雑記 夜更かしの毎日

働く主婦の日々のこと。
大好きなお芝居や音楽、その他もろもろ。

今ごろ…、ハチミツとクローバー

2007-07-27 | Weblog
先日、仕事帰りにサービスデイのツタヤに寄り道。

ふと目に付いたDVD,「ハチミツとクローバー」映画版。
そー言えば、まだ見てなかったっけ。
去年、映画館に見に行くつもりだったのに、機会を逃してしまって。ロフトのライブで「魔法のコトバ」、生で聴けちゃったので、それでもうなんか満足しちゃったんだ…

来週は新曲の発売で、久しぶりの大プロモーション週間になるスピッツ。ちょうどいいから見てみようと、DVDをレンタルしてきました。

そしたら…、これが原作のイメージを損ねない、さわやかな良い映画で
原作のコミック読んでるから、もちろんストーリーもこの先がどうなるかもよくわかってるんだけど、充分に楽しめた。
キャストの雰囲気がとっても良かったなぁ。
伊勢谷友介さんの森田は素敵もちろん、はぐちゃんがどうなるのかはコミックで知ってるけれど。この森田なら、ねぇ~
でも、花本先生の堺雅人さんもいいんだな~。大人の魅力ね

なんとなく後ろから見ていたらしいウチの主人(大学は芸術学部、油絵科)、「こんなにコギレイなヤツばっかりいないって。」とぽつり。そりゃ、そうだろうけど…

映画のラストに合わせて聴いた「魔法のコトバ」は、また格別でした。来月のライヴでまた聴けるかな~。楽しみだなぁ

なんて考えてたら、スピッツベルゲン恒例のサマー・グリーティングが、今日ポストに届いてました。

ほらね。
引き合ってる、絶対そう!

7/17 「歌の翼にキミを乗せ」 ~ロクサーヌに捧げるハイネの詩~ 新国立劇場

2007-07-26 | LIVE S
初めて行った新国立劇場。
初台駅直結、オペラシティの中、と聞いていたので、初台の駅まで行けばなんとかなるだろうと良く調べもせずにとにかく行ってみる。
なんか贅沢なつくりで、バブリーなオペラシティ。
エントランスやら、噴水(?)やらとにかくいっぱいあって、案内図がわかりにくい。黒を基調にした建物に、どこもかしこも薄暗い間接照明。劇場に直結した出口もあったのに(気付いたのは帰るときになってから)、違う方の出口から出てしまったので、コンサートホールに行き着いてしまい、しばらくうろうろ。
あー、面倒くさい、ここ。
なんとか人の流れていく方について行き、やっと国立劇場へ。
地下にある小劇場も、キレイでなんとなくセレブな造り。バルコニー席とか、小ぶりなコクーンみたいな感じかな~
チケット代もS席で7500円。ちょっと高いよねー。

無事に開演前に自分の席に。やや後ろのセンターブロック。客席の傾斜は緩めなので前に背の高い方が座ると少々キツイ…。
今回はちょっと残念な席だったかな

恋愛小説の古典「シラノ・ド・ベルジュラック」を太平洋戦争下のテニアン島に置き換えた舞台設定。
やっぱり、所々無理な感じは受けたかも。それに主題が悲恋の方なのか、戦争の悲惨さなのか少しどっち付かずになってしまった印象だったかな。
その辺は、ちょっとだけ残念…

役者さんたちの熱演は素敵でしたよ~。
これが初舞台、観月ありささんの抜群のスタイルの良さ!もう、顔がとにかく小さいし。背はすごく高いのに、首とか肩とかとっても細くてやっぱり綺麗。
歌を歌うシーンも多いんだけど、声もとても綺麗で素敵でした。
テレビではお馴染みの西村雅彦さんも、舞台でも抜群の存在感で。姿勢がよくて、舞台栄えの良い美しい立ち姿。セリフ回しの上手さ、明瞭さも、さすがの貫禄!
西村さんの胸を借りての大熱演、安田顕さんは笑わせるシーンに感動のシーンに、見せ場がたっぷり。前回のNACSの舞台ではお爺さんの役だった安田さん。今回はちょっと痩せられたのか、髪も短くさっぱりした美青年ぶりでした。

劇場も出演者も豪華。でもこのチケ代、やっぱり少し高かったかな~

7/16 「歌姫」 東京セレソンDX シアターサンモール

2007-07-26 | LIVE S
芝居ばっかり観に行ってる今月。この日は地下鉄を乗り継いで新宿御苑まで。
シアターサンモールは、結構いつも良い座席に当たるのでいろいろといい思い出のある場所。
中でも、あれは何年前になるのかな~、もう5,6年前ぐらいかな?ラーメンズの「ATOM」、最前列で2回観た。普通にローソンの先行で予約して、2日分とも最前列。何かの間違いじゃないかと思ったぐらい。
今回はぴあのプレリザーブで取ったD列のセンター。4列目だ!と喜んで行ってみると、A・B列のシートは撤去されていて、実際は2列目!
今回もとっても良い席でした~。幸せ!

