雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

2/11 石田ショーキチ2008 「LIVE YOUR LIFE.AGAIN」LIQUIDROOM

2008-02-25 | LIVE M
ずいぶん前から休暇の申請出してたので、なんとか無事に仕事はお休み。
私にしてはちょっと早めの時間に、同行の方と恵比寿の駅で待ち合わせ。
駅前あたりで時間をつぶしながら、頃合いを見計らってリキッドルームへ。

チケットの整理番号は100番を少し越えたぐらい。階下のライヴフロアに下りてみると、狙ってた奥側の段の高い場所は残念ながらクローズ。仕方ないので入り口側の最初の柱の横あたりでライヴ見ることに。
おしゃべりしながら待つ1時間の間で、どんどん混み合ってくる場内。スタートの時間には程よい感じに満員になってました。この日の客入れSEも結構楽しめてね。カジャグーグーとか、かかってましたね~。

予定の時間を少し過ぎて消えた客電。ほの暗いステージでそれぞれの位置に付くマキオさん、荒川さん、アキヤマさん。場内から巻き起こった拍手が催促の手拍子に変わった頃に、漸く颯爽と登場は本日の主役。
「Ride on time」から「Cry」と最初から続くドラマティックなロックナンバーに盛り上がるオーディエンス。さらに「Shout it loud」。ああ、楽しい~

「どーもー!ロック界のヨン様、吉田栄作でーす!」と、最初からトンでもないウソを吐くショーキチさん…。また今日のMCもなめらかでしたよ~!
「今日はいっぱいギター弾いて、いろんなギターの音を楽しんでもらえるライヴにしたいと…。なんかさー、去年俺が「Player」って雑誌で紹介したみたいな、古い日本のギターがオークションでびっくりするぐらいに値上がりしててさー。驚いちゃったよ。誰かが良いって言った途端にみんなで流されるのって、悪いクセだよなー。…なんか最近、人気があるんだって、「ジャパニーズ・ヴィンテージ」とか言ってね。「ジャパニーズ・ヴィンテージ」って、もう言葉が間違ってるから。
まあ、安易に安い中国製品ばっかり買ってないで、良質な日本製品をみんなで買ってね、内需拡大しないと景気だって良くならないからさ…。」

アンコールライヴってことで、お客さんもお馴染みさんが多かったのか、なんかリラックスムードの漂うフロア。客席からのツッコミ、って言うか野次もホントによく聞こえてましたー。
「実はさ、ステージにいるとお客さんの野次ってあんまりよく聞こえないのね。この前、ライヴDVD出すって言うんで改めて録音したの聞いたんだけどね。俺が「はらたいらさんに1000点。掛け率ドン!」って言ったらさー、「更に倍っ!」って言ってるお客さんがいてさー。もう、編集しながら笑った、笑った!俺のお客さん、ナイス!」

「東京のライヴの時だけ、ヘアメイクさんが入ってくれるんだけどさ。…俺、基本朝起きた時から寝る時まで、頭そのまんまで。やったとして、ブラシで一掻き、二掻きぐらいでね。いろいろ頭にやったり付けたりするの、カッコ悪い、男として!でも、まあライヴの時ぐらいはね…。
昨日さー、そのメイクさんから電話かかってきて、「石田さん。明日、マッキーの髪もやっていいですか。」って言ってきて。「いいけど、なんで?」って聞いたらさー、「DVD見たんですけど、あのマッキーの絶壁がどぉーしても気になって、気になって!」って言うんだよ~。」
にこにこ笑いながら後ろ向きになって客席に見せてくれたマキオさんの後頭部は、今日はふんわりキレイにセット済みでしたよ

中盤は前回のツアーでもたっぷり聴かせてもらった、新しいアルバムからの選曲が続く。クアトロではキーボードでの曲も今日はギターで。キーボードももちろん良いんだけど、やっぱりショーキチさんはギター弾いててくれるほうが素敵~

「ああ。言い遅れましたが、私、本当は石田ショーキチと申します。」(よく知ってますとも。)
メンバー紹介もいつも通りにユルい感じで和やかに…
先日の大阪のライヴには、マキオさんのご親戚、一族郎党が挙って見に来ていたんだそう。
「もう俺、ずーっとマキオさんのお母さんに向けてMCやってたからねー。俺が何者で、マキオさんとどうやって知り合って、どう言う関係なのか…」と指を折りながら話すショーキチさん。
「MCの大半はそれだったからねー。」
「言ってた、言ってた!」と笑いながら肯くマキオさん。

「ドラムは荒川さんです。…アラジンさんねー、MCでイジりすぎるとさ、「石田君、あれは言わないで欲しかったなー!」って後で怒られちゃうからさ。この前もアラジンさんが特撮が大好きで…、ってMCで言ったら、「オタクって言わないでよ!」って怒られちゃって。」
ドラムでは、なんとも微妙な笑みを浮かべてる荒川さん。
「そうだ!荒川さんねー、電波の弱いところで携帯振る人だから~。いかに科学的にそれに根拠がないのか説明しても、絶対に振ると電波が入るって言うんだから…。」
「本当に入るんだってー!」とやっぱり言い張ってた荒川さん。

「ギターは、アキヤマコウジロウ君!
アキヤマさんが使ってたアンプを指差しながら、「このアンプね、1個30万ぐらいするの。アキヤマ君、2個も買ったんだよね~。」
「…買っちゃいましたー」とちょっと嬉しそうに言うアキヤマさん。
「俺に1個くれるんでしょ?」と言うショーキチさんに、曖昧に笑ってごまかしてましたけど。

恒例カバァーコーナーは「世界の名曲シリーズ」
「Hard Luck Woman 」と「Ruby Tuesday 」の嬉しい選曲(私ぐらいの年代には特にねー!)
「…歌える?英語だよ?発音、大丈夫?」と笑いながら言うショーキチさん。
…いや歌えますけど、発音には自信ないです、全然。

今年でついにショーキチさんも不惑かぁ…。
客席からかかった「オッサン!!」の野次に少々苦笑い。
「いや、でも「オッサン」とか呼ばれるのも、ちょっと嬉しいよ。最近。
運動会とかさ、行事で子供の学校にいったりするじゃん?とさー、俺よりも若いお父さんとか結構いるんだけどね。でも、意外とみんなくたびれてんのね~。
俺みたいにこんな仕事してるとさー、自分がいくつになったのか、忘れてたりするんだけどね…。
みんなタイヘンなんだよ!がんばってんだよ!お父さんはさー!
俺らぐらいの年代って、ホントに結構タイヘンなんだよな!」

心斎橋のライヴでは自分が意図したのと、ちょっと違う方向性で盛り上がったと言っていたショーキチさん。
「ちょっと今日は急遽曲順とか、変えてみたんだけど…。かなりぶっつけなんで、誰か間違うんじゃないかとドキドキだったんだけど、俺が間違えた…。」
カバァーの後は「SUPER SONIC LEVEL 」「Armorless」としっとりセンチメンタルなバラードが続く。熱っぽく心をを潤していくナンバー、素敵だったなぁ

ライヴはラストに向けて、新しいアルバムのもうすっかりライヴの定番になった曲が続いていく。間に挟まる「My Pray」や「霧雨」とも抜群のコンビネーション。本当に気持ち良く盛り上がって、本編ライヴは終了。楽しかった~

当然の熱烈なアンコールに応えてステージに戻るショーキチさん。
お召し変えはチョコとピンクのカラーのツアーTシャツで…。客席からかかった「マーブル!」の声に、「マーブル?…「アポロ」だろうが!お前、皆さんに謝れ!」なんてやり取りも。
でも、ホントに今回もツアーT、センスが良い~。
客席の「カッコいい~」の声に、満更でもなさそうだったショーキチさん。
「なー、いいだろ?(「いくら~?」の声に)いくらで売ってんのか、俺、よくわかんねーよ。俺、本当にそういうのよくわかってないから…。
でもさー、金は使わねーと…。みんなで金使って回していかないと、景気なんて回復しねーよ。金は溜め込まないで、回さないとさー。安い中国製品ばっかり買ってる場合じゃねーよ。
…俺なんか、回してばっかりなのにさ、全然回ってこねーんだよ、金!」と少々生々しい話も…。

嬉しいダブルアンコールは「日本の名曲」から、「憎みきれないろくでなし」!こちらもまたホントに嬉しい選曲素敵~!
ここまで来たら、次はやっぱり「カサブランカ・ダンディー」も聴きたいなー楽しみだなー
「次も日本の名曲!あれ?俺の曲だっけ?」と、「ステレオ・ラヴ」
ああ、楽しかった~

ライヴの余韻を楽しみに向かったのは、恵比寿駅から程近いカフェ・ダイニング「カンティーナ」
お店のオリジナルカクテル“May the Force be with you”で乾杯
もう大満足~





なんだかね~

2008-02-24 | Weblog
職場も間も無く年度末の切り替えがあって…。仕事以外にもやらなくちゃいけないことをいくつも抱えて、日々バタバタと時間だけが過ぎていく毎日。
ああ、困った…
今日も本当に仕事が忙しくて、バックヤードをバタバタ走り回っていたら、業者さんの搬入台車に轢かれました…。足の脛には青黒い痣が。熱持って腫れてます。痛いです…。

でもまあ、気分転換だけは充分過ぎるぐらいに楽しんじゃってて。ちょっと楽しみが多すぎて、さらに時間に追い込まれている気がしてますけども。
今週末から来週にかけては、また4本のライヴ。
止められないのね~。困ったモンです…。一応の自覚はあるんですけど。

でー、今月は完全なライヴ貧乏。ら、来月こそは大人しくしていよう。

とか言っておきながら、また4月以降のライヴだ、芝居だと先行予約のチケット販売に躍起になってる最近…
携帯にやたらとくるのは、e+の確認メールばかりだし。
(どーでもいいけど、リニューアル後のぴあとローソンのサイトはなんだか使い難い。私が慣れてないせいかな~。ここのところそのせいでe+の使用頻度がとても高くなってます。)

大ファンのラーメンズ、小林賢太郎さんのソロコントライヴのチケは取りあえず2日分を確保。これは観ない訳にはいかない。
でも今回は本当に苦労した。やっと取れたチケも2階と3階席…。でも、もういいや。観られれば。
あれほど賢太郎さんご自身が、オークション問題に厳しいコメント出してるのに、やっぱりまだ出品されてるみたいね、チケット。本当に何とかならないのかなぁ…。

コクーンはチケットが高いんで、どうしようか悩んでたんだけど、結局購入してしまった「どん底」
だってー、ケラさんが「ただの底じゃない、「どん底」である。」とか言うんだもの~。観たいじゃないのー!

芝居関係はその他にもちらほらと。PARCOとかコクーンとか、新国立とか…。高いよな~、チケット代。はー。

ライヴ関係では「どっちか取れたらいいな」と両方申し込んでた「The Birthday」の恵比寿リキッドとZEPP東京が両方取れちゃいました。
嬉しいんだけど、出費は×2。まあ、いいかぁー。ライヴ、凄いし楽しいし。

前回ツアーは全然チケット取れなかったアジカンも、今回は無事に先行で確保!しかも場所は「赤坂BLITZ」!
前の赤坂BLITZには良い思い出がたくさんあるのねー。
今からライヴ行くのが、とっても楽しみ!

「20th J-WAVE
McDonald’s TOKYO REAL-EYES presents LIVE SUPERNOVA FESTIVAL」は3月30日。また日曜日、しかも17時スタート…。
でも、このライヴ、出演バンドが凄すぎる~!
ACIDMAN、9mm Parabellum Bullet、The Birthday 、DOPING PANDA、NICO Touches the Walls、UNISON SQUARE GARDEN、だよ!!!
見逃すワケにはいかないよね~、これだけ揃われちゃったら
想像しただけで、すっごいライヴになりそう。
こちらの会場もニューオープンの水道橋JCBホール!待ち遠しい!

その他にも行きたいライヴ、あるんだけどね~。どうしよう…
同じ日にライヴが重ならないように、祈るばかりです。

という訳で、来月もカードの支払い金額がちょっとコワイ。自業自得です。

えーと、日記も更新出来てません。穴が開きっぱなしです。こっちも自業自得~!
今日も無理やりに仕事を半休にしてのクアトロライヴ~!
オープニング ACTはとびっきりにキュートな「旺福」!
メイン ACTはもちろん「THE COLLECTORS」!! 楽しかった~!

…、そのあたりはまた後日に。いつになるのか、わかんないけども。

2/9 monobright LIVE TOUR 2008「ブライト変隊☆ワンママン」

2008-02-20 | LIVE M
初めてmonobrightのライヴを見たのは、去年の10月のCLUB QUE。
8月(だったと思うけど)に放送されたフジテレビの「FACTORY」って番組で偶然ライヴの映像見てから、どうしても引っ掛って、気になって…
その直後に購入したCD「monobright zero」は、もうすぐにヘビィローテーション!
なんとかライヴ見たいんだけど、と、思ってたら、なんとQUEで「メガネビジョン」と対バンだって言うんだもん!もう大喜びで見に行ったライヴで、すっかりヤラれて来てしまい…

でもその頃にはすでに、人気も存在感も突き抜けていたmonobright。「これは、もうすぐにも大バコに行っちゃうね…。」なんて話もしてたのですが…
そのすぐ後に聞いた、初ワンマンツアー。大激戦だったという先行抽選になんとか勝ち残り手に入れたチケット!
待ちかねたツアーファイナル、渋谷クアトロ。もちろんチケットは速完でソールドアウトだったそう。楽しみ~

…もうチケット取れた時は最高に嬉しかったんだけど、その後でもうひとつ行きたかったライヴと見事にモロ被りになっちゃったワケで。最近、多いんだな~、こう言うことが。
ホントに身体ふたつ欲しい…。ああ…。時間まで被ったら、もうひとつは諦めざるを得ません。
まあ、バンドのキャリアに一度しかない、貴重なファーストワンマンだからね~。けして若い男の子に目が眩んだとか、ピチピチしてる方に心変わりしたとかじゃなくて、えーと………

ま、いいや。
ともかく当日。土曜日なので仕事。天気予報は午後から雪ま、また?
今日も勤務時間を前倒しに変更して、ちょっとだけ早帰り。今月は本当にこんなことばかりしてる…。もう、さすがにちょっとマズイ。来月は本当に大人しく仕事してないと。
開場の5時半ギリギリにクアトロ前。なんとかまだ持ちこたえてる空模様。もう開場を待つお客さんでごった返すクアトロパルコ。客層は当然のように若く、女の子がいっぱい!すごい熱気!
チケットのナンバーは200番台。それほど待つこともなくすぐに階段から場内へ。クアトロのロッカーは狭くてあんまり好きじゃないので、直行でフロアに。どうせ下に降りたりしないしね~。
まだまだこの時点では、全然余裕の場内。狙ってた出口君側の段の上を無事に確保。良かった~!
1時間の待ち時間、後から後から入場してくるお客さんで、もうパンパンに超満員のクアトロ!ホントにスゴイ!

ほんの少しだけ予定時間を過ぎてメンバーの登場。段の上から見てるとものすごい勢いで波打ってる下のフロア。気持ちはわかるけど。ちょっとアブナイぐらい…。
「オハヨウございますっ!monobrightですっ!僕らの愛を聴いてくださいっっ!!」とお決まりのご挨拶の桃野君。
曲はもちろん「20th century lover’s orchestra」
もうすっかり耳に馴染んだあのイントロ。胸に刺さるギターの音色とずっしり身体に響くリズムのライン。本当に心憎いな、このセンスの良い巧みさ、この鋭い確かな完成度。
ライヴは出だしから、もう全身全霊の全力投球!
アッパーなロックチューンが続いた序盤戦。メンバーのポロはあっと言う間に汗で身体に張り付いて、メガネのレンズも曇っていく。
もうねー、なんの出し惜しみも無い、本当に自分達の身をすべて削り出して見せてくれるようなライヴ。熱気と歓声でmonobrightを迎えるフロアと、それにそれを上回る情熱で応えるステージと。
最高に熱い、最高に幸せな、初ワンマンのファイナル。楽しいな~!

もう一度聞いたら忘れられない桃野君のらしいMCも快調。
「今日は、こんなにいっぱいの人が来てくれて~。みんな変態ですかぁ?あー、もう、変態がいっぱいだぁ!一度にこんなにたくさんの変態、初めて見ましたよぉ~」
すっかりお馴染みの水飲みパフォーマンスも随所で披露。
「水っ!飲むっっ!」と桃野君がペットボトルを口にする度に、お客さんからかかる「一気っ!」の掛け声…。無理、それは無理だって。
「30分」「45分」セットで「いつも限界を向かえる」と言ってるmonobright。もう確かに中盤では肩で荒い呼吸をしていたほど…。本当に掛け値なしの全力疾走。本気でその姿を見ているだけで感動しちゃうぐらいに。

