな…