雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

7/27 「姫が愛したダニ小僧」 アートスフィア

2005-07-28 | LIVE S
7月に入って3本目の観劇は天王洲のアートスフィア。行くのはすっごく久しぶり。
以前は浜松町からモノレールで行ったけど。
先月お台場のZeppに行った時、埼京線とりんかい線が直通運転しててとても便利だったので、今回はりんかい線を使う事に…
本日は14時開演。楽勝で間に合う、とよく調べもせずに出かけたら、お昼は直通運転の電車が思ってたより少ない!乗り換えしてたら、時間がギリギリになってきてイライラ、ハラハラ… しかもやっと着いたりんかい線の「天王洲アイル」駅はアートスフィアに直結してないのよー。モノレールの駅なら降りてすぐなのに!
もう、劇場に着く前に汗だく… やっぱり事前によく調べてから出かけないとね。反省。

楽しみだったPiperが5人揃う今日の舞台。主演はユースケ・サンタマリアさん。舞台で観るのは初めて。さすがにテレビの人気者。お祝いのお花がすごい、すごい!水野美紀さんや小泉孝太郎さんやら、「真下正義」関係者のお花もたくさん。

老人ホームに遺品を取りにやってきた若い夫婦が出合った、風変わりなおばあちゃん。自分を姫と言い張り、ダニ小僧を探す旅に連れて行けと言う。
思わずおばあちゃんの脱走に手を貸してしまった夫婦は、姫の不思議な冒険に巻き込まれて夢とも現実ともつかない人物たちと行動を共にする事に…
そして、とある廃墟のビルには人生に行き詰まりこれから自殺しようとしているサラリーマン。そこに住んでいたのも、やっぱりなんだか不思議でとぼけた男。

ユースケさんはテレビで見せるいつものキャラのままでの好演。変な人ばかりの舞台上でひとりまともな役。「おい!マジかよ~、ウソだろ~。」っていい続けてる役なんだけど、あれだけ濃いキャストに混ざって存在感が薄れないのはさすが
悪役になる、松村武さん、竹下宏太郎さん、大路恵美さんのコンビネーションはものすごく面白かった!
出番は多くないけど松永玲子さんは今日もセクシー、 はやくサラ、観たいなあ。そうそう、ユースケさんの奥さん役、佐藤康恵ちゃんの手足の長いこと、細いこと!しかも顔が小さい!本当にバレリーナ体型でした。
でねー、大好きな山内圭哉さん。多分私、この2年ぐらいでは他のどの役者さんよりも数多く山内さんの舞台観てるんじゃないかなー。山内さん目当て、っていうよりも、私が観たいと思う舞台に山内さんがたくさん出演してるって感じで。本当に端正なお顔立ちの美形なのに、下品で野蛮!ステキ 今日も二重人格の伝説の剣豪にして、食器洗剤の営業マン、ゆうじ君を楽しげに演じてました。
山内さん、竹下さん、それに高杉亘さんの殺陣は本格的で見所たっぷり。
もちろん、富田靖子さんもラサール石井さんもすごく良かったし、川上さん腹筋さんコンビも心の底から笑わせてくれました。

めちゃくちゃで最後まで辻褄の合わない話なんだけど、最後に納得させられて感動しちゃう。優しい気持ちになれる、ステキなファンタジー。しかもその面白さは語り尽くせないほど… やっぱり大王すごい!
今月は本当に無駄遣いばっかりしてるから、今日は絶対によそうと固く決心してたのに、またDVD予約してきちゃいました。だって、この日が収録日だったんだもん!サントラCD付きで6800円!あーあ…
そのぶん、せめても…トレカは我慢、ガマン!ウマぬいぐるみ、欲しかったんだけど…

お芝居が終わった途端にいつものテレビのユースケさんに戻った、本日の主演男優。お客さんの煽りは本当に上手!ユースケさんが音頭をとったスタンディングオベーションでホントに気持ち良く終演。せっかく5人揃ったPiperの歌声、もう少し聴きたかったかな。
繰り返されるカーテンコールに、ついにユースケさんが「あんたがた、しつこい!」
楽しい、楽しい舞台でしたー

スター・ウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐

2005-07-28 | MOVIE
スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐

2本目はスター・ウォーズ!これを見るためにわざわざ豊島園まで来たのよー
ユナイテッドシネマとしまえんには、効果音にあわせて振動するウィンブルシートっていうのがあるんだって。今ならスター・ウォーズがこのシートで見れるの。
チケットの他に200円で専用のコインを購入。この映画館の中ではいちばん広いスクリーン、お客さんの入りは半分ぐらいかなー。

前作のスター・ウォーズが大ヒットしたのは、私がまだ10代のころ。何度も映画館に見に行ったな。まだ家庭用のビデオなんてない時代だったしね。
ものすごく楽しみに見に行った「ファントムメナス」の感想は「?」って感じ… さらに続編は「??」
もちろん、特撮技術とかは比べられないほどすごくなってるし、まったくつまんなかったってわけじゃなかったんだけど。
やっぱり、前三部作を見たときの興奮とはねー。ま、私がトシとっちゃったせいもあるだろうし。
でも完結編だしね、前作よりも面白いって言われてるみたいだし、ちょっと期待

うん、本当になかなか面白かったですよ エピソード4にストーリーが収束していくスピード感は楽しめた。
ただ、辻褄をあわせるためにちょっと話が無理やりっぽくなってるのは少し気になるかも。パドメの命と引き換えに暗黒面に落ちていくアナキンの心情に感情移入できるほど、運命の恋ってやつに説得力が感じられなかったし… 私にはね。
ユアン・マクレガーは好演!前作よりもずっとオビ・ワン役がしっくりきてた。
でもね、スター・ウォーズもこれでいよいよ終わり、と思うとちょっと寂しい…

期待のウインブルシート…
背中の下のほうっていうか、腰の上あたりってとこにあるバイブレーションが効果音にあわせてズンズン、ドンドコ振動するだけで、思ってたよりは面白くなかったかも。
200円ぐらいじゃあ、こんなもんなのかなー

姑獲鳥の夏

2005-07-28 | MOVIE
姑獲鳥の夏

またもや、今さらの話。
20日の水曜日、映画を見に“ユナイテッドシネマ豊島園”に。
今日に限ってなんでわざわざ交通費出してまで豊島園まで来たのかは後で書くとして、この日は学校が本格的に夏休みに入る前の最後のレディスデイ。来週からはきっと映画館も混雑するだろうから、見たい映画だけ今のうちに見ておかなくっちゃ。
初めて行ったこのシネコン、まだまだ新しくってとっても綺麗で場内もゆったり。なかなかイイ感じ!でもコーヒーは不味かったけど…

朝1回目の上映で見たのは「姑獲鳥の夏」
原作好きの私にとっては見たいような見たくないような複雑な心境… でもやっぱり気になるしなぁ…
見えるはずの物が見えないっていう筋書きを、見えなきゃ話にならない映画でどう処理するのか、それにあの「レンガ本」を2時間ちょっとにどう詰め込むつもりなのか。
さらに気になってしょうがないのがキャスト。
我慢できずに見ちゃいました。

うーん、見終えた感想としては、まずまず合格点ってところかなー。
さすが実相寺監督。全編を通して漂う雰囲気はとっても良かった。
キャストはねぇ… 私、原作に思いいれあるからなー、誰がやっても満足するってことはないと思います。多分。
京極堂の堤真一さん。和服の時のなで肩ぶりはかなりツボ。でも、首が太すぎ、肌の色が黒すぎ、全体に逞しすぎ。もうちょっと線の細い、鋭角な感じが欲しかった。
関口先生もちょっと… もっと半病人な感じで。そんな役者さんいないか。
榎さんはねえ、多分、阿部寛さんで正解なんだと思うけど、他に適役な人って思いつかないしさ。
もう原作ずっと読んでて勝手なイメージが固まっちゃってるからね。この辺はもう仕方ないです。

昭和と明治の匂いが漂うレトロな美術はすごく良かった~。まあ、眩暈坂のセットとかはちょっと作り過ぎかも、って感じだったけれど。
京極堂のセットはすごく好き!住まいの方の座敷や縁側も原作を彷彿とさせるし、店舗部分の蔵のつくりはちょっと感動。去年の夏に見学に行った、江戸川乱歩邸の幻影城にイメージがそっくり!細かい部分にもすごいこだわってるよね

また、続編もできるんでしょうか?だとすれば次は、さらに映像化が難しそう。どうするんでしょうねぇ。

7/18 「パリアッチ」 スペースゼロ

2005-07-27 | LIVE S
今ごろです…

めずらしく週休と祭日が重なった海の日、「パリアッチ」千秋楽、観に行ってきました。
スペースゼロは私にとって、結構良い思いでの多い場所。何故かいつもいい席が取れるの。今回もすごく観やすくていい席でした~

舞台はオペラ公演中の劇場のVIPルーム。豪華なこの部屋の主はオペラ歌手のヒモ。やる気のない警備員やら、連日続く公演にすっかり飽き飽きしているオペラ歌手のマネージャーらがたむろするこの部屋。今日も友人がひとりオペラ見物に来たぐらいで、退屈な一日がまた何事も無く繰り返されるはず。
ところが今日に限って、招きもしない来客が次々とやってくる。
極めつけは、鳩のフンだらけでやって来た、苗字も違ういるはずのない兄…

倉持脚本らしい、一筋縄では納得しづらい少々めんどくさいストーリー。うまく理解していかないと置いていかれちゃう…
すっぱり割り切れちゃう話しじゃないんで、ちょっとモヤモヤするかなぁー。でも、観劇後の複雑な気分っていうのも、お芝居を観る上での魅力だと思うんで。
ま、現実の世界だってそんなにわかり易いことばっかじゃないし。

主役の小林高鹿さんは、ずっと不機嫌な役どころで、見せ場っていう面では今回ちょっと損。
その分だけ常識から一番解放されている、いるはずのない主人公の兄役の片桐さんはその存在感も手伝ってとっても面白かったかなー。一緒に出てくる悪い思い出しかない、幼馴染の奈江ちゃん役のぼくもとさんもチャーミング。
忘れられなかった過去のイヤな思い出は振り返れば少女のようにちっぽけで、大切だったはずの夢はいつのまにか鳩のフンだらけ…
退屈な日常の混乱した一日は、オペラ歌手のヒモになりさがった男にちょっとだけ何かをもたらして終わる。なかなか味わい深い、大人のお芝居でした。

もちろん、劇中でも存在感抜群だったつまみ枝豆さん。カーテンコールでも細かい仕込みで大活躍でした。客席の空気を掴む感覚はやっぱりものすごい!長い間、芸人さんとしてお客さんに向かってきたキャリアって本当にすごいんだなー

千秋楽ってことでカーテンコール中に出演者全員で記念撮影。
「撮りたい人は撮れば~」のえだまめさんのひとことで場内挙っての大撮影大会!
慌てて携帯取り出そうとしたものの、上演中のマナーとして電源落として鞄の中だもん。すっごい焦って電源入れたけど、集合写真は撮れなかった… 残念。

それにしてもスペースゼロ、冷房強すぎホントに寒かった!
普段から冷房に弱いので、カーディガン持ち歩いているんだけど、それぐらいじゃ全然…
指先とか本当に冷たくなってきて、ちょっと頭痛もしてきちゃった。途中であんまり寒くてお芝居に集中しづらくなって本当に困ったー!もっと厚手の上着、持っていけばよかったなぁ。
終演後、あんまり冷え過ぎが辛くて劇場の前で日向ぼっこ。すると、出演者の方々が何人か劇場を後にされるのに遭遇。これって出待ちかしら?
片桐さんはご家族とご一緒。お子さんを抱っこする姿は、ホント立派なお父さんでした。さっきまで鳩のフンまみれだった人とはとても思えないわ~

地震に台風!

2005-07-26 | Weblog
仕事がちょっと忙しくてしばらくまとまったお休みもらえなかったんだけど、どうにか一段落ついてやっと今日から連休。
なのにこのお天気だもんなー
台風で一日中、雨が降ったりやんだり…ムシムシ暑いのもヤダなぁ。
さっき千葉のほうに上陸したとか。東京はもう大丈夫なのかしら。
天災はホントにコワイ…

先週の土曜日の夕方の地震も本当に怖かったし。
あれで震度4?だったら震度7とか言われたらどーなっちゃうんだろ…
勤め先の百貨店の売り場にいたんだけど、スゴイ揺れた、揺れた!
棚の物が落ちたりはしなかったけど、傾いたりずれたりはしてた。お客さんも一瞬、騒然としてたしね。
なによりも、店内のエレベーターが全部停止しちゃったのには本当に困った。結局、終日動かなかったエレベーターも結構あって、お客様用にはエスカレーターがあるけど、従業員はずっと階段移動。店内が広いとこういうとき大変だわー!
携帯も20分ぐらいはまったく通じないし、帰宅するときもまだ電車が止まっていたし。
首都圏で大地震が起きたりしたら、本当に大変なことになるんだろうなー。
普段の備えが大切!わかってるんだけどさ…

