悠太郎は開明軒の階段の修理を自ら申し出る。 コンクリを使ったり、手すりをつけたり
夜も作業を続ける悠太郎。 悠太郎は母親を火事で亡くした。
密集した木造住宅で逃げ場を失って亡くなった。 だから悠太郎は安全な街づくりと
いうのが夢なのだ。この階段の修理はその一歩だと私は感じた。
め以子は自分の夢について考え込む、桜子も民子も夢はある。
しかし自分にはない。 宮本先生は包丁研ぎのたとえを話しながら、め以子の
悠太郎に納豆を食べさせたいという気持ちを思い出させた。
いい先生だねめ以子。
一方、悠太郎は階段で怪我をしたのが帝大の先輩で工学の専門家だと知る。
悠太郎は竹元の講義で竹元に興味を持ったようだ。