中盤はややミドルテンポでバラードナンバーが多め。じっくりと聴かせてくれるのがまた本当に良いのねー。桃野君の太くて真っ直ぐな声は、バラードにとても良く似合う。今日も素敵でした。ただ今日は、熱く楽しく盛り上がっていたクアトロ。本当に「しっとり」って感じにはならなかったな~。そのぐらいに今日は楽しいライヴだったので、またそれも良しとしよう。
「新しいCDが1月に出たんですけど~。買った人~。1人、2人、3人…、うーんと、う~んと、8,000人ぐらいですかぁ~」とにこにこ笑う桃野君。照明を手のひらで遮りながら、手を突き上げるお客さんを一生懸命に見まわし、軽く頭を下げていた出口君。
もちろん、買いましたとも!新CD「WARP」、track4は去年の11月22日、CLUB251での録音ライヴダイジェスト!当然居ましたもん、私、その日の251に!多分、私の拍手入りだもん!あの日のライヴも楽しかったなぁ…

「もうねぇ、今日は後で来てくれた人の顔、全部、僕が舐めますから。みんなで「桃野の唾、くさい、くさい!」と話題にしてください~!」と身をくねらせ笑う桃野君。最高に楽しいですよ~!

ライヴ映えの良い「WARP」で再び熱い疾走を始めるライヴ。monobrightの独壇場、捻くれてるのに、華やかで煌びやかなダンスナンバーがフロアを沸騰させていく!
「紅色~」「学校」「~ライオネット」。ああ、気持ち良い~
「バリアバニラ」では(この曲やるとは思わなかったな~。)、「桃野は桃野のマイクで、みんなは出口のマイクで~!」と出口君のスタンドから外したマイクを片手で客席に向けながら、お客さんを煽り促す桃野君。もちろん、クアトロは「バリアバニラ」の大合唱~!楽しい!
本編ラストの「~SOS」!!!
熱かったよ~、クアトロ

本編の終了時点でもうヘロヘロだったメンバー。
でも、会場の熱いアンコールに答え、再びステージに立つ桃野君。「ありがとう、アンコール!みんな、出ておいで~!」と呼び込まれてステージに戻るメンバー。
「今日は、みんな言いたいこと、ひと言ずつ言ってもらおう…。」と桃野君。

「ホントにありがとう。お前らみんな最高!」とクールな松下君。
続いた出口君。
「本当に今日はありがとうございます。
…、僕等、ちょうど1年前ぐらいに上京してきて、最初は全然お客さんもいなくって…。それがいろんな人に力貸してもらったり、応援してもらったりして、今日、こんなにたくさんの人の前でライヴやれて…
その1年かかったのが早いとか遅いとかじゃなくて、今日、この日、この場所じゃなかったら、ここにいるみんなは集まらなかったワケで、このライヴはできなかったワケで……。
だから、えーと、あのー、今日、このライヴがやれて本当に良かったです。みんな愛してます!」
言い終えてタオルでしきりに顔を拭う出口君…。でも、メガネはずっと曇ったままで。
「言いたいことは、みんな出口が言っちゃったので。…最後まで一緒に楽しみましょう!」と瀧谷君。

アンコールは「魔法のライター」に「バタフライングリップス」
「魔法のライター」の優しいベースラインを刻みながら、感極まってそっと小さな嗚咽を漏らした出口君。汗なのか、涙なのか、確かに濡れていた頬…。
きっと、この先もずっと忘れられない光景。思わず堪え切れずにもらい泣き。

「みんなぁ!あぁりがぁとぉねー」と桃野君。もう本当にすべてを出し尽くして、初ワンマンライヴツアーを終えたmonobright。
もうやっと走り終えてゴールに転がり込んだランナーを見ているよう…。
ベースを肩から下ろし壁に立てかけた後は、立ってるのもやっとなくらいにふらふらだった出口君。

本当に良いライヴ、見せてもらいました。とても貴重な、素晴らしく素敵な瞬間に立ち会って来ました。シアワセですー!
6月はリキッドルームでワンマンだそう。
また、見に行きたいけど、…今度こそチケットが大変そうだ。

ライヴの熱気を引き摺ったまま、クアトロの階段を下まで降りたら、夜の渋谷は薄っすらと雪景色。ちょっとびっくりするぐらい!
なんでも出口君は、強力な雨男なんだそうで。今回のワンマンツアーの日程はすべて雨だったとか。ファイナルで東京まで雪降らすなんて!すごいなー。侮れないのね、北海道産雨男!
こりゃー、6月のリキッドの日も雨降りかもしれないですよ



2/7 “ROCK! LUCK!” 下北沢CLUB QUE

2008-02-19 | LIVE M
仕事柄、年末から1、2月ぐらいまでって本当に忙しいのです。
クリスマス、年末、お正月、バレンタイン、新入学に春休み…。イベントが続くと、こっちは忙しくなる訳なので。
次男が受験の一昨年、長女が受験した去年に比べたら、まあ気は楽にしていられるけど、落ち着いてパソ触ってる時間はなかなか…

で、また更新もできないまま、下書きだけは溜まっていくのね~
…毎度お馴染み、今頃の日記です。

忙しい、忙しい、と言いながら2月になった途端にガマンできずにライヴ三昧。
本当は仕事の予定だったこの日、バレンタインディ合わせの変更シフトで急にお休みになったので。
それならもちろん!と久しぶりの下北沢へ。
本日のライヴはCLUB QUE、お目当ては「メガネビジョン」
久しぶりに来たシモキタの駅は今日もえらい混雑。駅の人ごみの中に糸井重里さんもお見かけしましたよ。
シモキタに来たついでに用事を済ませたり、商店街をうろうろと。

ライヴ開始時間の少し前にCLUB QUE。まだまだ余裕感じるフロアでのんびりとスタート待ち。
少し遅れ目だったスタート。少しずつお客さんで埋まって来た場内に響く「落陽」
先発はもちろん「メガネビジョン」