忙しくしてたんで、またもやブログはボロボロ。
書きたい事はたまってるんだけど…
そのうちちょっとずつでも書き足そう、すでに日記じゃないけどねー

7/11 「キレイ」 -神様と待ち合わせした女ー シアターコクーン

2005-07-19 | LIVE S
またこんなに遅くなってしまった…
だってー、7月の上旬は仕事忙しいんだもん。(言い訳

夕暮れの渋谷はいつも通りのすごい混雑。人並みに逆らうように東急Bunkamuraへ。
「キレイ」長いからなー、少しなんか食べておかないと途中でお腹がなり出しそう…。あんまり時間がなかったので通り道のファーストフードに大急ぎで寄り道。
東急に入った途端、駅前の喧騒とはうって変わった大人の落ち着き。さすがにシアターコクーン、S席9000円だよねー。
1800円のこれまた立派なパンフレットを購入してパラパラ目を通しながら開演時間を待つ、ドキドキ。

ついに始まる待ちかねた舞台。オープニングの「ケガレのテーマ」ですでに泣きそう…。最近、ホント涙腺弱ってるなー、トシのせいかしら。でも、「ケガレのテーマ」は本当に名曲。もうこの曲こそがこの舞台そのものを体現してるとも言えるぐらい。

お芝居の舞台は、日本。現代のようでもあり、遠い未来のようでもあるこの日本では、もう100年もの間内戦が続き、人々は否応もなく疲弊しながらも戦場の日常に慣れてしまっている。
その戦場の荒野に突然と現れた過去をなくした少女、ケガレ。
ケガレは戦場でひたすら逞しく生き延びる死体回収業者、カネコ一家に拾われ行動を共にすることとなる。
戦場で生き残る術をカネコ一家の主、キネコに学びながら、つかの間の安住の時間を過ごすケガレ。
彼女は常に何者かの呼び声と、自分を見下す神様の視線から逃れることができずに苦しみ続けることとなる…

人間が生きていくのはそれだけでもう、どうしようもなく罪深い。数え切れないほどの命のイケニエを必要とし、様々な犠牲を他に強いる事となる。食物連鎖を上げるまでも無く、人間にあるいは生き物として生まれた以上、たとえ赤ん坊であってもその忌まわしい関係性から、生きている以上逃れる事はできない。それ故に知性を持ち合わせてしまった人間は「ケガレ」から目を背け、「キレイ」ごとに現を抜かす…
松尾スズキさんのお芝居は、誰もがあえて目を逸らしている「イケニエ」の部分を、いつもあからさまにしてしまう。だから、いつも舞台の後は気持ちがザワザワと落ち着かない。普段は意識しない罪悪感がチリチリして痛む。なのにどうしても、また観たいと切望してしまう…。観た後にすっきりしたり、楽しい気分に満ち溢れたり、ってことはないんだけど、不思議なほど心惹かれて。やっぱりスゴイなぁ。

運命に翻弄されるケガレに生き延びるとはどういうことか教える、キネコ役の片桐はいりさんが良かった。戦場でともかく自分と自分の子供達が生きていくために、手段を選ばずにのし上がって行くさまは逞しく、いっそすがすがしいほど迷いが無い。
その2人の息子、ジュッテンとハコリナは肉体的に欠陥を持つ事によって、母親の庇護のもとでそれなりに安定した生活を送っているが、その欠陥を失ったときにそれぞれの運命が動き出していくのも興味深い。
受動的で限定的な幸福と、自ら切り開く不幸。
その狭間にまた色濃く染まっているカスミの、分裂した自己の不可解な行動の愚かしいいじらしさ。掴み所がないようで、やたらと印象の深い秋山菜津子さんはさすが!

そして、ケガレの不幸の原因を作り出してしまうマジシャンの自分勝手な暴走。自分の存在価値を見出すために幼い少女をイケニエに選びだす。他にイケニエを求める手段を学ぶことなく育ってしまったケガレは、自分の過去を犠牲に選び出してしまう、重い不幸の連鎖。したり顔でただ見つめる事しかしない、神様の不確かで纏わりつくような存在感。
劇中の登場人物ほど過激な人生送っている人間は、そうそういるはずも無いけど、人間ならば誰もが少しずつそれぞれの一部分を身の内に抱えているようで…
そして、そんな人間と対照的に戦場で戦って死に食料となる、まさにイケニエとなることが生きがいのダイズ兵の人生観の躊躇いのなさに感じてしまう、なんとも言えない居心地の悪さ。その中でさらに深い矛盾を持たされることになるダイズ丸の満ち足りた悲劇。