テレビドラマの脚本等でも有名なサタケミキオさんが作・演出・主宰を務められる東京セレソンDX。
芸能人や著名人にもファンが多くて、連日いろいろな方が観劇に訪れているとか。
サタケミキオさん、役者として出演する時には、宅間孝行さんを名乗られます。当然「歌姫」も、宅間さんの作・演出・主演。
本当に素敵な役者さんなんですよ、宅間さん

「歌姫」の舞台はようやく戦争の傷跡も癒えてきた、昭和30年代の土佐の高知。
ある家族が経営する田舎の映画館には、戦争で負った怪我の後遺症で過去の記憶をなくした特攻くずれの男が住み込みで働いている。
彼がこの家に住むようになった時に9歳だった劇場主の末娘はその後10年の間、心密かにひたむきな思いをずっと彼に寄せていて…

再演とはいえ、まだ公演中なのでこれくらいで…

この登場人物、このシュチュエーションでお話を作りなさい、って言われたら、たぶん大抵は誰でもこういう話を思いつくんだろうな、と思うぐらい、奇をてらうことのない、とても素直でストレートなストーリー。
それがどうしてこれほどまでに、感動で観る人の心を揺さぶるのか。
役者さんたちの表情のひとつひとつ、セリフに潜ませた感情、なにげないしぐさやふと漏らす小さな呼吸までがすべて意味をつなげて、こちらの気持ちの中に染み込んでくると、もうダメ…
もう、泣けて泣けて、後から後から堪えても堪えても涙がこぼれて

本当に素晴らしい感動の舞台
ハッピーエンド、ではないんだけど、これ以上ない優しい結末の予感に心温まるラストシーン。幸せな余韻がまた、どうしようもなく涙を誘う。
もう、泣きすぎで顔もアンケート用紙もぐちゃぐちゃ。
これから観に行かれる方は、必ずハンカチ(タオルなら、なお可)をお忘れなき様。もう終盤は劇場内、すすり泣きの嵐でしたから。

これ、なんとしてももう1回観たい!
劇場のチケットブースでは、500円引きの前売り券がまだ販売中。その場で手が出そうになるのを必死で堪えてともかく帰宅。
後日、なんとか仕事の休みを調整して、もう1回分のチケットを無事に購入。これねー、ぜひ娘にも見せたかったので、今度は娘も連れて行きます。
次回も席はD列!また、たっぷり泣いてきますとも

詳しい感想とかは、またその後で。
楽しみだな~

7/11 「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」 演劇集団キャラメルボックス

2007-07-25 | LIVE S
…、と言う訳で(どんな訳だか…。まあ、以前の記事からお察しください。)、私にしてはめずらしく久しぶりなキャラメルボックス。(普段、もっと毒々しかったり、生々しかったりする芝居を好物としているので。)
今回が再々演になるのかな、「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」

脚本の完成度も高く、そりゃもう日本屈指の有名劇団の本公演。もうなんかすでに、文句のつけどころなんて見当たらない、ゆっくりのんびり楽しめる舞台でした。
主演のほしみ役、高部あいちゃんは、美少女クラブの出身。今回が初舞台だそう。
多少セリフが甲高めの一本調子な感じは否めないけど、それを補って余りある一生懸命さに好感。可愛らしいほしみちゃんでした。

幸せの青い鳥はいつだって手の届く場所にいて。
でもそれにやっと気が付くのは、鳥が飛び去ってしまってから…
普遍的なテーマが主題なだけに、すべてがラストシーンの感動につながって行く、丁寧な作りのお芝居はやっぱり流石!
ラストを飾る小田和正さんのテーマソングが劇場中に染み渡っていくような、悲しいのに優しい素敵な舞台でした。

前説では、恒例の加藤さんによる携帯電話チェック。あれ、本当に素晴らしい!他の劇団もみんなやればいいのに。
本当に上演中、携帯鳴らす人って結構いるからね。
まあ、前説が似合わない芝居も多いんだけど…