最初の曲は「~サタデーナイト」…だったんですけど。
まだ音源化されてないんで、ライヴでしか聴いたことないんですが、この曲。…記憶にあるのと、何か違う。本当に一瞬、「何の曲だっけ?…新曲?」と途惑ったぐらいに。
初めてメガネビジョンのライヴを見たのが、去年の6月。それから数えてみたら今回が5回目のライヴ。見るたびに必ず成長の後を、どこかしら感じさせてくれる彼等なのですが、今回の変貌ぶりには正直少し驚きました。
なんて表現すればいいんだろう。
演奏技術のどうこうは、私にはよく分からないんだけど…。
重心が定まった、って言うのかな。より芯が太くなって、くっきりと際立って響いていた各々の音。
より圧力を持つようになったコーラスと、その切実な真実味で聴く人の心を傷つけていくようなヴォーカル。いつの間にか、以前にバンドが纏っていたふんわりとした薄皮みたいなのが取れてなくなっていたような。
ターニングポイントってのに立ち会ってるのかなぁ、今。そんな気分で聴いていたライヴ…

中盤の「花鳥風月」「~ヤイヤイイェ」の血が騒ぐような熱い高揚感!
初めて聴いた「ハル」の瑞々しさ。
本当に良いライヴを見せていただきました。楽しかった~!

…、この日の時点ではまだ全然知らなかった訳なんですが、その後にオフィシャルの発表を見まして。
ああ、そうだったんだ。やっぱり彼等はターニングポイントに差し掛かっていたんだ、とさらにあのライヴの感慨を深く感じています。
あの薄皮を脱ぎ捨てたように思えたライヴは、もしかしたら覚悟の深さの表れだったのかな…。
メガネビジョンがこれから歩もうとする道は、決して平坦ではありえないけども。この日に見せてくれた覚悟と真実でずっと、前進して行って欲しいです。
MCで小川さんが「自分は後悔ばかりしているほうなんだけど、同じ後悔するならやらないで後悔するよりも、やって後悔するほうがいい。」と言った言葉の重さが、今さらながら繰り返し胸を軋ませるんですよ…。
できることなんて何もありません。…でもまた、ライヴ行きます。素敵なライヴで、また楽しませてくださいね。

その後「the powerful banana」「キラーコンドルス」とライヴ楽しんで退散。どちらも楽しかったんですよ~!

帰りがけに出口の階段でメガネビジョンの皆さんにご挨拶。早く帰ろうと途中でライヴ切り上げて出てきたのに、結局名残惜しくてずるずる長居…。すいません。
次のライヴで今度は何を見せてくれるのか。本当に楽しみにしています。次は4月のQUEかなぁ。
その頃にはシモキタの桜も、もう咲き終っているかしら

2/3 渋谷タワーレコードインストアライヴ&チェキ大会 THE COLLECTORS

2008-02-05 | LIVE M
すでにお気づきのことかとは思いますが、先月新宿店のインストアにも行ってます。サインもいただきました。
何だかんだと、結局3枚購入しました。「東京虫BUGS」
もう、タワーレコードの思うつぼにはまってます。簡単な客です。
こんなことぐらい、もう慣れてしまいました。

いい大人です…。誰か止めてください、私を!

ま、まあ、440のライヴに行ったときにも、「3枚予約しに行け!」と加藤さんに言われたしね…。我が恩師のご命令とあっては、仕方ないかぁー。

もちろん日曜日。朝から仕事。
夕方6時からのインストアに年休は使えない。(「ここぞ!」って言う時のために温存しておかないと…。新宿のインストアは「ここぞ!」でしたので。)
交渉の結果の早帰り。渋谷到着は6時少し前の予定。なんとかライヴ間に合うかどうか…。
ところが!東京は朝からの大雪(って、雪国の方が見たら笑っちゃうぐらいの量なんだろうけども。)
昼前ぐらいは軽く吹雪いてて、悪天候でインストア中止になったりしたら…、と軽く心配したぐらい。
でもまあ、日曜日だったのがかえって幸いして、交通機関の乱れもそれほどのこともなく、夕方にはもう止んでてくれたし。むしろ電車空いてて、普段よりも通勤も移動も楽だったかもしれない。
しかも!さすがに雪のせいで、日曜日なのに終日来客数が少なかった職場。一日中ヒマで、ヒマで。
めずらしくマネージャー、「ちょっと早めだけどもう上がっていいよ。」!
おかげで思ってたよりも20分ぐらい早く着いちゃった渋谷。何が幸いするか、わかんないもんですよね。

5時40分ぐらいに渋谷タワレコ階段に。
お天気のせいなのかな、結構とびとびの整理番号のお客さんがポツポツと並んでた階段。6時、10分ぐらい前に開場。番号はそんなに良くなかったんだけど(100番台の後半)、するするとあっという間に入場できちゃって。
中の混み具合もその時点では、まだ全然。奥の方なんて本当にゆっくり。
当然コートも傘も荷物ももったままなので、真ん中を避けて奥の方に。小里さんの前、2列目ぐらいのあたり。ステージのカンペの文字まで、楽々見えちゃうぐらいのところ。
会場のモニターは「たよれる男」のPV。場内のSEは「東京虫BUGS」がそのまま。
ちょっと遅れめだったスタート。「ノークレーム」のあたりで注意事項のアナウンスがあり、「パーソナリティー~」のあたりで照明が落ちてライヴスタート。
このあたりの時間になると、遅れて会場に入ったお客さんでだいぶ混み合ってきたフロア。
なんか1ヵ月間があいただけで、ものすごく久しぶりに感じてしまう、メンバー勢揃いのコレクターズ。今日も素敵~!
さっきまで場内でかかっていたCDの続きをそのまま生で聴けたような「25歳のヘンリエッタへ」
最初からアコギのリーダー。どうせならこの流れのまま「スペース パイロット」聴きたいなあ、と思ってたんですが、さすがにそうは上手く行かない。
2曲目は「ミッドナイト ボートピープル」欲張りすぎてはいけませんね。
でも、2曲とも本当に素晴らしく!
アコースティックライヴで聴くリーダーの歌も本当に素晴らしいですが、やっぱりバンドで聴くのも良いのよね~!
座ってアコギ弾いてるコータローさんももちろん素敵!でもエレキ担いで暴れてるコータローさんはもっと素敵なんだもん!今日は右手にまだサポーター。大丈夫なのかしら?