本当に本当にスゴイ舞台でした。3時間半の長さが少しも気にならない。ステージからちょっと遠い席だったのが幸いしたのか、歌の歌詞も割合と聴き取りやすかったし。
カーテンコールでは宮藤さんが「明日は休演日です。やってません!」とひとこと。これだけ重量感のある舞台を連日こなされる役者さんたちは、本当に大変だろうなー。
最後の最後まで、体を二つに折り曲げるように深々と客席に頭を下げていた蘭々ちゃんに精一杯の拍手を送り、コクーンを出たらもう10時半過ぎ。やっぱ、ちょっとだけ長いかな~。
でもとっても満足、素晴らしい舞台でした

「太陽には貸しがある 満月には気を使う…」

2005-07-12 | LIVE S
昨日、観に行って来ました!渋谷シアターコクーン。
待ちに待った「キレイ 神様と待ち合わせした女」

とにかくもうスゴイ舞台でした。
切なくて、重たくて、面白くて、でもどうにもやり切れなくて愛しい…

酒井若菜ちゃんが突然の体調不良による降板で、急遽ケガレを演じた鈴木蘭々ちゃん。
きっと必要以上に大変な舞台だったでしょうに、そんなことはまったく感じさせない好演。歌の上手さ、濁らない透明な存在感がとても素敵。想像していたよりハマリ役のケガレ、魅せられました。

成人後のケガレ、高岡早紀さんも素敵。濁らない蘭々ちゃんのケガレの澱みをすべて内の中に抱え込んで、さらに透き通るような危うい美しさ。
2人の声が重なって紡ぎ出すなんとも胸を揺さぶられる「ケガレのテーマ」
もう、意味もわからないまま、涙がこぼれて…

初演に続く少年ハリコナの阿部サダヲさんの一途な視線。
片桐はいりさんの理性ある逞しさ。
御大、松尾スズキさんの揺るがしがたい途轍もなさ。

観た方がいい、観る事の出来る人は絶対に観た方がいい!
ちょっと頭の中、整理するのに少し時間かかりそうなので、続きはまた後日にでも書きます。

アスタリスクの意味

2005-07-12 | Weblog
相変わらず週末は忙しくて、ブログも放置…
数日ぶりに自分のブログを見てみたら「ホワイトバンドプロジェクト」の記事に10件ものTBをいただいておりました。
知り合いにはほとんど知らせず、こちらからはほぼTBかけたりせず、ひっそりこっそり続けてる私のブログにこんなにたくさんの反応があったのは、本当に初めてのこと。
それだけ、ホワイトバンドのことがみんなの関心を集めているということの確かな表れ。本当にささやかであっても嬉しいことです。
TBくださった方々、私のつまんない記事を目にとめてくださった方、ありがとうございました。

TBをたどって読んだ、公式ブログ。
三つのアスタリスクにはそんな意味が込められていたんですね。
暑いといえばクーラーの恩恵に与り、生きていくのに不必要なほどおいしいものが食べられ、趣味だけのためにお金も時間も割くことのできる私。
えらそうな事はなにひとつ言える立場ではないのかもしれません。
でも、このプロジェクトが広まって、何か少しでも良いことが起きたら… やっぱり素敵ですよね

品川アクアスタジアム

2005-07-04 | Weblog
いっぱい蟹、食べたあとは蟹見に行こうか…
以前から行きたかった水族館、エプソン品川アクアスタジアムも見てきました~
開園してまだ間もない水族館はとってもキレイでオシャレ。もう、すっかりデートスポットだわー。
平日なのに、すごく混んでた。夏休みとかはきっと大変な人気になるんだろうな。
入場料金、おとな1800円。少し高い?
水槽のある展示ブースはやや狭いか。まあ、都心のホテルの中にあることを考えれば立派でしょう。
短いながらも海中トンネルもあるし、ペンギン、マンボウもいるし。熱帯魚の水槽もとってもキレイ。

いちばんの見所はイルカとアシカのショー
どっちもねー、一回15分ぐらいのショーなんだけど、これが本格的!イルカもアシカもお利巧さんですごくカワイイ!
特に円形、すり鉢状のイルカプールはショーも見やすいし、イルカがとっても近いし感激 楽しかった~!
アシカプールは、すごく狭いのですぐに満席になっちゃうから、早めに席を取らないと見れなくなっちゃうのがちょっと大変かな。でも、アシカショーのネタってなんかベタな感じがいいの~

品川って乗り換え駅のイメージしかなかったけど、ステラボールできたし、映画館あるし、ボーリング場あるし、もうプリンスホテルの中だけで1日遊べる!スゴイわ~