今回、水曜日の昼公演の後にはアフタートークもあり。この日は脚本・演出を担当される、成井豊さんのお話が聞けました。
成井さん、「誰も残ってくれなかったらどうしよう」と舞台袖で心配していたそうですが、客席は8割ぐらいが居残ってましたかね~
そのせいなのか、成井さんのトークはサービス満点!「今日来て良かった、と思ってもらえるように…」とおっしゃっていられた通りに、「ここだけの話」が満載!
初演時、もう稽古が始まっているのに脚本が書けず、稽古に来た劇団員にその場でエチュードを演じてもらい、役者さん達と話し合いながらなんとか脚本をまとめたお話とか。
だから「カレッジ~」には初演に出演された上川達也さん(加藤さんによると、「まだ、ウチの劇団員らしい…」とのこと)らがエチュードから生み出したセリフが、いまだにそのままで残っている部分もあるんだとか。
「もう、困り果てて、「なぁ、その手紙さぁ、なんて書いてあったと思う?」って役者に聞いちゃったぐらいだもん。それを夜に稽古が終ってから、脚本に書いていったの…。本当に大変だったなぁ。」と成井さん。

「今回、古株の役者が出てなくて、若手が出演してるように見えるんだけど。初演時の役者たちの当時の年齢と比べても、全然若くないんだよ、出演者。その点を考慮して6分、今回芝居をカットしたんだけどさー。結局上演時間は、縮まってないの。まったく同じ1時間46分…。でも、今回の方が役者の実年齢が役に近づいてるんだよね~。」
舞台装置のお話とか、いろいろと楽しい秘密も教えていただいて大満足。

終演後のロビーも出演者の方や劇団員の方が、お客さんのお見送りやら物販のお手伝いやらしていらして、やたらとアットホームな雰囲気。
すっかり暖かい気分になって帰宅。楽しかったな~

キサラギ

2007-07-25 | MOVIE
_映画「キサラギ」オフィシャルサイト_

前にも書いたけど、池袋にお芝居を観に行った11日、ちょうど時間が空いたので。見たかった映画も1本。
シネリーブルで公開中、「キサラギ」

これが、ものすごく面白かったの

自殺してしまった、あまりパッとしなかったアイドル、「如月ミキ」の一周忌。
彼女のファンサイトで知り合った5人のファンが、追悼のオフ会を開催。サイトの管理人を務める「家元」の用意した部屋で初めて顔を合わせた5人。
彼女の思い出を語り合う内に、自殺とされていた彼女の最後に疑問が…

なにしろ、脚本の出来がとても良い!
とっても面白いのに少しの破綻もなく、本当に良く出来たパズルの種明かしを見ているかのよう。
劇中に登場するアイテムや、登場人物のセリフや行動が見事な伏線となって、ストーリーがぴったりと進行していくのが、もう快感

ひとつの部屋の中だけ、5人の登場人物の会話と回想だけで成り立つ、文字通りの「ハートフル・ワンシチュエーション・サスペンス」
大掛かりなセットもロケもCGも、莫大な予算がなくても、面白い映画は作れちゃうって言う良い見本みたいな…

主演の5人のキャスティングは、文句なくお見事!
面白かった~


さぁ、どうしよう…

2007-07-25 | Weblog
ちょっと忙しいとすぐに更新滞っちゃって…。

来月はともかく、観たい芝居や行きたいライヴがたくさん。それに合わせて休みを取るのに、今のうちに頑張って仕事してます。ちょっと、キツい。
ま、お盆過ぎ、8月の中旬以降は勤め先もヒマになるので、少しまとめて休みがもらえそうだし、それを楽しみにガマンガマン。

たまっちゃった日記もぼちぼちと書き足さなきゃ。

立て込んでます!

2007-07-17 | Weblog
仕事は、まあまあ程度の忙しさなんですけど…。

趣味の方が、いろいろと

昨日は、シアターサンモールで東京セレソンDX「歌姫」、今日はこれから新国立劇場にて「歌の翼にキミを乗せ ロクサーヌに捧げるハイネの詩」観劇に行ってまいります。

先週観たキャラメルボックスのレポもまだ書いてないのに…。
また、書きたいことがたまってしまってます。

あー、でもセレソンDXは本当に良かった~
涙なくしては観れない舞台。
すっかりひとめ惚れだもん、太郎さんに
なんとかもう1回観たい、「歌姫」。後で自分の首を絞めると重々承知しながら、今、仕事の休みを調整中。
またこれで、観劇貧乏…。いいの、楽しいから!

