雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

4/26 SHINJUKU LOFT 9TH ANNIVERSARY

2008-04-28 | LIVE M
土曜日だけど、新宿なら近いから…

案の定、猛烈な忙しさだった職場を、残業にならないように巧妙に立ち回り、まんまと定時で退社。ふー。
ちょっとイヤな予感がしてたので…。
給料日明けの、ゴールデンウィークの、4月最後の土曜日。
6時半を過ぎた歌舞伎町は「これは何かのお祭りでしょうか?」と聞きたくなるぐらいの大賑わい。駅前のロータリーは人でいっぱい!もう、道も真っ直ぐには歩けないぐらい…。
飛び交うあきらかに日本語じゃない数々の言語で、妙に異国情緒あふれるドンキ前の信号を渡り、久しぶりのコマ劇場方面へ。
去年の5月、こどもの日以来だよね。新宿LOFT。

スタートの19時になる10分くらい前に無事に店内へ。
それほど待つこともなく落ちた客電に、フロアに流れる「落陽」
やっぱり予感的中!先発は「メガネビジョン」
ああ、残業にならなくて本当に良かった。残業してたら「何しに新宿、来たんだろう、私…。」って泣かなきゃならなくなるところだった…。
メガネビジョン、記念の本日初LOFT!(だからねー、先発するんじゃないかと思って用心してたんだけど。)

もう歌舞伎町に移転して9年も経つんだ、新宿LOFT。早いなー。
でもね、日本ロック史にその名前を刻んだ名バンドを、今まであれこれ見てきたロフトのステージ。
あの市松のステージで今、目の前で円陣を組んでいるのは「メガネビジョン」!!
いやいや、胸に迫る光景でしたよ~。ちょっと危うく泣きそうだった。やっぱり、ロフトには思い入れもあるからねー、私…。

とても気持ち良く、のびのびと楽しく聴かせてくれたメガネビジョンのLIVEは、4曲…。み、短すぎますよ~!
それだけじゃ、全然聴き足りないって!
でも、今、メガネビジョンが4曲入りマキシを出すんなら、当然この4曲になるんじゃないの?って感じの「That's メガネビジョン」のセットリスト。
LIVEの場数を重ね、本当に見事に歯切れもこなれも良くなったステージの落ち着いた力強さ。ロフトのステージに相応しく、ちょっと貫禄まで感じたぐらい。

最初にライブを見せてもらったのが去年の6月だから、あれからまだやっと10か月か…。
本当に目まぐるしいほどの変貌ぶり。バンドの成長期ってこういうものなんでしょうか?マブシイぐらいだ…。
いや、私が聴き始めた頃からもう上手かったけど、なんだろう、グルーヴの安定感が違う。実に頼もしい。
次々とステップを上がっていく様子を、リアルに見て、聴いていられるのは、本当に楽しいですねー。
次のロフトでは、あと20曲ぐらい聴かせて欲しい。待ってますから!

ライブ中、告知のあった2nd Mini「サヨナラマボロシ」発売まであと一か月。6月にはレコ発TOUR。
嬉しい告知がたくさんあるライブは、もうそれだけでも楽しい~

メガネビジョンのライブの後、別のバンドさんを見に来ていたらしい私のすぐ傍にいたカップルが、「久しぶりの当たりバンドじゃねぇ?」って言いながら、熱心にフライヤー読んでたのが、なんか妙に誇らしい気分~
今日も楽しいライブでした(短かったけどね)。

まだ時間が早かったので、その後の出演バンドもいくつかのんびりと見物。本当に若い上手いバンドが、次々といっぱいいて驚いちゃう。
みんなこんな中で、凌ぎを削ってるんだ。スゴイなぁ…。

帰りがけに物販に立ち寄り、皆さんにご挨拶。でー、現時点で確実に行けるだろう6月6日の下北沢CLUB Queのライブチケットだけ、取り合えず購入。もちろんTシャツ付きでね。
CDはタワレコで既に予約済み。ステッカーが付いてくるんだって!
サイトで視聴してると、ますます楽しみになるな~!早くちゃんと聴きたい~!

仕事キツくて干乾びかかってても、こんなライブの帰り道は足取りも軽くなるなー
もうそろそろ(主に年齢的にね)ライヴハウスは止めようかな~、と思う時に、またこういう素敵なバンドが現れて私を引き止める。
だから、もうちょっと頑張るかな~。だって、楽しいんだもん


@ぴあ/ライブレポート!!!

2008-04-25 | LIVE M
@ぴあ/ライブレポートSATURDAY NIGHT RR SHOW -SPECIAL- EARTHDAY LOVE MUSIC DAY 2008

先週行って来たライブの記念に、貼っておこうっと!
ああ、楽しかったなー
ライブレポ読みながら、まだまだ思い出を反芻中。

でもさー、でもさー、「夢見る君と僕」~?
聴いてないよ、聴いてないよ、それ!
「ツイスター」抜けてるよ~!
曲順、微妙に間違ってるよ…。

@ぴあさん、訂正しておいてくださいよ~!お願い!

4/22 「どん底」 シアターコクーン

2008-04-23 | LIVE S
仕事休みなので、マチネで観劇。
マクシム・ゴーリキー(ロシア人)原作
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(日本人ですって!)台本・演出

「どん底」シアターコクーン

春はいろいろと出費がかさんで、遣り繰りもタイへンで…
そこに持ってきてのシアターコクーン。S席9,000円!
…最近、チケット代高いですよ、ケラさん。ツライです。PARCOとかコクーンとかさー。
今回は見送ろうかなー、って思わないこともなかったんだけども。
やっぱりどうしても見たかった「どん底」
ケラさん言うところの、「ただの底じゃない、どん底。」!
悩んだ末の妥協策は、コクーンシート5,000円…。
舞台の端が見えないのはよくわかってます。首が痛くなるのも知ってます。
観たかったんだもの~!
でも、観に行って良かった!チケ代の元は取った!お釣りがきた!
あの舞台装置を劇場で見られただけでも良かったわ~!

もちろん当然の長丁場。15分の休憩を挟んでの2幕、3時間半。
物語の舞台はロシアの貧民窟。汚れた木賃宿の一室で、雑魚寝しながら身を寄せ合って暮らす最下層の貧しい男女。
帽子屋に饅頭屋に錠前屋に娼婦、元役者に元男爵、いかさま賭博師に色男の泥棒に…
元役者はお得意だったシェークスピアの台詞さえ思い出せないほどアルコールに溺れ、錠前屋の妻は死の床に伏せっている。(悲哀を湛え飄々と振る舞う山崎一さんと、痩せて(?)やつれた(?)池谷のぶえさんの存在感が光る~!)
誰もが人生の底辺を漂い、救済を願いながらこの世の「どん底」から抜け出す術を持たない…。
でも物語の当初この貧民窟を満たしていたのは悲壮な絶望感よりも、諦めにも似た乾いた明るさ。
ある日、この「どん底」の部屋に、巡礼の老人「ルカー」が現れる…。

そりゃー、9,000円ぐらい取るわよね。ってぐらいに豪勢なこのキャスト!
生で江口洋介さん、初めて見ちゃった~
やっぱりスタイルが良い、足が長い!カッコいいなぁ!
欲望と愛情の間で苦悩し、結局すべてを失う泥棒、ペーペル役。思っていたよりも舞台栄えが良くて台詞も明快。ただ並み居るこのキャストの中で、抜群!ってほどには存在感を感じれなかったかもしれない…。
とてもそれぞれのキャスト各々の造詣がくっきりと際立って深かった、ケラ版「どん底」。江口さんの出演量も特別に多かった訳でもないからねー。

ルカー役の段田安則さんは、安心感を感じるそつの無い上手さ。掴み所のあるような無いような、謎の多い、でも物語の核となるルカーを好演。
台詞の心地良い重量感と説得力はさすが!

コミカルなアクセントで舞台の脇を固めるマギーさんに皆川猿時さん。ダンディで芯の通った演技の大森博史さんや三上市朗さんも素敵~!(艦長の舞台、ちょっと久しぶりだったかも。今日も素敵でしたよ~

女優陣の熱演にも感激~!
犬山イヌコさん、松永玲子さんのNYLON組は、もちろん当然の安定感!!
木賃宿の大家の妻で、自分の置かれた境遇から抜け出すために手段を選ばぬワシリーサを演じた荻野目慶子さんの憎憎しくエキセントリックな悪女ぶり。
その妹で心優しいナターシャ役、緒川たまきさんの楚々とした美しさ。
この2人が一幕で諍うシーン。吊り下げ式の高い舞台(一幕と二幕で大きく上下に移動する、この舞台の使われ方がとにかく凄い!劇場で観れて良かった!)の上での演技の迫力がねー!ここだけはコクーンシートが特等席、もう目の前の光景。手摺りも柵もないグラグラと揺れてる、あの位置でのあの熱演!見てるだけで背筋が冷えたなー。

降りしきる雪(ホントに盛大に猛吹雪!)の中の悲惨なクライマックス。巡礼のルカーは何処ともなく姿を消し、その言葉に動かされた者達にも、ついに安らぎは訪れない…。
残ったもの達はまた光の射さない「どん底」へと戻って、身を寄せ合う。
その最低の暗闇さえも売り物に換えようとする男、セルゲイ。
「どん底」の底にはまだ更なる「底」が口を開けていて、その絶望的な深さは、元役者のルカーに寄ってもたらされたささやかな希望さえ、簡単に飲み込んで…。

やっぱり、いろいろと考えるところの多い舞台でした…。
でも、ケラ版「どん底」は大仰な悲劇ではなく、シニカルでスタイリッシュな悲喜劇。思わず笑えるシーンも多いです。
自らの愚かさと捨てきれない希望に翻弄され、それでも意外に強かにどん底で暮らす登場人物たちの、憎みきれない可笑しさがじわっと印象深い。
ただ淡々と逞しく与えられた日々を過ごす饅頭屋の女将の生き様に、むしろかえって希望が見えたりもして…。

舞台を彩る音楽(パスカルズ)も良かった!特に生演奏で楽団の入るシーンの少しだけ物寂しい陽気な味わいが、舞台の雰囲気を少しも損なわずに盛り上げていてねー。
あの石川浩司さん(exたま)の生パーカッション見れただけでも、もう儲けもんでしたよ~!

ラストの出演者全員での合唱、「カチューシャの歌」の調べが胸にいつまでも響く。(段田さんはフルート、三上艦長はサックスで参加。ホントになんでも上手なんだもんなー
見応え充分、良い舞台でした。



4/19 SATURDAY NIGHT R&R SHOW ‐SPECIAL‐ SHIBUYA‐AX

2008-04-21 | LIVE M
最初からわかってたけど、…土曜日はキツイ。
なんとか定時を少し越えたぐらいでやっと退社。もう、とる物もとりあえずって感じでJRに飛び乗って必死に辿り着いた渋谷AX。

先発はやっぱり「9mm Parabellum Bullet」
ちょっとスタートには遅れたものの、先着のツレが場所取りしててくれて。チケットの番号が意外と良番だったので、打ち合わせ通りにフロア後方の一段床が高くなっている手摺り前で無事に合流。床が高いので何にも視線を遮られずに快適~!

つい20日ほど前にもJCBホールでLIVEを見てきたばかりの9mm。今日も豪快に轟く爆音。フロア前方ではもちろんモッシュにダイブ~!会場の中は、9mmT-SHIRTとタオルがやたらと目に付く。やっぱ勢いがスゴイよねー!

「ステージの上ではいつもこんな地味な格好ばかりしている僕等ですが…、春なのでピンク色のT-SHIRTを作ってみました。桜に合わせて…、もう散っちゃったけど…。」とMCでしっかり物販のアピールをする菅原君。
「6月にはここAXでワンマンをやります!…でもチケットはSOLD OUTしてしまったので、もう今日ここにいる皆さんは入れません!」と強気の発言。そりゃー、この勢いだもん、9mm。AXのONEDAYぐらいなら速完は当たり前でしょう。
先月JCBの時に「今日来てくれた皆さんが全員(ワンマンライブに)AXに来てくれれば、AXの人が困って良いと思います。」と言ってた菅原君の発言通りになりましたね。
行ってみたかったんだけどねー、ワンマン。6月の上旬はまたとんでもなく仕事が立て込んでいる…(お中元ギフトが始まるのでね…

今日もまたその名の通りに炸裂する弾丸が飛び交うように熱を帯びるLIVE!あの独特のステージパフォーマンス!楽しい~!
今日初めて9mmを聴いた同行の友人も「ツーバスなんて、ライブで見たの何年ぶりだろう~!」と喜んでました。あの派手なドラムセッティングは見てるだけで楽しいよね~。ちひろ君のドラムは、シャープに豪快で爽快、カッコ良いんです。

途中、(「Marvelous」ぐらいだったかな?ちょっと曖昧です。)で滝君のギターがちょっとトラブったみたい。まあ、ギター担いだままあんだけ暴れてたら、それはトラブルぐらいあるだろうけど。)
スタッフさん達が応急処置で凌いで、それほどの事にはならなかったけど。しばらくギター無しで踊ってた滝君。ベースとドラムが時間を繋ぐ。それがまたカッコいい!
後ろから見てたのであんまりよく見えてないんだけど、ギターを置いて客席を手拍子で煽ってた菅原君の姿が一瞬消えて(フロアに飛び降りたの?)。
置いてあった菅原君のギターで曲に戻った滝君。
そんなに時間もかからずに、滝君のギターの処置も完了。下からまたステージに上ってきた菅原君に滝君がギターを返そうとしても受け取ろうとせず、センターマイクに滝君を残したままで踊ってる菅原君。「お前が歌えば?」って言わんばかりの菅原君に、戸惑いを隠せない滝君。オモシロイ~!
やっとギターを受け取って本来の持ち場に戻った菅原君。ほっとした表情を見せて自分のギターを持ち直すと、また水を得た様に暴れて踊りだす滝君。楽しいー!

そして、ベースを投げ出してステージを走り回り、マイク(あれは、あの低さじゃないとダメなのかしら?)に向かって叫び倒す中村君。
まだLIVE2回目なのでよくわかんないけど、JCBに比べたらあれでもちょっと大人しめだったよね、今日は。後に続く大先輩たちに少し遠慮してたのかな?

轟音のサウンドに甘い菅原君の声、気持ちが締め付けられるぐらいに寂寥感さえ感じる切ない歌詞。それになにより、この熱いライブパフォーマンス。
この先が楽しみなバンドがまた増えちゃったな~
LIVEは8曲(私は数えてないけど。セトリ覚えるの本当に苦手なの~。抜群に信頼できる方から情報入手、間違いないです。)、時間短すぎ~!すぐに終っちゃいました。


とてもスムースなステージ変換のあと、AXに鳴り響いたSE。この瞬間が見たかった~。もう本望ですよ。
2番手に登場は「THE COLLECTORS」
「東京虫バグズ」でのスタート。颯爽と登場するリーダーは明るいブルーグレイ(に見えたけど…。照明もあるからもしかしたら微妙に違うかも)のスーツにフレッドペリーのタイ。もちろん、今日も素敵ですって~!

「いやいやいや、若いね~!みんな!スゴイね~!」とレギュラーのライブよりもだいぶ若い、AXを埋めるオーディエンスを楽しそうに見回すリーダー。片手で照明を避けながら、フロアを覗き込むコータローさん。
「ねー、スゴかったね、9mm。9mm、9mmって言うからどんなちっちゃいバンドが出てくるのかと思ったら、結構大きかったね~。」とリーダーはニヤリ。
「もうさ、年寄りなんだけどね、俺たち。いや、本当に。…そんな若ぶったってしょうがないだろ。さっき歌ってた時にちょっと思ったんだけど、やっぱさー、俺ぐらいの歳になるとスーツのズボンもベルトレスだよな~。
ベルトレスが着こなせる様になってからが良いんだよ、それからなんだよ、男は!本当に!
…まあ、歌いながら考えるようなコトでもないけどさー。」

「さっき9mmのライブ、ちょっと見てたんだけど…。アレ、良いよね~。MCにいちいちギターが絡んでくるの。ちょっとやってみる?」とコータローさんに「合いの手」ギターを要求。
「やっぱ、いいじゃん~!」と満更でもないご様子

序盤は「ザ モールズ~」「たよれる男」と新アルバムからの選曲。
「たよれる男」の前には、「もう今日は、断言するよ!親も彼氏も旦那も上司も、みんな頼れない!全然みんな、頼れないだろ?」と自ら言い切り、曲につないだリーダー
その後は「TOUGH」「5,4,3,2,WONDERFUL」とご機嫌なLIVEナンバーが続く!

AXのステージで見事に揺ぎ無い存在感を放つコレクターズ。言うまでもないほどの貫禄で七色の照明を浴びてステージに立つ。
あの9mmの後だし本当に客層も若かったし、オーディエンスの反応がどんな感じなのか本当は少し心配もしてたんだけど…。本当にただの無用の心配でした。
リーダーもMCで言ってたけど、多分、本当に歳若いお客さん達がこの世に生まれる前から、ずっとロックを鳴らし続けてきたコレクターズのキャリアは、今夜も本当に素晴らしく輝いて見えました!
AXのオーディエンスを確かに深く揺さぶったライブ。ホントに良い物を見せてもらった、素敵だったな~

「…で。何?今日は?みんな銭湯帰り?」と首に9mmタオルを巻き付けてた、たくさんのオーディエンスを見ながら言うリーダー。
「ダメだよ、そんなの。
いや、フェスならいいよ。T-SHIRTにタオルでもさー、フェスならね。
でも、こんなちゃんとした建物のさ、空調の効いた会場のライブなら、シルクのタイは常識だろ?ドレスコード、考えないとさ…。」とご自分の素敵なフレペのタイを指差しながら楽しそうに笑う。
ふと振り返ったリーダーの視線の先で、汗を拭いてたブルーのタオルを首に巻きつけてニヤニヤ笑ってたコータローさん。もちろんデニムにBEATLESのT-SHIRTをお召しでね。
「なんだよー、どっちの味方だよ。コータロー君!」とさらに笑顔を崩すリーダー。

ライブ中に何度も「最高だ!本当に今日は最高!」と言っていらしたリーダー。
「昔さ、マーシーが「若いヤツらとワイワイやるのが一番だ。最高に楽しい。」って言ってたけど、本当だね。
ねぇ、コータロー君。マーシー、正確になんて言ってたんだっけ?」
「いや、その通りに言ってましたよ。…ただ、それ言った時って、マーシーもまだ23ぐらいだったんだよね。」と笑うコータローさん。

「最高だよ!AXのステージ。このままずっとやっていたいね!」と言ってくれたリーダー。(実際に居座ったらピロウズはどうするのか、ちょっと見たかった気もするけど…。)
「でも、もうお別れの時間なの?もう、リムジンが迎えに来てるの?」とリーダー。
(腕時計はしてなかったけど)左手首を指差して肯くコータローさん。
「しかたないね。まあでも、みんながこうして楽しくやってて、俺たちがこうやってロックやり続けてればさ、またどこかできっと会えるから…。」
ラストナンバーは…、「虚っぽの世界」
オーディエンスで埋まったAXで聴くこの曲は、美しく感動的に深く深く胸を叩く…。

コレクターズのライブは9曲。9mmよりは少しだけ時間も長かったかな。でもぜんぜんまだまだ聴き足りない!!
5月までのガマン~!


トリは「the pillows」
コレクターズのライブの興奮も覚めやらず、友人とテンション上がって喋ってたので最初は気付かなかったんだけど、なんかステージ転換にちょっと時間がかかってて…。
ペンライトを片手にステージを出入りしてるスタッフさん達。ベース側の床の上にみんなで頭を寄せあって作業中。場所的にアンプの後ろ側だし、いったいどうしたんだろう…

漸くと登場のピロウズ。
「この世の果てまで連れてってやるぜっっ!」と叫ぶさわおさん!
スタートはもちろん「この世の果てまで」!
もちろんアガるフロア!人気あるなー、ピロウズ。当たり前だけどさ!

「さっき9mm見てて、もう若くないんだな俺たち、って思っちゃったよ。」と言ってたさわおさん。
「でも、コレクターズ見たら、まだまだだよな俺たちも、って思うし…。」
お客さんからかかった「ガンバレ~!」の声援に、「…今、「ガンバレ」って言ったヤツ、必ずブッ殺す!お前より、よっぽど頑張ってここにいるんだ!俺は!」
「もう今日はさー、9mmにはカッコつけないといけないし、コレクターズには調子に乗っちゃいけないし…。もう、俺、グダグダだわ、今日。」と中間管理職の悲哀みたい聞こえる嘆きのMC。
「本当に今日、俺、変だよね。もう髪も変だし、ギターのチューニングまで変だし…。」とステージでチュ-ニングをやり直してた、さわおさん。楽しかったな~、ライブ!

「えーと、次に「東京Bambi」やるんですが、スカパラにやってもらった、「タララララ、タララララ~」ってホーンのとこ、いつもライヴで流してるハードディスクが、ついさっきブッ壊れました!(ああ!あのステージ転換のトラブルはそれだったのね、きっと。)しかたないんで、今日はこの前のアメリカツアーでやった、ギターバージョンでやります。…お前、弾けてないじゃん!ってとこもあるから、そこいら辺もちゃんと聴いとけよ!「東京Bambi」アメリカ、…じゃない、東京バージョン!!!」
…確かにほんのちょっとだけヨタついてたけかもしれないけど、カッコ良く決まってました、「東京Bambi」
結構、突然のギターバージョンがプレッシャーになっていたのか、さわおさんは「東京Bambi」が終ってほっとした様子だったかな。

「今日は野音の怒髪天のライブにピーズも出てて…。シンイチロウは本日、これが2ステージ目です。」と言ったさわおさんのMCに、フロアから起こる拍手。本当に相変わらずパワフルだよな~、シンちゃんは。
以前にピーズのライブに行った時、「一週間は7日しか無いのに、今週はこれが6ステージ目。」って言ってたのを思い出す。
「…最新情報をお知らせします。」とシンイチロウさん。
「外は先ほど私が野音にいたときは雨が降ってましたが、今は止んでます。」
「ホント、雨ばっかりだな~、お前!」と笑うさわおさん。
ドラムでシンイチロウさんは苦笑い。
お客さんの「雨でもARABAKI、行くよ~!」の声に、「ARABAKI?、ARABAKIも怖ぇーよな。やってる間中降って、終ったら雨あがったりしてなー。いちばんイヤなのはさー、こう、しとしと小雨がずーっと降ってるのな。どんどん冷えて行くしさ、全然テンション、上がんねーしよ。」と、神憑り的な雨男ドラマー(VINTAGEの若林さん曰く)を抱えるバンドのヴォーカルさんは嘆いてましたけどね。
雨が降ったらまだ本当に寒そうだもん、荒吐。

次の曲に行こうとしたところで、さわおさんに声をかけたシンイチロウさん。後ろ向きになって、なにやらちょっと話し合い…。
フロアに向き直ったさわおさん。「ヤベぇ。俺、1曲とばしてたわ、間違えて!」
やっぱり「Bambi」がプレッシャーだったのかしら?
「ヤベぇ、ヤベぇ!やっぱり今日、俺ダメだわ。」と言いながら髪を指で掻き分けて、とっても妙な7・3分けになってましたけどね。

アメリカでも人気あるんだってね、ピロウズ。AXのオーディエンスの中にもピロウズ目当てなのか、外国人のお客さんも見かけたり。
ライブ途中にかかった外国語(英語だったのかどうかも、私には聞き取れなかったけど)の声援に、「…What?」と答えてたさわおさん。
なんかもうよくわかんないけど、WORLDWIDE!!!

ホントに気持ち良く盛り上がって本編ライヴを終えたピロウズ。
もちろん熱いアンコールも最高でした!楽しかったな~
…でも、本当は少しだけ期待してたんだけどもね、セッション。残念ながらありませんでした。まあ、そんなに欲張っちゃいけないよね。
ピロウズのライヴをずっと熱心に2階で見てた加藤さん(私の幻覚で無ければ。フレペのトラックジャケット羽織っていらっしゃったし、見間違いじゃないと思うんだけど…)が、本編のライヴが終ると同時にすっと席を立たれて出て行かれたので、もしかしてこれからセッション?ってほんの少し期待したんだけども…。

それにしても、ライブ中にどこを見てるんだか、私…。

チケットに、「※プレゼント付!」って感嘆符まで付けて印字されてたから、プレゼントって何だろう?ってちょっとウキウキしながら、人の波に乗っていそいそと出口へ。
出口で配られていたのは、一見、昔懐かしい紙マッチのように見えるパッケージのお花(カンパニュラ)の種。ああ、このライブ、earthday-tokyoのイベントだからね~。
可愛い植木鉢でも探しに行って、育ててみようかしら。せっかくだし

帰りは同行の友人と公園通りのお気に入りのカフェで、ピザとフルーツパフェで盛り上がる!(2人して下戸なので…)
ちょっとワケあって、彼女とこうして出かけるのは本当に久しぶりだったのでね。
おしゃべりするのがあんまり楽しくて、気が付いたら11時半過ぎ!危うく終電を逃すところでした。

でも、楽しかった~!
本当に貴重で素敵なLIVE!どのバンドも最高に素晴らしい!
この組み合わせで見られるなんて、本当にラッキーでした!
たっぷり楽しんで来ましたよ~


3/30 LIVE SUPERNOVA FESTIVAL 水道橋JCBホール

2008-04-11 | LIVE M
2月に遊びほうけてたせいで重症のライブ貧乏。とてもSTOICに過ごしてました、3月。ホントめずらしく。
年度替わりのあれやこれやで、とても仕事休みづらいし、忙しいし…。