「今日はまたねー、来るのやめようか、と思うほどコタツから出るのが辛かったよ。また、みんなこんな雪の中をよく来てくれてね~。」と集まったファンを労ってくれるリーダー。
「俺はもう明け方には気が付いてたよ。あまりの底冷えにね、窓の外見たらもう白かったもん。」とコータローさん。
「そうなんだ。俺は今日起きたの遅かったけど、もう起きた時には外真っ白で。ガキがそこら中に雪だるま…。すごかったねー。」

「えー、「東京虫BUGS」発売をきっかけに、コレクターズも新しいファンをガッと獲得しようとですね…。…ここから見渡すに、あまりそんな効果も大してなかったようにも見えますが…。いや、でもありがたいですよ。よくねー、20年も付き合ってくれてね。まあそれで、コータロー君と2人でね、札幌から、福岡まで、日本中のタワレコでインストアライヴやってきてね~。ねー、コータロー君。」
「ええ。だから今日、久しぶりに会うんだよね。どうも、よろしくね。」とステージのQちゃんとオリさんに挨拶しだす、コータローさん。
「ああ、これはどうも。今年もよろしくお願いします。」と、向きを直して2人に挨拶するリーダー。立ち上がって頭を下げるQちゃんと、笑いながら軽く会釈するオリさん。この辺がねー、なんともコレクターズの素敵なとこ
「どうでしたか?お正月は?」とQちゃんに尋ねるリーダー。
マイクないけど、「ええ、家族とゆっくりしてました。」と答えるQちゃん。「あー、家族とゆっくり。いいですねー。オリ君は?愛人とゆっくり?」
「…いろんな人と。」と笑いながら答える小里さん。

「コータロー君はどうしてたの?年越し?」
「俺ですか?もう寝てましたよ。」
「サウナで年越しじゃないの?豊島サウナの会は?」
「最近ねー、正月、なかなかやってないんですよ。サウナ。何年か前に行ったサウナがあまりにもキッタなくて、もう止めましたよ。」
「ふーん、営業してないんだ。でもさー、身体に悪そうだよね、サウナ。」
「心臓の負担、ものスゴイっすからね。俺は鍛えてますけど。」
「負荷掛けて鍛えてんだ。」と笑うリーダー。
「そう。ライヴでも心臓使いますからねー。」とコータローさん。
ドラムでは「使うんだ、心臓。ライヴで!」と(マイク無かったけど)豪快に笑ってたQちゃん。ミニライヴでもMCに手抜かりはありません。

「すごいからね、コータロー君は。このご時世にメンバーで唯一、花粉症じゃないんだから。
あのねー、昔、コータロー君とバイクでツルんで暴走族やってた時代にね、何故かコータロー君、都バスの後ろばっかり走りたがるんだよ。イヤじゃん。都バスの後ろ。排ガスすごいし。なのにコータロー君はすぐに都バスの後ろに行くの。それがねー、なんか鼻の粘膜、鍛えてるとか言うんだよ。」
「最近はねー、都バスも停まるとエンジン切るからね。鍛えられないよね。」とか言い出すコータローさん。
「地球に優しいけど、コータロー君には厳しいんだね。どうか、地球にちょっとぐらい厳しくてもいいから、コータロー君に親切にしてあげて欲しいよね。
皆さんも死なない程度に、都バスの後ろ行って鼻の粘膜鍛えてみたら…。まあ、今日は「今の時代に花粉症じゃない男」、たっぷり見てってください。」とリーダー。

ライヴは「たよれる男」「TOUGH」「東京虫BUGS」と、もうそれは大サービス
いいのかな~、CD買ったぐらいでこんなライヴ見られちゃうなんて!もったいないぐらい。本当にサービス良すぎですって!
本気でレギュラーライヴとなんの遜色も無い、素晴らしいライヴ。アンコールかけたいぐらいだったけど、その後にまだあるお楽しみ、「チェキ大会」
メンバーと5ショットで1人ずつ撮影会ですよ。本当にサービス凄過ぎます、日本ロック界の重鎮が。もう申し訳ないぐらいです。

ライヴ後でお疲れなのに、辛抱強くファンのひとりひとりに「ありがとう」と声をかけてくださいながらフレームに納まるメンバー。
ずらりと並んで順番を待つ、ファンの皆さん。
自分の順番が近づくに連れて、嬉しいんだけど、平常心さえ保てなくなりそうなほど緊張してた私。
両脇に座る加藤さんとコータローさんを、鑑賞する余裕なんてこれっぽっちもありません。もう、お礼もそこそこに逃げるように立ち上がり、手と足が一緒に出ないようにその場を離れるのがやっと…

撮っていただいたチェキには穏やかに微笑むメンバーと、悲しいほどに引き攣ってる私。ああ

でもねー、楽しかったです。最高に

ひ、ひゃあ~!

2008-02-04 | LIVE M
ひゃあ~
びっくり~!