あ、来月のライヴのチケ代もまだ払ってないや!9,000円借りっぱなし!すいません!今週中に払いに行きますから~!

今年の夏は

2007-07-14 | LIVE M
ちょっとツキがあるのかも…

スピッツ結成20周年祭り ZeppTokyo 
イベンター先行でチケット確保しました!

これでここ数年続いてる、「ひと夏に1回はスピッツライヴ」、今年も無事に達成できそうです。あ~、よかった~!

当選したのは8月20日分。あと、1か月と少し。
もうすぐ新しいシングルも発売されるし、楽しみだな~

…アルバムは、いつ出るんだろ。そろそろ発表があってもいい頃なのに。

私の昨日

2007-07-12 | Weblog
ざっと、昨日7月11日の私の行動記録。

朝10時過ぎ、池袋東武のチケットぴあにて「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」のチケット購入。…ハーフ・プライスで。
今月、来月、ライヴ関係がものすごく立て込んでて、ちょっと懐が寂しくて。3000円でサンシャイン劇場のお芝居が観れちゃうのは、すごく嬉しい

隣接するメトロポリタンプラザへ移動。シネリーブル池袋で映画「キサラギ」。
レディースデイだったので、朝1回目の上映も、結構混雑してました。
「キサラギ」、面白かった!詳しくは、また別に書きます。そのうちに。

お腹が空いたし、お昼は何を食べようか悩む。
結局、東武のスパイスにある、北海道の有名ラーメン店「すみれ」で煮たまご入り味噌ラーメンを。
1年間の期間限定出店だった「すみれ」。好評につき、とのことで期間を延長して営業していたそうですが、ついに来月で閉店が決定しているとか。
東京で「すみれ」のラーメンを食べるなら、今のうちですよ。

ぽこぽこと歩いてサンシャインに移動。
サンシャイン劇場で、演劇集団キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」観劇。本日は、終演後にアフタートークもありました。
とっても面白く、興味深い成井豊さんのお話も聞けましたよ。
この話もまた後ほど…

帰りがけ、以外と混んでなかったので(六本木はね~)、「コールド・ストーン・クリーマリー」でアイスクリーム。今日は「ロマンシング ザ チーズケーキ」(すごい名前!)

…ヤバイな。ラーメンにアイスクリームまで
でも、美味しかった

「石田ショーキチさんの新曲も…」

2007-07-11 | Weblog
先月の24日、ライヴの興奮で寝付けずに夜中にずーっとネット眺めてて、解禁になったばかりのスピッツの夏のイベントの記事を見つけて、さらに興奮してた話は前にも書きましたが…

その時には、あまりにタイムリー過ぎた気がして書かなかったのですが、もうひとつどーしても引っかかる記事があったんですよ。
かの演劇集団キャラメルボックスの加藤さんのブログ、「加藤の今日」
6月24日の記事には、初日の近づいた公演「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」の劇中音楽のレコーディングの話が出てくるんですが、その最後の一行。

「……石田ショーキチさんの新曲もお借りすることが~」

…えっ?新曲?どれ?

まぁ、心当たりがまったくないわけじやないけれど。
もしかしたら、もしかして?いや、そんなはずはないだろうし…
他ならぬ加藤さんの依頼ならありえなくもないかも。

キャラメルの公演用公式ページにも、主題歌は小田和正さんとしか書いてないし。
石田さんのオフィシャルにも楽曲提供とかの記事は見当たらないし。

もう、自分で確かめてくるか!
ってわけで、本日観て来ちゃいました。「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」
どんだけぶりだかも、自分ですらよくわかんないぐらい久し振りのキャラメルボックス。
私を釣り上げるのに、これ以上の撒き餌はないです!まんまと誘き出されて小雨の中、サンシャイン劇場まで行って来ました。

開演前のロビーでは加藤さんが、キャラメルボックス使用曲のリクエストに答えるDJブースで熱烈実況中!
もちろんスクーデリアの曲もかかってて、「ショーキチさん。ソロアルバム、楽しみですね~!」と相変わらずの石田マニアぶりを披露してました、加藤さん。

でー、今日は一日、サンシャインあたりをうろうろして過ごしてたんですが、観劇レポも含めて長くなりそうなんでまた後日。

あ!結論だけ先に。
劇中で使用されてたのは「BLACK BIRD」でした。やっぱり。
お芝居が緊迫する一場面で、2回連続回しでかかります。
セリフとの兼ね合いもあるので、歌詞がちゃんと聞き取れる、ってほどではないですが、劇場に爆音で鳴り響くあのイントロ、かなーりカッコ良いですよ