そろそろ溜まったストレス解消しに行かないとね、と、ひっさしぶりにLIVE!
J-WAVE主催「LIVE SUPERNOVA FESTIVAL」!会場は先日オープンしたての水道橋JCBホール。

スタートは17時…。もうね、仕事はどーしても休めないし、無理な早退もできないし…(今までが恵まれ過ぎてただけなんだもんね…)
一応早出のシフトではあったので、退社後に大急ぎで水道橋に着いたのがやっと6:30。
ここら辺は元々、私の地元だもん。迷うことも無く会場に直行。
…でもすでに「DOPING PANDA」のLIVEも、もう佳境でありました。…くすん
UNION SQUARE GARDENとNICO Touches the Walls、見逃した~!
あ~あ、見たかったなぁ、NICO…。悲しい。しかたないけども、ホントに残念。

途中からしか見れてないので詳しくはわからないんだけど。
ライブ中にギタートラブルがあったみたい、「DOPING PANDA」
もうライブも終盤になった頃になんとか差し替えのギターが間に合ったみたいでした。
ヴォーカルさんが「アマチュアみたいなライブ見せちゃってゴメン。」と言ってらしたけど。
持ち時間が限られ、オーディエンスの100%が自分達目当てではないフェス形式のライブでのトラブルは、見ているだけでツライなぁ…
きっといちばん残念でやり切れない気分だったのは、ご本人達だったんだろうし。
次の機会では、きっとね!期待しています

NEW OPENのJCBホール。まだ新築の建物の匂いがプンプン。何処もかしこもピカピカで綺麗~!入り口の外、東京ドーム側並びにはまあまあ広めのコインロッカー。会場外にも中にも綺麗なお手洗い、数もたくさんあって便利です。ただ何故か、エスカレーターは休止中…。なんで?調整が間に合わないのかしら?
JCBホールのライブスペースは地下3階相当だそうで。
仕事でスタートに間に合わない恐れ最初から濃厚だったので、今日はスタンディングは避けて指定席。でも第一バルコニー前から2列目。ステージは正面に見えるし、思いの外近い、近い~!キャパはZeppぐらいあるんだと思うけど、ステージに対して横長で奥行きの短いフロア。AXよりもステージが全然近くて見やすいかも~。

しかもイベント形式にあわせて可動式のステージを持つJCBホール。ステージの袖にもとても余裕があるみたいで。
アーティストのチェンジの度に、大きな台車のようなつくりになっているステージの後ろ半分が、ドラムやアンプの機材を載せたままでステージの袖にそのまま横スライドで撤収。反対側から同じ大きさの次のアーティストの機材を載せたステージが出てきて、チェンジが完了!
他のライブスポットに比べて格段にセットチェンジの時間が短かくて快適~!
これはいいわ~!

あんまりスピーディーにチェンジが終るので、次の登場アーティストの紹介するのにライブの間にステージに出てくる、主宰番組のJ-WAVE「TOKYO REAL‐EYES」のナビゲーター、藤田琢己さんも「気付かないうちにハイペースになっちゃわないように、自分の体調に注意して、無理しないで!ここから見てるだけでみんなが楽しんでくれてるの、とってもよくわかるから~!」とオーディエンスを気遣ってくれてました。
そしてここで番組スポンサーのマックからお客さんにプレゼント。GIANTS(ほら!東京ドームシティだし、ここ。)のハッピを着た藤田さんの打ったカラーボールをキャッチした3名にマックカード3,000円分だって。
指定席にいた私には関係ないし、ってぼーっと眺めてたんだけど、今日の入場者全員に500円分のマックカードをお土産にくれるそう!
このライブのチケットってもともとが良心的な3800円。でもこれで実質3300円ってこと!?このメンツが揃うライブでこの値段!お買い得だよね~!
ホント、ありがとう、マクドナルド!(あんまり行かないんだけど。)