えーと、まずはちょっと落ち着け、私。


昨日は東京でも結構な雪が降っていました。朝起きたらもう積もってるんだもん。
なんでこんな予定がいろいろと入っている日に限って…

朝、決死の覚悟で出勤。でも日曜日だったせいか、駅も道路も空いてて、電車運行にもそれほどの支障もなく、いつもよりもむしろ早い時間に出勤しちゃいました…
職場はさすがにヒマ。来客数がやっぱり少なかったので。会社でボーッとして過ごしてました。

で、また本日もマネージャーを拝み倒しての早帰り!渋谷タワレコでコレクターズのインストアライヴ!
…まあ、仕方ないんだけど、本当にコレクターズ関係のライヴは、土日に休めない職種の私にとっては結構キツイ。(とか言って、結局どーにかして行っちゃうんだけども…)始まる時間が早いので、どうしても仕事早退しないと間に合わないしねぇ。そのうち首がとぶんじゃないかと、最近ちょっと心配です…。
もちろん!それはそれは楽しかったのです~
時間は短かったけど、充実のミニライヴと撮影会。
ま、その話はまた別に。

今日の本題。
昨日のインストアの余韻からもまだ覚められず、撮っていただいた写真(チェキのヤツね。)眺めてぼやーっと過ごしてた本日は、仕事もお休み。
玄関のチャイムが…。
誰だろう?寒いから出るの面倒くさい…。でも繰り返し鳴るチャイム。
「郵便局ですー!書留ですー!」

届いたのはチケット。ヴィンテージロックから!あー、スピッツのNHKホール2日目分ね~。
先日届いた、オンライン会員先行分の1日目分は、なんと3階席…
会費、いっぱい払ってるのになぁ。しかも年払いで。なのに3階かぁ。
まあ、行きたくてもチケ取れずに諦める人だっているんだから、これ以上贅沢言っちゃいけないよね。行けるだけ、聴けるだけで良しとしよう。
ヴィンテージの分もあんまり期待しちゃ、ダメだよね…。せめて1階の席だったらいいのになあ。NHKホール、広いもんなあ…
恐る恐る開けた封筒から出てきたチケット。

1階、P1列。Pぃ?Pって?オーケストラピット!P1列って!
最前列じゃ~ん
真ん中よりちょっとタムラ君寄り!
やったー初めてだもん~!NHKホール、最前列!ファン歴14年目にして、初めての最前列~!(ホント、クジ運がないんで、私。)
あー、2月の初めにして、もう今年のluckyはもう全部使い尽くしちゃった気がする。
間違いじゃないよね。チケに私の名前、印刷してあるもんね!
チケット見るたびに手のひら汗でびっしょり
ああ、シアワセ

1/13 新宿タワーレコードインストアライヴ&サイン会 THE COLLECTORS

2008-02-02 | LIVE M
日曜日…。
ホントにマジで、シャレにならないほど仕事の忙しい時期。
休んでいられるような状況ではなかったんですが…
年休、取りました。だってー、まだ使いきれない年休がいっぱい残ってるんだもん!
いいじゃん!1日ぐらい!
振り替えて休日出勤しますから~!人の足りないシフト、すぐに代わって入りますから~!
またもや、同僚に迷惑かけてます…。

結構、年中行ってる新宿タワーレコード。
わりと早い日付でCD予約してたので、整理番号は30番台。
整列の始まる1時半少し前にFlagsに。
エスカレーターで上階へ上がっていくと、もうすでに6階の手前ぐらいから漏れて聴こえてきてたあの歌声。ああ、こんなところで聴いてても良い声だな~、加藤さん…。リハ、もう始まってるんだ。
歌声が豊か過ぎて、もう漏れ放題!も、勿体ないです~!
7階に着いて、しばらくちょっと遠目にリハを見学。
ライヴでまだ聴いたことの無い「スペース パイロット」もリハで初の拝聴。はー、ため息が出ちゃう…。

1時半、リハを終えて控室へ戻る加藤さんとコータローさん。
スタッフさんの誘導で階段に整列する参加者の皆さん。
ほぼ時間通りに開始のアコースティックミニライヴ。
しっかりお召し代えを済まされて、ステージに戻られるリーダー。今日もお洒落で素敵です~。
新宿店のインストアは売り場の中だし、参加券持って無くても見れるしで、そうは広くないイベントスペースはもう後ろまで人でぎっしり。
番号が良かったので柵の前の2番目の列、加藤さんの左手側。目の前に、アコギ持って並んで腰掛けるおふたりの全身がもう足の先まで!ああ、素敵!

「今日は、…売る気、満々です!通りすがりのコブクロファンに捧げます。CD買ってください!」と、高らかな加藤さんの宣言で始まったミニライヴ。
「…ところでコータロー君。コブクロだったら、どっちになりたい?」
「う~ん。小さい方かな~。」とコータローさん。
「偶然だねぇ。俺も小さい方なんだよ~。気が合うね~。じゃあさ、B’Zだったらどっち?」
「B’Z?そうだなー、どちらかと言えば、…ギター持ってない方かな。」
「やっぱり気が合うね~。俺もギター持ってない方なんだよ。さすがに元夫婦(?)だけあるよね。俺たち。」

曲は「25歳のヘンリエッタへ」
440で聴いた時も思ったけど、本当にアコースティックギターの音色が美しく映える曲。バンドで聴くのもとても待ち遠しい~!

「昨日、仙台でインストアやって来てね。ジャンケン大会でプレゼントがあったんだけど。…全然、ファンでもなんでもない通りがかりのオバさんが勝っちゃってね。なんか本物のファンに向かって「これ、いる?」とかやっててさ。もう、チョキがこう(親指と人差し指でつくるヤツ)なんだもん…。
じゃあ、次の曲はそのオバさんに…。」
「いや、あのオバさん、お金ありそうだったよ。」とコータローさん。
「そうか。じゃ、あのオバさんのダンナに捧げます…。
…ところで、コータロー君。ホリエモンと村上ファンドなら、どっちがワルだと思う?」
「ホリエモンはさー、○○(ちょっと自主規制)じゃん?やっぱ、ファンドの方が本物じゃない?」
「やっぱなー、そうだよなー。」
とか言いながらの「ミッドナイト ボートピープル」

「…でもさ、昔はさー、インストアに行っても「THE WHO」とか「KINKS」とかばっかり歌ってた俺たちが、こうしてちゃんと営業するようになったもんね。スゴイよね、コータロー君。」
「時間、かかったね。」と笑うコータローさん。
「なー、20年かかったもんね。」と笑顔で答えるリーダー。
最後の曲は「スペース パイロット」
なんかもう涙が出そう…。