そして次が、今回ついに待望の初ライブ!!!9mm Parabellum Bullet!もう完全にヤラれた~!凄い!最高楽しい~!
焼け付くような焦燥感、焦げ付くような疾走感!一気にフロアを駆け抜ける灼熱の旋風のようなライブでした!これ、本当にスゴイよ~!
いきなり最初から「Discommunication」!もうそれだけでヤラれちゃったもん。
ホントにすごい勢い!オーディエンスも熱い、熱い!スタンディングアリーナ前方は当然のモッシュとダイブ!
でもステージサイドが、それに全然負けてないのがまたすごい!
ライブ中、ものすごくフリースタイルのギターとベース。曲の途中でギターもベースも放り出して、ステージの上で踊りまくり駆けずり回る~!
まあ、ちゃんと弾くべきところは弾いてるし、上手いんだけれど…。
ヴォーカルの菅原君はところどころで、ドラムと自分のギターだけをバックに歌ってたし。
また、ツーバスのドラムの響きが骨太でカッコいい~!菅原君のヴォーカルは切れが良いのに、メロウで甘いこれは人気も出るよねー!
ギターとベースがステージで踊りまくったあげく、歌ってた菅原君に本気で体当たり(飛び蹴り?)した時は、一瞬ホントにびっくりしたけど。
それに慣れた様子で何事も無かったように、歌い続けた菅原君にも驚いたけど。

曲の途中で、お隣の東京ドームで復活ライブのX JAPANのナンバー「紅」もちょっと弾いてたりもして面白かったなー。
新曲のリリースも6月のAXワンマンも決まって、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの9mm。
楽しかった~!またLIVE、見に行きたいー!

次が「ACIDMAN」
さすがの貫禄、落ち着きの良いじっくり聴かせてくれたライブ。
こちらも聴き応え充分!
ただ、フロアは9mmの嵐がものすごい勢いで吹き荒れた直後…。MCも少なくて、心なしか持ち時間も短めだったような気もする。
せっかくの「ACIDMAN」。ちょっとだけ物足りない気もしちゃったかな…。

トリはもちろん本日のお目当て「The Birthday」
セットチェンジでは、いつもの絨毯ももちろん!(なんか音の抜けが良くなるんだとか。どこのライブでも必ず敷いてますよね。)
いつものSE、「16 Candles 」で登場の「The Birthday」本当に今日もカッコいい!チバさん、武道館の時よりも少し髪が短くなってた!ああ、今日も素敵~

「LUST~」が1曲目。
たぶん、Birthdayのいつものファン層よりはちょっと年齢的に若いオーディエンスが多かったんだと思うんだけど…。
やっぱりあの佇まいの凄さ、厚く太くフロアを揺るがすバンドのグルーヴ、そしてあのチバさんの声の有無を言わさぬ圧力。ライブが始まった途端にその存在感でフロアを簡単に制圧するBirthday。
…本当に凄いなぁ。
今日は、尻上がりに加速を増すように続くリスト。
「プレスファクトリー」に「BABY TONIGHT」「MEXICO~」
本編ラストは「KAMINARI TODAY」もう武道館以来、この曲聞くたびに条件反射のように涙が出て困る…。何度聴いても、何度聴いても。
アンコールはもちろん「Nude Rider」最高~!
最後まで熱く気持ち良く、盛り上がって終ったライブ。本当に楽しかった~!


JCBホール、音も良いし、聴きやすくて見やすい。もうすっかりお気に入り~!
なんて言ってもあのステージ転換の早さはすでにもう感動的!
本当に良いLIVEでした~!
(4月19日の「TOKYO REAL‐EYES」でこの日のライブが放送されるとか。)

後楽園まで行ったので帰りは実家に寄り道。ここは私の生まれ育った街。でもずいぶん変わっちゃったなぁ…。
実家に帰って来るたびにどんどん新しくなる東京ドームCITYにびっくりしますよ。

帰り道、前を通ったドームでは、X JAPANがまだライブ中。なんか4時間ぐらいやってたとか?
それも凄いよね~。 ホントに!

ちょっとね…

2008-04-03 | Weblog
ばたばたと日々過ごしてまして、なかなか更新してる時間がありません。
開いたままの穴も埋められずにいます
もうFADE-OUTの寸前です
書き出すとなかなか止まんなくなっちゃって、だらだら長く書いちゃう私が悪いんですけどね。
書き散らしたままで放置してる下書きは、いろいろあるんだけれども…。

こっちで更新出来てない分、ミクシの日記はちょこちょこと書いています。そっちはもう携帯から移動時間使って本当にメモ程度。
なかなか時間も取れないんで、そっちに日記、統一しちゃおうかな…、なんてことも少し考え初めてます。
うーん、どうしようかな…。

ここは下書きの途中で保留しておけるので、長文を何度にも分けて書くのに便利なんだけどな…。
でも更新できないんじゃ、しょうがないしねー。
長いこと使ってるので愛着はあるんだけども。

ま、ぼちぼちと考えながらねー。ぼちぼち、ぼちぼち