3曲だけのミニライヴが終わり、お客さん全員参加のジャンケン大会。
プレゼントはロンズデイルとのコラボTシャツ、3名様。
「原宿から撤退で、もう貴重品ですから、ロンズデイル」と加藤さん。
最初の1枚はものすごく後方にいらした(たぶん参加券もってない)オジ様に当たり。
「ああ、やっぱり…。でも、どうぞこれを機会にコレクターズ、聴いてくださいね。よろしかったら。」と、営業に徹するリーダー。ご立派です。
2枚目もとても後方のお客さんに…。
3枚目でやっと前方にいらしたお嬢さんが勝ち取りました。「ついに、ファンの手に!」とご自分でTシャツを渡されるリーダー。
でも、本当にコレクターズのファンって、ジャンケンに弱いんですかね~。それとも加藤さんとコータローさんがジャンケンに強すぎるのか?最後に無事にファンの方に当たって良かったです。

その後はステージに机を運び込み、お二人によるサイン会。
これは参加券とCDのジャケがないと戴けないんですが、その場での購入でもOK。かなり急遽買っていらしたお客さんもいたみたいです。
結構な人数が並んでましたが、一枚ずつ丁寧に、ひとりずつに少しずつ声を掛けてくださいながらのサインと握手。
ホントにひと言ずつですけど直接お2人と言葉をかわして、暖かい大きな手のひらでがっちりと握手していただいてきました

1月から良い事ばっかり続くな~。シアワセ~
今年は、いい年になりそうですよ!


1/12 「LOOKING FOR THE LOST TEARDROPS TOUR FINAL!」

2008-02-01 | LIVE M
たった3日前、リキッドで見てきたばかりのThe Birthday。
ついに日本武道館!
前に1回ぐらいやってるのかと思ってたんだけど、意外なことにチバさんもキャリア初の武道館なんだそうで。(ご幼少の砌にバイオリンの発表会で出たことがあるそうですけどね。)
武道館のライヴは本当は好きじゃないんだけど…、それじゃあもう、行かないワケには…、ねえ?

3日前のリキッドのライヴがあんまり素晴らしかったので、楽しみで楽しみで朝からそわそわ。
…実はその間にも、とびっきりにものすごいHAPPYなサプライズにも遭遇しちゃって(それは、ここには書けない。とてもじゃないけど書く訳にはいかない。でも、シアワセ~)、もう今年はお正月から良い事づくしなの~!

土曜日なので、もちろん仕事。定時に退社。武道館は近いから便利。
南スタンド1階の席。同行者とは席での待ち合わせで。
ライヴ開始時間直前に自分の席へと。いや~、やっぱりデカイよね~、武道館。普段ライヴハウスばっかり行ってるとね、なおさらスゴイ!人でいっぱいだ~!
モニターヴィジョンみたいなのは無し。リキッドに比べたら遠いなぁ…、ステージ。念のために持っていったお芝居用の双眼鏡を使って、やっとステージの人の顔が見えるぐらい。
ライヴの後援がフジテレビ。ライヴDVDも発売の予定で場内はたくさんのカメラも。…また、買っちゃうんだろうなー、私、DVD。

予定時間を少し過ぎて、いつものSEが鳴り響く武道館。総立ちで熱狂するオーディエンス!
でもステージに現れたThe Birthdayは、武道館だろうと何処だろうと、まったくいつもと同じたたずまい。
リキッドの時とまったく同じ「…hello!」とチバさんのひと声で火蓋の切られたライヴ。
少し意外な「タランチュラ」始まり。「LUST~」とセンチメンタルなバラードが続き熱い武道館を潤していく…
今日もただ圧巻としか言い様の無い「LOVERS」のシャウト。早くもThe Birthdayによって完全に制圧された場内。なんて心地良い。なんて物凄い!
固唾を呑むように曲に聴き入っていたオーディエンス。曲が終ってひと息ついてから、場内のあちこちから聞こえてきた、「スゲェ!」「スゲぇ!」の感嘆の声と嵐のような拍手…。
美しく切なく優しい「ALRIGHT」が武道館の空間に融けていく…。ああ、涙が出る…。

今日はチバさんが「あけまして、おめでとう…。」
「ああっ!先に言われたっ!」とキュウちゃん。

初めてライヴで聴く「WONDERFUL AMAZING WORLD」シビレた~!
ライヴは後半になるに連れて、加速を増す曲がどんどん続き、もう息つく暇もない!凄まじいほどのドライヴ感!
「NIGHT LINE」「プレスファクトリー」「メキシコ~」「アリシア」
距離があるんだから、今日は冷静に…、なんて、とてもじゃないけど無理!最高~!
そして本編ラスト「KAMINARI TODAY」
胸を掻き毟られるように響くチバさんの歌声、切ない歌詞…
「俺たちは変わったのかな 仕方ねえって 言い始めて…」
私はたぶん、チバさんの書く、思いがけないほど優しい、ドライにセンチメンタルでドラマティックな歌詞がとっても大好きなんです…。本当に。
もう、涙止まらない…。

猛烈で熱烈なアンコール!
曲は「STUPID」「NUDE RIDER」「45CLUB」!!!もう最高!

さらに嬉しいダブルアンコール。
WHITE FALCONにギターを持ち替えてマイクに向かった、チバユウスケ。
武道館、ラストの曲は「ハレルヤ」
頭の芯まで、心の底まで、痺れるような

…凄い、本当に凄いライヴでした。
これで、「ハレルヤ」の後に「オリーヴ」が聴けたなら…。…いや、それは贅沢すぎ、欲張りすぎかなぁ。
5月にはまた、ショートサーキットツアーが!チケット、取れるかなあ。心配…